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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2011年04月24日 イイね!

雨でも放射線量問題なし

雨でも放射線量問題なし 図はつくば市のKEK高エネルギー加速器研究機構の線量データだが、降雨でも増加することもない。このほか各地の測定値も落ち着いている。

 15日をピークに放出され、拡散・運搬された放射性物質は風向きの変化と降雨で関東・東北を中心に降下した。
 しかし、降雨により空中を漂う放射性物質の粒子も減ったらしく、その後の降雨でも空中の放射性物質が取り込まれて降下していると考えられる変化はない。
 当初放射性ヨウ素の寄与度が高かったため、時間経過と共にベータ崩壊が進んで放射線量がかなり低くなってきている。
 セシウム等の半減期の長い放射性物質の影響が中心になってきたと言うことは、今後、降雨等で洗い流されて放射線量が低くなっていくことも考えられるが、基本的に現在の値から大きく低下していく要素は少なくなってきているということでもある。

 通常の一般の人の許容放射線線量は1年に1mSv。0.114μSvが1日あたりの線量となる。私の住む千葉市にある日本分析センターのデータでは以下の通り。


2011/4/21 ~ 2011/4/22

■大気浮遊粉塵(Bq/m3)
Cs-134 0.0083
Cs-137 0.0089
I-131 0.032

■大気降下物(MBq/km2)
Cs-134 不検出
Cs-137 不検出
I-131不検出

■水道(Bq/L)
Cs-134 不検出
Cs-137 0.40
I-131 1.3

■空間線量率(μSv/時に換算)
0.141(グラフからの読み取りと発表されている期間内測定値幅より)

 いずれも充分に小さい。しかしながら、空間線量率のみでも保守的な1mSv/年は上回るのがほぼ確実なようだ。勿論、屋内なら被曝量は減る。


 

 

 
Posted at 2011/04/24 02:11:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射性物質・放射線 | 日記
2011年04月23日 イイね!

私の大好きな震源ステレオグラム

 自分は研究室時代、細胞の形態形成を顕微鏡で観察するだけでなく、自分でプログラムを書いて連続薄膜切片をコンピュータで処理してステレオグラムにして立体的に解析したり、動画をtつかって時間軸で解析する仕事をしていた。
 3Dや時間軸で見ると平面では見えなかったものが見えてくる。

 そんなこともあってステレオグラムは好きなものだったりする。

 震源マップに関しては有名な仕事があるらしく、高校や中学の教科書、資料集に載せられているものがある。

 ここに載せるのは地学Ⅰ(東京書籍)平成15年2月発行 からの引用。

 プレートの沈み込みの様子を実にリアルにとらえることができる。
 同様なものはUSGSのデータからいつでも作ることができるが、専用のプログラムでも書かないと地図とリンクさせるのが面倒かも。


 太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込む角度の急さがはっきり分かる。関東の下で異なる方向に折れ曲がるので、Hi-netの震源データを見ると、おそらくそのストレスで太平洋プレートが波打っていたりする様子も見える。そのストレスで表面が割れたものが関東フラグメントになったのではないかと想像している。


 USGSのデータでしばらく前に3/9以降の震源のステレオグラムを作ってみたが、あまりのエネルギーでプレートが激しく破壊されていてプレートの沈み込みが見えないほどだった。


Posted at 2011/04/23 19:23:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 地震関連 | 日記
2011年04月23日 イイね!

4/23までの地震



 おなじみ累積マグニチュードでは、曲線からの乖離が起きたかと思えばまた寄っていく展開。
 いい加減傾きが小さくなっても良さそうなものだが、ほとんど一次関数y=ax+bの直線と化している。エネルギーの解放が続き、衰える気配がない。

 地震の規模と回数から見ても、同じ。
 前回目立つ変化として減っていて次の動きの可能性を指摘しているが、やはり増えている。


 場所については下のプレートの図と震央を重ねた図を見てみる。


 目立つのは
1.引き続きのいわき市近辺の浅い地震(3/11の地震の結果起きた北米プレートが引っ張られる力による断層のずれ)。
2.千葉から千葉東方沖にかけてのフィリピン海プレートの下に太平洋プレートがもぐり込む際の地震。(3/11の地震の後、太平洋プレートによるストレスを強く受けていると考えられる)

 新しい動き(と言っても3/11以降で)が継続しているのは
3.関東地下での関東フラグメントの下に太平洋プレートがもぐり込む際の地震。
4.関東地下で関東フラグメント自体が動いて(もしくは北米プレートがストレス開放で東側にへ動いて)その上面で生じる地震。
(いずれも3/11の地震の後、太平洋プレートによるストレスを強く受けていると考えられる)

 一方、3/11の震源域より東側にM8が予想されているが、この部分で空白域になっているのは相変わらず。

 その他、3/11の震源域北限あたりから北へも広がりかけているようにも見える。


 私がこのところずっと気にしているこの関東の深い部分にかかっている力を地震研が計算し、直下型への注意を呼びかけている。

 以下、東京新聞から。

首都圏直下型「注意を」 東大地震研

2011年4月23日 朝刊

 東日本大震災を引き起こした三月十一日の巨大地震の影響で、茨城県南西部や東京湾北部、静岡県東部などの地域で地震が起こりやすくなっているとの解析結果を東京大地震研究所の研究グループがまとめ、二十二日発表した。政府が想定する首都圏直下型地震の震源域も含まれ、注意が必要と呼び掛けている。

 大きな地震が起こると地下の力のかかり方が変化し、周辺の活断層に影響を及ぼす。ひずみがたまる向きに力が加われば地震が発生しやすくなるが、逆にひずみが解放されれば地震は起きにくくなる。

