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調布市のKAZのブログ一覧

2015年04月21日 イイね!

[CBR250F] その7・完全復活の巻(燃料タンクDIYデントリペア&交換メンテナンス)

[CBR250F] その7・完全復活の巻(燃料タンクDIYデントリペア&交換メンテナンス)昭和61年から現役稼働中のバイク、ホンダCBR250Fの燃料タンクが錆びによる内部腐食で使用不能に。ヤフオクで希少な代替品を入手するも、長期在庫の凹み品。そこでツールを自作するところから始めて、DIYでデントリペアを実施。最後に燃料タンクを交換して完全復活するまでの備忘録です。

今回のブログ(最終話)は、「錆びトラブル発生の燃料漏れタンク」を「DIYデントリペア後の燃料タンク」に交換する作業風景の紹介です。

<関連ブログ : CBR250Four・燃料タンクのDIYデントリペア&交換>
◎「その1」 → 燃料漏れ再発 の巻
◎「その2」 → 落札後の現品確認の巻
◎「その3」 → 業者対応困難→秘密兵器の巻
◎「その4」 → スネークカメラ活躍の巻
◎「その5」 → 工具を自作するの巻
◎「その6」 → DIYの出来映えの巻

その6 からの続き

■燃料タンクの取り外しの巻
DIYデントリペアによる燃料タンクの凹み修復が終わったあとは、タンクの交換作業に入ります。まずは作業場所を確保して、車体から古いタンクを取り外します。

<↓燃料タンクを取り外す前に、タンクの底に残っている残留燃料を吸い出し、携行缶に移し換えます>


<↓画像はDIY済み代替タンクをカーゴマットに載せて、シートと左右サイドカウルを取り外ししたところ>
  

<↓この状態だけを見ると、かなり貧弱に見えますね・・・>


<↓フロントの袋ナット(10mm)とリヤのフランジボルト(12mm)を緩めます>
  

<↓燃料コックからエンジン(キャブレター)側へとつながるホースのクランプを緩め、切り離します>
  

<↓こちら側の細いホースも分離することを忘れない>
  

CBR250Four(MC14型)の燃料タンクを取り外すための工程は、以上です。

より細かな注意点を記せば、燃料コックから切り離したホースの中に異物が入らないように、開口部をマスキング処置しておくとか、ホース端部が経年劣化で硬化して(弾力性を失って)いないかとか、バネクランプが緊迫力を保っているかとか、点検すべき項目はいくつかあります。

まぁ、普段から気を付けて各部の状態を把握しておけば、今回のようなイザというときに(初めてその状態に気がついて)驚かされることはないと思います。

■新・旧、タンクの比較の巻
車体から取り外しした燃料タンク(>内部で錆びが転移。29年間、働いてくれてお疲れさま!)と、ヤフオクで入手した希少品の燃料タンク(>DIYデントリペアで多少はハンサムに成形したよ、これからよろしくね!)を並べてみます。

<↓手前が車両から取り外した古いタンク。奥が交換用の新しいタンク>


<↓裏面。手前が古いタンク(白色は燃料漏れ対策のコーキング剤)。奥が交換用の新しいタンク>


次は燃料コックの移植です。
本来ならば、燃料フィルタやO-リングの類は新品にしたいところですが、手元に代替品はありません (^^;) 。そこで、現状品をそのまま再利用することを前提に、慎重に(!)古いタンクから引き抜きます。しかし、ラインオフから29年が経過・・・という時の長さが固着を促進し、なかなかタンクから外れません(汗)。

<↓燃料コック自体は異常なく機能しているため、そのまま移植する。タンクから緩めるだけ>
  

<↓左:タンク内に残されたO-リングとストレーナ  右:ラジペンで少しずつ、何とか引き抜きできた>
  

結果として、締結部(ネジを形成しているボス部)から外部に2~3mmほど露出している部分をラジペンでつまみ、少しずつ、外側へと誘導することで、全体を引き抜くことができました。引き抜く際、つまんだ部分の樹脂が(固着に抗して力を加えた分だけ)長さ方向に伸展してしまいましたが、カッターナイフで端面を平らにカットしました。

このストレーナが燃料タンク(燃料コック)に内蔵されていたおかげで、タンク内に発生した錆びがキャブレターの中に紛れ込むのを防いでくれていたのです。目視上、メッシュ部分に亀裂などの異常がないことを確認し、洗浄して新しいタンクに再組します。

