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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2011年05月27日 イイね!

ECRRてやっぱり過剰な評価をしていたのね。

 国際放射線防護委員会ICRPの勧告が日本では採用されているが、その内容は、少なくとも1mSvの設定は妥当で、かなり安全側に振っていると個人的には思っていた。

 しかしその基準より厳しい基準がECRR。だが、自然放射線に埋もれてしまうような規制値を要求するこの基準に疑問を感じていたし、なによりECRRの勧告冊子の多くがICRP批判にあてられていること、非公式な委員会であることからこの規制を採用する理由は見いだしにくいと感じていた。

 ECRRは福島の原発事故の評価で100km圏内ガンの増加が66%、10年以内に10万人としている。どんな評価をするとこんな数字になるのか疑問に思っていた。


 野尻美保子氏のツイートでおおよそそれが分かった。

 ECRRの評価とその計算の元になったトンデル論文について書かれたbuveryの日記が紹介されていて、よんでみると論文やECRRの計算に触れている。

buveryの日記


 正直、トンデル論文、福島のリスク評価共にかなり無理があると思う。



 ICRPの勧告で充分放射線防護の目的は達することができると私は思う。ECRRを採用する理由はあるとは思えない。

Posted at 2011/05/27 14:49:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射性物質・放射線 | 日記
2011年05月27日 イイね!

梅雨入り

梅雨入り 気象庁が梅雨入りを宣言。

 例年関東地方は6/8頃梅雨入り。

 今年はちょっと早いが、少し前にはオホーツク海気団、シベリア気団、小笠原気団の勢力の張り合いの中で停滞前線ができる梅雨の形になっていたし、今は台風の接近で停滞前線がしばらく下がらず湿った空気の供給で雨が降り続く状況なので、梅雨入り宣言してしまったのだろう。
 気がはやい気もするが。

 典型的な形ではないし。

 でもまあ、雨が降り続けば梅雨か。
Posted at 2011/05/27 14:13:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイエンス | 日記
2011年05月27日 イイね!

地震の間隔が空きすぎ[追記あり]

地震の間隔が空きすぎ[追記あり] 今までになく地震の頻度が落ちている。
 収束するならいいが、そうとも考えにくい。

 例の累積グラフの期間の長い方で見る。
 今UTCで午前3時。一応はバンドの中にはあるがUSGSの観測に引っかかる規模のものは35時間間をあけて1回おき、そこからも17時間が過ぎている。

 そのまえには規模は小さいがある程度まとまった活動があったのでその影響だったのかも知れないが。

追記
 12:34 Mw4.6 地震があるとほっとするのはなぜ?
 グラフも差し替え。

 GPSもほとんどの地域で相変わらず東西、南北とも動いているが銚子の南北は動きが小さい。動いていないわけではないが。

追記終わり
Posted at 2011/05/27 12:31:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 地震関連 | 日記
2011年05月27日 イイね!

【柏周辺ホットスポット】過剰反応は収束の方向か?

【柏周辺ホットスポット】過剰反応は収束の方向か? 柏周辺ホットスポット関連が異常なアクセスを受けてPVが10000を超えた日もあった。

 その後少しずつ下がったものの4000台をキープしていたが、公的調査が始まったことを受けてか4000を割り込んだ。

 現実の放射性物質は減ったわけではないが、少しは正体が見えてきたので安心感も出てきたのかも知れない。あるいは、やたらに検索して情報を求める必要がなくなってきたことの反映かも知れない。

 繰り返すが、現在判明している範囲では極めて高い箇所はなく、24時間屋外で生活してもほとんど問題のないレベルである。人工放射線による影響を極力減らすことを求めるICRPの勧告基準は上回るがもともと東日本は花こう岩(放射性カリウムやウラン、トリウムなどを含む)などの多い西日本と比べて自然放射線が弱いので、多少なら線量が上がっても影響は無視できるレベルと分かる。
 


自然放射線マップ(日本地質学会)


 

#ガイガーカウンターを持ち歩いている孫正義氏、西日本に出張して「福島の影響は関西にも及んでいる」などと言っていたらしい。ベータ線を拾って政府発表の倍だと曰っていた件もあるし、わかってないのに勝手なことを言うのは勘弁して欲しい。すぐ陰謀論を唱える傾向があるし。
Posted at 2011/05/27 07:24:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射性物質・放射線 | 日記
2011年05月27日 イイね!

小出発言で内部被曝錯乱気味?

小出発言で内部被曝錯乱気味? Twitterを見ているとごく最近、内部被曝を言うものが増えたようだ。
 先日取り上げた小出証言(5/23)にあった、東京で1時間息をしていただけで内部被曝が20μSvに達したというものが広く出回ったのかもしれない。



 この証言やそれ以前の同様の講演を見て他人に勧めている同じ人が、共産党が調べた東京都内各地の測定データを

■「これを見て!!!こんなに高いですよ!!!!
http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu5/2011/20110525195904_1.pdf”」
とツイートしている。

 どうも

・多摩地区あたりの自治体が線量を測定していないのに「○○市にはほとんど放射性物質は来ていない」

と言っているのに、共産党の調査した線量を見て

・「線量は多摩地区でゼロではない」

から自治体が嘘をついていて(あるいは放置して)、一方で放射性物質が沢山飛んできていると思い込んで(ヒステリックに)ツイートしているようなのだ。

 多摩地区の0.01μSv台は自然放射線でいつでも観測される値で、全く問題ない。
(葛飾区では0.3μSv台で少し気になるがそれでもそれほど大きな数値ではない。)


