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調布市のKAZのブログ一覧

2021年06月20日 イイね!

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・後編

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・後編作動不良となったBPレガシィ(2006年式GT spec B)のサンルーフをDIYで修理した様子を、備忘録代わりに残すシリーズブログの後編(最終話)です。

◎症状:「フロント(チルト)+リヤ(スライド)」の2段構成のうち、前者が「開かず/閉じず」となる症状。
◎前編は → こちら(状況と原因の確認)
◎中編は → こちら(間違った対処法の例)


■急がば回れ
サンルーフのチルトアップ/ダウンのスイッチ操作に応じて、本来はレールの所定の位置に収まるはずの樹脂ピンが外れていること、その樹脂ピンがレールに対して斜めに傾いていることを確認しました。

<↓サンルーフのレールと、フロントガラスのチルトアップ/ダウンのリンクアームの構成部分>


<↓樹脂ピンが斜行するとともに所定の位置から外れてしまっている(のでチルトアップ/ダウンしない)>


実は、樹脂ピンが上記の凹み(キャッチャ)に位置するときは、2段構成のサンルーフのうちフロントのガラスルーフが「完全チルトアップした状態」になったとき(だけ)です。チルトアップやダウンの「途中」の段階では、樹脂ピンはガイドレールの中を回転しながらスライドする構造となっています。

<↓ガラスルーフがチルトアップ/ダウンするときは、樹脂ローラーピンはこのガイドレールの中を沿う>


そのため「中編」で挙げたような拘束手法を採るのは間違い、ということになります(斜行だけでなく、樹脂ピンの前後方向のスライドまで規制してしまうため)。

ここで、樹脂ピンの下にある樹脂ガイド?についても、調べてみます。


<↓樹脂ピンの下方にも、スプリングが付いた樹脂部品が存在しています>


<↓そのままでは抜き取れず、本体を90°回転させると初めて爪が干渉せずに抜き取り可能な状態になる>


<↓樹脂ガイド(仮称)の様子。前述の樹脂ピンを下から保持する機能を意図している模様>


もしもこの樹脂ガイド(仮称。正式名称不明)が無ければ、樹脂ピンが(チルトアップした際に)収まるべき位置から下方に、必要以上に下がりきってしまう(レールから脱落する)ようで、チルトアップ/ダウンの際には重要な役割を果たしていると言えるでしょう(正しい向きに装填しないとダメなことも確認済み)。

■実績のある方法で対処
結論から書くと、今回(3回目)の修理方法は、前回(2回目)の修理方法を踏襲しました。樹脂ピンを、外径が摩耗した分だけアルミテープで太らせる…とした方法です。

今回は、樹脂ピンに斜行グセが付いてしまっている分、アルミテープで覆う幅をより幅広にアレンジすることで、樹脂ピンがさらに「ガイドレールから落ちにくく」なるようにするとともに、アルミテープ自体も中実構造化して「強度を持たせる」ことにします。

以下、画像で工程を説明します。


<↓樹脂ローラーピンの幅よりも、意図的に幅広にアルミテープをカットして巻き付けていきます>


<↓樹脂ローラーピンにアルミテープを巻き付けていくところ>


アルミテープを幅広にして樹脂ローラーピンに巻き付けていくと、樹脂ローラーピンがある部分は中実になりますが、ピンが無い部分は空洞状の中空となるため、その円筒形が潰れたりするなど外力に対して変形しやすくなってしまいます。

<↓そのため、六角レンチで中空部分を円筒状に成型して(形を整えて)いきます>


<↓巻き付けたアルミテープのオーバーハング部分を、六角レンチを用いて内側から円筒状に形を整える>


前回(DIY修理の2回目)では、ここまでの手当で終わっていましたが、今回はアルミロールに より一層の強度を持たせる(耐久寿命を持たせる)ため、中実構造に仕上げます。

<↓中実構造とするため、さらに芯となる部材を造る>


<↓芯となる部材(アルミロール)>


<↓先ほどの樹脂ピンに巻き付けたアルミテープの内径に、装填していく>


<↓芯のアルミロールを装填して、オーバーハング部分も中実構造にした様子>


<↓これでピンの先端部分のアルミにも、強度を持たせることに>


ただし、このままではオーバーハング量が多すぎなので、樹脂ピンの斜行量(ガイドレールに対するオフセット量)に合わせて不要な部分をカットします。

<↓樹脂ピンの斜行量(ガイドレールに対するオフセット量)に合わせて不要なオーバーハング部分をカット>


その後、アルミテープで処置した樹脂ピンを、所定の位置(ガイドレールの中)に入れて作動テストを実施。結果、サンルーフの動き方として特に問題は生じなかったため、これにて一応の修理は完了としました。

