本日早速500円ジャンクカメラが届いた。
外見は傷が少なく、綺麗。
内部もミラーが経年的に汚れていて、シャッター幕にわずかに傷があるぐらい。
ただし、カメラ用電池がまだとどいていないので(近所にあったとしても高い)動作確認はできていない。
付属してきた電池は0.3Vしか起電していなかった。
動作確認はまた後日。
写真機としての用途はなくとも、レンズの学習の教材にはなる。
***
付属レンズはこのカメラのキットレンズで、前にも書いたようにキヤノンが起死回生のために新規のAFシステムに注力して設計したもので、安価でありながらよく映ると非常に評判がいい。
現物は、ほぼ同時に落札した同じレンズより状態がよかった。
2つのレンズを比較すると、製品としては同じだが、フォーカスリングの重さが若干違う。経年によるグリス切れとかの影響があるのかもしれない。
α7Ⅱにコムライトの電子接点付きマウントアダプターで接続してみると、AFはする。しかし、KissX5のキットレンズのようなスムーズさがなく、いかにもAF初期型レンズらしいジーコジーコという大きめの音を立てて動く。合焦も遅め。
このレンズはNEX−7では本体の起動時にうまく情報を取れないのかきちんと起動しない。同じ頃の撒き餌レンズ55mmF1.8レンズはきちんと動作するのだが。
どんなAFレンズもそうだが、うまく対象にピンが来ず、マニュアルでフォーカスし直すことがある。
AFレンズは頼りない感じの、スイッチで切り離しが効くリングでピント合わせをしたり、電気的にリングの動きをモーターによるレンズの動きにしているリングでピント合わせをするので、ダイレクト感がない。
マニュアルフォーカスする場合、MFレンズの方が遙かに感触がいい(よくないものもあるが)。
このあたりは使い分けなのだろうと思う。
で、α7Ⅱで使える古いキヤノンFEレンズを入手してみて、やはりAF駆動モーターは静かなで速い超音波モーターがよいし、望遠手持ち撮影では必須とも言える手ブレ補正はなるべく大きめなものがいいと実感した。
持ち歩くフルサイズ実用望遠ズームには、ジャンクではなくある程度お金を出す必要がある。
確実に遠くの動く被写体を撮るためには、そんなものなのだろう。
APSーCでよいなら、手ブレ補正が効かないが、NEX-7+KissX5のキットレンズでもまあ綺麗なもんだ。
画素数が同じでも機動力の点でNEX-7に分があるので、撮影自体を目的としない場合、こちらを持ち出すだろうな。標準ズームならかなりコンパクトなソニーのキットレンズを使うかもしれない。
少し高かったが買った超広角レンズや魚眼レンズもAPS-C用なので、NEX-7で使うだろうし。
α7Ⅱは35mm用オールドレンズの望遠で使うのが基本になりそう。
少し大枚はたいてキヤノンの高画質70-300mmズームEFレンズ(高価なLレンズに匹敵すると言われている)を手に入れたら、フルサイズ用なので主にこちらで使う事になるだろうけれど。
望遠レンズというのは実はあまり出番がないので安く売られているが、古い世代でも評判のいいAF望遠単焦点や望遠ズームは曲がりなりにもAFが使えるせいか、中古でもそれなりに高価なので、よほど安くない限り、触手が動かない。
追記:
電池が届いたので動作確認。
蓋をきちんとしないと動作しなかったので焦った。
液晶に表示が出て電源が入ることを確認。
いろいろ触ってみると、カメラとしての機能は生きている模様。
このボディでこのボディのキットレンズを使うと、そこそこ速い。
キットレンズをKissX5に付けてみると、結構速い。
結局、コムライトのマウントアダプターのAFがレンズを往復させて合焦点を探すので遅いのだ。AFモーターの遅い古い古いAFレンズではてきめんに遅くなってしまう。
これを改善したければ、高価なマウントアダプターの購入を検討しなければならない。
Posted at 2025/05/21 05:56:30 | |
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