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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2025年10月12日 イイね!

【介護日記】甲状腺のチェック

 先日投稿したように、母には甲状腺の機能障害が起きている可能性がある。

 以前耳鼻科で血液検査の結果橋本病という、免疫によって甲状腺が攻撃を受けて機能が低下する病気の可能性を指摘され、その後の血液検査で指標値が改善していたのでそれきりになっているらしい。

 橋本病は女性に多く、3〜10%が罹患しているという。甲状腺の機能昂進が起きるバセドウ氏病も女性に多いことが知られている。

 そのため多くは治療を受けていないし受けなくても大きな問題は起こさないケースが多いようなのだ。

 今回の血液検査では炎症指標が上昇しており、甲状腺ホルモン(FT3)が低いレベルだったことが甲状腺への自己免疫の可能性を示すほか、血中鉄分が少なく、鉄欠乏が甲状腺を攻撃する自己免疫にも影響することが知られていて、ここもつながっている。

 さらに、甲状腺機能低下は全身の活動レベル低下をおこすので、母が訴える慢性的なだるさ、やる気の消失にもつながってくる。

 鉄欠乏はガンによっても起こる。
 鉄分が食事から充分取れていないのか(量が減り偏食が強まっている)、消費されやすいために少ないのかは今のところなんとも言えない。

 ガン検診はいずれ受けるにしても、甲状腺については以前から気になっていたので、関連指標の悪化はいい機会だ。
 まず内分泌系に強いクリニックで診てもらおうと思っている。私の自宅に近いところにあるクリニックが内分泌系疾患を専門にしている。

 超音波エコーで甲状腺をみると萎縮の状態も分かるので、そういった一連の検査を受けてみるのは懸念点をはっきりさせる上でよいだろう。血液検査とエコーぐらいなら侵襲性も低く、負担がかるい。

 甲状腺のことをずっと気にかけていたのは、かなり以前、母が若い頃バセドウ病と言われたことがあるようなことを言っていた記憶があるためだ。
 その後確認しても本人は否定しているのだが、単に覚えていないだけかもしれない。
 バセドウ氏病も甲状腺への自己免疫で起こり、症状は真逆ながら橋本病からバセドウ氏病へ変化する例もある。

***

 なお、バセドウ氏病というと特徴的な眼球突出を思い浮かべやすいが、確か発生は患者の3割程度と意外に低い。昔調べて驚いたことがある。




Posted at 2025/10/12 21:47:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 母の介護 | 日記
2025年10月11日 イイね!

【介護日記】リハビリ会議

 母は9月から週に2回(途中まで1回)デイケアに行っている。
 これはリハビリを行うことを目的としたサービスだ。ただし、理学療法士がつきっきりで対応するのは20分程度で、病院で受けるリハビリとは量で圧倒的に負けている。
 ただし、リハビリであるから状況を把握し、計画を立てて実行する。

 そのためのリハビリ会議というものがあり、今日が3回目。
 1回目に続いて3回目に出席してみた。


・デイケアで母は食事を残さずきちんと摂る
・他の人とのコミュニケーションは少な目だが、特段問題はない
・歩いても何処かが痛いと言うことはなく、今日は少し息が上がりやすかった
・杖の使い方のテストをしたが、山歩きの経験で非常に上手

 自宅での何もやろうとしない状況(惨状 ; ; )を伝え、方針を次のようにすることになった。

●可能な限り体を動かす
・床からの立ち上がり訓練
・腰回りを中心とした筋力トレーニング
を重点的に。
・集団体操と個別リハビリが重ならない様、時間的配慮を行う
・個別リハビリの後も、集団で過ごすフロアの用具を使って体を動かすメニューをこなす(一人に一人ではないがかならず近くに職員がいる状態)

 後は任せて効果を期待である。
 
***

 今日の母は、声がしっかりし、やや了解度が高めに見えた。
 4.5mgから9.0mgに大きくなったコリンエステラーゼ阻害剤が少し効いているのかも知れない。
 もっとも、外面はいいので、外で人と対するときには大概状態がよく見えるのであるが。

 なお、通い始めた当初の長谷川式認知症検査では10点しか取れなかったらしい。観察でもかなり状態が悪くなっていたころなので、先日の15点はそれから見ればずいぶん改善している。

追記:
 体重が増えてるとのこと。
 9月当初49kg→52kg
 お菓子などの食べ過ぎを疑われた。
Posted at 2025/10/11 15:30:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 母の介護 | 日記
2025年10月09日 イイね!

