• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Yuh_Fazioliのブログ一覧

2012年10月23日 イイね!

[SVX]SVXの元ネタはロータスM100プロジェクト?!

 自分は全く知らなかった話だが、SVXのデザインは、それ以前に存在したロータスM100(エラン)のジウジアーロによるデザインプロポーザルの転用なのだとか。




 成る程、SVXのエッセンスが随所に。しかも、5ナンバー枠のSVX初期デザインよりもずっと伸びやかで美しい。丸っこくお尻がどっしりしたピアッツァという感じも。

 ハッチバックとリトラクタブルライトにスバルがNGを出したため、SVXはあの形になっていったのだが。

 2代目エラン M100といえばエンジンはジェミニと同じいすゞ4XE1を積んでいた。場合によってはジウジアーロデザインのエランが4XE1を積んで走った可能性もあると言うことか。ならばこれをいすゞが売って2代目ピアッツァでもよかったのかも(そういえばそんな話があったなあ)。

 このデザインが紆余曲折を経てスバルからSVXとして世に出た。

 なんとも不思議な気がする。

Posted at 2012/10/23 20:08:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | デザイン | 日記
2012年08月17日 イイね!

グッドデザイン賞

グッドデザイン賞 そういえば、ピアッツァはイルムシャー仕様でグッドデザイン賞を受賞している。1986年11月のグッドデザイン輸送機器部門大賞である。
 また、アルシオーネSVXは1992年度グッドデザイン商品輸送機部門賞を受賞している。



 グッドデザイン賞とは何かを調べてみると、HPで次のように説明されていた

グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的としたデザイン推奨運動です。

グッドデザイン賞は、いわゆるデザインのコンクールではありません。
一般的なデザインの評価制度は、そのデザインが上手いか下手かを評価しています。
しかし、グッドデザイン賞は、そのデザインが、「くらしを、社会を、豊かにしうるのか」という視点、つまり、デザインの効果・効用という視点から評価をおこなっています。

デザインは生活に根ざした思考であり、生活に密着した様々なものごとを生みだす具体的な方法論です。
したがって、極めて優れたデザインの製品が登場しても、それだけで生活や社会を豊かにすることはできません。
優れたデザインの効果・効用が活用されることにより、次、その次に登場するデザインが継続的に生み出され、さらなる豊かな生活や社会が達成されていく。そうした大きなうねりを作りだす装置となることが、グッドデザイン賞制度の目的です。

また、グッドデザイン賞は、「よいデザイン」を誰もが手本にできるよう、その「よさ」をわかりやすい言葉で伝えることを目指しています。
現代は、生活者として、労働者として、そして社会の一員として「よい人生」をおくり、成熟していくために、私たち一人一人がデザインを必要とし、デザインを実践していかなければならない時代です。
つまり「よいデザイン」は、その思考、方法論を誰もが活用できなければ、存在意義をはたせません。
その思考、方法論が、様々な活動において私たち一人一人が次の「よいデザイン」を創造する源泉となる。グッドデザイン賞は、そうした「創造の連鎖」を求めるものでもあります。



 グッドデザイン賞はデザインによる創造の連鎖を求めるものだという。
 ピアッツァ、特にイルムシャー仕様は際だった個性を持ち、より個性を求める人の元へデリバリーされた。SVXも同様だ。そうした人の中に、美術系、デザイナー職の方もいたようだ。

 職業デザイナーでなくても、美しさに惹かれ、美の創造にかかわる人は少なくなかったことだろう。そうした点ではグッドデザイン賞の目的は果たせているのかも知れない。

 1985年度グッドデザイン賞受賞の2代目ジェミニと違い、決してプロダクトとして成功した車種ではないのだが。

 そういえば、私の住む幕張ベイタウンは、街として初めてグッドデザイン賞を受賞したそうだ。
UR都市機構 幕張ベイタウン
http://www.ur-net.go.jp/akiya/chiba/makuhari_bay_town/bay_town_life.html

Posted at 2012/08/17 13:09:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ
2012年07月13日 イイね!