<↓チルトアップ/ダウン、Open←→Close を何度か繰り返して不都合が出ないかどうかを確認します>


<↓サンルーフの作動状況は良好、追加アルミピンの外れも生じておらず、一応の修理完了>


# 終わってみれば、トリッキーな修理ではなく
# 現状に合わせた(=基本に忠実な)修理が効果的だった、
# という事例でした。

■この際、他の破損箇所も対処
さてサンルーフの室内側に目をやると、別件で左バンクのシェード連動ロッド(仮称)が破断していることに気がついていました。画像でロケーションを示すと、次のようになります。

<↓左バンクのレール付近に、ロッドアンテナのような棒状部品があることに気がつく(外側から)>


<↓車内側から>


<↓正常な状態と、折損したときの状態>


ここは大きな荷重[N] がかかる部位ではないと考え、アルミテープで処置することにしました。

<↓破断したロッド(棒状部材)にアルミテープを巻いて応急処置>


<↓アルミテープは相手部材の形状に合わせて圧着する>


<↓応急処置とは言いながら、特に不便がなければこのままの状態で…もあり得るか>


以上、最後(このブログ:後編)は「駆け足気味」での作業風景の紹介となってしまいましたが、無事にDIYでの修理を完了させることができました。

もしもこの先、同じ原因での故障が避けられないような状況になってしまった場合は、フロント側のガラスルーフを固定しているナットを蝶ねじに替えれば、手動式の「デタッチャブル・サンルーフ」にすることができる…というバックアップ案も考えています。

これは、T-バールーフ車でルーフを手動で収納するのと同様の発想になります。今後、サンルーフに多少のマイナートラブルが生じたとしても、可能な限りDIYで修理して延命させたり、あるいは発想の転換を施すことによって新しいオープンエア(というほど大げさなものではありませんが)を楽しんでいきたいと思います。
2021年06月16日 イイね!

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・中編

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・中編BP型レガシィワゴンのサンルーフが作動不良に。具体的には「フロント(チルト)+リヤ(スライド)」の2段構成のうち、前者が「開かず/閉じず」となる症状。

サンルーフのDIY修理はこれで3回目で、前編・中編・後編の3回に分けて備忘録代わりにブログアップしますが、今回は「間違った対処法」を載せてみます。


◎前回までの状況は こちら → 前編

■まえがき
今回のサンルーフのDIY修理については、当初、前編と後編の2回に分けてブログアップ予定でしたが、いろいろと知り得たこともあるので、前編・中編・後編の3回に分けてアップすることにしました。

# 中編となる今回は、少々毛色を変えて
# 間違った対処法について記してみます。

■間違った対処法(固定概念にとらわれると…)
前回までの話(前編) の流れから、「車両前後方向のレールに対し、樹脂ピンを含む部品が斜めに傾いたクセが付いている」ことが分かりました。

<↓前回の画像の再掲>
 

「レールに対して樹脂ピンが傾いている」ことにとらわれ過ぎると、「傾きを抑制する」、つまり「強制的な拘束力を加えてはどうか?」という思考回路に陥るかもしれません。

以下は、そんな固定概念(思い込み…に近いかも)に陥ったときに取りやすい(かもしれない)間違った対応策を画像で例示してみます。


<↓「ピンが傾かないように、針金でくくりつけてみては?」という発想からの具現例>
 

スペース的に限られた場所に追加できそうな拘束具として、フツーの針金では太過ぎる…ということで、細い針金として荷札の転用を検討してみます。

<↓荷札の針金の太さは約0.27mm(画像:左)。その一方、髪の毛の太さは約0.08mm(画像:右)>
 

<↓荷札の針金の太さ(ここでは細さ)は、ちょうどよい感じに思えるところですが…>
 

「樹脂ピンが定位置から外れてしまうならば、外れないように拘束してみよう」という思考回路から抜け出せないでいると、「樹脂ピンを針金で縛り付けてみてはどうか?」というアイディアを実行したくなる(かも)。

<↓ていねいにピンセットを取り出したりなんかしちゃったりして…>
 

<↓ダブルサンルーフの後ろ側はスライドしてくるので、拘束方法もキレイに処置(する例)>


さーて、これで一見すると、樹脂ピンは車体のレールから付かず離れずの平行を保つ…ように感じられます(が、実際には大きな誤りがあります)。

<↓いざ、作動テスト(まずは後ろ側のサンルーフのスライドから)>


<↓途中までスライドさせる段階までは問題なし(この部分はその時点では関与していないので…)>


続いて、前側のサンルーフをチルトダウンさせて→すかさずチルトアップ、という一連の作動テストをしてみます。…果たして改善効果は得られているでしょうか。再びサンルーフを全開させて、先ほど対策処置(>ホントは対策じゃないけど)を施した箇所を見てみましょう。

<↓ピンセットまで活用して、端部をより合わせ処置した針金が、いともアッサリと破断しています>


※実際には、閉じる際にいったん安全機構が働いて
 後ろ側のサンルーフが反転後退します。
 それでも構わず閉じる操作を繰り返すと、
 上記の状態に至ります。

ここで「んじゃ、針金を太くしてみるべ」…などと考えるようでは、未だに固定概念にとらわれ過ぎ。というか、サンルーフの構造(作動状況)を理解していないことになります。ここまできたら、フツーは「何がマズかったんだべか?」と思い直します → 詳細観察へ。

<↓樹脂ピンが所定位置から外れるのはリンクの摺動抵抗が大きいことも一因と考え、フリクションを低減>
 

<↓いったん取り外したサンルーフを元通りに仮組み>


さて、このままでは直ったことにはならず、サンルーフのスイッチを操作した瞬間に樹脂ピンが外れてまた故障します(← これは確認済み)。「んじゃ、どーするの?」については、後編で。

# ブログで間違った方向の対処例をアップしたいがために
# 急きょ「中編」を追加して、遠回りしてしまったぜい。

「後編」に続く。
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2021-06-20(Sun.) : 更新
[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・後編 をアップロードしました。
2021年06月10日 イイね!

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・前編

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・前編先日、新車で購入してから15年目に突入した現・愛車、BP型レガシィワゴンのサンルーフが作動不調となりました。

実は、サンルーフのDIY修理は今回で3回目。故障の原因が前回までと同様だとすれば、対処法も同様で復調するはず。…ですが、今回はどんな状況だったのでしょうか。前編と後編の2回 前編・中編・後編の3回に分けて、備忘録代わりにブログアップします。


■おさらい
まず始めに、レガシィのサンルーフの故障が発生した時期と、そのときの対処状況(ブログ)を記すと次のようになります。

◎1回目の故障:2020年05月に発生
 [BPレガシィ] サンルーフ動かず(左チルトで右クローズ)を解消する
 ・「その1」 は → こちら(緊急対策 編)
 ・「その2」 は → こちら(詳細観察 編)
 ・「その3」 は → こちら(最終話)

◎2回目の故障:2021年02月に再発
 [BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する
 ・「前編」 は → こちら(作業のおさらい)
 ・「後編」 は → こちら(DIYで工夫追加)


■こだわり
クルマに対する私のこだわりは、「4WD」「ターボ」「MT」そして「サンルーフ」。学生の頃、器械体操部の知人が中古だけれどプレリュードを購入、それがサンルーフ付きでした。

天井が開くクルマの魅力を知った私は、中古で買ったシャレード以外は、BC型レガシィセダンRS→BG型レガシィワゴンGT-B→現・BP型レガシィワゴンGT spec Bと、すべて上記4条件を満たすクルマ選びをしてきました。


# あぁ、そう言えば(家族グルマの)ヴィヴィオGX-TはCVTでしたが
# スーパーチャージャーで電動リヤウィンドウのタルガトップでした。

最近知ったのですが、BP型レガシィワゴンでサンルーフ付きの車両は珍しいようですね。中古車販売店の広告で「…希少なサンルーフ付き」と大々的に紹介されていました。だとすれば、私のBPレガシィのサンルーフは、ますますDIYで直したいところです。

■状況の確認
サンルーフが故障(開かず/閉じず)した翌日は雨天の予報でしたので、養生テープで目張りをしておき、時間が取れた週末に確認作業を開始します。

<↓片側半分だけチルトした状態で作動がロックした状態。雨対策で養生テープで目張り>


<↓実際に雨天になったので、目張り対策が役に立ちました。作業開始時にテープは撤去>


<↓室内側からは、左右のトリム(カバー)を外して4ヶ所のナットを緩めるだけの簡単さ>


<↓フロントのチルトガラスルーフが簡単に外れたところ。ここまでの所要時間は約3分間>


さて、不動の原因を確認していきましょう。
果たして、前回・前々回と同じ状況の再発なのでしょうか。


<↓ここまでは前回の症状とまったく同じ>


<↓とすると、見るべきポイントはここです>


<↓結果としてピンが外れていました(=前回とまったく同じ症状、で確定)>


上記画像で、樹脂ローラーピン付近にアルミテープ(の潰れた残骸)があるのは意図的なもので、摩耗で痩せて外径が細くなった分だけピンが外れやすくなってしまったと判断し、ピンを太らせて抜けにくくするための改善措置として、アルミテープを貼った…という経緯があります(→ こちら(DIYで工夫追加) )。

アルミテープで樹脂ローラーピンを太らせましたが、約3~4ヶ月で再発してしまった…ということになります。


<↓樹脂ピンが本来あるべき位置>


■さらに詳細観察
樹脂ピンの周辺をさらに観察してみると、次の点に気づきます。

<↓車両前後方向のレールに対し、樹脂ピンを含む部品が斜めに傾いている?>


何か手がかりは無いか?と思い、ガイド(樹脂ローラーピンを受ける相手部品)を取り外してみます。

<↓試しにガイドを取り外してみた…の図。ねじはメック仕様(嫌気性の抜け止め剤付き)でした>


<↓外から見ればシンプルなガイドは、実は複雑な形状をしていたことが分かります>


ここで再度、樹脂ピンが斜行している?かどうかを確認します。

<↓静的な設置状態では、何だか怪しい感じ。でも実働時もそうなのか?までは検証できず>


<↓部品の相対関係はこんな感じ。ピンが傾くから抜けやすくなってしまうのか?>


再度の観察により、
 ・今回の故障は、これまでに経験した故障と同様であること
 ・摩耗で痩せた樹脂ピンに巻き付けていたアルミテープは、
  対策として完全ではないが、そこそこの効果があったこと。
  (※アルミテープ無しで作動させたところ、すぐにピン抜けしたことから。)
 ・ピンの斜行?など、今回は新しい発見が得られたこと。

が収穫でした。
さて、これをどのように対処していくか(できるのか)? については後編 中編~で。



後編 中編」につづく。
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2021-06-16(Wed.) : 更新
[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・中編 をアップロードしました。
2021年03月03日 イイね!

[BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する:後編

[BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する:後編愛車のBPレガシィは2006年式なので、経年14年が過ぎて今年で15年目に突入。昨年5月にサンルーフが不動となりましたが、このときはDIYで完治。

ところが今年に入って同じ症状が再発。今回もDIYで復旧はできるのですが、ただ単に「復旧」させるだけなら再々度の再発が懸念されます。そこで少々の「お手当」を加えて、再発防止を図ることにしました。


<関連ブログ:ご参考>
◎前回の対応状況(@2020年5月)
  → [BPレガシィ] サンルーフ動かず(左チルトで右クローズ)を解消する・その3(最終話)
◎今回の対応状況(@2021年2月)
  → 前編はこちら

■現物を良く見てみよう
前編 からの続き。)
「同じ症状が2度続けて起こる…ということは、何か原因があるはず」と考えて、現品を良く観察することにします。具体的には、所定の位置から外れてしまった樹脂製のローケートピン(>正式名称不明)になります。

<↓受け手側(凹部のホルダー?キャッチャー?)に対し、樹脂ピンの噛み合い長さが少ない印象>


見ると、樹脂ピンの掛かり代(噛み合い長さ)が少ないように見えます。念のため、いったん所定の位置にハメた樹脂ピンをもう一度、取り外してみました。

<↓樹脂のピン先は、根元側に較べると少しだけ痩せて(摩耗で細くなって)いるように見えます>


樹脂ピンの、ちょうど中央あたりに摩耗の段差(の兆候)が確認できます。とすると、この「サンルーフ動かず(開かず/閉じず)」の故障形態は、経年変化による摩耗型故障だと言えるでしょう。仮にこのまま復旧させるだけに留まると、より早いインターバルで症状が再々発するリスクがあるでしょう。

■暫定対策してみよう
樹脂ピンが摩耗すること自体は、仕方がありません。しかし今回は、手持ちのものを使って「軽くお手当」を加えることで、次の3項目を狙います。
 ・(痩せた)樹脂ピンを太らせて、抜けにくくする
 ・ホルダー?キャッチャ?(>正式名称不明)との
   掛かり代(噛み合い長さ)を稼ぐ
 ・(可能ならば)今後の樹脂ピンの摩耗を抑制する


<↓ここで、手持ちのアルミテープを取り出します>


<↓樹脂ピンの幅よりも、アルミテープの幅を少しだけ長めにカットしておく>


<↓樹脂ローラーに対して、アルミテープを均一に貼り付けて(巻いて)いく>


<↓アルミテープの端部は、(オーバーライドした状態で)均等に内側に折り曲げておく>


<↓樹脂ピンの外周にアルミテープを巻き付けて「少しだけ太らせた」状態>


<↓「樹脂ピン surrounded by アルミテープ」を、元の位置に戻した状態(今度は外れにくいです)>


■作動確認してみよう
樹脂ピンはアルミテープで巻かれた(貼り付けられた)状態であっても、シャフト(支柱)に対しては自由に回転します。リンクアームのスライドを妨げる状態にはなっていません。念のため、実際にサンルーフを稼働(可動)させて問題ないことを確認します。

<↓「全閉←→全開」を何度か繰り返してみますが、動作に引っかかりなどは生じていないことを確認>


いったん全開(ワイドオープン)状態にして、再度、樹脂ピンの状況を確認します。

<↓ホルダー(キャッチャ)の凹部分にしっかりと収まっている状態であることを確認できました>


アルミテープは暫定的な「お手当」ではあるものの、有効に機能する(であろう)ことが伺えます。今後は、時折サンルーフを開けた際に定期的に樹脂ピン(今はアルミ巻き付けピン)の表面状態を観察すればOKでしょう。

もしも巻き付けたアルミテープにキズが生じていた場合は、アルミテープそのものを新たに巻き付け直せば良いだけの話。ほんの暫定対策のつもりでしたが、意外に長持ちするかもしれません。


# 恒久対策としては、
# ・樹脂ピンの自作(円柱状の樹脂にドリルで穴あけ
#  してマカロニ状に改修)して置換
# ・いっそのこと、樹脂ピンをアルミ材に置換(これ
#  も棒材の中心に穴あけするか、パイプ材で置換
# を検討するところでした。これらの場合は長さがキモかな。

■フロントガラスルーフの装着
現在の摩耗状況に応じて、DIYでの「ひと工夫」と言いますか、適度な「お手当」を加えることで作動信頼性を向上(というよりも、元の状態まで復元か)させることができたように思います。

<↓あとは、取り外した際の逆順でフロントガラスルーフを組み付けしていきます>


<↓ガラスルーフを可動ブラケットに載せて、固定ナットは均等に仮止めする>


ガラスルーフは案外、前後左右にズラすことが出来てしまう(スタッドに対して可動ブラケットの穴が広めに出来ており、いわゆる「遊び」が設定された状態である)ため、いったん全閉(Close)にします。

するとガラスを覆っている防水パッキンの反発力により、ガラスルーフは「自ら落ち着きの良い位置に収まろうとします」。その状態を確認できたら、固定ナットを本締めします。


<↓仮締めした理由は、ガラスルーフ自体が落ち着きの良い位置に自ら収まるようにするため>


<↓さらに開閉操作を繰り返し与えて、アルミ巻き付けピンに問題が無いことを再々確認>


<↓最後に樹脂カバー(トリム)を左右の可動ブラケットにハメると修理完了>
 

巷では、
 ・同じような年式のBPレガシィで、
 ・経年によるサンルーフの故障が発生し、
 ・開くことを諦めた(単なるムーンルーフに)。
という事例がチラホラあるようですが、今回の当方の処置が何らかの参考になれば幸いです。


■おまけ
サンルーフの機能が完全復活したあとは、ルーフキャリアを設置しました。以下はつい先日までの様子です(※その後にスキーキャリアは取り外し済み)。

<↓フット:RV-INNO BPレガシィ用 低タイプ IN-XR、バー:SUBARU純正エクシーガ用、キャリア:IN-653>


以上、自分の過去記録から当時の対処法を参考にしつつ、現状の経時変化を加味してDIYでトラブルを解決させた…という事例の紹介でした。
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2021-06-10(Thu.) : 更新
[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・前編 をアップロードしました。
2021年02月27日 イイね!

[BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する:前編

[BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する:前編先日、家族を乗せてレガシィで移動していたときのこと。春らしい陽気に誘われて、サンルーフを開ける操作をしました。

BPレガシィのサンルーフは「フロント:チルト」+「リヤ:スライド」のダブルサンルーフです。フロントがチルトした段階でストップ。しかも左側がチルトで右側がクローズ状態で。そこから開けることも閉めることもできなくなりました。


■悪夢の再発
まずは家族の用事を済ませ、いったん帰宅。その間、何度かサンルーフのスイッチ操作を試しましたが、やはり半開きのままロックして動きません。モーターに負荷を与えるわけにもいかず、その日は翌日以降の天気予報で「明日以降は雨が降らない見込み」であることを確認して終わりとしました。
(∵予報が雨天だった場合は、室内への水漏れ防止対策が必要となるため。)


<↓「左側チルト+右側クローズ」の半開き状態でロックして、操作不能な状態に>
 

実は今回のような症状は、過去にも発生していました(@2020年5月)。
その際は、状況を逐一把握しながらのDIY作業で修理を終えていました。

◎前回の対応状況
  → [BPレガシィ] サンルーフ動かず(左チルトで右クローズ)を解消する・その3(最終話)

過去画像を参照しつつ、当時は「何が原因で」「自分でどのように対処していたのか」を振り返りながら復習しました。私の場合、何気に自分の過去記録が将来の自分の役に立つことが多いです。


■再びDIYで修理開始
前回と症状が同じなら、原因も前回と同じ(=再発した)可能性が高い。そう思いながら、まずは分解&現認作業を進めていきます。

<↓室内側から症状を確認。左右でスライドアーム(>正式名称不明)の位置が違う点も、前回と同じ>


左右の樹脂パネル(それぞれ2箇所の爪でハマっているだけ)を取り外し、フロントのガラスルーフの固定ナットを緩めます。その際、シム(ガラスの姿勢を微調整するための”コマ”)が脱落しないように注意する点は、前回作業時と同様です。

<↓画像は右側での例。コの字型のシムが脱落しないよう、先に抜いておく>


<↓こちらは左側での例。当方の車両では、左右ともそれぞれシムは2枚ずつあります>


ガラスルーフ側に一体化されたスタッドが立っており、可動ブラケットを介して固定ナットで締結されるという構造が採られています。左右のシムを抜いたあとは、片側2箇所(左右で計4箇所)のナットを緩めればガラスルーフを取り外すことができます。

<↓簡単に取り外し可能なフロント側のガラスルーフ>


<↓ここまでの作業で使用した工具は、10mmのTレンチのみ>


過去に一度、作業を経験しているので、実にあっさり(手早く)分解が進みます。次の工程は、原因が前回と今回で同じかどうかを確かめることになります。

■故障原因の確認
フロントのガラスルーフの取り外しができたので、メインキーでIG-ONしてリヤのガラスルーフを後方にスライド収納させます(※後方のガラスルーフの動作については、前回も今回も不調は生じていません)。

<↓フロントのガラスルーフを外した状態。可動ブラケット(>正式名称不明)の角度が左右で異なる>


<↓サンルーフを全開(ワイドオープン)にした状態。ここからレールやアームなどの状態を確認します>


ひと目、見ただけで「原因は前回(→ その2・詳細観察編 )と同じ」であることが分かりました。

<↓ローケートピン(>正式名称不明)が、本来あるべき所定の位置から外れてしまっている>


とすると、修理方法も前回と同様に「外れたローケートピンを所定の位置に戻す」ということになります。

<↓ピンはアームとつながっており、アームはガラスルーフを支える可動ブラケットとリンクしている>


<↓ローケートピンを所定の位置まで戻すと、可動ブラケットも正規の位置まで正常復帰することを確認>


■復旧と修理は異なる
「サンルーフがロックして動かない」現象に対する復旧内容としては、上記で正解ではあるものの、「修理完了と言えるのか?」に対しては「No!」と答えます。

なぜなら、今回の故障内容は「同じ症状の再発」ですので、ここで単に前回と同じ措置を施しても、近い将来にまた再々発する恐れが非常に高い…と見るべきです。修理とは、再発防止策も含めての措置だと(個人的には)考えています。


<↓この時点で左右の可動ブラケットの開口角度に差は生じておらず、復旧措置としては ほぼ完了であるが…>


「後編」に続く。
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2021-03-03(Wed.) : 更新
[BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する:後編 をアップロードしました。

プロフィール

「レガシィのエンジン不調の件。時間取れないので今回はディーラーに調査依頼しに行ってきます。事前に意見陳述書も印刷して準備済み。20年以上の付き合いだった担当セールスさんが異動して新人セールスさんに代わったので、挨拶もして来ます(今までコロナ禍でディーラー行きを控えていたので)。」
何シテル?   06/20 11:18
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 レガシィ(BP5D型)、エクシーガ(YA5E型)、CBR250Four(昭和61年式)に乗ってい...

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