最近の自転車のリアスプロケットがさらに多段化し、いまでは11段もある。
私が学生時代は6段から7段への移行が進んでいた。8段ともなるとチェーンの厚みが問題となり、それ以上増やすにはハブの幅を広げる必要も出てきた。これまでの車体を活かして何とかしていこうとすると限界がある。しかし、新製品には新しい規格は枷にはならない。
そうしてリアはどんどん多段化していったようだ。
11段というのを見て、これならフロントはトリプルはいらないしダブルである必要も無く、シングルでよいのでは無いか。そうするとフロントディレーラーはいらなくなる(メカ操作好き少年涙目)。
現実問題、ダブルのロードレーサーに乗っていても、フロントを切り替えるのはめんどくさいし、フロントとリアで段数を稼ぐやり方は実際のギアの選択を考えるとあまりスマートではない。リアだけで済むならその方がずっと実用的な気がする。
そう思っていた。
別件でググっていたら、たまたまフロントディレーラーを全廃したメーカーがあることを知った。
MTB:フロントディレーラーは過去の遺物になるのか?
SRAMが提唱するフロントシングルギア(1X:ワンバイ)システムが台頭する中、従来のフロントディレーラーがMTB界で生き残る道はあるのだろうか?
Written by Richard Bennett
読み終わるまで:6分公開日:2017年4月17日
https://www.redbull.com/jp-ja/is-this-the-end-of-the-front-derailleur-2017-15-04
フロントがなくなることでのメカニズム的なデメリットもあり、これが一気に進むと言うことでも無さそうだ。
なによりシマノがまだフロントディレーラーを作り続けるようだし、すべてのコンポーネントがリア11段になるわけでもないので、すぐ消えてなくなると言うことではないようだ。
しかし、ここでもMTBから26インチが消えてなくなった話が載っているなあ。
レースなどのとがった領域からはなくなっただけで、26インチのMTBはまだあるし、タイヤなどのパーツも供給されている。本当に消滅したわけではない。
なお、自分のMTBはただ街乗りで使うだけなので、何か特別にお金をかけようとも思わないし、新車を買おうとも考えてはいない。
Posted at 2021/10/04 13:10:01 | |
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