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2020年07月26日

[TERZO] 続・ルーフBOXも経年劣化する(ローライダーFLEX)

[TERZO] 続・ルーフBOXも経年劣化する(ローライダーFLEX) 2002年から継続使用中の TERZO のルーフボックス、LowLyder Flex Compact。今年(2020年現在)で経年18年超となりました。

今回は、機能上の不具合や外観上の変化の「その後」について記します。


◎前回ブログ(2010年05月09日)
こちら → 【TERZO】 ルーフBOXも経年劣化する(ローライダーFLEX)

■当該記事のアクセス状況(PV値)
2002年に購入してから約8年が経過した時点で、前述の 前回ブログ(2010年05月09日 付け) を書いています。その内容は、使用過程でダンパーが比較的すぐにヘタったこと、外観の保護フィルムが剥がれ始めたこと、などを記していました。今から10年以上も前のブログであるにも関わらず、平均して1日あたり10件前後のアクセスがあります。

そのため、「前回のブログ」のトータルPV値は、当方の全ブログ中で総合第10位(2020年7月25日現在で累計PV=36078件)となっています。


<↓10年前のブログであるにも関わらず、1日あたり約10件のアクセスがコンスタントにある>


それでは…ということで、前回ブログからちょうど10年が経過したところですので、現在の状況(その後)について追記してみる次第です。

■雨漏り発生、その原因は(@2019年)
TERZO のルーフBOX(ローライダー・フレックス コンパクト)は、当初は2代目BGレガシィで使用。その後、車両を買い換えしても継続使用し、現在はBPレガシィとエクシーガtSで用途に応じて載せ替えしながら使っています。

◎パーツレビューは こちら → PIAA TERZO ローライダー・フレックス(コンパクト)&スライダー

2019年(新型コロナウィルス前)の5月連休で北海道に帰省した際、雨漏りが発生しました。元々、ルーフBOX内に積む荷物はビニール袋で包んだ状態で載せていたため、荷物そのものが濡れることはありませんでしたが、雨天走行後はBOXの床面に水が溜まってしまう状況でした。

ローライダーフレックスは容量可変型のルーフBOXのため、当初は「下船と上蓋のスキマから雨水が浸入する」場合を疑ったのですが、過去にそのようなことはほぼ無かったので、詳細に外観チェックしてみました。


<↓2019年時点での外観。雨天時に走ると内部に雨漏りがすることを認知>


<↓ダンパーはヘタったまま無交換でしたが、よく見るとブラケット部が天井を支えきれずにグラグラ>
 

何と!
ダンパーのブラケットを固定しているボルトが破断して、ブラケットが上蓋(天井)から外れているではありませんか!(ボルトの残存片に、ブラケットの穴がかろうじて引っかかっている状態。)

すぐに上蓋(天井)の外観をチェック。
破断したボルトの頭部と首下のみが残っており、奇跡的に?脱落しないで穴に引っかかっているだけの状態でした。


<↓破断したボルトの頭部が浮き上がり、それによって生じたスキマから雨水が内部に侵入したと判明>
 

すぐに表面と裏面の両方にテーピングして暫定処置。その後は雨天時の走行後もBOX内部の床に雨水が溜まることがなくなったため、やはりここから侵入していたことの裏付けが取れたように思います。

■保護フィルムの剥がれ、その後(@2019→2020年)
ルーフBOXの外観全体を覆っていた保護フィルムの剥がれは、初報(前回ブログ)以降も次第に進行し、天面はいつの間にか消失しました。そして側面の保護フィルムがパリパリに剥がれ出し、「見るも無惨な姿」の全盛期を迎えたのが昨年(2019年)頃のことです。

