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調布市のKAZのブログ一覧

2011年07月31日 イイね!

[CBR250Four] サビで朽ちた冷却水回路をワンオフでレストアする・(4)加工編

[CBR250Four] サビで朽ちた冷却水回路をワンオフでレストアする・(4)加工編新車で購入してから25年間、ワンオーナーで乗り続けているホンダ・CBR250Four SE に関するDIYトラブル克服記。今回は 「サーモスタットのニップル・サビで朽ち果て編」 の紹介・その4(加工編)。
   ◎その1(症状編)は → こちら
   ◎その2(確認編)は → こちら
   ◎その3(把握編)は → こちら

新車から20余年間、通学&通勤などでほぼ毎日使われてきたCBR。サーモスタットのニップルは、サビで朽ち果てたうえ、ものの見事に脱落してしまった。このままでは冷却水ホースをサーモ・ハウジングに接続することができない。つまりバイクにも乗ることができない。

一番手っ取り早い対策法は、同型のサーモ・ハウジング(サーモスタット込みのAssy状態)に丸ごと交換することだ。すでにメーカーのパーツセンターには新品在庫は存在していないので、必然的に中古品をオークションで探すことになる。なかなか該当品が無く、たま~に出品されたと思ったら程度の悪そうなものでも8000円程度もする。・・・ので、丸ごと交換作戦は中止する。

次なる手は、ニップルそのものの”打ち替え(再圧入)”だ。サーモスタットやアルミハウジングはそのまま再利用できる状態のため、朽ち果てたニップルのみを交換する作戦である。そこでまずは、ハウジング側のボス穴の内径、および冷却水ホースの内径を計測した。求めるべきニップルの寸法仕様を確定させるためだ。

<サーモ・ハウジングのボス穴の内径はφ5.0mm>     <冷却水ホースの内径はφ5.99→約φ6.0mm>
サーモ・ハウジングのボス穴の内径はφ5.0mm    冷却水ホースの内径はφ6.0

測定結果より、ニップルは基本外径がφ5.0mmで、バルジ(ホースとのシール部位、凸部)の外径がφ6.0mm以上のものが必要になると分かった。そこで近くのバイク用品店(ナップス)に出向いて、打ち替え可能なニップルの候補を探してみることに。しかしバイク用のパーツとしてニップルを含めた金属パイプの類は発見できず、代わりにHKSのパイプ類が見つかるも、どれもサイズ的に流用不能なものばかり。

<バイクショップになぜかHKSの自動車用パーツが。・・・しかしどれも流用不能なものばかり。>
こちらは異口径ホースの変換パイプ    他のパイプ類も適合しない

う~ん。
仕方がない。無いものは自作するか・・・!

アルミ製サーモ・ハウジングのボス穴にめねじ加工を加え、適当なプラグをねじ込む代替方式も考えてみたが、なかなかうまい素材(パーツ)が見あたらない。結局、当初の検討通り、ニップルを打ち替える(圧入する)方法でいくことにした。手持ちのパイプ類で流用できそうなものを探すと、外径が若干大きい(φ5.5)ものの、何とかなりそうなものを発見。それはT字型のジョイントパイプ(三方管)であった。

<ジョイントパイプ(三方管)を流用することとした。外径が若干大きいので、切断後にテーパー状に研磨加工する>
手持ちのジョイントパイプ(三方管)を流用する    外径が若干大きいので、テーパー状に研磨加工する

サーモ・ハウジングのボス穴への圧入代をなるべく長く取りたいので、ジョイントパイプ(三方管)は斜め方向に切断する。そのうえで、外径が若干大きいのでφ5.5mmからφ5.0mmへと縮径加工する。具体的には、番手が#400→#800ほどの耐水ペーパーで 手加工で外径を研磨 していくのだ。直径で最大0.5mm、半径で最大0.25mmを追い込む 必要がある。しかも 真円度を保ったままテーパー状に、だ。もしも外径を楕円に削ってしまうと、せっかくニップルを打ち替えても、そのスキマから冷却水が漏れ出してしまう恐れがある。


その5(圧入編) に続く。
2011年07月29日 イイね!