<↓新しい燃料タンクに燃料コックAssyを移植したところ。後ほど、漏れがないことを確認します>


■グロメットを移植して組み付けの巻
さて、新しい燃料タンクには、サイドカウルなどとの接続部用のグロメット(ゴムブッシュの類)が付属していませんでしたので、これらのグロメットは古いタンクから移植します。

<↓タンク先端のステー。ステーがU字形ならグロメットを楽に交換が可能ですが、クローズドの円状>
  

<↓燃料タンク両脇下部、左右サイドカウルの固定点にも(旧タンクからの)グロメットを移植する>
  

新しい燃料タンクの取り付けは、古い燃料タンクの取り外し工程と逆順です。

<↓新しい燃料タンクを車体に取り付けして、携行缶のガソリンを入れて漏れがないかどうか確認>
  

■CBR250Four、再び現役復活へ・・・の巻
外観チェックし、問題ないことが確認できれば、いよいよ火入れです。
イグニッション・キーをONにひねり、スターターを押釦します。
「キュルキュル・・・ヒュイ~ン(カムギヤトレインの音)。」

<↓水冷4気筒・DOHC16バルブ・250cc・45ps(レッドゾーン17000rpm)のエンジンが目を覚まします>




<↓特に異常がなければ、シートを車体に戻します>


近所を試走して、問題無いことをしました。
アイドル運転状態も安定しています。
(ここまでは、短時間での確認作業

その後、数日間、駐車場に置いたまま様子見とし、燃料タンク(特に燃料コックとの接続部)から燃料にじみのないことを確認しました(これが、長時間での確認作業)。

何かトラブルがある場合、短時間で発現するとは限らないため、あえて数日間乗らずに様子見する工程を付加したのです。結果、総合的に問題ないと判断し、CBR250Fourの使用を再開しました。そして使用再開から、今日(4/21)でちょうど丸1ヶ月。その間、もちろんノントラブル。

これで燃料タンク(の錆び)にまつわる一連のトラブルから、完全復活です。
慣れたバイクが自分の手足となって、共に走る日を再び迎えることができて良かったです。

■あとがき
最後に、DIYデントリペアを施した燃料タンクについて、改めて車載状態で観察してみます。

<↓今回交換した、DIYデントリペアを施した燃料タンク(マーカー無し)>


<↓今回交換した、DIYデントリペアを施した燃料タンク(マーカー有り、すぐ上と同一画像)>


ムリのない範囲で、自分でできることはDIYで整備(すでにレストアの領域か?)する
愛車もそれに応えてくれたような気がします


燃料タンクに限っては、第二候補で落札した黒タンク(程度良好)も別途ありますので、今回のDIYデントリペアタンクと合わせると、トータルであと60年近く(≒29年間×2個)の残存寿命を得たことになる・・・か・・も??(>いや、オーナーの私自身がそこまで長生きしてないでしょうけど)。

これからも可能な限り、愛車・CBR250Four をメンテしながら 使い込んで いきます。

長文(今回のシリーズでは7話分)にも関わらず、お読みいただいた方々にはお礼申し上げます。
(縁あって落札させていただいたヤフオク出品者の方々にも、この場を借りて感謝いたします。)

以上、題材はデントリペアを中心とした当方の個人的なDIY整備記録ではありますが、今回のトラブル克服記が、このブログに目を通していただいた方々にとって何らかの参考・刺激などになれば幸いです。
2015年04月18日 イイね!

[CBR250F] その6・DIYの出来映えの巻(燃料タンクのDIYデントリペア&交換)

[CBR250F] その6・DIYの出来映えの巻(燃料タンクのDIYデントリペア&交換)バイクの燃料タンクの凹みをDIYでデントリペアしました。今回のブログは、そのDIYデントリペア実施前後の比較(改善効果の確認)です。

(~ これまでのあらすじ ~)
日常の足である昭和61年(=1986年)式のバイク、ホンダCBR250Four(MC14型)は、29年目の今春、燃料タンク内部の錆び(燃料漏れ)のため使用不能に。苦労して入手した代替タンクは長期在庫の凹み品で、専門業者に打診したが修復困難との見積もり。そこでDIYデントリペア用のツールを自作して、DIYで交換修理する決意に至りました。

<関連ブログ : CBR250Four・燃料タンクのDIYデントリペア&交換>
◎「その1」 → 燃料漏れ再発 の巻
◎「その2」 → 落札後の現品確認の巻
◎「その3」 → 業者対応困難→秘密兵器の巻
◎「その4」 → スネークカメラ活躍の巻
◎「その5」 → 工具を自作するの巻

