先月11月に開催された、東京モーターショー改めジャパンモビリティショーに家族で行ってきました。並行開催されたイベント観覧の都合上、11月04日(土)と11月05日(日)の2日連続での参加です。
先月のイベントなのに、もう遠い昔の出来事のような感じになりつつありますが、備忘録として当方の目線で感じたことを時系列で記していきます。
■2日連続の参加は初めて
娘が11/4(土)に出場するアーティスト(※)のライブイベントに参加するため…とか、高校生以下は入場無料…とか、その他諸々の家族の都合を鑑みて、私は(引率係として)土日の2日連続で参加することになりました。
(※)余談ですが、個人的には一般的な「アーティスト」という
呼び方には違和感があります。一体どんな「
芸術家」なんだ、と。
「ミュージシャン」だったらまだ納得できますね。
それでも「音楽家」って何だ?と思ってしまいますが。
「バンド」とか「歌手」とか「パフォーマー」の方がピンと来ます。
(↑あくまで個人の感想です。)
当日は、我が家にしては珍しく早めに自宅を出発できた甲斐あって、開場前から入場待ちの列(の前の方)に並ぶことができました。
■屋外イベントコーナーへ
一般公開の10時開門と同時に家族で入場。娘の第一目的は、屋外で開催予定のラリーカーのデモ走行を見ること。最前列を確保するべく、いったんは屋内ブースをややスルー気味に抜けて、デモランエリアに移動します。
<↓ブログトップ画像のBRZやホンダのロードレーサーの脇を抜けて、デモランエリアに移動>
この時点ではデモランエリアで開始を待つ人はほとんどおらず、いったん私はキャンピングカーコーナーへ。かつてレガシィを8ナンバー(特種用途自動車)登録したことのある私は、キャンピングカーにも興味があるのです。
その後、戻って娘たちと合流し、最前列で着席してデモラン開始を待ちます。と、新井選手を始めとする出場予定者さんが数人集まって、私たちのすぐ後ろを歩いているではありませんか。
娘はつい先日、東京スバル立川店・MotorSport Talk Show 2023-09-24 で新井選手に直筆サインしていただいたTシャツ を着ていたので、背中のサインを見せながら応援の声がけをしたところ、新井選手は笑って気さくに手を振っていただきました。
<↓いよいよデモラン開始。まずはスバルから>
<↓続いてトヨタも>
<↓マックスターン(>分かるかな)で白煙を上げるヤリス>
<↓モリゾウ選手たちとともに、軽妙な掛け合い>
初日のデモランエリアは狭かったのですが(2日目で拡張されました)、プロのドライバーが自由に「安全に」車両を操る姿はすごいですね。
■カワサキ&bimota ブース
ラリーカーのデモランを堪能したあとは、屋内ブースに戻ります。順路的にカワサキブースを最初に見ました。今のカワサキは勢いがあります。
<↓Ninja 7 Hybrid と Ninja e-1。カワサキは2輪の電動化も強力に推し進めているメーカー>
<↓Ninja 7 Hybrid のエキマニの取り回し。湾曲形状は充填効率と触媒清浄率を加味した結果か?>
<↓ニンジャと言えば、GPz900Rも。雄々しいデザインはカワサキならでは>
カワサキブースでは、話題の ZX-4RR、ZXR400R(1990年モデル)、4輪バギー(TERYX KRX 1000)なども実車展示されていました。
<↓カワサキの脇には bimota TESI H2 CARBON の展示も。ラムエア過圧時は242PS/11500rpmです>
<↓ハブステアのバイクに一度は乗ってみたいなぁ…>
■日産・スズキ・ヤマハ・ホンダの各ブース
今年のモビリティショーでは、会場内を歩く人々の人数は多いものの、かつてのオートサロンほど混雑はしていないな…という感じ。通路を歩いて普通に進めるので。…と思ってたら、混雑しているブースがありました。
<↓人だかりが多かったのは、日産のコンセプトカー(Hyper Force)>
<↓スズキでは、コンセプトとされていますが まんま新型SWIFTを展示>
<↓ヤマハの MOTOROiD2>
<↓ヤマハつながりで、ブースにはグランドピアノも>
# さすがにストリートピアノ(自由に弾ける)ではありません。
<↓車体の下にQRコードが描かれている…>
