実家の雨戸のうち、一番サビがひどい雨戸に弱溶剤の防錆塗料を塗布したところ、サビのあるところから塗料がめくれてしまった。そのままでは上塗りできない。上塗りも油性なのでますますひどくなるかもしれない。
塗装屋さんが困ってしまい、取りあえず他についてはサビが少ないこともあり、防錆塗料を軽くかけたところもあるが、多少の塗料の浮きは誤魔化してそのまま上塗りをしてしまった。
誤魔化せないのが、全面的に浮いている雨戸。
対処方法としては
1.水性防錆塗料で封じて上塗りをする、
2.水性塗料で上塗り
3.弱い塗膜をケレンして防錆塗装をやり直す
が考えられるが、
1.は塗装屋さん曰く、自分たちはそんな塗料を使わないと。
2.は色を作ってもらうと4Lからになるのでコストが高い。
3.ケレンをブラストで外注するのでコストが高い。
と。
仕方がないので、自分で弱い塗料をめくってみることにした。
ラッカーシンナーをかけると弱い塗装が次々浮き上がってくるが、塗装を繰り返しているので多層状態(純正下塗り-純正上塗り-再塗装下塗り-再塗装上塗り)で、部分的に一番下まで剝がれるかと思えば、10年前に塗装した弱い塗膜だけが剝がれてくるところもあり、結局剥離剤を使う事にした。
ある程度剝がして、金属ブラシで掻き取るが、全部取れるわけではない。何度か繰り返し、最終的にはグラインダーに塗装剥がしディスクを付けて剝がした。
その他、ミニリューター、ペンサンダーなども細部のはがしに使用した。
動力を使った総剥離を2種ケレンというそうだ。
おおむねはがし終えたが、塗膜クズが枠部分に残っていたり、鉄板の動きを規制するスポンジと塗膜が一体になってしまって、取るに取れなかったり。塗膜が残っている部分もあり、不満足。
そして、錆による穿孔が無数にあり、磨き消すと鉄板が薄くなり過ぎる。
自分なら防錆処理の後にパテ処理だが。
あとは塗装屋さんに引き渡して、塗装をしてもらう。
さて、どうなるやら。
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Posted at
2025/07/25 18:16:22