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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2016年01月22日 イイね!

小泉規制緩和でバス事故激増はデマ


 小泉規制緩和でバス事故激増という話が出回っているが、これはちょっと違う。規制緩和の影響もあるかも知れないが、添付のグラフが突然大きくなっているのは、平成17年2月に事故報告規則が改正されて車両の故障で運行が出来なくなったたものも報告されるようになったからだそうな。
 デマにだまされないように。




以下引用

平成17年 2 月:自動車の装置の故障により運行できなくなったもの(車両故障)に係る
報告対象を、「かじ取り装置」「制動装置」「車枠」「車軸」「車輪(タイ
ヤを除く。)」「シャシばねの破損又は脱落」から道路運送車両法第41
条各号に掲げる「原動機及び動力伝達装置」「操縦装置」「燃料装置及び
電気装置」など全ての装置に拡大した。



自動車運送事業用自動車事故統計年報
(自動車交通の輸送の安全にかかわる情報)
(平成25年)
http://www.mlit.go.jp/…/a…/subcontents/data/statistics56.pdf
Posted at 2016/01/22 07:04:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | トンデモ | 日記
2012年11月05日 イイね!

武田邦彦 この男の厚顔無恥ぶりはなんとかならないものか

 おなじみトンデモの第一人者、武田邦彦が新しい本を出した(2012/10/31)そうだ。

早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいい
武田 邦彦 (著)
(リンクは張らない)

 タイトルと内容の紹介を見る限り、ブログでやっていた[タバコを吸うとガンになりにくくなる]というのの書籍版だろう。読まなければ書評などできないが、彼の場合はどの場合も共通していトンデモと陰謀論なので、とても読む気にならない。
 amazonの書評では早速でたらめぶりが叩かれている。
 どれだけでたらめなことをブログで書いていたかについては[武田邦彦 タバコ]でググってみれば分かる。

 たとえば、NATROMの日記で取り上げている内容を参考に、はしょって書いてみる(図も同ブログより引用)。

 武田氏がブログで書いていたのは、

・喫煙率が70%で、男性の肺がん死亡率中の喫煙者が占める割合は69.2%。喫煙者が肺がんになる割合は非喫煙者と変わらない。つまりタバコを吸っても吸わなくても肺がん死亡率はほぼ同じ。


・他のガン(たとえば胃がん)ではガンに占める喫煙者の割合の方が少ないので、喫煙をした方が喫煙をしないよりもガンになりにくい(予防効果がある)。





 事実とすれば衝撃的なことだ。

 ところが、この元データは「がん死亡率に対するの喫煙者の割合」ではなく、「がんに対する喫煙の影響の割合(喫煙の人口寄与危険割合)」だ。

 これは「肺がんに対する喫煙の影響は大きいが胃がんの場合は小さい」と言った「喫煙の影響の分析」である(詳細は略)。喫煙との関係がなければゼロになる数値で、当然喫煙率と直接比較できるものではない。

**

 こんな類のことを意図的か、単にデータを扱うだけの能力がないのか分からないが、堂々と述べ、あとは背景を陰謀としてでっち上げて、自分だけが真実を知っているとした本を書き、印税と出演料等で利益を上げる。

 地球温暖化問題、資源問題、原発・放射性物質問題、生物多様性そして今回のタバコ。ネタになると思えば自分のよく知らないことでも何でも構わず、データのねつ造、曲解などに基づき、役人等の陰謀としてまとめ上げる。

 正義漢ぶり、もっともらしい議論、正しい議論の中にトンデモを混ぜ込んでいるので、あたかも全てが正論であるかの如く感じさせてしまうのがいつもの手だ。ただし、いつもデータの出典を明らかにしないし、思いこみや曲解で他人を攻撃していることが常だ。そしてそれがばれて都合が悪くなるといつの間にかブログを書き換えてあたかも最初から間違っていないかの如く平然とする。もちろん訂正の事実を示さない。

 この人物、人の心をつかむのがうまく、信者が実に多い。その手腕故マスコミに人気があり、マスコミに登場することでますます利益が得られるのをよく知っているので、あたかも正義であるかの如く主張して積極的に顔を出す。

 武田氏とマスコミが利益を上げるための、害にしかならない負の連鎖になっている。

 彼は思いつきや引用元不明なデータを示して間違った解釈をし、さらにデータねつ造をも垂れ流す。そして人々が関心を寄せやすいテーマを主流と逆のことを陰謀論で仕立てて唱え共感を得て、利益を上げる。
 それをいちいち正しいデータで科学的に詳細に検証しなくてはならないのでは生産性がまるで違う。しかも、検証する側はボランティアだ。

 こういう馬鹿げたことは何とかならないものか。



過去の武田邦彦に関するエントリー


また武田邦彦がトンデモ吹聴(うんざり)


いろいろな独り言 武田邦彦氏のこととか


Posted at 2012/11/05 20:38:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | トンデモ | 日記
2012年03月17日 イイね!

