
今日は、地元最大のイベント「ベイタウンまつり」でした。
実質的にはフリマ+模擬店+小ステージ+外車ディーラー展示会(?)という、あまり独自の工夫もないようなイベントなのですが、開闢十数年のこの実験都市において、街づくりの仕掛け人たる千葉県企業庁が手配するイベント屋の手に寄らず、住民自ら手作りでイベントを仕掛けようと頑張った名残のようなものです。
フリマの規模が大きくなり、街の外からも人が訪れるようにもなっています。
私自身はこのイベントを参加者として楽しんだことがほとんどなく、最近4年ほどは同イベントの屋内イベントである「ハーモニーフェスタ」という合唱イベントのスタッフをやっています。とはいえ、ある人のかけ声で立ち上げに参加して(自分がこのイベントの影の命名者だったり)以降、地元の幾つかの合唱団の代表の人たちが主導で行うイベントとなったので、実質単なる当日の音響スタッフ+録音係+写真係なのですが。本職のステージマネージャーが取り仕切っていて安心できるのと、何足ものわらじを履く生活で、なかなか準備から関われないのも実際のところ。
地元の大人の幾つかの合唱団やジュニア合唱団の他、例年ゲストとして、地元小学校や近隣の高校の合唱団(NHK音楽コンクールでおなじみの幕張総合高校や、渋谷幕張高校など)、地元中学校の吹奏楽団等にも出演して頂いているのですが、今回は日程の都合でどちらも出演不可。未成年系の出演がうすくなってしまったのですが、その代わりに大人の本格的なアマチュア合唱団『千葉バッハ合唱団』に出演頂きました。少人数の出演ながらそのよくトレーニングされた発声と絶妙なハーモニーは素晴らしい。すっかり酔いしれました。
自分も数年前まで地元の合唱団で歌っていたことがあるのですが、忙しくなって、練習に出られそうにないのでずっとお休みしています。でも、こうしてステージを聞くと、合唱っていいなと思います。あまりうまくなくても、年齢を積み重ねていないとできない表現もあるし。逆に子供だからこその良さもあったり。そして、一人ではない、多くの人と作り上げるものであることが何よりよいところ。
最近はピアノも全く弾いていないし、すっかり音楽は聴くものだし、ステージはスタッフとして参加するものになっています。
自分が演奏する機会がすっかりなくなって、自分自身がイベントを切り盛りすることもなく、なんだか寂しい気もします。その代わりに何か得ているかと言えば、疑問……。忙しいとは『心を亡くす』とはまさに。何ら収入は増えていないし、細切れのことばかりいいくてやりがいがあるわけでもなく。
クルマの話でもなく、読んでもあまり面白くもない話で失礼しました。
Posted at 2009/05/16 20:30:57 | |
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イベント | 日記