区ごとの感染者のデータが出る様になり、地域的な深刻度が目に見える様になってきた。
1万人ごとの分布を見てみると、新宿区、港区が特に深刻であることが分かる。
https://twitter.com/kentarotakahash/status/1252140574313869312?s=20
新宿区に居住している知りあいによれば、そこかしこで新型コロナ感染者発生報告が出ているので、外出を控えているとのこと。
住宅街であり、オフィス街であり、歓楽街である様な、多様な人が行き交う街故に感染が広がりやすいのだろう。
幸いにも3月までの職場も4月からの職場も感染者数の低い地域で、ただし電車通勤をするとある程度感染者が多い地域を通過する。そもそもその電車には新宿や港区へ向かい、帰宅する人が乗っているのだから、感染が起こる確率は高くなる。
私の住む千葉市でも、都内への通勤者の感染が目立つ様だ。
この人の動きを止めれば、感染の広がりはかなり緩やかにすることができるはずだ。
都内に住まわれている方には申し訳ないが、可能な限りとどまって生活を続けて欲しいし、そのためのバックアップを政府は早急に進めるべきだ。
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各地の検査が増えてくれば、感染の広がりが見やすくなる。
あると言われていながら表向きないことになっていた感染がぽろぽろと発覚しはじめている。
公式発表から日本では死亡者数が目立って少ないと信じられているが、感染しても肺炎でなく循環系、神経系などの症状により亡くなっている方はほとんどが検査を受けておらず、恐らくカウントされていないだろう。
肺炎で亡くなっても検査されないままというケースもかなりあると考えられる。
死亡感染者の暗数はどれほどあるのか。これは後から明確にはなりにくいだろう。
しかし、今後は検査によって実態がある程度把握されてくるだろう。感染者数と死亡数が急激に立ち上がってくる可能性がかなりありそうに思われる。
地方への飛び火も次々起こってくるだろう。
特に、地方から東京などへ来て一人暮らししている大学生は、今相当厳しい状況にある。バイトもできず生活費や学費に困り、不顕性感染の疑いもあり家族の元に戻ることも難しい。感染の広がりを防ぐために積極的なバックアップが必要だ。
もちろん、今回仕事を失っている人たちも相当おり、3K職ですらバイト募集をとめているところが多い中、一部の工場バイトに殺到しているとも聞く。
先は見えない中、なんとか経済的理由による死が回避されるよう、政府や各自治体には最優先で取り組んで頂きたい。
Posted at 2020/04/20 23:19:52 | |
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