その5 からの続き

■自作ツールの弱点の巻
ホンダ・CBR250Four に限らず、バイクの燃料タンクでは、ツールを挿入できる開口部がタンクキャップ(ガソリン給油口)の部分しかありません。前回のブログ(その5)では、「タンクの凹み~給油口」 の位置関係にピッタリ合うようにツールを曲げ加工したところで終わっています。

しかし実際には、もうひとつ、クリアしなければならない課題があります。
その課題は・・・と言うと。

<↓実はいくらガンバっても、凹みのあるタンク内壁とツールは直交しない(斜め方向にしか押せない)>


そう、デントリペア用の自家製ツールは、先端は確かにタンクの凹み部分に届くものの、タンクの内壁を垂直には押すことができない のです。要するに、内壁に対して常に斜め方向(緩い角度)からしかアクセスできません。デントリペアは、凹みに対して、板材を垂直方向に押し戻す(塑性加工する)方が修復効率が良いのです。凹みを斜めに押しても、力が逃げてしまうのです

でも私はプライベーター。
ツールを途中でさらに折り曲げて、先端をタンクの内壁に垂直に当たるように再改修を加えてしまうと、もっと伝達効率が悪くなってしまうことでしょう(テコの原理が使えないため)。そこで、ツールはなるべくストレート形状を保った状態でDIYデントリペアするという手法は、変えません。

ここで、DIYデントリペアの方針を再掲します。
 ・完璧な修理を求めるのではなく、あくまで 「目立たない程度まで修復する」 こと
 ・ただし、「燃料タンクの内壁にはキズを付けない」 こと(>これは必須)


要するに、深追いしない。適度な修復状態で切り上げる、ということでもあります。
何事も 「過ぎたるは及ばざるがごとし」 です。

■KAZさん、燃料タンクもDIYデントリペアするの巻
燃料タンクの内壁を傷つけてしまわないよう、自作ツールの先端にゴムキャップを取り付けします。以下、作業風景を画像によるダイジェストで紹介します。

<↓まずは自作ハンドツール先端の外径(φ)に見合う内径(φ)のゴムキャップを取り付けします>
  

<↓デントリペアしたいターゲット(凹み)との位置関係を再確認します>


<↓タンク外装に傷をつけないよう、毛布などで覆いながら、内壁を触診&打診します>


<打診・触診・・・の意味>
(1).燃料タンクの凹み部分を、外側から指で軽く押さえる。
(2).タンクの内壁を、ツールの先端で軽く 「コンコン」 と叩いて(打診して)いく。
  内科のお医者さんが、聴診器を当てながら患者のお腹や背中を指で叩いていくイメージ。
(3).ツールの先端が、凹みの真裏に到達したら、
  凹みの外側から軽く抑えている指に 「コンコン」 という 打音と振動がダイレクトに伝わる
  そのダイレクトな振動が指に伝わらなければ、ツールの先端は凹みに達していない

<↓凹みの状態を再確認できるよう、念のためスネークカメラ(簡易内視鏡)をツールに併設する>
  

<↓ゴムキャップを含めたツール先端の全景が写るよう、スネークカメラヘッドは多少後退させる>
  

<↓タンクの凹みを内壁から再確認している様子>
  

ここでいったん、ツールを燃料タンクの給油口から抜き取ります。

<↓さらに外径の大きなゴムキャップを被せます。先端の径が小さいと、修復の際に面がうねるため>
  

<↓自作ハンドツールでDIYデントリペア中>


<↓時々、引いた目線でも外観チェックする>


上記の作業を繰り返します。今回の作業時間は、事前の状態把握に2~3時間、ハンドツールの加工に約5分、デントリペア作業は実質40~50分間ほど でした。わずか40~50分間ほどとはいえ、真剣にデントリペアに(特に 指先の感触 に)集中したので、作業終了後はヘロヘロに疲れました。

■DIYデントリペアの出来映えの巻
当初から、作業方針を 「(完璧に直すのではなく)あくまで目立たなくする程度の修復」 に置いていましたので、欲張って失敗しない程度で作業を切り上げます。以下、出来映えの確認です。

<↓おさらい : 今回のターゲット(ヤフオク落札・入手直後の凹み部位)>


<↓もともとの凹み(DIYデントリペアの実施前)>


<↓目立たなくした後(DIYデントリペア実施後)>


<↓DIYデントリペア実施前後の状態比較>




DIYデントリペア用のハンドツール素材(ピンポール)に要した費用は、545円(8%税込み)でした。これまでの工賃は、もちろんタダ。修理目標を、欲張らない程度に抑えたのですが、自分としては 「まぁまぁ、目立たないように修理は出来た」 と思います。


(その7)最終話 に続く予定
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2015-04-21(Tue.) : 更新
[CBR250F] その7・完全復活の巻(燃料タンクDIYデントリペア&交換メンテナンス) をアップロードしました。
2015年04月16日 イイね!