 石辺岳男特任研究員(統計地震学)らは、一九七九年から二〇〇三年までに首都圏周辺で起きた約三万回の地震(マグニチュード2以上)で断層の動きを分析した。そして三十キロ四方の領域ごとに、東日本大震災後に地震が起こりやすくなった断層がどれぐらいあるかを調べた。

 その結果、震源が三十~百キロと深い地震は、茨城県南西部と東京湾北部から千葉県東部にかけての地域で起こりやすくなり、震源三十キロ以下の浅い地震は静岡県東部や神奈川県西部などで起こりやすくなっていることが分かった。

 石辺研究員は「これらの地域は実際、東日本大震災後に地震活動が活発になっている。備えを怠らないでほしい」と話している。
 政府の地震調査委員会では南関東一帯で今後三十年間にマグニチュード(M)7級の地震が起きる確率を70%と評価している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011042302000035.html
Posted at 2011/04/23 16:14:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 地震関連 | 日記
2011年04月23日 イイね!

渡辺友理 日本人離れした強さと個性

渡辺友理 日本人離れした強さと個性 渡辺友理さんのリサイタルに行ってきた。
 渡辺さんは、5年ごとに行われるショパン国際ピアノコンクールで2010年に2次予選まで通過し、日本人としては最高得点だった演奏者だ。
 強い個性と力強さに圧倒され、アルゲリッチに称賛された理由を納得した。

 * *

 場所は仙川アヴェニューホール。8月に地元のホール(幕張ベイタウン・コア)で行う企画のため足をはこんだ。地元ホールにも導入されているFAZIOLIが初めてショパン国際ピアノコンクールの公式ピアノとなり、その使用者ダニイル・トリフォノフが3位に入賞したことを受けてのもの。公式ピアノを調律した越智晃氏にコンクールの模様や裏話を語って頂き、その一環で渡辺さんに演奏して頂こうというものだ。
 このホールのピアノと私との関わりについては
ショパンコンクールでFAZIOLI演奏者3位に
https://minkara.carview.co.jp/userid/441462/blog/20402672/
 FAZIOLI導入については
Wikipedia 幕張ベイタウン コンサートピアノ購入運動の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/幕張ベイタウン・コア
を参照頂きたい。

 仙川アヴェニューは1・2階160席とかなり小さなホールで、導入されているのはFazioli F228 Silver。演奏後越智氏に見させて頂いたが、響板が黒・金属部品がクロームメッキ、フレームがシルバーというかなり変わった仕様のピアノ。日本初導入で同じタイプのものはミスターチルドレンのスタジオにも入れたという。
 2009年に入れたばかりのピアノで音がまだ堅く、ホールもコンクリートのため硬質で残響時間も少なくクラッシックにはちょっと厳しさを感じなくもない。

 そのホールでの演奏は、当初ちょっとぎょっとした。ピアノの状態やホールの特性に加え、かなり前の席であったこともあり音がきつい。その状況でショパンノクターンを、ピアノのコンディション、ホールの特性に遠慮することなく弾いている。この演奏でいいのだろうかと思ってしまった。
 しかし、幻想ポロネーズからハッとさせられた。徹底的な強さと繊細さを使い分け、ピアノコントロールに絶対的なものを感じる。リスト・ベートーベンとその強い個性で本領を発揮。アンコールのラフマニノフもすばらしかった。
 渡辺さんの演奏は圧倒的な技術と表現を支える強烈な個性、言ってみればあくの強さを魅力としている。イタリアで磨いてきたのは世界のピアニストと渡り合う存在感であったのかもしれない。

 結局ショパンコンクールで最終的に評価されるのは「個性」なのだろう。同じコンクールに挑んだ實川風さんの繊細で美しい演奏では予選で残っていけなかったし、限界を感じた彼はコンクール後演奏スタイルを変化させている。個性の強い演奏は評価が分かれるが、個性の薄い演奏では埋もれてしまう。凡庸なピアニストはいらないというコンクールの主張なのだろう。

 
 * *

 イタリア在住の渡辺さんは現地で日本の震災を聞いたとのこと。原発事故について地元メディアからインタビューをされたが、現地の理解はは「日本の技術はその程度なのか」と言ったものだったという。日本に対する誤解を強く感じた彼女は、彼女なりに日本の優れている点を主張したと言う。そしてこれからも日本の本当の姿を伝えていきたいとも語っていた。
 国際的な活躍をする渡辺さんが今回の震災で背負ったものは大きかったようだ。しかし国際理解に貢献して頂ける立場でもある。是非広く日本を伝えて欲しい。
 
Posted at 2011/04/23 08:37:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラッシック | 音楽/映画/テレビ
2011年04月22日 イイね!

原発教育・事故後に改めて見る「原子力ポスターコンクール作品」


 国は原発を推進する一環で、教育にも原発を組み込まそうとしてきた。
 副読本として原発推進を意図する冊子を配布し、ポスターコンクールなども行ってきた。

 掲載したものは文科省・経済産業資源エネルギー庁発行の中学生むけ副読本「チャレンジ! 原子力ワールド」から。

 国は安全でクリーンなエネルギーと言い続けてきたが、子供たちに一方的な原子力エネルギー像を押しつけて描かせたポスターを事故後に見ると、何ともむなしい。


 この冊子のPDFは京都女子大学の小波秀雄教授が収集し公開している原子力教育関連冊子の一つとして掲載されている。

資料:原子力教育のための学校用副読本,その他の関連機関発行の教材
http://ruby.kyoto-wu.ac.jp/Files/Dokuhon2010/


小波秀雄教授
http://www2.kyoto-wu.ac.jp/gakubu/shakai/staff/konami.html
Posted at 2011/04/22 08:38:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 原発関係 | 日記

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