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調布市のKAZのブログ一覧

2012年12月11日 イイね!

[デントリペア] DIYによる修復作業を総括する(レガシィ修理報告vol.13)

[デントリペア] DIYによる修復作業を総括する(レガシィ修理報告vol.13)いたずら被害(塗装キズ&ドア凹み)をDIYで修理した際の備忘録。
「その(13)・総括編→素人DIYによるデントリペアのまとめ」です。

<過去ログ : その(7)以降は DIYでデントリペア編です>
  ◎その(7) は → DIYでデントリペア、まずは現状把握・前編
  ◎その(8) は → DIYでデントリペア、現状把握&分析・後編
  ◎その(9) は → デントリペア用の工具を自作するの巻
  ◎その(10) は → DIYでデントリペア、影を利用せよ!の巻
  ◎その(11) は → 素人DIYでもここまで出来る!の巻
  ◎その(12) は → 仕上げ・素人DIYの出来映えの巻

いたずら被害に遭ったBPレガシィ(右後ドア)の2ヶ所の凹みを、素人の私がDIYで修復(デントリペア)した際に気がついたことや、注意点などについて述べてみます。

<1.凹みの状態をよく把握する>
  ・必要なツールを判断するため
  ・修復時に進捗を把握しやすくするため

塗装の引っかきキズ被害をDIY修復する際も同様ですが、まずは凹みの状態をよく観察します。正面や斜め方向からだけでなく、時には路面から空に向かって見上げる方向で凹みを観察すると、その大きさや形状が分かりやすくなることがあります。単純な凹みなのか複合的な凹みなのか、などについても観察します。よく観察しておかないと、使うツール(必要なツール)を誤る可能性があります。また、修復後に改善度合いの判断もつかなくなってしまいます。

<2.目標とする修復レベルを定める>
  ・漫然とした非効率的な作業を避けるため
  ・作業をやめる際の目安を仮決めしておく

DIYの場合、時間とやる気さえあれば修理時間をかけることができますが、漫然と時間をかけるだけの修復は効率が悪いです。「通勤に使うので○日間で直せるところまでにする(時間的目標)」、「パッと見た目で分からない程度まで直す(程度的目標)」、「予算費用○円以内で直す(金銭的目標)」・・・など、目標は何でも良いです。「どこでやめるか」 のイメージを描いておくこと、とも言えます。

<3.情報収集はしっかりと>
  ・あらかじめDIY修理のイメージを描いておくため
  ・「分かること」 と 「分からないこと」 の区別を付けるため

今の時代、ネットで検索するだけでもいろいろな情報を得ることができます。もちろん、その中から 「すぐに使える情報」 や 「いざというときに役に立つかもしれない情報」 など、必要とする情報を自らを抽出しなければなりませんが、いろいろと調べていくうちに疑問が湧いてくるものです。その疑問を調べていくうちに、より良い手法のヒントが見つかるかもしれません。作業着手前に、作業の道筋をどの程度まで頭の中で思い描けるか? が重要だと思います。

<4.良い作業は良い工具から>
  ・作業に適した工具を使うと、失敗リスクを減らせるため
  ・ブランド工具が良い工具、というワケではない

目的とする作業に見合った工具を準備したい。作業効率が良くなるだけでなく、失敗リスクを減らせるため。その道で食っているプロならば 「弘法は筆を選ばず」 かもしれないが、素人のDIYでは 「なるべく筆を選んだ方が無難」 だ。工具が無い場合は代替ツールを準備(または自作)することになるが、確保したい機能と切り捨てても良い機能を線引きしてツールを用意したい。あれもこれもと欲張ると、ツール選びの時点で失敗しかねない。

<5.手間を惜しまない>
  ・効率アップでトータルの作業時間を減らすため
  ・直接関係の無い部品にキズを付けたり破損させるリスクを減らすため

内装を剥がすとか、作業の支障となりそうなパーツをあらかじめ取り外しておくとか、ペンライトを用意しておくとか、作業灯を設置したり鏡(ミラー)を使うとか、ちょっとした手間や工夫で作業効率のアップが可能となるなら、そうする方が良いです。その瞬間は遠回りになりますが、トータルで見れば、正確さのアップと作業時間の短縮にもなります。