[CBR250F] その5・工具を自作するの巻(燃料タンクのDIYデントリペア&交換)

[CBR250F] その5・工具を自作するの巻(燃料タンクのDIYデントリペア&交換)バイクの燃料タンクの凹みをDIYでデントリペアしました。今回のブログは、そのDIYデントリペアをするためのツール自体をDIYで自作する過程の紹介です。

(~ これまでのあらすじ ~)
日常の足である昭和61年(=1986年)式のバイク、ホンダCBR250Four(MC14型)は、29年目の今春、燃料タンク内部の錆び(燃料漏れ)のため使用不能に。苦労して入手した代替タンクは長期在庫の凹み品で、専門業者に打診したが修復困難との見積もり。そこでDIYでデントリペアを施してから、交換修理することを決意しました。

<関連ブログ : CBR250Four・燃料タンクのDIYデントリペア&交換>
◎「その1」 → 燃料漏れ再発 の巻
◎「その2」 → 落札後の現品確認の巻
◎「その3」 → 業者対応困難→秘密兵器の巻
◎「その4」 → スネークカメラ活躍の巻

その4 からの続き

■デントリペア用ツールの素材探しの巻
燃料タンクの凹み部分へは、ガソリン給油口(タンクキャップ開口部)から直接、アクセスが可能であることをスネークカメラ(簡易内視鏡)によって確認しましたので、次なるステップは 「デントリペア用のツールを自作する」 ことになります。

世の中、「ハイ、これが万能ツールです!」 とばかりに、デントリペア専用工具が簡単に市販されているワケではありませんから、自分の目的(修復規模)に見合ったツールを自作する必要があります。そこで、DIYデントリペア用ツールの 「素材探し」 から検討することになります。

幸いにして、過去に愛車レガシィがドアパンチ被害を喰らってDIYでデントリペア修理を行ったとき(→ DIYによる修復作業を総括する)にも、同様のことをすでに検討済みでしたので、今回も同じ素材をホームセンターで調達します。

以下、作業風景を、画像によるダイジェストで紹介します。

<↓ホームセンターを一巡した上で、やはり過去実績のある「ピンポール」をツールの素材に決めます>


<↓「ピンポール」は長さによって太さ(直径φ)も変わってきますが、今回もL=50cm、φ=6mmを選択>


<↓輸入発売元:シンワ測定(株)、名称:ピンポール(測量・土木用)、品番:76977、スチール製、です>


画像の背景に写っているレーザー距離計に目を奪われそうになりますが、素材として選択したピンポール(L=50cm、φ=6mm)の価格は、505円(→8%税込みで545円)。修理困難なものを仮に修理可能だと仮定した場合の、デントリペア業者さんの費用見積もりは3万円~から、でしたので、それを思うと、DIYデントリペア用のツール素材が545円で手に入る のですから、安いものです。

■素材の加工方法を考えるの巻
素材を選んでも、そのままではツールとして使えません。自分の意図するデントリペアが可能な形態に加工する 必要があります。簡単に言うと、曲げ加工を加えます。

<↓タンク開口部(タンクキャップ)から凹み部分にツールが届くようにするため、必要な長さを測ります>


<↓とりあえず戸外に出した素材>


<↓まずは必要な「ツール長さ」を得るため、目標となる曲げ位置にマーカー(目印)を打つことに>


<↓前回はグレーチング(排水溝の枠)に引っかけて強制的に曲げたが、さて今回はどうしたものか・・・>


<↓「・・・んん?アレは何だ?」 → 「おおっ?!」 → 「よし、これだ~~! これを使おう。」>


■素材を加工するの巻
多少ワイルドな手法となりつつありますが、プライベーターは 「リスクが少なく、かつ確実な達成手段」 を選びます。

<↓排水溝のフタの 「引っかけ穴」 を利用することに。加工手段が決まり、いよいよポールを挿入>


<↓排水溝の上端と、ポールに打ったマーカー(折り曲げ目標位置)がズレていないことを確認する>


<↓「明日のために・その1」 位置を確認してポールに足を乗せたら・・・踏むべし!踏むべし!>


立て!立つんだ、ジョー!!