[CBR250Four] サビで朽ちた冷却水回路をワンオフでレストアする・(3)把握編

[CBR250Four] サビで朽ちた冷却水回路をワンオフでレストアする・(3)把握編 新車で購入してから25年間、ワンオーナーで乗り続けているホンダ・CBR250Four SE に関するDIYトラブル克服記。今回は 「サーモスタットのニップル・サビで朽ち果て編」 の紹介・その3(認識編)。

◎その1(症状編)は → こちら
◎その2(確認編)は → こちら

車載状態のまま、サーモ・ハウジングを再び良く観察してみると、抜け落ちた冷却水ホースが接続していた(であろう)部位が見つかった。他にそれらしき座面が無いことから、ここで間違い無いだろう。

<抜け落ちた冷却水ホースの接続先を車上で確認する。「ここしかない」という部位(座面)が、すぐに見つかった>
サーモ・ハウジングにもうけられたボス(座面)    冷却水ホースの接続先として間違いない

そこで早速、サーモ・ハウジングをエンジンから取り外すことになるのだが、現状で生きている(機能している)他の冷却水ホースや水温センサのコネクタについても、抜け落ちた冷却水ホースと同様に経年劣化している(と考えるべきである)ため、破損させないように慎重に取り外す必要がある。

<↓サーモ・ハウジングをエンジンから慎重に取り外す>   <↓取り外したサーモ・ハウジングの状態>
サーモ・ハウジングをエンジンから慎重に取り外す    取り外したサーモ・ハウジングの状態

サーモ・ハウジングのボス(接続台座)の内径には、特に異物も見あたらないため、ここで改めて、抜け落ちた冷却水ホースの内側を見てみた。すると・・・あったぞ、あったぞ・・・サビで朽ち果てたニップルが!こんなところ(ゴムホース側)に埋もれたままになっていたのか。どうりでサーモ・ハウジング側にニップルが見あたらなかったワケだ。・・・ということで、こちらも慎重に引き抜いてみる。

<↓本来の接続口:ニップルはホース内に埋もれていた>  <↓サビで朽ち果てたニップルを引き抜いてみる>
ホース本来の接続口:ニップルは埋もれていた    サビで朽ち果てたニップルを引き抜いてみる

いや~、それにしても想像以上の腐食状態だ。
単にニップルの表面層だけではなく、その板厚(素地全体)を貫通するほどの腐食ですか。

二輪(バイク)の場合は把握していないが、四輪(クルマ)の場合、一般に板金製のニップル(オイルや冷却水、ブローバイガスなどの流体媒体を取り出すための、凸状の接続口)には、防錆を目的とした ”亜鉛めっき処理” や ”亜鉛ニッケルめっき処理” が施されていることが多い。

ここでニップルの外側と内側、どちらが先に腐食したのか? について考えてみる。

ニップルの外側は、基本的にゴムホースの内径で密封されている(露出していない)ため、外気に触れることによる腐食はほぼ無いハズだ。その一方、ニップルの内側は常に冷却水と接している。つまり今回の腐食は、冷却水内に不可避的に混ざっている不純物などによるサビが原因と推定され、腐食はニップルの内側から外側(半径方向)に進行して貫通に至ったものと考える(外気に触れないニップル外側ではなく、冷却水に触れるニップル内側に、どのようなグレードのめっき処理がされているか? が防錆寿命を左右させることになるのでは?・・・と思っている)。

<↓サーモ・ハウジングのボス穴には、残留異物は無し>  <↓ニップル外径はボス穴内径と一致している>
サーモ・ハウジングのボス内径には、異物は特に無し    ハウジングのニップルは、ハウジングのボス穴にもピタリと合う


その4(加工編) に続く。

プロフィール

「子供たちを連れて、トランポランド(トランポリン体験場)に来ました。安全に配慮しながら、子供たちは久しぶりのトランポリン、自分も久しぶりの宙返りの感覚取り戻し、に励みます。」
何シテル?   06/13 13:03
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 レガシィ(BP5D型)、エクシーガ(YA5E型)、CBR250Four(昭和61年式)に乗ってい...

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