<↓ルーフBOXの側面の様子。2019年時点での外観。なかなか みすぼらしい状態(こりゃひでぇな…)>


<↓外観はみすぼらしい(少々恥ずかしい…)のですが、ルーフBOXとしては、まだまだ使える状態>


そしてさらに1年が過ぎた今年(2020年)。
別件ですが、レガシィのサンルーフが作動不良に陥り、DIYで修理(こちら → [BPレガシィ] サンルーフ動かず(左チルトで右クローズ)を解消する・その3(最終話))したときがありました。

そのときに、思い切って手動で剥がすことのできる保護フィルムを剥がしてみました。


<↓すでに本体から浮き上がっている保護フィルムを、手動でバリバリと剥がし取る行為に出たKAZさん>


<↓剥がす前。BOX本体から浮いている保護フィルムが、刃形状になっていて見た目にもよろしくない状態>


<↓剥がし後。「ノコギリのような」尖った保護フィルム痕が消えて、多少は「マシ」な状態になったかと>


上記はRH(車両右側)の外観。
同様に、今度はLH(車両左側)の外観チェックです。


<↓左側側面は、もはや後方半分しか保護フィルム痕が残っていないほど、経年劣化している>
 

<↓剥がす前。見た目にもビンボー臭い状態>


<↓剥がし後。多少はマシ。実はあまり変わらんが…>


■今後
我が家の家族構成と生活形態からすると、ルーフBOXは今後も必需品。そこで今後の延命措置は、次のように考えています。

(1)ダンパーブラケットの固定とコーキング
・前述の雨漏り対策を兼ねて、まずは破断した既存のボルトに代えて
 適当なボルト&ワッシャ&スプリングワッシャ&ナットに置換予定。
・その際に、ボルト穴とナット部分にシリコンコーキングを施して
 漏水防止の措置も行いたい。

(2)側面など主要箇所にカーボンシートの貼り付け
・劣化した保護フィルムがキレイさっぱりと剥がれてくれると、
 外観上はそれであたかも「マットブラック(つや消しの黒色)」
 と化するかのような状態になると思います。
・が、そのままでは(樹脂の紫外線劣化など)さらに劣化速度が
 早まるだけでなく、「何だかイケてない」状態から脱していない。
 そこで適当なデザインで(ストライプテープ的に)カーボンシート
 を貼るかも。
・ただし…難点は、この先いつになったら保護フィルムが全面剥がれ
 するのか(作業着手可能時期が)不明であること…でしょうか。

と、まぁ、こんな感じです。
「使えるものは使えなくなるまで使う」主義ですので、ルーフBOXも使い倒したいところ。その際には、いよいよ(カラーリングやテーピングなどで)自分好みの外観にマイナーチェンジしてみたいと思っています。

# 次回の「その後」報告は、今からまた10年後になったりして…?!

 ↓
 ↓
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2021-03-14(Sun.) : 更新
[TERZO] その後・経年劣化したルーフBOX(ローライダーFLEX)
ブログ一覧 | 【クルマ関係(スバル以外)】 | クルマ
Posted at 2020/07/26 01:16:18

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この記事へのコメント

2020年7月26日 22:53
ご無沙汰しております。
KAZさんの10年前のブログにも
同じローライダー使用者として
レスしていたので、今回も(笑)

私のは購入後約15年、2010年、
10年前は、、、私はBP9アウトバックに
乗っていた頃ですが、そのは付けっぱなし。
YA5エクシーガでは基本冬季(12~3月)
のみ使用。未使用時は物置保管。

5月にブログにアップしていますが、
今のところ脱着の際の傷はあるものの、
保護フィルムの剥がれは無いです。
やはり紫外線の影響ですかね?