肥満肯定・ダイエットを否定する不思議な論理

 以前、不思議なことを話す人がいた。

 肥満なんか気にする必要はなく、ダイエットは必要ないという。曰く、

・知りあいのお医者さんが言うには、やせているご老人は、病気になると手術したときに体力が持たず早期に亡なくなるケースが多いそうだ。だから太っていた方がいい。やせる必要なんかない。

とか。

 ほほう。太っている方が体力があり手術後も存命率が高いと。

 データがないので分からないが、やせているご老人が手術の予後が悪いとしよう。確かにやせていると術後の回復には不利そうに思える。しかし、

・なぜその人がやせているのか? 生活に問題があってやせているとか、病気でやせているとかいくつかの要素があって、もともと体力に問題があるのではないか。

と言うことがまず気になる。
 そして、

・やせていることで手術の予後が悪かったとしても、それが太っていることの肯定にはならない。肥満のリスクは様々なものが知られている(生活習慣病、体重増加による関節症など)。



 こういう極端な例を出して対極にある状況を肯定する論理は、まあよくみられる。

 これは論理のすり替えであって、対極のリスクがなかったとしても、それが本来持っているリスクはなくならないことを誤魔化している。

 実は、男性においては多少太っているあたりの方が実は死亡率が低いことは知られている。やせていても太っていてもリスクがある。男性のBMIの標準が22だと言うから、わずかにそれより高いところに死亡リスクの谷がある。

独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター予防研究部
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/250.html

 このデータかどうかは記憶にないが、以前こうした研究を見てBMIの適正とは何かを考えたものだ。

 太っていることにリスクは確実にあるので、やせていることのリスクで太っていることを肯定することはあり得ない。
 しかし、データを出すまでもなく、論理のすり替えだと気がつく話。気がつかないのは自分で考えないからだ。


 トンデモさんはいつもトンデモを吹聴する。トンデモネタの提供者として感謝状を贈りたいぐらいだ。

 この手の人は、教授とか医者とか言うとなんでも信用するし、自分で内容を検討できないので簡単にだまされる。

 しばらく前には「この視力回復装置を買えば、その費用は今後のコンタクト代とクリーナー代で元を取れる」と言われて本気で買うか買うまいか悩んでいた。

 そのあやしげな装置を使ったとして、それが確実にコンタクト不要な状態まで視力を回復させないのであればコンタクト代とクリーナー代を浮かすことにはなり得ない。そして、近視の理由を考えると、目そのものを変形させない限り大きく近視を矯正することは不可能だ(多少の改善は毛様筋のトレーニングで可能らしい)。そのあやしげな装置でそれが出来るのかどうか検討してみればいい※。

 ちなみに、眼球でもっとも光の屈折率が高い部分は空気と角膜の境界。眼の中の水晶体(レンズ)ではない。なので、ここをいじると近視矯正はしやすい。レーシック手術もここに目をつけている。

 密度の違いが屈折率を左右する。眼球の中は対空気ほど密度が違う場所がない。

 



 こうした話を聞く度に、私は「そうした方法は知られていないから、慎重であるべきだ。特に高い費用が関係する場合は」と言う。しかし、だまされがちな人は「まだ知られていないから高いのだ。これを発表すると業界の妨害に遭うから隠されているのだ」とだまされた通りの反論をする。

 「あなただけ」商法は昔から廃れない。一般に、うまい話はあなたのところには来ない。

 しかし、その人の社会的位置によっては本当にうまい話が仲間から転がってきて味をしめているので、余計にうまい話に飛びつきやすい。

 価値判断を他人に依存する人間は、基本的にだまされる。

Posted at 2012/03/17 18:36:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | トンデモ | 日記
2011年09月10日 イイね!

また武田邦彦がトンデモ吹聴(うんざり)

 おなじみトンデモ学者の武田邦彦が、またやらかしたらしい。

 彼は科学的な思考力や充分な科学的知識を持っていないのに、無理に自分で話をわかりやすくしようとするからむちゃくちゃなことを言い出す。根拠不明、ソース不明、データのねつ造……。学校の先生にはそういう人は多いが、原子力を専門とし内閣府原子力委員会専門委員を勤める学者がこうではどうにもならない。

 今回は、テレビ番組で放射性セシウムのLD50(半数致死量)は青酸カリの2000倍と言ったとか。
Togetterにまとまっているが、おおよそのことを書いてみる。


 まずは武田氏のウエブサイトから。

http://takedanet.com/2011/09/post_d44c.html


一関市長

あなたが、9月4日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」に出演中、一関市の名前を出しながら、今生産するのが間違っているとか、畑に青酸カリが撒かれた、青酸カリをのけてから植えてくれ、東北の野菜とか牛肉を食べたら健康を壊す、などと発言したことに対して、地元自治体の首長として強く抗議します。


