2024年11月23日
auひかりはダメだった話
1.まずは現況
現在、当家はBフレッツ回線で、ASAHIネットの光契約になっている。
私が何年もかけて交渉を重ね、散々苦労してつないだLANタイプ(Cat5eによるイーサネット配線)で、100Mbps近い速度になっている。
VDSLだと50Mbps程度なのでこれだけ出ていれば、かなりいい方だった。
2.auひかりのG.fastがやって来た
最近、auひかりでG.fastの設備が入ったとあり、いくつかの業者からチラシが投げ込まれていた。
うまくすれば300~400Mbps程度の速度が望める。
これを見て、近所の人がフレッツ回線を捨ててこれにすればフレッツ回線はいらなくなるようなことを言い始め、私が散々苦労して何年もかけて高品質回線を引いたのを知っているのにずいぶんな言い方だなあと思った。
ただ、auひかりになればUQの契約もあるので安くなる。これで速度が出るのであればメリットは大きいと思い、試してみた。
3.結果は…
契約を結び、電話回線に通信信号を重畳させる工事を行い、リンクを確認。
速度を測ると、もっとも条件がいい住戸引き込み前の電話回線で50Mbps。
サポートに問い合わせるとまだ信号が届いていないためかもしれないので数日待てとのこと。
数日待ってみるとやはりダメ。
再度サポートに問い合わせると
「Gモードになっているのに、エラーはない。おかしい。」
と固まっている。
結局保守の方に依頼をかけるとのこと。
で、私が休みの日に来てもらい、私も一緒に回ってMDF室から中継盤、自宅前と3カ所で確認してもらったが、MDF室ではGモード490Mbps、MDF室から私のマンション棟の中継盤まではGモード310Mbps。ところが、棟の中を通って自宅前では60Mbps。Gモードにならなくなる。
どこかでノイズの影響を受けている可能性がある。
回線をつなぎ替えてもらったが、微改善程度。
これ以上打てる手はないというのでここまで。
4.しかし、手はある。
だが、うちのマンションには、かつてイーサネットでサービスしていた業者が残したLANケーブルがある。
これはMDF室から自宅までつなげることができる。
これをつかえば電話用配線などより遙かに高品質に通信信号を送ることができる。
で、auひかりのサポートに電話をしてみたが、話があまり通じていない。配線にはコンセントなりジャックなりがついているものという前提で話をしてくる。
工事は既存配電盤につながっている配線についてのみ行うの一点張り。
私の方でで配電盤につないでいるのであれば工事をするというのだが、配電盤につないだ時点でもう工事は終わっている。何を訳の分からないことを言っているのやら。
なんとか保守に検討してもらうということになったが、結局保守の方ではトラブルを嫌がってかできませんの返答。
来ていた保守の人は、何とかつなげたい。他の配線があればという話をしていたので、来ているときに話をしてみれば何とかなったかも知れないのだが、
組織を通すと例外は通らなくなる。
5.ではどうする?
正攻法ではどうにもならなくなっているので、現状のままを前提にすると、
A案 速度は遅いが料金が安く済むauひかりで暫く使ってみる。
B案 auひかりは解約し、フレッツ回線を継続。
ただし、既に電話がau回線になってしまっているので、これをASAHIネットひかりにすると工事費がかかってしまう。1100~数千円。
コストを考えると、1年目の割引が効く上にUQ回線も安くなるので、auにするのがお得。Gモードでリンクさえすれば…。
auになるまではフレッツのひかり電話で、ASAHIネットひかりにした時もそのままになっていたらしい。
いずれにしろ、今つかわれていないイーサネット配線が使い物になるかどうかを調べたいので、中継コネクタとか回線テスターとか手に入れてみることにした。
今はこんなものもすごく安いので驚く。
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大変な苦労をして回線導入をした話 | 日記
Posted at
2024/11/23 15:11:49
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