612スカリエッティ



 自分の住むマンションの駐車場を見てみたら、何とフェラーリが2台。1台は以前からある512TR。そのとなりのもう一台は612スカリエッティ

 ナンバーが同じなところを見ると同じオーナーさんのものなのだろう。相当なお金持ちだなあ。

 しかし、白というのもフェラーリとしては珍しい気がするが、ライトの中まで白に塗られている。
 2+2で大型化したボディは当然余り低くない。512TRと比べて随分「厚い」。
 最近のトレンドの膨らんだボディで、ヘッドライトを膨らませているから一瞬ポルシェのカイエンかと思った。


 F355が好きな当方には正直、全然かっこよく見えないのだが……。
 

 それにしても、うちのマンションには以前はランボルギーニ ディアブロがいた。BMWやベンツ、アルファあたりはごろごろいて、マセラティ クーペまでいたり(色が変わっていたから最近買い換えたんだろうなあ)。何でそんなに小金持ちが多いのやら。
Posted at 2012/07/13 22:08:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ
2012年07月11日 イイね!

ベルトーネ シトロエン Zabrus



 検索中にであったこれはベルトーネ シトロエン Zabrus。ピアッツァによく似たウェッジシェープのデザインである。

 同じデザインの方向性から見て、ジウジアーロのいすゞX/アッソ ディ フィオーリ に対してベルトーネから返されたデザインなのだろう。

 ショーモデルらしくガルウイング。



 ついジウジアーロのデザインばかりを見てしまうが、同じ時代の他のデザイナーのデザインと比較するのも面白そうだ。


Posted at 2012/07/11 22:01:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ
2012年07月01日 イイね!

私がいすゞに興味はあったがスバルに興味は無かった理由

 ピアッツァ乗りにいすゞ好きは多い。
 SVX乗りにスバル好きは多い。

 しかしながら、私はいすゞは好きでもスバルに対して特別な思いはなかったりする。

 その大きな部分は、デザインに対する考え方やメーカーとしての一貫性の問題だと思う。

 いすゞは117クーペをまだ若かったジウジアーロに依頼して以来、ピアッツァ(初代)、ジェミニ(2代目)とジウジアーロデザインの車を作り続けた。また、幸か不幸かGMグループに入ったことでドイツのオペルとの関係が出来、ヨーロピアンなオペルカデットの兄弟車をジェミニ(初代)として販売した。極めて欧州的な雰囲気を漂わす車種を販売してきた。デザインやカラー展開についての評価が高かったと言える。
 欧州的な雰囲気の車にアクロバチックなCFを組み合わせた2代目ジェミニは、一時月間販売台数でカローラを超える空前の大ヒットとなる。

 一方のスバルのレガシイ(初代)・アルシオーネSVXを出す前のデザインについては、好き嫌いはあるものの、評価が高かったとは言いがたい。レオーネ4WDは雪国での評価の高さはあっても、デザインで好まれたわけではないだろう。アルシオーネは当時のアメリカで、キャリアウーマンに好まれたと言うことはあったようだが、独特のスタイルは広く受け入れられることはなかった。その反動でSVXの開発時に可能な限りアルシオーネのイメージを払拭させるべくデザインをジウジアーロに外注し、イメージが似かねないリトラクタブルライトの提案を拒絶してすらいる。

 レガシイでデザインが急に垢抜けた感があったが、デザインをまとめていく当初のスケッチ段階ではジウジアーロの関与があったらしい。間接的な影響があのデザインを生んでいったことにはなるのだろう。

 **

 いすゞはGMの要請で米国での小型車販売をにらんだ車の開発をし、国内での販売が低迷。乗用車から撤退する。
 スバルはレガシイツーリングワゴンとインプレッサの成功で大きくイメージアップしていく。ただ、その初期にはイメージシンボルとなるべく開発をしたSVXはバブル崩壊もあってさっぱり売れず、2代続けて失敗をしたことからあっさりとフラッグシップカーの開発をやめてしまう。スバルの企業規模からはやむを得ないことだったかも知れないし、そもそもバブルの熱に浮かされてのSVXの開発自体に無理があったのだろう。

