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2019年01月08日

[BPレガシィ] 16年間使い続けたETCが故障→買い換えDIY設置(後編)

[BPレガシィ] 16年間使い続けたETCが故障→買い換えDIY設置(後編) 前回と今回のブログは、年末年始に実施したクルマいじりに関することを2編に分けて記しています。
今回は、レガシィのETC買い換え→DIY設置についてのブログの 「後編」 です。


◎関連過去記事
 → 2018年11月24日付け 「何シテル?」
◎「前編」 はこちら
 → 経年16年でETC故障→買い換えDIY設置(1月6日付けブログ)

■サンバー用ETCの開梱
スバル・サンバー(ダイハツOEM)用に純正オプション指定されている三菱電機ETC(ナビ非連動、独立使用タイプ)をBPレガシィ用にセットアップしたものを、12月上旬にディーラーで受け取りました。

箱を開梱すると、次のような部品が入っています。実際の取り付け作業は、年が明けた(私が落ち着いた)2019年になってからを予定しており、それに先だって中身を事前確認しておきます。


<↓サンバー用の純正OP指定のETC(部番:08685F9029)を開梱。中身はこのようにシンプル>


<↓ETC本体(筐体)とアンテナ(セパレートタイプ)は、こんな感じ>
 

何ともシンプルな構成ですね。ただ私の場合はブラケットも使用しないので、実質は電源コードとアンテナを引き回すのみ、の設置作業になります。

■新旧ETCのサイズ比較
これまで16年間、いっしょに高速道路を共に走ってきた旧ETCは パナソニックのCY-ET300D(2002年モデル)。これを、今回購入したETC(恐らく 三菱電機のEP-7316B同等品)と較べてみます。

<↓パナソニックCY-ET300D(シルバー)と三菱電機EP-7316B同等品(黒)との大きさ比較>


<↓(黒はシルバーに対して)奥行きは短くなり、幅は同等で、厚みはやや増えている印象>
 

<↓両者のフロントビュー(ETCカード挿入口、各種操作ボタンのある側)は、こんな感じ>


やや厚みが増えていますが、それは微々たるもの。奥行きの大幅減が印象的です。

<↓拡張ポートは実装されていますが、単独使用(ナビ非連動タイプ)なので使用せず>


■旧ETCの配線を撤去
新しいETCを設置する前に、既存の(故障した)旧ETCの配線一式を撤去します。

<↓あれやこれやをやっているうちに、結局、こんな感じまで関連部品を取り外すことに>


単に古い配線を取り外す 「だけ」 なのに、どうしてこんなに各部品を取り外すことになったのか? については、次の通り。

「旧ETCをDIYで設置した際に、配線は ”やっつけ” で引き回したのではなく、各部品に干渉しないよう配慮して取り付けたため」。つまり、「トリムカバーがあれば、その裏側」、「内装の骨組みがあれば、その奥」 を狙って丁寧に引き回ししていたため、撤去する際には(それが逆にアダに?なって)手間がかかる状態になった・・・ためです。


<↓あとになっても(配線色以外でも)一目で分かるよう、昔の私は手書きラベルを付けていた>
 

イザというときには、こんな小さな配慮があとあと大きく効いてくるのですよね。この手書きラベルのおかげで、(その後の新ETCの配線分岐作業が)とても楽に実施できました。
(※本当は養生テープなんかじゃなく、ちゃんとした絶縁テープに書いた方が吉ですよ。)


■新ETCの配線を引き回し
三菱電機の新ETCはベーシックタイプのためか、アンテナ線以外の配線は、電源系の+12Vとグラウンド(アース)の2本しかありません。しかしパナソニックの旧ETCでは、常時電源・ACC・アースの3本が必要でした。この違いは何なのでしょうね。

<↓(左)パナソニックCY-ET300Dの電源系  (右)三菱電機EP-7316B同等品の電源系>
 

配線が済めば、本体の設置前に動作確認しておきます。
 ・電源印加(ETCカード無し)でオレンジ色のインジケータ点灯
 ・電源印加(ETCカード正常認識)でインジケーターが青色点灯


<↓電源印加(本体オレンジ)、カード認識(本体+アンテナが青)とも正常な作動を確認>
 

■セパレート型アンテナの貼り付け
セパレート型のアンテナは、取説通り、フロントウィンドウに貼り付けします(ダッシュボードに置くと、設置角度の都合により通信しない場合もあり得るとのこと)。フロントウィンドウの遮光メッシュ部分に貼っても差し支えないはずですが、念のため、エクシーガ(ETCはディーラーのメカニックが納車時に設置)のアンテナ設置位置を参考確認してみます。

<↓現状のBPレガシィのフロントウィンドウ上端周辺。リヤビューミラーのステー近傍が候補位置>


<↓当然のことながら、エクシーガの分離型アンテナは遮光メッシュ部分にガツンと貼ってある>
 

<↓エクシーガを参考に、ドライブレコーダーからも離すことを考慮し、「ここ」という位置に貼る>


■新ETC設置作業の仕上げ
セパレートアンテナの配線をAピラーの中に這わせ、ETC本体は従来同様に(外からは見えない位置にある)BOX内に収納します。

<↓エクシーガと異なり、BPレガシィのAピラートリムは上端に樹脂ヒモ(ねじって脱着)が無い>


<↓NS-Defi のコントロールユニットとともに、車載器背面の配線が突っ張ったりしないよう注意>
 

<↓無事に新ETC設置完了。取り付けよりも旧ETCの配線撤去の方が時間を要してしまった>
 

さて、その三菱電機の新ETC。
設置後に改めて気がついたのですが、エンジン始動でETCカードを認識後、IG-OFF(印加電源を遮断)すると、言葉で表現するのが難しいですが、「テテテテテテ・・・」 とか 「チチチチチチ・・・」 といったSE的電子音?を発しながら作動停止します。

例えて言うなら、(少々古いですが)ピンクレディという2人組の女性歌手が歌った「UFO」という歌謡曲の中で使われている効果音(UFOを連想させるSEとして)のような感じです。電源投入後にETCカードを認識した際には 「カードの有効期限は○年○月です」 というマジメなインフォメーションアナウンス(合成音)が流れるため、このような 「終わり方」 は少々肩すかしを喰らったような印象です。

これで、今後の長距離ツーリング(「東京~札幌」 の往復や、器械体操の社会人大会 開催地への乗り入れ:今年は秋に福井の予定、など)にも、安心して繰り出すことができそうです。


■あとがき
それにしても、これまで使ってきたパナソニックのCY-ET300D・・・。私は丸16年超の間、使い続けてきましたが、電機メーカーが想定している 「車載器の寿命」 ってどうなのでしょう。無限寿命で設計しているのか(>あり得るの?)、はたまた一般の家電などと同様、「(例えば目安として)7年間」 などといった具合での想定寿命があるのでしょうか。

私は、ナショナルのセットピン差込式24時間型プログラマブル・オーディオタイマー(TE61) を使って今年で42年、ホンダCBR250Four に乗って今年で33年・・・という具合に、じっくり買った製品を永く使うタイプ。果たしてETC車載器の寿命16年は、メーカーの想定内なのか3σ(シグマ:標準偏差)から外れているのか。

工業製品メーカーから見た場合の、私(>ユーザー)の立ち位置(>母集団に対する)を知りたいものです。

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