<6.焦らず、不安があるときは中断する>
  ・やり過ぎによる失敗を避けるため
  ・天候や体調も考慮するため

予定していた作業日が、当日になって雨天になってしまうことがあります。また自分自身の体調が優れないこともあり得ます。そういうときは、ムリして作業しない方が良いです。ただし、作業が絶好調で進んで 「あと一歩」 でちょうど区切りの良い場面に到達できそう・・・というような場合は、逆に中断しない方が良いかもしれません。要するに臨機応変に作業する、ということになります。


以下、今回私がDIYでトライしたデントリペアの 「作業前」「作業後」 の比較画像を載せておきます。

<↓右後ドアの2ヶ所の凹み被害、DIYデントリペアのトライ前の状態(いずれもクリックで800×600に拡大)>
  

<↓素人DIY(=当方)のデントリペアによる修復トライ後の状態(いずれもクリックで800×600に拡大)>
  

<↓(DIYリペア後)別アングルから、背景の自転車を映り込ませて歪み有無を確認(いずれもクリックで拡大)>
  
  

<↓(DIYリペア後)さらに別アングル=路面から天空を見上げる方向で(いずれもクリックで800×600に拡大)>
  

最後の2枚の画像が、素人DIYによるデントリペア修復トライのほぼ完成形です。

最後になりますが、
デントリペアに着手する前の 「いたずらによる塗装キズ被害をDIYで修理する(アルミナ研磨+SiC研磨)」 の報告ブログシリーズで、紹介しきれなかった番外編を載せておきます。ドアノブのスクラッチキズをアルミナ研磨した際の、改善効果(ビフォー・アフター画像)です。

<↓(おまけ)ドアノブのスクラッチキズをアルミナ研磨で修復したときの様子>


<↓(おまけ)左:アルミナ研磨前、 右:研磨後は簡単にキズが消える(いずれもクリックでやや拡大)>
  

<(ご参考)過去ログ : その(1)~(6)は、DIYで塗装キズ修復編です>
  ◎その(1) はこちら → キズの被害範囲はボディ右側全体の巻
  ◎その(2) はこちら → 修理見積もりは21万円の巻
  ◎その(3) はこちら → アルミナ研磨で塗装キズをDIY修復 編
  ◎その(4) はこちら → アルミナ研磨の修復効果と限界 編
  ◎その(5) はこちら → シリコンカーバイト研磨の準備 編
  ◎その(6) はこちら → シリコンカーバイト研磨 仕上げ編


以上、レガシィに受けたいたずら被害に対し、
  ・塗装キズ被害のDIY修理(アルミナ研磨+SiC研磨)が → ブログ報告シリーズ・その(1)~(6)、
  ・凹み被害のDIY修理(デントリペアにトライ)が      → ブログ報告シリーズ・その(7)~(13)、
と かなりのボリュームになってしまいましたが、長文にも関わらず、
最後までお読みいただいた方々(特にコメントいただいた方々)には、感謝いたします。
当方の一連のブログが、塗装キズや凹みの被害に遭われてしまって
困っている方々 に対し、多少なりとも参考になれば幸い です。


さて次回ブログは、レガシィからバイク(CBR250Four)の修理に話を移します。
題して、
  「[CBR250Four] 走行中にウィンカーレバーが もげた!の巻(その1)」 をお送りする予定です。
すでに26年モノの古いバイクなんで、経年劣化による予期せぬトラブルが舞い降りるのです。
2012年12月04日 イイね!

[デントリペア] 仕上げ・素人DIYの出来映えの巻(レガシィ修理報告vol.12)

[デントリペア] 仕上げ・素人DIYの出来映えの巻(レガシィ修理報告vol.12)いたずら被害(塗装キズ&ドア凹み)をDIYで修理した際の備忘録。
今回は「その(12)・仕上げ編→素人DIYでの出来映えの巻」です。

<過去ログ : その(7)以降は DIYでデントリペア編です>
  ◎その(7) は → DIYでデントリペア、まずは現状把握・前編
  ◎その(8) は → DIYでデントリペア、現状把握&分析・後編
  ◎その(9) は → デントリペア用の工具を自作するの巻
  ◎その(10) は → DIYでデントリペア、影を利用せよ!の巻
  ◎その(11) は → 素人DIYでもここまで出来る!の巻