 もしかすると事実を誤認させた小出証言の影響がこんな形で現れているのかもしれない。

 **

 また、この方のリンクをたどってみると、こんなとんでもないブログへ行き着く。
http://utukusinom.exblog.jp/14799929/

 シミュレーションの条件(大量の一定量の放射性物質が出続けている)を無視してドイツの気象台のデータを確実な予測だと思いこみ、その値がどの程度の大きさであるかも充分考えていない。
 その上、福島周辺のモニタリングポストの値をならべて「拡散の濃度は変わっていないようです」などとコメントを付けているが、モニタリングポストは「放射性物質の量」を示しているのではなく空間線量であって、現状では地面に降り積もった放射性物質による放射線の影響を示している(線量率がほぼ半減期に沿って少しずつ下がり続けている)。積もっている放射性物質の量があまり変わらないのだから放射線量もあまり変わるはずがない

 こんなでたらめを、意味が分からない人間がもっともらしく解説してそれが拡散しているのだからおそろしい。パニックになる人間が出るわけだ。

 政府や気象庁が正しい情報を出していれば、ある程度こういう陰謀論に基づくでたらめ解説をある程度は防げる。
 しかしながら、原発からの放出量が分からない状態で正確なシミュレーションをすることはできない。ドイツ気象台は対岸の火事とおもっているからこんな無理な設定のシミュレーションをできるのだろう。
追記
 勢い余ったが、ドイツ気象台のシミュレーションはあるとき一定濃度で放出が起きたときに、その時々の気象条件によってどのように運搬されるかをシミュレートしている。放出濃度は設定されていない。なので、もしまた原発で爆発や大規模なベントが行われたときにどこへ飛ぶかを考えるのには役に立つ。しかしながら、その前提が成り立たないときにはほぼ役に立たない。原発に異変が起きるか各地の線量をみて変化があったときに参考にするといいだろう。)
追記終わり


 誤差の大きなSPEEDIのデータをその都度だしていれば、その都度この類のでたらめな解説をするものが現れただろう。おおざっぱな傾向は掴めても数値は全く信用できない。そのうえ甲状腺等価線量と実効線量、空間線量の区別も付かないほとんどの人々にとても出せるものではなかったと思う。

 その上、何を出しても信じない人は信じない。もっと悪いんじゃないか、隠しているんじゃないかと疑う。

 こうした人たちに何を言っても通じないのだろう。信じたいものしか信じない。強く言っても工作員扱いされるのがオチだ。いくつかのこの手のブログにコメントしたことがあるが、一様に自分が伝えているものを正しいとして聞く耳を持たず、称賛のコメントを寄せるものとデマのピンポンをしあっていたようだ。


**

 そのままでは誤解を生むSPEEDIを発表しなかったことと、原発北西部の線量が高いのに「パニックを恐れて」放置したのとは別の話。
 これには全く理解ができない。

**

 班目委員長の評判が悪いが、ちょっと気の毒でもある。

「いったい何だったのか」=二転三転に困惑の笑み―班目委員長
時事通信 5月26日(木)21時27分配信

 「何がどうなっているのか教えてほしい」。東京電力が福島第1原発1号機の海水注入を中断していなかったと訂正したことについて、原子力安全委員会の班目春樹委員長は26日の記者会見で、困惑した表情を浮かべた。
 注水中断問題で、政府・東電統合対策室は21日、「班目委員長が再臨界の危険性があると発言した」と発表。委員長の抗議で翌日には訂正するドタバタぶりを見せた。
 班目委員長はこの日も、「せめて確認ぐらい取ってほしかった」とこぼしつつ、「訂正されたのでこれ以上申し上げない」と述べるにとどめた。
 その混乱の発端となった中断が、なかったとされた。会見で班目委員長は、「すると何が問題なのか。頭の中が、はてなマーク」「本当なんですか」と不思議そうに問い返し、最後には「中断がなかったなら、いったい私は何だったんでしょう」と力なく笑みを浮かべた。 


「再臨界の可能性はゼロではない」と言えば、理系でまともな研究経験やデータを扱う経験のある(理系でも口だけ理系の人間は除く)人間なら、「可能性はほとんどゼロ」だということが了解できる。逆に厳密に「再臨界の可能性はゼロである」と言うことは困難であることは当然であることも了解できる。

 一般の人と齟齬をきたしやすい部分ではあるが、厳密にものを言おうとすればこうなるのは当然なのだ。

 そうした事情があったが、相手が政府関係者でイチかゼロかという情報を欲しがっているのだからそれを踏まえるべきだったかも知れない。それでもゼロかと問われれば「厳密にはゼロではない」と答えるのが研究者だろうが。程度問題であることをうまく説明できればよかった。

 しかし、その発言が元で海水注入を止め水素爆発が起きたとか、発言を訂正するとは何事かとさんざん言われたあげく、実は現場の判断で海水注入を止めていなかったことが判明したのだから言われ損である。

 

**

 放射性物質パニックに陥っている前出の方のツイートを見たら奇妙なものがある。

■さっき息子を迎えに山道を下りていたら、大きなアンテナ。ソフトバンクのアンテナ!!! よかった!! これで私のiPhoneから『圏外』の表示が消えます。

と。
 放射線は一切ダメでも電磁波は歓迎らしい。
 放射線のうち線量計で測っているガンマ線って(周波数は違うが)電磁波なんだが。

 その事実を知ったら、携帯排斥運動でも始めるのだろうか。

 弱い電磁波の生体への影響は今のところほとんど無いとされているが、ゼロではない。


 




Posted at 2011/05/27 05:58:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射性物質・放射線 | 日記

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