【介護日記】血液検査結果

 今日行った物忘れ外来で、前回の血液検査の結果を見て、いくつか異常値のものがあると言う話になった。

 特に気にしていたのがCRPという項目。1.62で0.30を大きく超えている。
 これはC反応性蛋白と言い、組織の感染、炎症が起きると上がる。

 しかし、白血球は正常値なので、感染症ではなさそう。

 血清鉄も36と正常値45〜170より低い。

 そこで、ガンの可能性もあるので、ガン検診を受けた方がよいと。

***

 血清鉄が低値。
 鉄不足で低値を示すMCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)も31.1と正常31.3〜36.1に対して低値。
 さらにTIBCという血清中のトランスフェリンという鉄を運ぶタンパク質も低濃度である。

 鉄不足な状態であるのは確かである。

 実は母は橋本病の疑いと以前診断されていて(過去のデータを見返したときに、血液検査結果に医師のメモがあるのを見て、近所の内科に出してもらっている薬を確認し、橋本病の疑いで投薬を受けていることが分かった)。

(追記: 橋本病の投薬については、他の理由で出された薬が重なっているので、橋本病の疑いで投薬を受けているわけではないようだ。)

 橋本病とは、自己免疫疾患の一つで、甲状腺が攻撃を受け慢性的に炎症が生じる病気だ。

 過去数年前に3回CRPを含む検査をしていて、その際は正常値であったが、今回初めて異常値が出たことになる。

 橋本病が悪化して炎症でCRPが増加し、その合併症で血清鉄の低下が起きていると考えると筋が通る。

 甲状腺に刺激を与えるホルモン(TSH)は正常値で、甲状腺ホルモンであるFT3は低値だ。

 ここでも甲状腺に異常があることが疑われる。FT3が低い場合、本来はTSHが高くなっているべきであるが、この辺りはよく分からない。

 甲状腺機能低下が意欲低下に結びついている可能性がある。

***

 アルブミン低値、コリンエステラーゼ低値で、肝臓の機能が落ちている可能性があるが、他の主な指標に異常がなく、B型肝炎の抗原は(−)である。

 コリンエステラーゼはコリン作動神経ではたらく酵素で、神経伝達時に放出されたアセチルコリンを除去する。
 母は意欲低下を回復させる目的で、アルツハイマー型認知症の進行を抑える為に、脳内でのコリンエステラーゼの働きを抑える阻害剤を処方されており、ちぐはぐな結果になっている。

 取りあえず、タンパク質と鉄分が不足しているうなので、レバーを食べさせることにしようか。

 実際、この所全く食べていない。


Posted at 2025/10/09 14:34:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 母の介護 | 日記
2025年10月08日 イイね!

【介護日記】銀行口座解約の件

 母はいくつもの銀行口座を持っているが、そのいずれもが何かの引落や振込口座になっていた。

 証券会社の銀行はやむを得ないとして、その他のものは整理していかねばならない。

 そこで、振込や引落を記帳がしやすいゆうちょに一本化し、すでに2銀行を解約している。

 昨日は、ようやく信託銀行を解約してきた。

 ここは、母が定期で運用したりしてきたが、口座凍結には対応できない(家族信託ではかなりの費用を取られる)ので解約することにしたのだ。

 解約の手続きに2時間ぐらいかかったが、無事解約でき、入っていたお金は、日常のお金を入れているゆうちょと、口座凍結に対応できる銀行に振り分けておいた。

 これで銀行は

・大手証券会社の銀行
・ゆうちょ
・口座凍結に対応できる銀行

の3行になった。

 大手証券会社は老後関係のサービス契約をしているのでまだお金をおいていて、継続の予定だが、資金の半分は銀行に移している。
 なお、かつて使っていた地元の証券会社の口座はまだ解約していないが、口座が残っているといずれ残高証明を取らなくならなくなるので、なるべく早く解約しておきたい。

Posted at 2025/10/08 17:56:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 母の介護 | 日記
2025年10月08日 イイね!

【介護日記】私のことなど馬鹿にして話を聞き流す母の件

 今どきのラノベのタイトルみたいだが。

 母の認知症が認識できるようになったのは、父の死後で、その時既に記憶力の低下が明確だった。
 生前の父がそのことを既に言っていてお母さんをよろしく頼むといっていたが、その時には実感がなかった。