<過去ログ : その(1)~(6)は、DIYで塗装キズ修復編です>
  ◎その(1)~(6)の総括は → こちら(アルミナ研磨とSiC研磨)


リヤドアのデント(凹み)被害は2ヶ所あります。その2ヶ所のうち、手始めに自作リペアツールの届きやすい方(車両前方の凹み)から先に作業トライした結果は、前回ブログ でお伝えした通り。今回はこの部分の微修正と、未着手だった残りの1ヶ所(車両後方の凹み)のデントリペアを行いました。

実は前回の作業は、お昼12時ころから開始したものの、14時ころには作業を中断していました。理由は、14時を過ぎたころから ドアパネルの表面温度が下がってしまった ためです。作業場所が自宅玄関前だったので、14時過ぎになると(この季節は太陽の高度と周辺住宅の並び具合の関係で)リヤドアに直接、陽が当たらず日陰となってしまい、周囲がまだ明るくてもドアパネル自体は冷え始めてしまうのです。

ドアパネルの表面温度は、「陽が当たる/当たらない」 で高々数℃~せいぜい(イッっても)20℃程度しか違わないと思うのですが、作業した感触として、ドア表面が暖かい方がデントリペアしやすい印象 がありました。ですので、ドアパネル表面を手で触ってみて 「冷たいな」 と思ったときに作業中断した次第です。恐らくプロはパネルをドライヤー類やヒーターガンなどの設備で暖めることもあるような気がしますが、DIYプライベーターの私は、作業時間を日照時間に合わせる(翌日に持ち越しする)ことにした次第。

<↓(1)今回のDIYデントリペアのターゲットは、画像にむかって左側の凹み(クリックで800×600に拡大)>  


<↓(2)作業途中の状態、凹みがやや小さくなってきたが、まだまだ(クリックで800×600に拡大)>


<↓(3)作業終盤の状態、凹みが ほぼ平らに近づいてきた! (クリックで800×600に拡大)>


上記画像(1)の状態にて、凹みの中央部分を自作ツールを使って 「てこの原理」 で外側に押し戻すと、「大きな1ヶ所の凹み」 が 「上下に分割された2ヶ所の小さな凹み」 に細分化されています(上記画像(2))。そこからさらに周辺を地均し(じならし)していくと、上記画像(3)の状態に修復していくのです。

ここから仕上げに入ります。
前述したように 「大きな1ヶ所の凹み」 は 「上下に細分化された2ヶ所の小さな凹み」 に姿を変えていますので、肉眼でその 変化を追いやすくする ため、ハサミで細くカットした養生テープを 「付箋」 代わりに 凹みの谷底 に貼り付けます。「付箋テープ」 の先端を谷底に合わせていますので、付箋テープの先端がドアパネル周辺と連続した平面となればデントリペアは完了し、逆に外側に凸状になってしまったら、デントリペアのやり過ぎ(押圧過大)になります。

<↓(4)作業中はドアを正面から見られないので、目安の付箋を貼る>


<↓(5)少しリペア作業するたびごとにドア正面に回り、直接目視確認する(クリックで800×600に拡大)>


<↓(6)付箋代わりの各テープ内側先端が、細分化凹の谷になっていた部分(クリックで800×600に拡大)>


<↓(7)作業後の拡大図。映った影は植木なので、シャープエッジではない(クリックで800×600に拡大)>


ふぅ~。
「てこの原理」 を使うとはいえ、私の場合、1回に集中してツール操作できる持続時間は、せいぜい 1分間くらいがやっと でした。ドアパネルの裏側から凹みを押し戻す力が弱ければ、単に 「たわんだだけ」 で弾性復元してしまう。かといって、押圧が大きすぎると外側に逆デント(凸状)になってしまう。その力加減の微妙なコントロールを意識的に継続できる時間が、実はせいぜい1分間程度しか持たない・・・という重労働(>私にとっては)なのですよ。ハイ。