あなたは、発言を取り消すつもりはないとも語っていましたが、本当に取り消す考えはないんですか。それを確認の上、今後の対応を考えていきます。



武田氏

テレビで発言するにあたり、できるだけわかりやすく、しかも科学的に間違いの無いように配慮しました。放射性セシウム137の{成人、経口}での50%致死量は0.1ミリグラム程度です。これに対して青酸カリは{成人、経口}で50%致死量が200ミリグラム程度ですから、青酸カリの方が約2000倍ほど毒性が低いという関係にあります。


「放射性物質は目に見えない」と言われますが、科学的には「あまりに毒性が強いので、目に見えないほど微量でも死に至るもの」と言えます。従って、青酸カリは一般的に猛毒であることが知られており、かつ単離しうる化合物であることから青酸カリを例に出しました。


つまり、放射性セシウムの方が青酸カリより約2000倍の猛毒であり、それが一般的に知られていないので驚いた方もおられると思いますが、このようなことこそ政府などが国民に知らせ、除染しないまま作物を生産するのに慎重にならないいけないと思います。


-----------------引用ここまで---------------

 これに対する@powerpc970さんの解説をもう少しかみ砕いて書いてみる。

 0.1mgの放射性セシウムは、体に取り込まれると50年の間に4Svの放射線を放出することになる。
 放射性物質は少しずつ崩壊して徐々にその量が減っていくため、最初の1ヶ月で1Sv、次の1ヶ月で0.8Svと徐々に減っていく。これらの50年積み重ねたものが預託実効線量の4Svである。

 一方の武田氏は、たとえば原爆の投下などのように一度に4Svの放射線を浴びた場合の影響を言っている。半数致死放射線量ならば4Svであるが、時間をかけて放射線を浴びた場合とは異なる。

 このあたりを武田氏は理解できておらず、単純に4Svという数字に飛びついたとしか思われない。

 なお、畑や水田に放射性物質があっても、作物に取り込まれる量は少ない。まとめをそのまま引用すると

 先日公表された汚染濃度が一番高かった福島県浪江町で、Csが土壌1kgあたり2万7千Bq。稲の移行係数として仮に用いられた数字0.1を使うと、玄米1kgに含まれる放射性セシウムが2,700Bq。2,700Bq/kgの米を食べて307MBqのセシウムを経口摂取しようとすると、約114t。 しかも4Svが50%致死なのは急性被ばくの場合だから一度に食べないといけない上に、たとえ114tいっぺんに食べたとしても内部被ばく線量は預託実効線量で、一度に4Svにならない。


ことになる。青酸カリと比較するのはかなり無理がある。


 武田氏は相変わらず科学的なふりをした(よくわかっていない)お父さん談義レベルの話をして、恐怖をあおっている。
 科学者はデータに基づき正確な話をした上で、対策を語らなければならない。
 恐怖をあおり、誰かを攻撃をして、自分の信頼を得ようとするかのようなやり方をするのは絶対にあってはならないことだ。そうしたやり方をすることで自らの(トンデモ)著作物の売り上げが上がっているとしたら、許し難いことだ。
 武田氏は、そういうことを考えているのかどうかは疑問があるが、とりあえず彼を鵜呑みにしている人がいたら、それは直ちにやめるべきだと言いたい。彼は科学者としては明らかにレベルに達していない。


詳しくは以下のまとめを。
セシウム137の致死量は0.1mgなのか?
http://togetter.com/li/185357
Posted at 2011/09/10 14:57:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | トンデモ | 日記
2011年07月23日 イイね!

あやしい放射能対策

 ちょっとまとめたことをかけないのだが、最近かなりトンデモな放射能対策がはびこっているようなので、参考として次のものを紹介したい。


あやしい放射能対策 片瀬久美子

http://synodos.livedoor.biz/archives/1796844.html



■マクロビオティック
■EM菌、EM菌もどき
■米のとぎ汁乳酸菌
■ホメオパシー
■ペクチン
■スピルリナ

について、科学的な視点からまとめている。

 一つだけ引用して紹介する。

ツイッターで、「米のとぎ汁乳酸菌」による毒出しを実行している人のツイートに「昨夜、乳酸菌を顔にスプレーして、目にもちょっとふりかけて、今朝起きたら両目が真っ赤か!目やにもすごくてびっくり@@ 効いてる証拠って思っていいんですよね?」というのがあった。悪質な代替療法では、害が出ているのにそれは「好転反応」といって毒が出ている証拠だと誤魔化すことが多いが、まるでそれと同じ様子である。効いてる証拠なんていっていないで、眼科に急いで行くべきだろう。


 この好転反応という、問題が起きていることを「効果」と誤認をさせるための悪質な言い回しには、私は本当に腹が立っている。


 こうしたものについて、新聞やテレビ、雑誌などはまったくといっていいほどあてにならない。記者・編集者にはそもそも科学的素養が欠けているものが多いのか、ノーチェックのまま、あるいは肯定的・好意的に報道されることが多い。
 それを鵜呑みにする科学リテラシーのない「権威」がいて、広めたりするので始末が悪い。科学の名の元にトンデモを吹聴する人間は、それが故意だろうが過失だろうが許されるものではない。

 
Posted at 2011/07/23 15:07:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | トンデモ | 日記

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