 父の死後明確に記憶力が低下していることがわかり、物忘れ外来を勧めたが、頑として認めず、行こうとしなかった。

 近所の病院は軽度認知症と分かっても何もしなかったので結局無駄でしかなかったが、それでも少しでも速く診断がつけば投薬で遅らせられる可能性があったのだ。

 結局別の病院で検査を受けたがもう薬でどうこうする段階ではないと言われ、生活の改善等々での対応を進めることになったぐらいだった。

 この病院は私の休みと会わないので結局通院できず、別のクリニックに連れて行くことになった。ここの医師はかなり認知症に手慣れていて、信頼できそうだと感じた。

 ここまでは先日の投稿の内容と重なる。

***

 母は訊いたことを3分保持できないので、医師に言われたことを全く覚えていなかった。

 私がその内容を何度伝えてもメモをとるでもなく聞き流すだけで、やるべき事として言われたことを全くやろうとせず、ひたすら何もせず否認と逃避の毎日を送るだけだった。

 そもそも4年前からずっと医師に言われたことと同じことを言ってきているが、一度としてまともに取り合ったことがなかった。
 顔をそむけてやる気がしないとか、暑いとか、寒いとか、お尻が痛いとか言いわけをするだけ。
 覚えていられないことは分かっているのにメモも取ろうとしない。
 デイサービスから電話で翌日のお迎えの時間のお知らせがあるのだが、決してメモを取らない。付せんやメモを渡しておいても書こうとしない。で、数分後にはもう何も覚えていない。
 早めに来るという連絡があっても、私やヘルパーさんに伝わらないから、全く対応ができないのだ。

 私は先手先手で様々な認知症対策をやってきているが、とにかく本人が逃げることしか考えないので、全くの無駄になっている。

***

 明日は新しいクリニックでの物忘れ外来の2回目である。
 私は母に、何をやらなくてはいけないのかを自分で尋ねさせるだけでなく、きちんと自分の手でメモを取らせ、記録させようと思っている。

 私がいくら言っても、メニューを書いたとしても、子供のことなんか聞く気がないのだ。

 そもそも、私が子供の頃からこの家族はずっと幼い私のことを馬鹿にし、嘲るようなことをしてきた。精神病とか酷いことを言ってきたりもした。
 子供だからできないことや、子供の身体的特徴があることを認めず、大人と比較して劣っているとあげつらうような家族だった。些細な一例を挙げれば扁平足と子供を嘲笑う親などあり得ないだろう。扁平足は幼い子供の足の特徴なのに体の欠陥として嘲笑っていた。
 そんな家族であり、私の言うことを無視して選択を誤ったことはいくらでもある。
 母も私の言うことなど馬鹿にして本気で聞く気がない。
 それよりも面倒なこと、嫌なことから逃げることを最優先する。

 これは認知症になるよりずっと以前からの彼女の傾向なので、どうしようもなく、それが認知症で全面に現れてしまっているのだ。

 だから、第三者の口から言われないとまったく受け入れない。
 外面はよいので、話を聞いている風であるし、やり取りもできる。
 しかし、訊いても覚えていられないから、自分の手でメモを取らせないと何も残らない。
 自分が医師から聞いたことであるとわかれば、記憶から失われてもその内容と重みを理解できるだろう。
 私にメモを取れ、書いて貼れなどと言うのだが、私がメモをとっても当人はそれが何なのかの記憶も理解もないので、結局私から面倒なことを押しつけられているとしか思わず、結局逃げるだけになってしまうのだ。

 メモを取らせて拡大して壁に貼る。

 これを試してみる。

 ただ、もともとメモがめちゃくちゃヘタな人なので、内容が分からないメモにしかならないおそれが充分にあるのだが。


 人生100年時代。
 こんなことをあと何年繰り返すのだろうねえ。


***

 今日の朝、ご近所のうちに娘さんの車が止まっていた。
 この所平日に頻繁に止まっているので、何かあるのだろうと思っていた。

 昼前に出かけたときには車がなく、昼過ぎに再度出かけたときに、ちょうど奥さんを連れて帰ってきたところだった。
 娘さんとは何度か会釈をしたが、おそらく骨折で右手を首から吊った奥さんは、かつて見かけた彼女と違い、目の焦点が定まらず、不安そうな顔と挙動をし、私の車や私が何なのかも理解できていない様子に見えた。
 母より進んだ認知症に見えた。

 ダンナさんとはたびたび会って立ち話をしていたが、元々あまり社交的に見えなかった奥さんとはこの所全く顔を合わせることがなかった。どうも随分前から認知症が進んでいたようだ。先日ダンナさんが高齢者は室内で怪我を云々と言っていたが、奥さんのことを踏まえた話だったのだろう。

 この界隈は、父母の世代やその上の世代の人が多く、かなり高齢化が進み、空き家も増えている。
 そこら中に認知症の人がいるのだろう。

 近所のおばあさんとも時々はなしをするのだが、その方は近所の独り暮らしの高齢者をずいぶん世話してきたそうだ。で、そこかしこに認知症の人がいると言っていた。
 この方の御主人は病気の末、認知症になってなくなっているが、ご本人は毎日庭の世話をし、よく体を動かし、社交的で、かなり元気だ。
 やはり、認知症になりにくい人は、社交的でコミュニケーションが多かったり、体をよく動かしている人なのだなあとよく分かる。



 
Posted at 2025/10/08 17:37:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 母の介護 | 日記

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