ツールを少しずつ押して・押して・押して(弾性域)・・・まだか?もうチョイ押し・・・少しキープ(塑性域)・・・あと微小に押して(ヒステリシス考慮)・・・ここで力を抜いて解放(やり過ぎ注意)」 → 「ドア正面に移動して凹みの戻り具合を目視確認」。1回押したら2~3分間休憩しながらやりました(そうしないと、ヘロヘロに(汗))。この作業を繰り返し、行ったのでした。

<↓(8)作業後の拡大図(別アングルから)。背景の映り込み具合を再確認(クリックで800×600に拡大)>


その甲斐あってか、デント被害はご覧の状態(上記画像(7)~(8)参照)にまで修復できました。
当初の目的の 「凹み被害を目立たなくする」 という目的は、私のような 素人 (今回が初めてのトライ)による
DIY作業 であっても、自作ツール を使ってコツ(注意点)をつかみつつ 慎重に作業 したことによって
何とか達成できたと言えるのではないか、と思います。

# やれば何とかなるものですね。
# いや、やろうとする気力が 結果につながってくれたのかな。
# このBPレガシィのオーナーは、他ならぬ 「私自身」 ですからね。
# 苦労(愛情か?)を注いだ分だけ、レガシィも復調して(応えて)くれて嬉しいです。


次回はいよいよシリーズ最終話、
その13・「DIYデントリペアのまとめ」 に続きます。
2012年12月01日 イイね!

[デントリペア] 素人DIYでもここまで出来る!の巻(レガシィ修理報告vol.11)

[デントリペア] 素人DIYでもここまで出来る!の巻(レガシィ修理報告vol.11)いたずら被害(塗装キズ&ドア凹み)をDIYで修理した際の備忘録。
今回は「その(11)・DIYでもここまでできる!デントリペアの巻」です。

<過去ログ : その(7)以降は DIYでデントリペア編です>
  ◎その(7) は → DIYでデントリペア、まずは現状把握・前編
  ◎その(8) は → DIYでデントリペア、現状把握&分析・後編
  ◎その(9) は → デントリペア用の工具を自作するの巻
  ◎その(10) は → DIYでデントリペア、影を利用せよ!の巻

<過去ログ : その(1)~(6)は、DIYで塗装キズ修復編です>
  ◎その(1)~(6)の総括は → こちら(アルミナ研磨とSiC研磨)

(前回からの続き)
DIYでデントリペア作業をする際、「ボディの凹みに影を映す作戦が有効 であると発見したので、さっそくその ”コツ” を試してみることにした。・・・とは言っても、素人の当方はデントリペアの作業経験はもちろん、プロの作業すら一度も見たことが無いし、使うツールも(ホームセンターでまったく別用途のモノをDIY加工した)自作品。

なので、出来映えについては、最初から無謀な 「完璧な仕上げ」 ではなく、あくまでも 「目立たなくする」 ことを 目標 とした。素人がDIYで自己流に修理すると、かえって修復が困難な状態に陥(おちい)ってしまう場合が多くある・・・というのは、私も知っている。深追いは厳禁だ(※プロの方々が当方のブログをご覧になった場合、すでに 「深追い状態だろ」 ってツッコミされるかもしれませんが)。

いたずら被害にあった前後2ヶ所の凹みのうち、まずは車両前方の凹みから作業トライする。前側の凹みの方が、自作ツールのアクセスが容易だからである(ドアパネルの裏側から、既存の穴を使ってツールを差し込んでいる様子については、ブログのトップ画像を参考にしてください)。

<↓(1).作業前 のドアの凹み状態。画像の向かって右側が車両前方(クリックで800×600に拡大)>


<↓(2).画像右側 の囲みが、今回 DIYでデントリペアにトライ した部位(クリックで800×600に拡大)>


<↓(3).DIYでデントリペアにトライした部分の、背景の映り込み具合の拡大画像(クリックで800×600に拡大)>


<↓(4).映り込みを排して面性状を分かるようにするため、下から上方向に撮影(クリックで800×600に拡大)>


いかがでしょうか?
今はまだ 「とりあえずやってみた」 だけの段階に過ぎず、プロの目から見れば多少の歪みが残っているかもしれませんが、少なくとも当初の 「凹みを目立たなくさせる」 目的は、この時点でも何とか達成できたのではないか、と思います(後日、最終仕上げをする予定)。

