2016年01月18日
原油価格は以前は1バレル10~20ドルだったわけだけれど、100ドル以上に高騰していた。
しかしこの所いくつかの事情で30ドル程度にまで落ちてきている。
おかげでガソリン価格もかなり安くなり、今はうちの近所で
レギュラー104円
ハイオク 115円
になっている。
ハイブリッド車は車両価格が高い一方で低燃費で燃料コストが安いことが売りだった。
もちろんガソリン価格の下落でますます燃料コストは下がったわけだけれど、おかげで高い車両価格の分をペイすることはどんどん困難になってきている。
さて、今の値段が定着したとき、ハイブリッド車は売れるんだろうか。
追記:
ハイブリッド車を売るために、多額の税金が投入され、有効な資産である古い中古車が廃棄された。
古い車のオーナーには懲罰課税がなされるようになった。
一方、ハイブリッド車の生産や廃棄に関わる環境負荷は通常のガソリン車より高いと見積もれる。
ほとんどの購入者にとって経済的にはメリットがなく、トヨタを中心とした自動車メーカーだけが利益を上げたのがハイブリッド車優遇政策である。
ガソリン価格高騰下でも高い車両価格分をガソリン代差額でペイすることは難しかったが、ガソリン価格が下がってしまえば何のメリットもない。一般消費者は政府と経済界に乗せられ、エコを名目に無駄にお金を使わされ、手持ちの資産を無駄に廃棄させられただけである。
そんな政策に簡単にだまされるのも悪いが、経済界べったりの政府に如何に問題があるか容易に見て取れる。
CO2排出量がトータルに見て減ったのかどうか、生産・廃棄のCO2排出負荷を考えると疑わしい。このあたりは詳細に検討する必要がある。
Posted at 2016/01/18 19:14:40 | |
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