マスターシリンダー状態の良いものに換えた上で、INPAをつかってABS含めてエア抜き作業を終えた。
ブレーキの感触はほぼ変化無し。ずるずると深いところまで沈んでいく。
SVXだと、途中でかっちり底を感じる。ステンメッシュであるけれど。
INPAでブレーキ液圧を見てみると、踏み込む深さに応じて圧力が高くなるので、ブレーキとしての機能は問題ないようにも見える。
となると、あとはブレーキホースが膨らんでいるとかかもしれない。
実は、目視では若干のヒビを見つけているのだ。
以前、SVXを前ユーザーから引き継いだあと初めてブレーキフルード交換をしてエア抜きをした際、ふにゃふにゃした感触がとれず、エア抜きを何度かしているうち、とんでもないことが発覚したことがあった。
[SVX]えっ?!あり得ない……ブレーキホース破裂!!
https://minkara.carview.co.jp/userid/441462/blog/19017635/
ホースが水ぶくれ状態になってしまったのだ。前輪左右とものだ。金具嵌合部からはフルードが噴き出していた。あのフィーリングに少し似ている。
エア抜きでは思いっきり踏み込むから発覚したのであって、ホースがかなり傷んだ状態だったのだろう。公道で急ブレーキを踏んだら、ブレーキが充分効かなかったかも知れない。
そんなこともあるので、やはり近日中にブレーキホースも交換しておこう。10年10万kmを超えていることだし。
追記:
取り外したマスタ-シリンダーを見て気になるのは、マスターバック側が黄色く変色していることだ。これによってマスターバックと固着していた。
乾燥固形化したブレーキ液のようにも見える。
ブレーキフルードをこぼしてもガスケットがあるのでここには流れ込まない。ブレーキ液とすればスナップリングのあたりから漏れ出た可能性がある。
スナップリングのある部分には茶色の乾いた固形物が付着していた。
ブレーキ液もかなりの汚さで、このマスターには何らかの問題がありそうに見える。
追記2:
フロントキャリパーはOH済みのものがあるのでこの際交換してもよい。ピストンの動きはスムーズなので交換の必要性を感じていないが。
Posted at 2022/08/24 14:06:31 | |
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