そして今回、DIYデントリペアにトライしている最中、第二の 「コツ」 らしきものが つかめてきました。
それは、ツールの支点をしっかりと固定 して作業すること、です。

デントリペアツールは、ツールを手に持って、凹みの裏側(今回はリヤドアの内装を剥がした外板パネルの内側)を直接ゴツゴツと押し当てて作業することも、出来なくはありません(2重否定文)。しかしその方法ですと、押圧が一定しませんし、押しつけ力の微妙な調整(少しだけ強めるとか少しだけ弱める、あるいは徐々に強めていく、など)が困難になります。

あくまで私が個人的にDIY作業した(狭い経験の)中では、てこの原理で 「凹みの裏側=作用点、ツールの持ち手=力点」 とできるような、両者の中間にツールの作業姿勢を保てる 「支点」 を確保できるかどうか、にかかってくるという印象を持ちました。具体的には、内装を剥がしたドアパネルに設けられている既存の 「穴」 に(傷つけないように保護しながら)ツールを引っかけて利用する、という具合になります。

次に、せっかくなので 作業トライ(凹み修正トライ)した部分に 「フロントドアの影」 を当てて確かめてみます。
修正部に歪(ゆが)みが残っていれば、ドアに映り込んだ影の稜線にも、揺らぎが生じるハズです。
(※影の稜線の歪みについては、前回のブログ(修理報告vol.10)を参照下さい → こちら。)

<↓下側は、元々凹みが無いので影の稜線も直線状)>  <↓凹みのあった場所を横切っても稜線は直線状>
   

<↓上側も、元々凹みが無いので影の稜線も直線状>


もう少しシャープエッジの効いた影だったら分かりやすかったかもしれませんが、前述の画像(2)~(4)により、素人にも(完璧ではありませんが)デントリペアが そこそこ 出来る場合がある、という実例を示せたように思います。この調子を維持したまま、残りの凹み(=2つあるうちの、車両後方側)についても着手していきます。


その(12)「仕上げ・素人DIYの出来映えの巻」 に続く。
2012年11月29日 イイね!

[BPレガシィ] DIYでデントリペア、影を利用せよ!の巻(修理報告vol.10)

[BPレガシィ] DIYでデントリペア、影を利用せよ!の巻(修理報告vol.10)いたずら被害(塗装キズ&ドア凹み)をDIYで修理した際の備忘録。
今回は「その(10)・DIYでデントリペア、影を利用せよ!の巻」です。

<過去ログ : その(7)以降はデントリペア編です>
  ◎その(7) はこちら → DIYでデントリペア、まずは現状把握・前編
  ◎その(8) はこちら → DIYでデントリペア、現状把握&分析・後編
  ◎その(9) はこちら → デントリペア用の工具を自作するの巻

<過去ログ : その(1)~(6)は、ボディの塗装キズ修復編です>
  ◎その(1)~(6)の総括は → シリコンカーバイト研磨 仕上げ編
  (↑アルミナ研磨とSiC研磨の併用で、塗装キズを消すまでの報告)

無いものは作ろう」 の考えに基づき、DIY作業のデントリペア用 ハンドツールを自作 (実際はホームセンターで売っているピンポールを加工して流用)するまでの紹介が、前回までのブログでした。今回からは、実際に私がBP型レガシィ(GT spec B)のドア凹み(いたずら被害)を修復する様子を、順を追って説明します。

私なりにつかんだ コツの備忘録 も兼ねているため、記事を複数回に分けて書かせていただきます。
(※そうしないと、分量が多くて まとめ切れないため。・・・それでも長文にて失礼します。)
まずは右後ドアの凹み被害の再確認から。
それぞれの凹みの範囲は、意外に大きめであることが分かる。
(アルミナ研磨で塗装キズがキレイに消えた分、余計に凹みが目立ってしまっている。)