<↓ストロボカラーとともに、このカラーリングもなじみが深い>
カワサキもヤマハも、新旧織り交ぜての実車展示でした。ホンダは、ホンダジェットという飛び道具?を展示。ホンダジェットも機内に入れるようでしたが、順番待ちが長蛇の列でしたので断念しました。
<↓間近で見ると大きさを感じるホンダジェット。モビリティショーなので、クルマだけとは限らない>
■レクサスのブース(ギガキャスト)
レクサスのブースは、和のテイストを盛り込んだような独特な展示スタイルでした。天井から吊された布(>何だコレ?)のコーナーを抜けると、大型のアルミ鋳物の展示がありました。一部では話題のギガキャストです。
<↓これだけの巨大な構造物をアルミ一体成形させるためには、相当な技術が必要なはず>
<↓加工前の状態なので、エッジ部には案外大きめな素材の欠けなどが見受けられる>
ギガキャストの展示コーナーには、技術説明員さんが控えていたので、いろいろと質問してみました。以下は私と技術説明員さんとの会話の要旨です。
Q1.これは「先行開発的なケースステディ」と、「近い将来での量産を
目指した開発」と、どちらの立ち位置になりますか?
A1.後者です。
Q2.アルミ溶湯の湯口と、ガス抜きのベントの位置はどうなっていますか?
(湯口は1ヶ所?複数?)
A2.湯口は1ヶ所でココです(指を指す)。
また、ベントの位置は、例えばこのあたりに複数あります。
(フェンダー内を示す)。
その他、抜きピンの位置でもガス抜きはされます。
Q3.これだけ大型のキャストになると、温度管理…特に強度に大きな影響を
与える冷却が難しいと思います。温度管理はどのようにされているのですか?
A3.おっしゃる通り、温度管理は重要です。
まず、金型そのものに冷却水を通すなどして型温の調整をします。
ただし、現時点では水冷にするか油冷にするかは決まっておりません。
型抜き後の冷却については、最初に金型の時点で温度が均一になるようにします。
<↓「湯口は1ヶ所でここです」と指さしで教えていただいた>
<↓湯口付近の鋳肌の拡大図>
<↓フェンダーアーチの中にある複数の突起が、押し出しピンまたはエア抜きベントの位置>
当方の質問に対し、恐らくは雑誌の取材でも回答されていないような?内容も織り交ぜながら、詳しく説明いただきました。対応いただいた方、その節はありがとうございました。
■スバルのブース
レクサスのブースでそこそこ時間を費やしたので、いよいよスバルのブースに向かうことにします。ホンダが飛び道具(ホンダジェット)を出展したかと思うと、スバルも飛び道具(AIR MOBILITY Concept)を出展してきました。
<↓AIR MOBILITY Concept(空飛ぶクルマ)のデモ。実際に飛行試験もしているようです>
<↓こちらは SPORT MOBILITY Concept(ケーススタディだけで終わるのだろうか…?)>
日産 Hyper Force のホイールの材質はカーボンのような感じでしたが、スバルの SPORT MOBILITY Concept のホイールもカーボンのような見た目でした。
<↓カーボンに見えるだけ? ホイールに整流板を付けた状態なのか? 詳細不明>
さて。
スバルの展示車の中で(個人的に)少しだけ気になった部分がありました。ソルテラの左フェンダーに、クマさんらしき?デカールが貼られていたのですが…。
<↓本物の熊(ヒグマ)は恐ろしい動物だべ。歴史上の熊害を知る札幌出身の私には笑えない…>
会場で、違った意味で目に留まったその他のモノはこちら。
<↓エスカレーターは1段飛ばしで乗るんですね…。トイレにQRコードがあるとは>
参加記録・その2(1日目の後半)に続く。
(このシリーズは、全3話の予定)
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2023-12-26(Tue.) : 更新
[ジャパンモビリティショー2023] 参加記録・その2(1日目の後半) をアップしました。
Posted at 2023/12/24 14:53:01 | |
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