<↓丹下段平から左ジャブの通信教育を受けた矢吹丈のごとく、KAZさんに踏み抜かれたポール>


<↓排水溝のカギ穴からそっと抜いてみる>


■現物合わせの巻
さて、多少はワイルドですが確実な手法による1次加工が終わったあとは、現物合わせ の作業です。何事も、検討のあとには検証が必要です。

<↓前提条件として、マーカーに対してポールの曲げ加工の位置がズレていないことを念押し確認>


1次加工したポールを持って、CBR250Four の燃料タンクにあてがい、デントリペアする際の位置関係に過不足が無いかどうかを確かめます。残念ながら、曲げ角度が浅かったようです(下の画像を参照)。

<↓実際のDIYデントリペアを想定した位置関係の確認を行う。ポールの曲げ角度が浅いことが判明>


そうと分かったら、今度は2次加工です。
お手製のツールも、精度を上げていきます。

<↓「明日のために・その2」 位置を確認してポールに足を乗せたら・・・踏み増し!踏み増し!>


<↓丹下段平から右ストレートの再教育を受けた矢吹丈のごとく、KAZさんに踏み増しされたポール>


そしてまた、現物合わせの工程です。デントリペアをDIYで作業する素人(=私)としては、なるべく作業効率の良い、手になじむツールを準備しておいた方が 失敗のリスクを減らせます。今度はどうでしょうか。

<↓バッチリ決まったぁ~>


果たしてジョーはトリプルクロスカウンターを放つ時は来るのでしょうか?
いや、力石徹の死(ヤフオクで入手した燃料タンクの凹みが想像以上に大きかった件)を乗り越えて、ホセ・メンドーサとの試合で真っ白に燃え尽きる(DIYデントリペアで燃料タンクの内面を傷つけずに凹みを目立たなくする)日は、果たしてやって来るのでしょうか・・・。

※元ネタが分からない方々は、「あしたのジョー」でググってください。
  ただし 「梶原一騎(原作者名)の娘+事件」 などのキーワードでググると、壮絶な結果に・・・。



(その6)に続く
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2015-04-18(Sat.) : 更新
[CBR250F] その6・DIYの出来映えの巻(燃料タンクのDIYデントリペア&交換) をアップロードしました。
2015年04月14日 イイね!

[CBR250F] その4・スネークカメラ活躍の巻(燃料タンクのDIYデントリペア・交換)

[CBR250F] その4・スネークカメラ活躍の巻(燃料タンクのDIYデントリペア・交換)日常の足である昭和61年(=1986年)式のバイク、ホンダCBR250Four(MC14型)のDIYメンテナンス記。

29年目の今春、燃料タンク内部の錆び(燃料漏れ)のため使用不能に。苦労して入手した代替タンクは長期在庫の凹み品で、専門業者は修復困難との見積もり。そこでDIYでデントリペアを施して交換するまでの、一連の作業に関する備忘録です。


<関連ブログ : CBR250Four・燃料タンクのDIYデントリペア&交換>
◎「その1」 → 燃料漏れ再発 の巻
◎「その2」 → 落札後の現品確認の巻
◎「その3」 → 業者対応困難→秘密兵器の巻

その3 からの続き

■「修理困難」 の意味合いの巻
デントリペア業者から 「修復困難」 と判定された、ホンダ・CBR250Four の燃料タンク(ヤフオク調達品)。修復が困難な理由は、次の複合要因によるものでした。

(1).燃料タンクの場合、開口部が給油口(=燃料キャップの部分)しかなく、ツールが届きにくい。
(2).デントリペアの際、テコの原理で支点となる部分を確保するが、燃料タンクだと確保できない。
(3).燃料タンクの内壁には、デントリペアツールによる こすりキズ・引っかきキズが避けられない。

こうした説明を受けると、確かにもっともなコトばかりです。以下の画像でも確かめてみましょう。

<↓CBR250Fourの燃料タンク左側(凹みのある方)について、前方→後方のアングルで眺めた状態>


<↓凹みのある左側の拡大図。タンク自体は(中央に来るエンジンを避けるため)鞍型となっている>


<↓さらにタンクの角度を変えて撮影。タンクの両側は、下方に行くほど内部空間が狭くなっている>


<↓こんな感じ。ガソリン給油口(タンクキャップ開口部)からこの空間にツールが入るか否かがキモ>


■スネークカメラの出番!の巻
私はそうした業者さんの見積もりを退け、DIYで修理することに決めたのです。そこでまず最初に、タンク外側の凹みの場所が、「本当に内側からツールが届かないところにあるのか?」 を確かめる ことから始めました。

