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2006年03月28日

[新車評価] 日本車が全10部門を独占>米国レポート

[新車評価] 日本車が全10部門を独占>米国レポート アメリカでは日本車の評判がすこぶる良い、という話。

皆さんは 「コンシューマー・レポート」 というのをご存じでしょうか? 「コンシューマー・レポート」 とは米国の有力な消費者団体専門誌で、メーカーが発売している製品について顧客の立場から徹底した評価を行い、ランク付け結果を掲載する情報誌です。

一説によると、コンシューマー・レポートで高評価されるか否かによって その製品の売り上げが左右されてしまうほど、消費者に与える影響が強いという。

コンシューマー・レポートでは、このほど 2006年3月に発売された 「自動車特集号」 にて、新型車を対象にした2006年の総合評価ランキングを掲載している。同紙の発表によると、10部門すべてで日本車がトップを独占 したという。

アメリカで販売されている日本車が 10部門すべてを制覇したのは、ランキング公表を始めた 1997年以来初めてのことだそうで、その快挙は 2006年3月3日付けの 日経新聞、毎日新聞、産経新聞、フジサンケイビジネスアイを始めとする各紙により、日本国内でも報道されている。以下、その 10部門と、そのトップに選ばれた日本車を書き出してみよう。

  部 門 名         車 名
◎セダン($2万以下)  ホンダ・シビック
◎セダン($2~3万)   ホンダ・アキュラ
◎セダン($4万以上)  日産・インフィニティM35
◎ファミリーセダン    ホンダ・アコード
◎ピックアップ       ホンダ・リッジライン
◎ミニバン         ホンダ・オデッセイ
◎中型SUV        トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド
◎小型SUV        富士重工業・フォレスター
◎グリーンカー      トヨタ・プリウス
◎運転が楽しいクルマ  スバル・インプレッサWRX

う~ん・・・。実に興味深いというか示唆に富んでいる。トップを制した10部門をメーカー別で見ると、ホンダが何と5部門(!)で首位。次いでトヨタ自動車と富士重工業がともに2部門。残る1部門は日産自動車が獲得した。

古くから米国での足固めをしてきたホンダの努力がついに実ったか。トヨタはハイランダー(日本名:クルーガー)といいプリウスといい、現状では環境性能訴求車として評価される傾向があるようだ。日産自動車は、4万ドル以上のセダン部門で、目の上のたんこぶだった(?)レクサスを越える評価を得たようだ。が、米国で投じた資源(カネ・人・モノ・時間)の割には、たった1部門しか制覇できず、本音のところは甚だ不本意な結果に終わったと見るべきだろう。今後の巻き返しに期待である。

そして富士重工業。何と、小型SUV部門と ファン・トゥ・ドライブ部門でトップを獲得してしまった。いや、「獲得してしまった」 と表現するのはメーカーに対して失礼かもしれないが、ニッチな製品展開でプレミアムブランドを目指す同社としては、良い評価を得られてラッキーであった。トップを制した部門が、競合他車が少ないと思われることも幸いしているのだろう。だが、たとえライバル車が少なくても、トップに輝いたことは事実。結果を誇って良い(それで おごるようではマズイが)。

コンシューマー・レポートでは、性能・乗り心地・便利性・信頼性・燃費・衝突安全性などに加えて、テスト走行による結果を基に評価を敢行。その評価項目数は、1モデルあたり50項目以上にも及ぶという。日本のように、評論家のセンセイが主観あふれる(※1)批評を載せ、読み手もそれに気づかず読み流して(あるいは鵜呑みにして)しまうような未成熟(※2)な市場ではないハズだ。

(※1):主観あふれる
主観的にモノを言えること自体は、決して悪いことではない。ただ、評価軸がブレていたり、評価の根拠が分かりにくいようでは、読者はついてこない。単なる嘲笑のネタにされるだけである。

(※2):未成熟
まだまだ熟していく 「発展的余地」 が残されている、という良い意味で、あえてそう表現させていただくことにする。

私としては、日本車であれ、国産(=米国)車であれ、欧州車やアジア圏の車であれ、国籍やメーカーやブランドに よらず、その仕向地の消費者のニーズにリアルタイムで合致したクルマが登場し続ければ良いと思っている。できれば、単に消費者のニーズに合致しているだけでなく、そこには何かの提案性がある(企業から発せられたメッセージテーマを内包した)クルマだと、なお良いネ。それは、「夢のあるクルマ」 と言い換えても良いかもしれない。

# そのためにも、我々消費者自身が、クルマに対して 「夢」 を持たなくっちゃ。
# 「夢」 は リビドー (衝動を発動させるエネルギー) とも言えるハズだから。
# 皆さんは 自分なりの 「夢のクルマ像」 を お持ちでしょうか?
ブログ一覧 | 【クルマ関係(スバル以外)】 | クルマ
Posted at 2006/03/30 21:48:06

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この記事へのコメント

2006年3月31日 1:29
日本車凄いですねー。
コメントへの返答
2006年3月31日 7:05
えぇ、スゴイですよ。
でも日本車メーカーは、そのうち米国車も販売不振から脱して復活して欲しいとも考えていると思いますよ。
2006年4月3日 11:36
わーわーわー。夢ですか。
ワタシはいろんなものに夢をたくさんもってますが(それがコップ一つだって)そういう人は少ない(というかただのアホにも見える)のかなぁとは思います。
電車のホームで通り過ぎていく急行列車を一生懸命見ている幼児。
私の車(というか動くもの)に対する気持ちの原点はそのあたりかなぁって思ってますけど。
コメントへの返答
2006年4月3日 19:44
コメントありがとうございます。(^ ^)
たとえ小さくても、夢はあった方が(それが現実となったときに)感動につながると思います。ですからコップ一つにでも夢を「持てる」ことは素晴らしいことだと思いますよ。

私の夢は、「手足のように動かせて、事故を起こさない/事故に遭わないクルマの登場」ですね。「乗ることで、その人(たち)が生き生きとなるクルマの実現」でもあります。

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