<↓いたずら被害でリアドアに喰らった凹みは、前後に2ヶ所ある(クリックで800×600に拡大)>


<↓前後それぞれの凹みの詳細。これらをDIYで修復するのが目的(ともにクリックで800×600に拡大)>
  

次に、凹み部分を取り囲むようにマーキングテープを貼り付けて、作業する際の位置決めの目安とする。そして実際のデントリペア作業に取りかかろうと、内装を剥がしたリヤドアの内側から自作したDIYデントリペア用ハンドツールを挿入して様子見する。裏側のどこを押せば、表側のどこが変形して(この場合は凹みが戻って)くれるのか?を、試行錯誤しながら確かめる作業が必要だ。が、すぐに気がついたことがある。

<↓様子見の最中、何かに気がついたKAZさん>


上の作業風景画像から分かる通り、作業中はドアパネルの正面から凹みを垂直方向に観察 できない。せいぜい、ドアの上から外板パネルを斜めに見下ろす程度の 限られた視野 しか得られない。ごく当たり前のことであるが、今までは正面から観察できたからこそ、凹みの正確な位置や状態をとらえることができたのであって、今回は直接の目視が可能とは言え、限られた視野や視認角度の中で正確なリペア位置を把握する必要がある

そのためには、ズバリ、影(映り込み)を利用すれば良い ことに すぐ気がついた。
今回、車両を南向きに駐車して作業していたので、フロントドアの影はリヤドアに反映される。
リヤドアに映ったフロントドアの影が、凹みに差し掛かったときだけ、その 稜線が歪(ゆが)む のだ。

<↓フロントドア上端の影(ベルトラインの稜線)がリヤドアに写っている(ともにクリックで512×384に拡大)>
  

<↓車両の上から、作業者目線での視界(クリックで512×384に拡大)>


ここで、凹み被害に遭ったリヤドア(デントリペア対象ドア)の開度を固定したまま、フロントドアを少しずつ開けてみよう。フロントドアの開口角度が増えるにしたがって、リヤドアに映るフロントドア上端(ベルトライン:ウィンドウ下端)の影の位置が上下に移動(スライド)する。
  ・フロントドアを少ししか開けないと、リヤドアの凹み部分に影が達しない。
  ・フロントドアを大きく開けると、リヤドアの凹み部分は影で覆われる。

<↓左:凹みに達しないとき影は直線状に映る  右:凹みをまたぐと影が歪む(ともにクリックで800×600に拡大)>
  

<↓影が凹みを通り過ぎると、稜線は再び直線状に(クリックで800×600に拡大)>


右上の画像例、つまり、フロントドアの影(ベルトラインの稜線)が歪んで映っている状態をキープさせながら、デントリペアツールでリヤドアの内側から外側に向かってドアパネルを押し出せば良いのだ。
  ・少しだけドアパネルを押し出すと、影の歪みも少しだけ解消して、稜線が少しだけ直線状に近づく。
  ・ドアパネルを外側に適正量、押し出すと、影が歪まずに稜線は直線状に映る。
  ・ドアパネルをデントツールで押し出しし過ぎると、外側に凸となって稜線が再び歪み始める(矯正し過ぎ)。

デントツールに加える力加減が適正ならば、凹みも適正に矯正されるので、リヤドアに映る影も歪まない。つまり、リヤドアに映った 影の変化具合 を見て、デントリペアツールに加える 力加減をコントロールすれば良い のだ! 目視観察しながら押し出し量を調整できれば、「内側から凹みに力を加え過ぎて、かえってドアパネルが車両外側に出っ張ってしまう」 失敗も防げることになる。

これで、DIYによる自力デントリペア作業のコツ(の一つ)がつかめた。あとは、弾性域と塑性域(※) に注意すればよい。これから一気に(いや、慎重に)いくぞ~!! 素人DIYパワー を見せてやるぅ~。
(※弾性域:金属に力を加えて変形させても、加えた力を解放すれば元に戻る領域。この場合の変形は 「たわみ」。
 塑性域:金属に加えた力を解放しても、元の状態に戻らない領域。この場合は塑性変形(スプリングバックを除く)。


「修理報告vol.11」 素人DIYでもここまで出来る!の巻 に続く。
2012年11月27日 イイね!

