今のマンションを買ったときから、寝室兼書斎のこの部屋は、カーペットではなくフローリングにしたいと思っていた。
残念ながらそういったオプションはなかったのでカーペットで過ごしてきたのだが。
長く過ごしてくるとさすがにカーペットの汚れもたまり、においもするようになってくる。
金銭的な都合ですぐにはむりだが、いずれ取り組みたい課題になっている。
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問題はマンションであると言うこと。衝撃音に関する規定があり、LL45相当を満たさなければならない。
居間などのフローリングのフロアは二重床で振動吸収ゴムのついた足で支える下のタイプの構造になっている。
ところが、和室は畳であることから角材で支えているだけになっている。
カーペットでは二重床がどのようなつくりになっているかがはっきりしない。
施工上はコンクリートの不陸を簡単に解消できる上記の二重床システムを使った方が手間が少なく、音の問題も起こりにくい。
ただし、カーペットであるからそもそも音の問題が起こりにくく、コストを抑えるために二重床を角材で構成している可能性もある。
歩いた感じでは若干沈みがあるのでゴムで支えているのだろうと想像できたが、こればかりは確かめないと結論を出せない。
万一角材の二重床であれば、フローリングを直接貼ってしまうとLL45をクリア出来ない迷惑な状態になってしまう。直張り用のクッションの入ったフローリング材を使わざるを得なくなり、選べるものがかなり狭まってしまう。
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そこで、ファイバースコープを買ってみた。
最近は中国製の、スマホなどで使える安いものがごろごろしている。ただし、ファイバースコープといいながらカメラにリード線をつけただけのふにゃふにゃなものが多い。
よく調べて、針金の入ったもので、wifiにも対応した製品を購入した。
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カーペットを一部剥がし、床にドリルで穴を開け、ファイバースコープを入れて見てみた。

ゴム足の二重床であることが確認できた。
これならかなり選択肢が広くなり、プリントや突き板だけでなく無垢のフローリング材も選べる。
かなり安堵。
まずは床構造を確かめるところまで。
Posted at 2017/08/14 12:04:42 | |
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