2024年12月22日
G.fastが機能しない件の回線業者の見解
auひかりの電話回線目的及び規格外利用での回線提供であるVDSLおよびその高速仕様であるG.fastについて、KDDIは代理店にその情報を積極的に開示し、報奨金を支払って顧客獲得をさせている。
自分もその代理店のチラシに基づいて契約をした口である。
その代理店はとても責任感が強く、今回の件でもKDDIと交渉して対応を求めてくれている。
その報告が昨日あった。
KDDIに対して状況の説明と改善の可能性について問い合わせたそうだが、KDDIはどう交渉しても回線保守部門とはやり取りをさせず、かなりの時間を置いてレポートを送ってきたらしい。
内容的には次のようなものであったらしい。
・再調査をしたが、当該マンションの1階から2階へ信号を伝える部分で何かしらの問題が生じている。
・別の回線を使うなどして改善を図ることは当社の範囲外であり一切対応しない。
・この件に対してこれ以上の対応はしない。
として、一方的に打ち切ってきたそうだ。
私がKDDIと改善の余地を求めた交渉をしたときと何も変わらない。
この時も、保守部門は対応をしかねると入ってきたと突き放された。
再調査などしたかどうかもあやしい。少なくとも私のところには何もアクションがなかった。
しかし、当初保守に来た作業者は、方法があるのであれば何でもやってみたいと言っていた。現実的には電話回線の予備とのつなぎ替えしかできないので、改善できないのは無力感が募ると言っていた。
現場で別の配線へのつなぎ替えが可能であれば、おそらく試したのであろう。
しかし、こういう個別対応が当然になってしまうと、業務はかなり負担が大きくなる。KDDIとしては個別対応は最低限で切る、ということにしているように見える。その結果、G.fast導入マンションでもVDSLモードでしかつながらないところはいくつもあるらしい。
そうした事実を明示することなく、代理店に宣伝を行わせている実態があるわけだ。
今回の代理店は、今後の顧客獲得活動において、G.fastが機能しないことがあることを明示するといっていた。ここは本当に誠実だ。
KDDIのやり方は、実態としてつながらないことがあるにも関わらず事実としてG.fastの設備を導入しているのだから、宣伝して顧客を獲得しろと代理店のケツを叩いているのであるから、本格的に不誠実だ。
代理店がKDDIに不信感を持ったのも当然だ。
こんな姿勢であるからauひかりとはすっぱり縁を切るし、UQの回線もやめてもいいぐらいだ。
今後の対応については、代理店が費用請求を止めさせるか、発生した費用は代理店の負担(実際にはKDDIがその補償をするはずだが)で補償することになっている。
KDDIに移ってしまったひかり電話についてNTTに確認すると、現在のコラボ商品の契約内容では、ひかり電話をNTTに戻すのではなくアサヒネット光での契約になるとのことだ。その為、代理店に確認の上、アサヒネットに申し込んでおいた。発生費用は代理店から振り込まれるはずだ。
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Posted at
2024/12/22 05:21:28
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