うっかり1円で落札したマキタ電気カンナ1805NSP。
替刃式の現行モデルだ。
ただし、これ自体はその早い時期のモデルで、水がかかるところで放置されていたらしく、状態はあまりよくない。
裏面の腐蝕がひどく、アルミと鉄ネジの間で電触固着したネジが3本あった。
他のレストアが一段落したので手をつけ始めた。
こいつはカンナ台にするつもり。
固着したネジは削り取るしかなかったが、鉄の細いM4ネジだけを削ることが難しく、結局大きく削って強力なパテでネジ穴を作って埋めて、最低限の強度を確保した。大きなトルクがかかるところではないので恐らく充分機能する。
分解を進めてベアリング交換を始めたが、モーター側はともかくドラム側のベアリングの取り外しが困難だ。
ドラムにベアリングが接していて、普通のベアリングプーラーの爪が入らない。
自分は上の写真のようなベアリングセパレーターを持っているので、爪を食い込ませて12tプレスも使いながらなんとか外したが、なければベアリングを破壊するしかないかも知れない。
1804の時も交換したが、少なくとも片側はドラムは爪が細いプーラーなら入った。
1804の前歴でベアリング交換をした際に少し間を開けたのか、あるいは1805Nに替刃モデルNSPを追加したときにドラムも変更されているようなので、その差なのかもしれない。
交換後はこんな状態。
ベアリングは6201と6200が2つずつ。手持ち在庫を使った。比較的良く使うのでストックに追加注文をした。
このまま組み立ててお終いでもいいのだけれど、アルミハウジングの腐蝕と塗装はげ、鉄部品のサビもあるので、全部塗装しようと思っている。
今回は白かな。
銘板は外さずにマスキングで行こうかとも。結構手抜き。
追記:
モーターのプーリーは左ネジ。
ドラムのプーリーは右ネジ。
ドラムのプーリーがさびて固着していて、どっちに回せばいいのかわからなくて困った。
追記:
刃は、先日は替刃はリバーシブルで逆側がつかえそうだと思ったが、結構サビで微小な欠けがある。
研ぐのは難しいし、諦めて買うか。
155mmなので結構高い。
ブログ一覧 |
修理・レストア | 日記
Posted at
2024/03/04 12:06:10