スーパービバホームでカーボンブラシを購入できた。
早速ブラシホルダに入れようとするが入らない。既に分かっているようにブラシホルダの片側が変形しているのだ。
そもそも、ブラシホルダにかなりの熱を持った様子が有り、アーマチャアもコイル保護の樹脂がちょっと普通でないように見える。
おそらく何かの原因で発熱した経歴があるのだろう。
ホルダの形を整え、ブラシを入れて回して見ると、回るが遅い。
そしてブラシ付近がかなり発熱する。
この時点で考えられることは、
・機構部分の異常による過負荷
・アーマチュアのコイルの短絡
あたりだろうか。
しかし、機構部分は軽く回る。
すると、アーマチュアの異常だろう。
コミュテーターの端子間の抵抗を図るとすべて0Ω。
普通は数Ωあるので、短絡で発熱しているのだろう。
なお、手元にあるリョービの丸のこのアーマチャアの予備部品で確認すると、やはり数Ωあった。
↑アーマチュアの正常品
↑
ジャンクDH18DSLのアーマチュア
コミュテーターはあっという間に真っ黒になり、樹脂の様子もおかしい。色が過熱で真っ黒になり、溶け出してきたように見える(エポキシは熱硬化樹脂とは言えある程度までは熱で柔らかくなる)。
部品番号 360809
部品代
モノタロウ 通常売価 税込¥5,819
そこそこ大物が駄目だったか。
巻き線のまき直しも不可能ではないが、結構な手間だ。経験も無いので確実とは言いがたい(ちょっとやってみたいw)。
取りあえず近所の金物店に問い合わせ。
モノタロウの電動工具10%引きは昨日だったotz
追記:
どうもDH18DSLとDH14DSLはアーマチャアのレアショートが多いらしい。部品が改善されていれば良いのだが。
なお、スピードコントロールも不具合があるらしく、対応を検討中。
追記:
メルカリにDH14DSLのアーマチュア焼けで、アーマチュアの部品取りにしようとして購入したというジャンクが、肝心の部品が使えないと言うことで格安で出品されていた。やはりこの個体もアーマチュアが焼けていたとか。他の部品は正常とのことで少し値下げしてもらい購入した。取りあえず電気系統は完全正常化がなりそう。
追記:
アーマチュアを詳細に見ているが、熱で溶けてコミュテーター付近に集まってきた樹脂が炭化すらしている。この熱では銅線の被覆も保たず、短絡してしまったのだろう。
しかし、そもそもなぜそこまで発熱したか。
このDH14DSL/DH18DSLはアーマチュアの短絡が多すぎるようだ。ハンマードリルという振動の多い工具に使われているからかも知れないが、ちょっと多すぎるようだ。アーマチュアに製造上の問題がありそうに思える。
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修理・レストア | 日記
Posted at
2022/11/05 19:07:54