仕上がったというので自転車をこいで見に行ってきた。
結論から言えば、トランクリッドに関してはかなり良いレベルに仕上がっていた。
工場の方から来たレポートの写真の抜粋をあげておく。
① ブラックの塗装を研磨して出てくるくぼみと出っ張り。矢印部はトランクパネルにあるくぼみ。
※本来パテで下地面を整えるが、それを行っていなかった。
② 更に剥ぎ、純正塗装の下地まで。
③ パネルの樹脂まで研磨した物らしい。
④ プラサフを塗り、研磨。凸部で下地が出れば更にプラサフをかけて下地の面を作る。映り込みを確認しての作業。
この後ブラックとクリアを吹き、鏡面まで磨き込んでいる。
これまでとは雲泥の差で、ガラス面に近付いた、かなりよいレベルになっている。
ところが、今回屋根部分は一切いじっていない。一度目のクレームで磨き込んではいるが全体に並以上の波状の凹凸があり、おまけにポリッシュ時に圧力をかけているのでパネルに歪みが増している。
このため、トランクとの差があまりに大きすぎる状態になってしまった。
以前屋根もやり直すようにFAXしたはずだが。
そうでなくても、トランクリッドを鏡面に磨き上げれば、屋根とトランクリッドの差が大きくなるので屋根もそのままではまずいと気付きそうなものだが。
屋根は再度の塗装し直しと言うことになった。ただ、屋根はやたらにパテを盛れない(直射熱が加わって肉やせや割れが生じやすいし、平面で目立つ)部分であり、パネルの歪みをとるのは結構難しい。どこまでできるか分からないしこれからの作業で機械を当てれば歪みがよる。
工場と相談するという、
ところで、スペアトランクリッドを塗装せず車体に付いている方を塗装してしまったことについての補償問題があるが、これについては
・スペアの方も塗装してお返しする
と言う。後日の持ち込み塗装や塗装費用の返還はできないという。他のサービスへの転換もできないとか(おそらく、すべて協力工場の負担にさせ、ディーラー自身がかぶることを避けるためだろう)。
しかし、綺麗に塗装しても保管どころか動かすだけで傷を付けることは請け合いである。ましてや鏡面に仕上げたりしたら傷は大変目立つ。使用時にはまた塗装しなさねばならない。そんな話には乗れるわけはない。
「塗装済の状態では使用時に再塗装が必要になる可能性が高いため受けられない」と断った。すると、上司に相談するが、中古トランクリッド価格ならば可能かも知れないと言う話になってきた。
塗装のレベルがかなり上がっているので、トランクリッドの部品代と送料のみで折れようかとも考えているが、1万円程度と思ったトランクリッドの中古部品価格が既にヤフオクの記録から削除されているのですでに分からなくなっている。
とりあえず今でている物の価格を参考に送っておくことにするが、どうなるやら。
追記
協力工場の方からの指示で、屋根の歪みで気になるところにテープを貼ることになったのだが、何故かフロントマン氏は平行線が映り込み、パネルの歪みが分かりやすくなる場所に移動したがらない。あそこは作業しているからとか言うのだが、ならば別の場所を探すとかすべき。何が優先すべきことなのか分かっていない。
板金のところに行けば歪みを見るための平行線のある板も持っていたはず。そう言っても借りてくるとか言う話にもならない。
映り込みが少なく分かりづらいところでかなりの時間をかけてチェックをする羽目になった。
理解できない。
フロントマン氏はこちらで見つけたものを「ここですね」「分からない」とか言いながらやたらに時間をかけてチェックをしたのだが、パネルの大きな歪みは研磨作業でいくらでも出てしまう。こんなことをやっても無駄だと言ったのだが……。
どうも何が重要なのか分かっていないように感じられて仕方がない。
Posted at 2012/12/23 20:59:55 | |
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