スネークカメラ(内視鏡)の出番です。「レガシィの水平対向エンジンのスパークプラグを取り外す際に、燃焼室の中を観察できれば良いな・・・。」 と思って買ったスネークカメラ。まさかこんなに早く、バイクの燃料タンクに使うことになるとは、思ってもみませんでした。しかし、「備えあれば憂い無し」 と言えるかどうか分かりませんが、今はDIYデントリペアに向けての強力なツールになってくれます。

<↓スネークカメラ(簡易内視鏡)の内蔵LED照明は、OFF→ONの間で4段階に調光可能です>
  

<↓さっそく、スネークカメラ(ファイバースコープ、内視鏡)の先端を燃料タンクの給油口から挿入>
  

ここから先は、スネークカメラ本体で撮影した画像(元サイズ:640×480)を載せます。

<↓スネークカメラ(ファイバースコープ)を経由した燃料タンクの外観(凹んだ部分の周辺など)>
  

<↓燃料タンク内側の撮影例。スネークカメラのアームはフレキシブル構造で、内部形状に追従>
  

上の画像はタンクの内側で、給油口(燃料キャップ)付近のものです。
スネークカメラの先端を、燃料タンクの凹み部分へと、少しずつ近づけていきます。

■凹み部分の判別基準の巻
落札前のオークションページでは、「新品」 で 「長期在庫品」 とされていた燃料タンク。いま、燃料タンクの内壁の状態について、スネークカメラは少しずつですが 「リアルな情報を画像で提供」 してくれます。例えば、次のような感じ。

<↓燃料タンク内壁の状態の一例。部分的に茶色く変色している箇所の例。これが現実の様子>


気を取り直して、先へと進めます。
ところで、スネークカメラ(簡易内視鏡)を扱う上で、懸念点が一つだけあります。
それは、「凹みに相当する部分の見分けが、果たして内側から付くのか?」 という点です。換言すると、「スネークカメラが凹みの裏側に到達できたと判別するための基準を、何に置くか?」 となります。


やみくもにスネークヘッドを挿入していくだけでは、どこがタンクの凹みであるのか、見逃す恐れがあります。そのため、慎重に内壁面の状態を観察する必要があるのです。しかし結論から先に書きますと、DIYであっても、LED光源の反射具合を注意深く観察することで、凹みの裏側にたどり着くことができました

<↓ズバリ、この部分が 「タンクの凹み部分の裏側」 に相当すると自己判断しました。理由は後述>


<↓内壁がなめらかな曲面を描くなら、光の反射もなだらかに変化するハズ。凹みがあれば不連続>


<↓説明用として先ほどの画像を再掲。シルバーの反射部分に注目すると、均一に拡散している>


<↓念のためLED光源の角度を変えても、反射の仕方が不連続のままなので、ここが凹みの裏側>
  

最後にダメ押しとして、LEDの光量を可変させて、内壁面の光の反射具合を再確認します。

<↓光の反射でエッジが立っている部分(不連続部分)が、タンクの凹み部分であると断定できる>
  

■私的な結論の巻
燃料タンクが外側から凹んでいれば、タンクの内側は凸状態になっている はずです。以前、愛車のレガシィがドアパンチ被害を喰らってDIYでデントリペア修理を行ったとき(→ DIYによる修復作業を総括する)、修復の成否のカギとなるのは、光を当てたときの陰影のとらえ方でした(→ DIYでデントリペア、影を利用せよ!の巻)。

今回の 「光の反射具合に不連続点があるか無いか?」 によって、「タンクの凹み部分を特定する」 手法についても、その応用と言えるでしょう。

↓外側の凹みは、内側の凸部に相当する。これは、お互いに鏡像の関係となっている
  

こうしたDIYを通じて、あくまで私的な経験に基づくものではありますが、
デントリペアを行う際には、光と影の具合によって面性状(凹みや修正具合)を判断する
ことが重要となるであろうことを、再認識する結果となりました。


以上、スネークカメラを挿入する際の屈曲回数が少ないことなども総合的に検討した結果、「ガソリン給油口(タンクキャップ開口部)から適切なツールを挿入すれば、タンク凹みのちょうど裏側(=内壁では凸部)にアクセスできる」 との判断に至りました(2ヶ所あるうちの他方の凹みについても、直接的にツールが届く位置にあることを同時確認済み)。

よって、次なる段階 : 「DIYデントリペア用の工具をDIYで作成する」 へと移行することにします。



(その5)に続く。
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2015-04-16(Thu.) : 更新
[CBR250F] その5・工具を自作するの巻(燃料タンクのDIYデントリペア&交換) をアップロードしました。
2015年04月12日 イイね!

