2024年04月14日
父の遺産は母がガッチリへそくりしていたものが主で、母は自分の判断では運用ができないので大和証券のファンドラップでの運用になっている。
国内株も持っていたが、米国ローン滞納状況の悪化などの米金融機関(投資商品を通じて世界に影響する)のあやうさ、選挙対策でかろうじてリセッションを免れている状況、中東情勢などを考えると、取りあえず利確するべきだと思い、大半は先週処分した。
本日はいよいよ大使館を破壊されたイランがイスラエルにドローン、巡航ミサイル、段々などでの報復攻撃を始め、イスラエルは防空迎撃システムでしのいでいる状態。
イスラエルは白系ユダヤ(白人ユダヤ教徒)の影響が強い欧米が後ろ盾となって、人種的には元々この地に関係のない白系ユダヤ人が中心にパレスチナに強引に入植して建国されており、長く戦争の主体であり続けている。
宗教上の問題という形になっているが、ドライに事実だけ見ればシオニズムによる純然たる侵略だ。かつてこの地を追い出された中東のユダヤ人とは人種的に関係がない、信教上でのみ関係する欧州起源の白系ユダヤ人が起こしている問題だ。
ハマスのテロを言い訳にイスラエルによるガザ虐殺が起こり、アラブに戦火が拡大しつつある。
中東は石油の産地であり、世界的な影響がある。戦争で益を受けるものもいるが、一気にリスク回避に向かおうとしている。
長引く戦争の常では株価は意外に持ち直したりもするのだが、既に中国が不況となり、欧州も後退、アメリカも後退目前(莫大な補助金等で見えていないだけ?)であるので、大きなリスク回避に向かう可能性もある。
株バブルな日本の株価は、投機資金の逃避で大きく下落するかもしれないし、金利が極めて安い円を借りた投資の逆流が起きるので、急激な円高になる可能性も充分ある(そこはありがたい)。
***
ファンドラップは分散投資であるが、中リスクのものでも株式での運用が高め。
現状は株と米債券で利益が乗っているのでリバランスでここが利確されて割合が減り、基準配分に近づけられることになる。
大和証券の運用はかなりよい方ではある。
ただ、これから株価急落が起きていくと、いかに運用が成功してきた大和証券といえどもこれまでの利益が圧迫され、場合によってはマイナスになりかねない。そこに非常に高い手数料が効いてくるので、分散投資だから安心などとは言えなくなってくる。
解約の検討も必要だ。
運用がマイナスでも収入が確実な手数料は証券会社の重要な収入源だ。
証券会社はかなり渋るだろうが、こちらはなけなしの資産を守らねばならない。
追記:
岸田が先頃アメリカで「日本はアメリカの軍事的パートナーになる」などと発言している。
一方、アメリカはイランの無人機を迎撃しはじめた。この戦争には代理戦争としてだけでなく自らも参戦するらしい。
日本国民は否応なくアメリカの戦争に巻き込まれていく。
いや、むしろ米軍の命令によって鉄砲玉として使われることになる。
それが憲法違反な集団自衛権を閣議決定し、その政権を引きずり下ろさなかった日本国民が辿る道。
Posted at 2024/04/14 09:49:23 | |
トラックバック(0) |
金融 | 日記