3月末にVMGに乗り換えましたが、
VMGに箱を載せるかは、今のところ未定です(笑)
コメントへの返答
2020年7月26日 23:14
どーも。
10年越しの再コメント、ありがとうございます。時が経つのは早いですね。

そうそう、みやさんのブログを拝見すると、そちらのルーフボックスは外観上、全然痛んでいるように見えないですね。
こちらは一時期、クルマに載せずに保管していた時期が若干ありましたが、ここ10年ほどは、ほぼ載せっぱなしです。

ボックス表面の保護フィルムは剥がれ出すと、その進行は早めでした。紫外線が利いているように思っています。
(金具類はCRC5-56などの給油で問題ありません。)

保護フィルムが剥がれ終わったら、素地にコーティング剤(やワックス)を塗ったり、部分的にカッティングシートで”プチ”装飾したりなど、新たな楽しみ方を加えようと考えています。
2020年10月8日 15:31
初めまして。

ブログを拝読しBOX愛が伝わってきていますね。

写真から観てかなり保護フィルムは重症かと。
金具と箱本体に接する処の注油に浸透性潤滑剤は
樹脂を脆くしますので厳禁。

メーカーから身と蓋のシールテープの補修部品が無い場合、ホムセンで窓や玄関ドア用のゴムシールで代用。

また経済的な余裕がございましたら、BOX全体を補修と、最近はホビー業界からUV防止機能塗料(※)も出回っていますので、再塗装をお奨めします。

今まで以上にBOX愛が長く続きます様お祈り申し上げます。

※http://www.mr-hobby.com/itemDetail.php?iId=272




コメントへの返答
2020年10月8日 22:40
ひだまり猫 さん、初めまして。
丁寧なコメント、どうもありがとうございます。

> 浸透性潤滑剤は樹脂を脆くしますので厳禁
ご教示ありがとうございます。私の場合、金具の中でも「金属~金属」間のメタルタッチする部分のみしか給油しておりませんが、今後は注意いたします。
もし、(樹脂部分にも)どうしても…の場合は、PTFE系のドライファストルブ(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/10472112/parts.aspx )を試すかもしれません(使わないで済むなら使わないようにいたします)。

> 窓や玄関ドア用のゴムシール
このへんは、いろいろなバリエーションがありますので、適材適所で応用可能ですよね。風切り音の低減を目的として、下船と上蓋の隙間に(クッション代用にもなる)発泡EPDMを貼っても良いかな?とイメージしています。

> UV防止機能塗料
具体例まで挙げていただき、改めて感謝いたします。そういえば、確かにこのような製品もありました。参考にさせていただきます。

今まではどちらかと言うと、放置気味でしたが(反省)、やはり普段からの手入れ次第で耐久性(耐候性)が変わると再認識しました。アドバイス、重ねてお礼申し上げます。
2023年9月18日 10:13
初めまして

同じモデルを15年ほど使用していました。
1年ほど前、高速道路走行中に突風にあおられ、上蓋が破損し飛んで行ってしまいました。
ロックや固定状態に問題は無かったので、上蓋の経年劣化が原因だと思います。
荷物は積んでいなかったため、ルーフボックス以外の損害はなく、後続車が上手く避けてくれたので、幸い事故になりませんでしたが、全くの想定外でした。
経年劣化には十分ご注意ください。
コメントへの返答
2023年9月18日 20:25
こんばんは。
ていねいなコメント、ありがとうございます。

うおっ!!
上蓋が、ととと、飛んで行った…ですって?!(超驚)

まずは事故には至らなかったようで何より(不幸中の幸い)です。ちゃんとロックや固定ができていたにも関わらず、破損してしまうとは、おっしゃる通り本体側の樹脂部分(金具の近傍)に一発破壊的な亀裂が入ってしまい、一気に破断したのだと思いました。

いやいや、それにしても正に「想定外」の事態です。こうして「そのようなことも起こり得るのだ」という注意喚起の書き込みをしていただき、感謝です。

ユーザーサイドで、樹脂の劣化を検査することは困難だと思いますますので、キリの良いタイミングとか、少しでも不安に感じたら思い切って使用中止することも大切ですね。ありがとうございます。

プロフィール

「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] ステップホルダー&バーのリフレッシュ(5)プラサフ→塗装2回→ ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8327499/note.aspx
何シテル?   08/11 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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