 **

 いすゞは、デザインがよくても世間にアピールする技術がなく、古くさいメカニズムを使うメーカーというイメージがあるかも知れない。しかしながら、117クーペでは日本初の電子燃料制御を導入したり、ピアッツァでは世界初のフル電子制御I-TECを導入したりフラッシュサーフェースを導入する、当時最強のSOHCターボエンジンを投入するなどで初を連発している。マニュアルトランスミッションをロボットで制御するNavi-5を実用化するなど、目立たぬところで結構頑張っている。ジェミニでは4WD DOCHターボも導入している。

 一方のスバルはまさに技術屋で、航空機開発以来の技術力を前面に出し、4WDや水平対向を育て、電子の要塞のような装備を持つアルシオーネを開発したりした。その分デザインがアピールしなかった。バランスがとれてくるのがレガシイからであり、実用性も相まってツーリングワゴンがヒットしていく。

 **

 しかしながら、自分が車に求めるのは美しいデザインと、そこそこの実用性なので、技術的な面にはあまり惹かれない。ハイテクを導入するほどに手を入れられる部分が減り、故障時リスクが高くなる。

 サスペンションが旧時代的でも、丈夫で美しく実用性も確保されているピアッツァはまさにドンピシャであったと言える。それはいすゞの以前からの流れの中にあり、いすゞの乗用車に対する好ましいイメージができていた。残念ながら米国輸出を主眼に置かねばならなくなった時点で伝統が揺らいでしまったのではあるが。

 一方のスバルでは、アルシオーネSVXは突然変異で生まれた感が否めない。メカニズムこそそれまでのものを発展させてはいるが、車格でそれまでになかったものを目指してかなり欲張ったり、極力先代アルシオーネと重ならないようにしたり、さらに売れないとなればその存在がまるでなかったかのごとく扱われたりと、どうもスバルの歴史の中でも浮き上がってしまっている。ならば輸出仕様と同様に「アルシオーネSVX」ではなく「SVX」として売ればまだ突然変異感は少なくなったのかも知れない。


 なので、どうもSVXに対する思いがスバル車全体とはつながりにくい。
 レガシイやインプレッサに対しての好感情ともつながらないのだ。

 それ故、SVXの自分の中の位置づけは、117クーペ~ピアッツァ~SVXなのである。スバルの車種の中のSVXではないのである。これがつながる先が見いだせないので、現代の車に余り興味が持てなくなっている面もある。

 **

 117クーペは当時の車のデザインの要素を多分に持っていても極めて美しい。ピアッツァは全くアバンギャルドで先進的なデザインを具現化していた。そこに行くとSVXは目立つ要素に欠ける。低く幅広な車体に優雅な曲線も持ち美しいのは間違いない。車としての性能・出来は充分以上。しかしおとなしくとがった部分がない。フロントマスクは当時のシルビア・セフィーロと同じ要素を持つ故にぱっと見が似てしまっている。バブル時代の豊かなデザインの中で、よく見なければ埋もれてしまう車であったのは、惜しい。

 頑張りすぎて排気量が大きすぎ、独自パーツばかりのSVXは、オーナーにとって維持を厳しいものにしている。
 それでも残存率が高いことを考えると、オーナーにはよく愛されている車であることも確かなのだろう。




 
Posted at 2012/07/01 23:31:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ

プロフィール

「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
何シテル?   06/15 10:04
愛車 黄色いピアッツァのHP http://piazza.ciao.jp/piazza_web/index.html ↑プロバイダーを変更して再開! ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  1 2 3 45
6789 101112
13 14 15 16171819
20 21 2223 24 2526
27 28 293031  

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

YUHの気ままなままに 
カテゴリ:ブログ
2018/01/31 06:12:14
 
常識はずれのPIAZZA達の隠れ家 
カテゴリ:Piazza
2012/11/17 07:31:43
 
須関裕子のブログ 
カテゴリ:Music
2011/02/26 18:38:37
 

愛車一覧

スバル アルシオーネSVX スバル アルシオーネSVX
 はじめてのSVXは追突事故によって、わずか1年半で乗り換えることになってしまいました。 ...
いすゞ ピアッツァ いすゞ ピアッツァ
 社会人になりはじめて手に入れた車です。 PIAZZA XE Handling by L ...
BMW 3シリーズ セダン BMW 3シリーズ セダン
実家最後(予定)の車。 私がメンテナンスしてます。 →私が相続し維持することにしました ...
その他 その他 その他 その他
写真の置き場です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation