2021年末→2022年始 は、エクシーガの自走で「東京~札幌」間を往復しました。帰省記の最終話は、道中で目についたものを紹介する「番外編」です。
◎その1 →
往路編(東京→青森→函館→札幌)
◎その2 →
「大晦日」と「元旦スキー」編
◎その3 →
「ラーメン・DCMホーマック・セイコーマート」編
◎その4 →
「初詣・ジンギスカン・スキー&スノボ」編
◎その5 →
「ハーベストガーデン・プロノ・六花亭・柳月・トリトン」編
◎その6 →
復路編(札幌→函館→青森→東京)
■まえがき
帰省ルート:「東京~青森~函館~札幌」を往復する間に、当方の目線で気がついたこと、目についたものをランダムに記します。あくまでも個人の視点で目についた雑記ですので、それ以上でも以下でもなく、他意はありません。
■「まじかよーっ!」
往路に就く前のこと。事前にタイヤ空気圧を点検するため、行きつけのガソリンスタンドに寄りました。区画に車輌を駐めて降車。「いざ、空気圧を…」と思って近寄ると…。
<↓何と「故障中」の表示が!暮れも押し迫った中で、こんなコトってあるのか?「まじかよーっ!」>
思わず叫んだ一瞬でした。同じように並んできた他車のドライバーさんも一言「困りますよね…」。お互いに目を合わせて落胆。その後、私は気を取り直して少し離れた別のスタンドで無事に空気圧チェックができました。
■距離感
ハイタッチ!Drive(ハイドラ)を使用中に、表示エリアを広域に操作すると、他車のアイコンがウジャウジャ現れます。しかし、意図的に画面をスクロールアップした瞬間に同じ量だけスクロールダウンする(瞬時に表示を元通りにする操作を加える)と、ほんの一瞬だけ、自車以外のすべてのアイコンが消えたあとに遅れて表示されます。
その一瞬のスキを突いてスクリーンショットを撮ると、あたかも自車の走行軌跡のみを抽出したかのような絵面が得られます。そのショットが以下。
<↓「東京~札幌」の距離感が分かるショット。途中の青森にて>
■秘密兵器?
東北道を北上していたときのこと。ふと隣のレーンを走る大型トレーラーを見ると、ホイールの中心にドリルのような、ブーメランのような、ナゾの物体がホイールと同期して回転しているではありませんか!
<↓ホイールと同一化して回転するブーメラン?ドリル?ピラミッド?槍?>
なんだか「チキチキマシーン猛レースのブラック魔王が乗るクルマ」とか、「マシンハヤブサの敵チームであるエイハブの手下が乗るレーシングカー」に出てくるような、「併走する邪魔な相手車輌のタイヤをパンクさせるための秘密兵器」のような出で立ちだ…と思わざるを得ませんでした。
■除雪の秘密
札幌市内でのこと。こちらでは、ごくフツーの光景ですが、本州(以南)の人々にとっては「知らなかった!」と思われるシーンを撮っておきました。
<↓市街地での一コマ。車道と歩道の間に、何やら人影が…>
<↓実は、排水溝に雪を捨てているのですね。秘密でも何でもないですけど>
なので、雪国では道路脇で「除雪作業中」の看板を見たら、除雪をしている人がいるので要注意。間違っても雪ハネしている人をハネないように!
■ロードヒーティング(個人宅)
スリップ事故防止のため、国道の坂道でロードヒーティングが利いていることがありますが、雪国では自宅にロードヒーティング(の設備)を導入することもあります。私の実家の玄関前や駐車スペースも、その例です。
<↓センサーが外気温度や降雪を感知して、路面に埋め込まれた熱交換器を発熱させる仕組み>
家人が若いうちは無くても問題ないでしょうけど、高齢の方がいらっしゃるご家庭では、転倒による骨折事故などを防ぐため、こうした個人宅用のロードヒーティングは非常に有効です。
■自転車置き場
雪道(圧雪路)で自転車に乗る強者…も、いるにはいるのですが、大抵は自転車の使用は雪解けまで「おあずけ」です。では、スーパーなどの自転車駐車場は冬期はどうなっているか?というと。
<↓冬期の自転車駐輪場の例>
<↓ロープが張られて使用禁止になっていますが、自転車が数台あり>
これらは、雪が積もってしまって脱出を(春まで)諦めた放置自転車なのか、あるいは雪道でも強引に乗る者が使用中の自転車なのか、どちらかでしょうね。…でもアプローチに足跡が無いから前者かな。
■働くスーパーカブ
雪国でも、郵便配達さんはバイクに乗っています。雪道をバイクで走るには、それなりの経験とコツが必要です。次の画像は、帰省時に見つけた郵便カブの冬仕様車です。
<↓郵便カブの全景。右側面。かなり大きなボックスを積んでいます>
<↓フロント部の詳細。フロントキャリアの先端に灯火類(ヘッドライト&ウィンカー)を装備>
<↓タイヤを見ると、トレッドパターンの規則正しい位置に突起があるので、スパイクタイヤのようです>
<↓おまけ。キャリア側面に貼られた安全喚起ステッカー>
ちなみに…私も高校生の頃、ホンダのMB-5という原付(2スト、5速、最高出力7.0PS)の後輪にタイヤチェーンを巻いて、雪道を走っていました。路面状況の変化を読み取る力が鍛えられました。
■冬場の自動車教習所
雪国では冬期も教習所は営業しています。私の姉も、自動車の免許を取得したタイミングは冬期でした。MTで雪道の教習を受ける人々は、そりゃ、初心者でもスキルアップしますわな。
そんな自動車教習所も、最近は様変わりしているようで。
<↓最近の自動車教習所は、
ドローン講習も開講しているのか!>
さすが北海道。ちなみにここでは、大型特殊免許と車両系建設機械の作業免許が同時に取得できるコースもある。オレも免許取りたいな(今、私が乗れるのは 8トンまで)。
■実はスゴい技術では?
札幌市内のフツーの靴屋さんにて。冬場は、取り扱い商品はもちろん冬物がメインになります。防寒ブーツもその一例。
<↓冬場のフツーの靴屋さんの例>
<↓防寒ブーツの例。タグには「ガラス繊維配合ソール」とあります>
この「ガラス繊維配合ソール」というタグの裏面を読んでビックリしました…。何と、ソールに対して「ガラス繊維を垂直方向に立てて配合しました」という旨の説明文があったからです。
つまり、ガラス繊維をランダムに混ぜ合わせているのではなく、垂直方向=雪道に対してガラス繊維がスパイクピンのごとく、路面を引っ掻く方向に並べて配置している…と謳っているのです。
ホントか!?
だとしたら、実はスゴい技術です。
スバル車の例でいうと、樹脂インテークマニホールドにもガラス繊維が配合されていますが、これには配向性はありません。もしも配向性があると、強度的に不利な面が生じてしまうため、ランダムな全方向的にガラス繊維が配合されていると解釈できます。換言すると、フツーなら配向性をコントールするのは至難の業です。
それに対して、このソールはガラス繊維を垂直方向に並べて配合しているという…。どうやって配向を一律に均一化できるのでしょう? かなりナゾです。
■iPhoneの寒いバッテリー
スキー場に行っていたときのこと。クルマから降りたときのiPhoneのバッテリーは充電100%だったのに、ほんの数十分(リフト2~3本)、滑っていただけで残存率が1%に。記念写真を1枚撮った瞬間にブラックアウトしてしまいました。
<↓寒冷状態では全然使い物にならず、スキー場を去るときに車輌で充電開始しているところ>
外気温度も寒いけど、寒さの中でのバッテリー持ちの「しなさすぎ」に、こちらまで寒くなったぞ。ちなみにバッテリーの劣化度合い(最大容量)は91%。常温では長持ちします。
■北海道限定
サッポロビール園では、ビール園のラッピングバスが見られます。また、地元では有名ですが他では基本的に販売されていない飲料品も多くありますね。以下はその例です。
<↓サッポロビール園のラッピングバス>
<↓こちらの飲料水は、コアップガラナとリボンナポリン>

※店員さんの許可をいただいて撮影。
■「おぉ!(その1)」
実家の中でのこと。子供たちが、部屋のどこからか、昔のミニアルバムを見つけてきた。L判の写真を収納できるポケットが付いたものだ。そのミニアルバムの表紙は、当時の森尾由美さんだった…。
<↓まちがいなく森尾由美さん。当時のCMキャラクターだったのか>
<↓ミニアルバムの下には、「
’86三菱カラープリント イメージガール」とある>
1986年か。オレが新聞配達と家庭教師のアルバイトで貯めたお金で、ホンダCBR250Four を買った年だな。ミニアルバムの中を、ちょっと覗いてみるか。
■「おぉ!(その2)」
ミニアルバムを開いてみると、当時の恥ずかしい写真が出てきた。新車で買ったCBRで京都から札幌に帰省したときの写真だ。(※ブログトップの画像は、当時の実家のハイエースとコルサ。)
<↓左:新車で購入後、慣らし運転を兼ねて京都→札幌に帰省 右:当時の私(恥ずかしいショット)>
今(2022年 現在)でも器械体操の練習を続けることができる身体と環境に感謝!
■格言か?
今度は札幌から函館に向かう復路です。道央自動車道を通って八雲SAにて休憩したときのこと。トイレで次のような標語が目に留まりました。
<↓手指消毒剤のアルタイザーが備え付けられていました>
<↓そこには、わざわざ注意喚起の張り紙がしてありました>
みんなで
うばい合えば足りず
わけ合えばあまる
私には、含蓄深い表現のように感じられました。
人生の中で、いろいろなシーンにも応用できそうです。
■レンタカー?
青森でのこと。フェリーから降りて青森県観光物産館に向かう途中で、複数の除雪車に遭遇しました。我が家のエクシーガの直前(先行車)にも、その除雪車があったのですが、ナンバープレートを見ると…。
<↓ナンバーが「わ」になっています。
除雪車なのにレンタカー??>
類別区分は「800」なので、れっきとした特種用途自動車なのですが、「わ」ナンバーとは…。特殊用途のレンタカーって、あるのかしら? あるいはそれ以外?
■立て看板
最後は、青森県観光物産館でのこと。全農の立て看板を発見! これはデジカメに納めなければなるまい。家族に気づかれないよう、急いでダッシュ!
<↓卓球の石川佳純選手>
<↓
佳純ちゅわぁぁあ~ん!>
調布市のKAZは、石川佳純選手を応援しています。
以上、今回の「番外編」も含めて、合計7編の2022年・札幌帰省記でした。最後までお読みいただいた方々、「イイね!」を付けてくださった方々にお礼申し上げます。
皆さまにとっても、今年一年、良い年でありますよう祈念して、帰省記ブログを終わります。
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Posted at
2022/01/28 23:37:21