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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2009年05月22日 イイね!

対物超過修理費用補償特約ノススメ(追記あり)

 旧車オーナーとして、事故にあったことで、今までなるべく考えないようにしていたことを考えざるを得ない状況になってきました。

 旧車オーナーにとって、事故は大問題なのです。

 過失がないもらい事故でも自車が傷ついてしまえば一大事。たとえ相手の過失100%でも、修理費がほとんど出ないことがあるのですよね。というのも、車両時価を修理費が上回れば、全損扱いで車両時価を補償すればよいことになっているので。
 通常、この時価にはプレミア分は含まれません。15年落ちの中古車が200万円で流通していたとしても、補償されるのは5万円のみだったとかということがあるわけです。
 兄の車も追突事故で潰されましたが、古いクルマなのでほとんど相手からほとんど修理費をとれなかったそうです。ぶつけられ損というヤツです。ファミリーカー系の希少車で同じクルマを手に入れるのはほぼ不可能でしたし。

 おそらくピアッツァあたりだと、おそらくほとんど残存価値を認められないでしょう、悔しい話ですが。なので、事故に巻き込まれればほとんどを自己負担で修理せねばならなかったり、それができなければ即廃車という事態もあり得ます。同様の代替車もまず入手不可能(私が乗っているマニュアルのロータスなんて、まず不可能に近い)。



 しかし、そんな旧車オーナーも救済されることがあるのが、自動車保険の特約で、対物超過修理費用補償特約というものです。



対物超過修理費用補償特約 (たいぶつちょうかしゅうりひようほしょうとくやく)
対物超過修理費用補償特約とは、事故相手の車両修理費が時価を越えた場合に、超過分を補償する対物賠償保険に付帯できる特約のこと。修理費と時価の差額に、被保険者の過失割合を乗じた金額が支払われる。

比較名人 自動車保険より)


 これを相手がこれを付けてさえいれば、時価+50万円までの修理費なら補償されることになります。

 もちろん、これは自分には返ってきませんので、あくまで相手との示談をスムーズに行うための保険と言うことになりますが、旧車相手の事故では、お互い非常にありがたい特約です。

 自分の関わった事故で、貴重な車が廃車になってしまうなんてことは、同じ旧車オーナーとしては絶対避けたいことですし。

 付けてもさほど保険料がアップするわけではないようなので、私は、次回の更新では付けようかと思っています。

 皆様も検討されては如何でしょうか。


(追記)
 私が使っている保険屋さんによると、市場価格も調べて算定するとのこと。SVXの様にプレミアがついて価格が両極端な場合はあいだをとることもあるとか。
 保険屋さん毎に対応は違うようです。
 基本は年式・走行距離・グレードからの算出で、プレミア価格は考慮されないと言うことのようです。

(追記その2)
 今回私の車に追突したクルマは、最初心情的には彼ももらい事故で不運だったなあと思っていましたが、客観的に状況を整理すると、やはり追突するだけの理由はあるようです。自分なら、絶対にあり得ない追突状況でした。

(追記その3)
 クラッシックカー保険というものもあります。車両の市場価値を反映した保険です。しかし、1975年以前の製造という条件が付く上に、年間の走行距離も上限があり、残念ながらハチマル旧車はお呼びでありません。

(追記その4)
 表現が曖昧だったのですが、時価に加えて50万円までです。
 時価も法律的裏付けがありませんので判例が元になっています。交渉次第で額は変化するようです。
Posted at 2009/05/22 21:02:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 事故関係 | クルマ
2009年05月22日 イイね!

鼻くそバーゲン ビートル

鼻くそバーゲン ビートル あの事故の日、持ち帰り仕事の合間にショッピングセンターへ買い物に行っていました。
 その駐車場で見かけたのが、このビートル。詳しくはないのですが、リアガラスが小さく、相当に古いモデルです。ナンバーは3桁でしたので、割と最近登録された個体のようですが。

 ビートルは子供の頃、将来乗りたいクルマでした。
 何かのコマーシャルフィルムだったと思いますが、空色のビートルに雲を描いた映像が出てきて、自分もそんな夢のあるビートルを作って乗ってみたいと思っていました。結局未だその夢は叶えていませんが。



 ビートルといえばヒトラーがフェルディナント・ポルシェに命じて作らせたドイツの国民車ですが、第二次大戦のため日の目を見ず、戦後ようやく生産され、ドイツだけでなく世界で愛される名車となりました。今はご存じニュービートルが走っていますが、BMWが生産した「でか」じゃなかった「ミニ」と同じように、自分には似てはいるけど全然違うクルマというイメージです。まあ当たり前で、同じものを再生産することはないでしょうけれど。

 それにしても、私の子供時代は、フォルクスワーゲンといえばビートルのことでした。子供たちはよく「鼻くそバーゲン」と言っていましたね(^_^;) その丸くて可愛らしいスタイルの為に、子供たちにはとても親しまれた可愛いクルマでした。


  

 
Posted at 2009/05/22 19:37:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | まちで見かけた車 | 日記

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