[BPレガシィ] デントリペア用の工具を自作するの巻(修理報告・その9)

[BPレガシィ] デントリペア用の工具を自作するの巻(修理報告・その9) いたずら被害(塗装キズ&ドア凹み)をDIYで修理した際の備忘録。
今回は「その(9)・デントリペア用の工具を物色→自作するの巻」です。

<過去ログ : その(7)以降はデントリペア編です>
  ◎その(7) はこちら → DIYでデントリペア、まずは現状把握・前編
  ◎その(8) はこちら → DIYでデントリペア、現状把握&分析・後編

<過去ログ : その(1)~(6)は、ボディの塗装キズ修復編です>
  ◎その(1)~(6)の総括は → シリコンカーバイト研磨 仕上げ編
  (↑アルミナ研磨とSiC研磨の併用で、塗装キズを消すまでの報告)

前回のブログで、BPレガシィが受けたドア凹み被害をDIYでデントリペアする際に、必要になると思われる工具の形状をイメージしてみた(下画像参照)。イラストでは、工具の先端をボール状に描いているが、プロが実際に使っているツールの先端形状はどうなっているのだろうか?

<↓ドアガラスとの干渉を避けるため、こんな形状案に>


ネットで画像検索しても、柄(グリップ)周辺の画像はゴロゴロ出てくるが、なぜか先端部を写した画像はあまり出てこない。たぶん、彫刻刀にいろいろな種類があるように、デントリペアの場合も先端が尖り気味のツールもあれば平坦になっているツールもあるのだろう。あるいは半球状のツールもあるかもしれない。恐らくプロの方々は、そのへんの形状を含めて、ノウハウに直結する 「企業秘密」 としているのだろう。先端形状もワンオフ品が多いように思われる。

<↓ツールを画像検索しても、単に 「このようなものもあります」 状態 (ともにクリックで512×384に拡大)>
  

そこでデントリペア用ツールの代用になりそうな工具の候補を、ホームセンターで探ってみる。

<↓左:アルミ丸棒・・・強度的に不足か 右:鉄系平板・・・無加工では使えず(ともにクリックで512×308に拡大)>
  

<↓左:全ネジも候補に挙がらず  右:バール。壊すんじゃなくて修理用で?(ともにクリックで512×308に拡大)>
  

<↓左:ふた開け工具  中:ピンポール  右:先端が球状の工具の例 (ともにクリックで231×384に拡大)>


デントリペアツールに近いものとしては、左上画像の 「ふた開け工具」 が近そうだが、先端が「レ」形状となっており、そのままでは使えない。右上画像の 「打音診断棒」 は先端が球状となっているが、ボディがロッドアンテナ式なので、とうてい流用できない。いろいろ考え、結局、画像上中央の 「ピンポール」 をデントリペア用工具の候補として検討してみることにした。

<↓3種類ある長さのうち、とりあえず50cm品を買ってみる>


購入価格は税込み530円也。
先っぽは、円錐を基本として先端がやや丸まった形状をしている(ので、今回は削り加工は入れずにそのまま使う)。

<↓購入直後の状態。ストレート形状では使えないので、イメージイラストに近づけるよう曲げを加える必要あり>
  

<↓万力の代わりに、排水溝(グレーチング)に引っかけ曲げ加工したり、メガネレンチで曲げて形状を整えてみた>
  

最後は少々 ワイルドな手法を採ったが、こうしてDIYデントリペア用のハンドツールをホームセンターで物色→曲げ加工して自作した。理想は高く持ったつもりだったが、現実は様々な制約があるので、まぁこんなものか(苦笑)。
果たしてDIYでデントリペアができるのでしょうか。

<↓DIYデントリペア用に準備したハンドツール(クリックで拡大)>



その(10)以降は、KAZさん、いよいよDIYでのデントリペア作業に挑戦します。
DIYでデントリペア、影を利用せよ!の巻(修理報告vol.10) に続く。

プロフィール

「子供たちを連れて、トランポランド(トランポリン体験場)に来ました。安全に配慮しながら、子供たちは久しぶりのトランポリン、自分も久しぶりの宙返りの感覚取り戻し、に励みます。」
何シテル?   06/13 13:03
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 レガシィ(BP5D型)、エクシーガ(YA5E型)、CBR250Four(昭和61年式)に乗ってい...

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