[CBR250F] その3・業者対応困難→秘密兵器の巻(DIYデントリペア修理・交換)

[CBR250F] その3・業者対応困難→秘密兵器の巻(DIYデントリペア修理・交換)ワンオーナーで29年目に突入したバイク・ホンダCBR250Four(昭和61年=1986年式)は、燃料タンク内部からの錆び進行のため使用不能に。

入手困難な特別限定色の青色タンクをようやく手に入れたものの、長期在庫のキズあり品で、デントリペア業者は凹みの修理困難との見積もり。そこでDIYでデントリペアを施して修理交換するまでの、一連の作業に関する備忘録ブログです。


<関連ブログ : CBR250Four・燃料タンクのDIYデントリペア&交換>
◎「その1」 → 燃料漏れ再発 の巻
◎「その2」 → 落札後の現品確認の巻

その2・落札後の現品確認の巻 からの続き

■デントリペアに対する疑問、の巻
いくら代替品が見つかったとはいえ、大きく凹んだままの燃料タンクに載せ替えるのも気が引ける。ということで、まずは専門の業者・・・デントリペア業者に現物を持ち込んで、話を伺うことにしました。

ここで 「話を伺う」 という表現にしているのは、最初から修理費用の見積もりを取るのではなく、私なりの疑問点があるため、まずはその疑問に対するコメントをいただきたい・・・という思いからです。

<デントリペア業者さんに対する 私の疑問点>
(1)そもそも、自動車(四輪)ではなくバイク(二輪)も取り扱っているのか?

(2)果たしてバイクの燃料タンクは、修理可能なのか?
  タンクの内壁にキズを付けずに修理できるものなのか?

  → 私の認識によると、デントリペアとは、鋼板を内側から押し出す修復技術のはず。
    とすると、鋼板の内側にはツールによる引っかきキズが出来ても不思議ではない
    ガソリンが触れるタンクの内壁に、引っかきキズがあるとマズイのでは?

(3)もしも修理可能とするなら、およそいくらくらいの修理費用となるか?

■デントリペア業者に持ち込み、の巻
さっそく、落札した燃料タンク(現物)をレガシィに積んで、デントリペア業者に話を伺いに行きます。到着して、係員に相談します。具体的には、上記疑問点の(1)~(3)の順に話を伺います。

私  : 「実は、かくかくしかじか。」
係員 : 「う~ん・・・。バイクのタンクですか。ちょっとできないですねぇ。」

いきなり渋い顔をされました(>でも、私の予想の範囲内です)。
渋い反応をされた理由は、次の2点に集約されます。
 ・燃料タンクの場合、開口部が給油口(=燃料キャップの部分)しかなく、ツールが届きにくい。
 ・デントリペアの際、テコの原理で支点となる部分を確保するが、燃料タンクだと確保できない。

タンクの凹み(ツールの作用点)に届いたとしても、おのずとツールの支点は燃料キャップの開口部となってしまう。力を加えた場合、開口部が強度的に持つ(歪まない)かどうかが分からない。・・・とのことでした。

現物を持って来ているので、それを係員に見ていただきながら、質問を続けます。

<↓せっかく現物を持参しているので、現物を見ていただきながら、私の疑問に対するお話を伺うことに>
  

私  : 「そもそも、燃料タンクの内壁にキズを付けずにデントリペアは可能なのでしょうか?」
係員 : 「いえ、内壁はツールでこすったり、引っかいたりしますので、キズは多少付きますね
      クルマの場合は、そこ(例えばドアの内側)は外から見えない部分になりますし、
      雨や泥がジャバジャバと、かかる部分でもありません。」

係員 : 「内壁にキズが出来ても、常にガソリンを満タンにして空気に触れないようにすれば・・・。」
私  : 「いや、それは事実上、できないです。走っていればガソリンは減りますので。。。」

