
黄色い車に乗るようになり、思ったことなど。
駐車場に行くと、未だにそこにブルティッシュグリーンマイカのピアッツァがいるはずが全く違う色のピアッツァがいて一瞬面食らう。
しかし、3週間ともなると、次第に黄色に目が慣れてきた。最初は後悔もあったが、どう見れば綺麗に見えるかも分かってきて、今はこの色であることがとてもよいと思える。白やシルバー、黒などの沢山ある色に決して埋もれない。そして、ピアッツァの形を活かしている色。
赤系統への未練みたいなものもあり、アルファ159にある暗いレッドマイカ系の色なども魅力的にも見える。ピアッツァの面構成では真っ黒になってしまいかねないが。
目が慣れてきた一方で、車体も若干汚れて色に落ち着きが出てきている感もある。塗装自体も落ち着いてきたのか、以前ほどやたらに赤みが目に付く感じではなくなってきたような気もする。
「オレンジ色に塗り替えましたね」と言われることもあるが、時間帯・光・周囲の色によってかなり印象が違うのは相変わらず。
駐車場で、自分の車がすぐ見つかるのは極めて便利。
対向車等にすぐ認識されるのも、事故防止の上ではよいことのはず。
走っていると、振り返る人が時折いる。
なぜか少しまじめそうな10代から20代ぐらいの男性が、思いっきり(たとえば自転車に乗っていながら)振り返ることが時折ある。
横断歩道で信号待ちしていたまじめそうで綺麗な20代ぐらいの若い女性が、おもいっきり振り返って見ていたりもする。どう思っているのかはわからないが、ちょっと嬉しい。
高速でトラックの運ちゃんがまじまじと見ていたりもする。
いずれも見ている人の割と傍をクルマが動いていて、人の目の高さ(あるいはそれ以上)に視点があるケース。もっとも美しく見える位置関係だけに、色だけでなく形も含めて目を引いているのだろう(と思いたい)。
黄色は元気・陽気な色。ラテンのイメージ。以前から憧れていた運転席から黄色いドアミラーが見える光景が、気分を高揚させる。明るい気持ちになれる。
内装にやたらに黄色を使えばオモチャっぽくなりかねず難しいが、私はあえてある程度の落ち着きのある方向に振ってみた。ウッドパネルはラグジュアリーな方向に使われるが、ダッシュボードにウッドパネルを入れてみたところ、豪華さではなくむしろクラッシックな雰囲気に。70年代、80年代の未来志向のクルマ的な雰囲気が出た感じで、むしろこのクルマにはあっている気がする。
一般に、黄色は飽きが来やすい色とも言う。
ところが全塗装をした羽鳥さん曰く、「黄色だがこれだけ深みがあって色が変化する色だと、飽きにくい」と。これまでにも黄色の全塗装は何度もやられているようだし、黄色は飽きやすいとも仰有ったご本人からこの発言が出ただけに、少し重みがある。
とりあえずここまで「全塗装燃え尽き症候群」にもならず、乗るたび・見るたびに光線と色の見え方の関係を発見があり、まだまだ新鮮だ。
Posted at 2009/08/13 11:16:41 | |
トラックバック(0) |
PIAZZA | クルマ