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2005年12月29日

エンジン油温86℃、ミッション油温25℃、水温89℃

エンジン油温86℃、ミッション油温25℃、水温89℃ 札幌に着いてからのレガシィの油水温の話。

この時期、札幌では日中の気温変化が少ない。一日の最高気温が [-4℃] 程度であるのに対し、最低気温は [-7℃] 程度である。今のところ天気も大くずれすることもなく、またBGレガシィも快調である。

さてそのBGレガシィには、知る人ぞ知る 「トランスミッション油温計」 を装着している。MT油温計と言っても良いだろう。MT油温計の詳細はプライマリーサイト(本家HP)に譲るとして、私は今まで数多くのオフ会やミーティングの参加してきたが、これまで誰一人としてMT油温計を装着しているレガシィオーナーに会ったことがない。そこで今回は、札幌でのMT油温(スバル純正75W-90)の挙動について述べてみようと思う。

クルマは、アイドリングしているだけではエンジン系しか暖機しない (走らせなければ駆動系は暖機されない) ので、この時期、家を出た直後の 「走り始め」 は、(クルマに負担がかからないように)通常よりも少しだけゆっくりと走ることにしている。このような状況では、エンジン水温が例えば 60℃ だとすると、エンジン油温は 50℃くらいで、MT油温はまだ 10℃ 程度に留(とど)まっている。ちなみに外気温は [-4℃] くらい。

市内をゆっくりと走り、数kmほど走った段階でエンジン水温が 80℃ 程度になったとすると、エンジン油温もだいたい 80℃ 程度となり、ほぼ水温に近い値となる。その一方でMT油温は 20~30℃ くらい。ちなみに札幌市内での車速(交通の流れ)は 40[km/h]+α 程度である。例えば、左上の画像は実家から数km先の「ディスカウントガソリンスタンド(※)」に給油しに行ったときのワンショットである。このときの油水温は、ブログタイトルの通りであった。(※ハイオクで125円という安さ・・・後日ブログで紹介するかも。)

しばらく走り、エンジン油水温が 90℃ 程度で安定するようになっても、MT油温は相変わらず 40℃ 程度にしか上昇しない。これまでの経験上、MT油温は 「ほぼ車速に比例して昇温する」 から、外気温が氷点下の街中(雪道)でせいぜい 50[km/h] 程度しか車速が出ない状況では、MT油温は40℃程度しか上昇しないと見て良いだろう。

ただし、MTオイル(粘度グレード:75W-90)はエンジンオイル(現状:0W-50)に較べると、「温まりにくく、冷めにくい」 性質を持っている。例えば完全暖機後に、ディスカウントストアやホームセンターで小1時間ほど買い物をしたとしよう。クルマを駐車場(戸外)に駐めて戻ってきたとき、再始動時の油温は、例えばエンジン油温が 40℃まで低下したとすると、MT油温はまだ 30℃程度をキープしている。

逆に、真夏(外気温30℃程度)に高速道路を 100[km/h]+αで連続走行すると、MT油温は130℃くらいを記録し、なかなか下がらない。ミニサーキット(1周約1kmほどのクローズドコース)走行時には、150℃以上上昇することもある。まさにギヤオイルは 「温まりにくく、冷めにくい」 のだ。この傾向は、リヤデフオイルも同様であると考えられる。

そうそう、最後に一つだけ追加しておこう。2005年12月23日付けのブログ (レガシィの冬支度・その2(リヤデフオイル交換)の巻) にて、メーカー指定の交換サイクル(4万kmごと)の2倍強の走行履歴(8万3千km)を与えたリヤデフオイルであるが、知人の協力を得て(ツテを経て)成分分析していただける運びとなった。つまりは劣化度が定量的に判断できることになったのだ。結果が出るまでには数ヶ月かかりそうだが、果たしてどんな結果になるのか今から楽しみにしている。
ブログ一覧 | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ
Posted at 2006/01/01 00:23:05

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この記事へのコメント

2006年1月1日 0:34
新年一発目から車ネタを出すKAZさんにあけおめー!(笑)

普段は意外とMTオイルは温度上がらないんですねー。
なかなかの希少情報、参考になります。

しかし150℃ですかぁ・・・。
耐久レースなんかで交換するのは相当命がけですな。
コメントへの返答
2006年1月1日 11:58
こんにちは~。
明けましておめでとうございます。旧年はクルマネタに終わり、新年もクルマネタで始まっていますが、今年もよろしくお願いいたします。

そうそう、MTオイルは本当に温まりにくくて冷めにくいです。耐久レース車にはMTにもオイルクーラーが装着されているかもしれませんが、いずれにしても高油温時の交換(耐熱グローブではなく素肌にかかったとき)はヤケドをしそうですね。
2006年1月1日 2:52
一番下、そんなに小さく公表しなくても(汗)
今後の自分の交換サイクルにも影響するので注目してます。ブログアップ楽しみにしています。
ただ、私の場合は高速メインですから、通常よりは劣化が早いと考えたほうがいいですかね。。。
コメントへの返答
2006年1月1日 11:58
>そんなに小さく公表
限られたごく少数の人たちには水面下で興味を持っていただいたのですが、大多数の人にとってはスルーされる話題でしたので、そういう扱い(小文字表記)にさせていただきました。

ギヤオイルの場合は(エンジンオイルとは異なり、ガソリン希釈やブローバイガスの影響が無いので)、どれだけ高温にさらされたか、がポイントになると思います。ただ、単なる高速走行の場合はギヤの負荷が小さい(発熱量が小さい)と考えられるので、案外劣化も少ないかも。

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