<↓デントリペア業者に話を聞けば聞くほど、対応が困難だということが明らかになってきます>
  

私  : 「凹みの部分に外から溶接棒をくっつけて、引っ張り出すBPは可能でしょうか?
      (※注 : BPとは板金作業のこと)
係員 : 「可能ですが、古いバイクの場合は、デカールなどが欠品のことが多いですねぇ。」
     「バイクの場合、デカールやステッカーを先にタンクに貼ってからクリアを吹くので、
      クルマの場合と較べて、塗装工程も異なってくる(特種な場合が多い)のです。」

確かに CBR250Four の燃料タンクのデカール(「HONDA」 とか 「SUPER SPORT」 とか)は、すでに入手困難で、ヤフオクでも出品自体を未だ見たことがありません。

私  : 「ご説明ありがとうございます。最後に・・・もしも修理可能だとした場合、
      この凹みサイズでは、費用はいくらくらいになるでしょうか?」
係員 : 「このサイズなら1ヶ所あたり1万5千円~から、が目安だね。
      2ヶ所なら、最低でも3万円~以上だね。」

私  : 「お話を聞かせていただき、どうもありがとうございました。」
係員 : 「どうしても・・・っていうなら、今、そのタンクをココに置いていってくれたら、
      あとで修理スタッフに詳しく見てもらうように手配するよ。」
私  : 「いえ、いったん家に持ち帰って検討します。重ねて、ありがとうございました。」

■決意の巻
対応いただいたデントリペア業者の係員にお礼の言葉を述べて、燃料タンクをレガシィに積み、私は帰路に就きました。タンクの内壁を傷つけずに修理するには、特注となることでしょう。特注ともなれば、数週間はタンクを預けることになる。その間、バイクは使えない。費用も高額になることでしょう。

車中、私は 「DIYでデントリペアするぞ!」 という決意を固めました。
DIYでのデントリペアにトライするのは、今回が2回目です。前回の実績は、レガシィのドアパンチ被害をDIY修理(DIYデントリペア+DIY塗装研磨)したときですね。

<関連ブログ : レガシィのDIYデントリペア&塗装研磨>
◎[デントリペア] → DIYによる修復作業を総括する(レガシィ修理報告vol.13)

■秘密兵器の巻
私自身、まったく勝算がない修理に挑むことはしません。自分でできないことは、素直にお金(対価)を支払って業者さんなり、その道のプロに依頼します。これまでも 「自分で出来そうなこと/できないこと」 の線引きは、しっかり見極めてきたつもり です。

今回、ホンダ CBR250Four の燃料タンクについて、DIYでデントリペアをすることに決めましたが、実はその際に ”役に立ちそうな秘密兵器” があるのです。今年の正月に、北海道に帰省したときに入手しておいた ”スネークカメラ(工業用の簡易内視鏡)” が、それです。

<スネークカメラ:簡易内視鏡>
◎[スネークカメラ] → [2015年・初売り] ホーマック&サンワドー編(東京→札幌 その7・スネークカメラ)

<↓2015年01月19日付けブログ で紹介したスネークカメラに、早くも出番が回ってきました>


<↓キャリングケースを開けたところ。本体のほか、先端に接続する付属アタッチメント(後述)もある>


<↓お試しで CBR250Four の燃料タンクを写し出してみる>


<↓とりあえずは使えそう。LEDの照度は4段階に切り替え可能>


<↓左:先端に接続可能なミラーやフックなどが付属する  右:設定画面で日付を入力する>
  

<↓スネークカメラの画面上の初期設定を終えて、いよいよ燃料タンクの中を探索することに>


<↓外側の凹みに相当する部分の状態をタンクの内側から観察して、判断の一助とする予定>


当方はプロではありません(プライベーターです)ので、DIYデントリペアの方針として
 ・完璧な修理を求めるのではなく、あくまで 「目立たない程度まで修復する」 こと
 ・ただし、「燃料タンクの内壁にはキズを付けない」 こと(>これは必須)
とします。


・・・果たしてうまくいくでしょうか。


(その4)に続く
 ↓
 ↓
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2015-04-14(Tue.) : 更新
[CBR250F] その4・スネークカメラ活躍の巻(燃料タンクのDIYデントリペア・交換) をアップロードしました。

プロフィール

「子供たちを連れて、トランポランド(トランポリン体験場)に来ました。安全に配慮しながら、子供たちは久しぶりのトランポリン、自分も久しぶりの宙返りの感覚取り戻し、に励みます。」
何シテル?   06/13 13:03
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 レガシィ(BP5D型)、エクシーガ(YA5E型)、CBR250Four(昭和61年式)に乗ってい...

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