今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、日産のノートeパワーです。
既にカロッツェリアの楽ナビをベースにしたフルシステムが取り付けられているお車ですが、もうこれが限界と思われていたところから、意外な部分のシステムアップで音質が向上しました。
ドアは方ドア3層のフル防振の後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-LTD15が取り付けてあり・・
ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60ツイーターが取り付けてあり、ピュアディオ推奨のハイエンド2WAYとなっています。
リアのラゲッジ下には25センチウーファー用のエンクロージャーを組み込んで、ピュアディオブランドのウーファーを取り付けて、その右横にはナカミチのPAー2004と、左横にはピュアディオチューンの30バンドイコライザーとチャンネルディバイダーが取り付けてあり、フルシステムで普通はここが限界というシステムです。
ところが今年になってラゲッジ内にナカミチのCDー700系のデッキをラインアンプとして取り付けて音質がアップしたという車輛が3台出て来て、ノートeパワーにもその手法を試してみる事にしました。
左のリアシートを倒して、その上にCDー700を仮置きして、それで音質が大幅に上がればラゲッジを加工して取り付けるし、ほぼ変わらないという事であれば外すという事で鳴らしてみたら・・
これまでの3台同様に音に艶が出て、とても聴きやすい状態で、音色もより生っぽくなりました。
これまでスピーカーアウトしかない純正ナビや後付けのナビで、ピュアディオチューンのオーディオテクニカ製がベースの4CHのハイローコンバーターを内側2レーンを撤去して、大型パーツを入れて高性能化して、左右のパーツも距離を置いているので左右のセパレーションも良くなり、これがスピーカーアウトの音を良くする限界と思っていたのですが、CDー700系を間に入れてボリューム位置を固定で使う事で音質アップが可能になりました。
どうしてこういう事が起こるのか今検証中ですが、おそらく有害な成分がボディーアース側に落ちるからではないかという仮説を立てています。
ノートeパワーの音質が良くなった事で、当社のレクサスLSのデモカーにもCDー700をトランク内に取り付けてみたら・・
これまではザラザラしてうるさく感じていた部分をイコライザーで抑えていたのを、イコライザーをフラット方向に持って行かないと物足りなく感じる様になって、極めてフラットに近い所でこれまで聴いた事のない艶のある音に激変しました。
音源が純正ナビだからこれが限界という所を見ごとに超えて、満足度の高い車に仕上がりました。
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Posted at
2022/08/06 10:22:47