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2013年02月25日

[代車生活] その4_決定的欠点の巻(プレマシーのフロントウィンドウ視界)

[代車生活] その4_決定的欠点の巻(プレマシーのフロントウィンドウ視界) 家族用のエクシーガtSは、「ドアパンチ被害」 による板金修理中。その間、相手保険会社からの代車:マツダ・プレマシー(新車)と過ごすことになりました。今回のブログも、スバルユーザーの目線でマツダ車の雑感を述べてみる シリーズです。

<関連ブログ>
◎その1 は → 「プレマシーが来るまで(相手保険会社とのやりとり)
◎その2 は → 「プレマシーがやって来た(レンタカー仕様)
◎その3 は → 「視界と死角の巻(新型プレマシーの後方視界)


前回のブログ(その3)では、セカンドシート(2列め)とサードシート(3列め)のヘッドレストを引き起こすと、後方視界が極端に悪化 してしまうことを述べました(すぐ下の画像を参照)。

<↓運転席からの後方視界(クリックで800×600に拡大)>


多人数乗りでプレマシーを使う場合、室内のバックミラーが視認性不良で役に立たない恐れがあることが分かったのですが、個人的には、それよりももっと問題視したい点も浮かび上がりました。それはズバリ、「フロントウィンドウへのダッシュボードの映り込み」 ・・・いや、「映り込みによる前方視界の妨げ」 です。

論より証拠。
まずは以下に画像を載せます。

<↓日中、南向きに駐車した状態でフロントウィンドウを撮影した例(クリックで800×600に拡大)>


<↓まだ2月の日ざしですので、陽光はそれほど強くはないのですが(クリックで800×600に拡大)>


フロントウィンドウの傾斜角と、ダッシュボードの設計(分割ライン、空調グリル)とが、お互いに悪い方向へと影響しあい、運転中は(ほぼ)常にフロントウィンドウの視野に映り込みを生じさせています。

<↓実際の路上にて。空調グリルの映り込みが、前方視界の妨げとなっている様子の一例(クリックで拡大)>


<↓日中はずっとこんな感じが続くことも・・・。先行車の視認性の妨げになっていると思う(クリックで拡大)>


代車のプレマシーは、エクシーガtSの板金修理が完了するまでの間(約2週間)、家族が毎日使っていますが、いつもこんな感じです。そこには、たまたま日ざしが強かった・・・とかいう偶発性は無いと考えます。フロントウィンドウへの映り込みは、走行進路が南向き(太陽に向かって走る)のときだけに限らず、程度の差こそあれ、東進や西進のときにも起こります。

<↓映り込みは空調グリルだけではなく、ダッシュボードの分割ラインも(クリックでともに512×384に拡大)>
  

  

いや~、目が疲れる こと。。。
細い路地を南進していて、前方から自転車が走ってきたときには、ホントこちらが停止して相手をやり過ごすくらいの勢いで安全確認しないとなりません。

これまで乗って来た、歴代のスバル車(レガシィ、ヴィヴィオ、プレオ、インプレッサ、エクシーガ)では、このような 「フロントガラスへのダッシュボードの映り込みによる疲労感」 は、一切、感じたことはありませんでした。今回のプレマシーは、2013年1月(つまり、つい先月)にマイナーチェンジしたばかりの現行の新車です。設計年度はそれよりも数年さかのぼるのは仕方がないとして、よくもマツダの首脳陣は、この設計で量産可の判断をしたものだ・・・と個人的には驚きを隠せません(※もちろん、過去の個人的な経験をベースにした単なる私見です)。

# 発売前にちゃんと実車で市場走行試験を やったんやろね?
# 同様な指摘は 「実用上、問題無し」 として処理されてしもたんやろか?

ちなみに、プレマシーを代車(レンタカー)ではなく マイカー だとした場合、恐らくレーダー探知機くらいはダッシュボードに載せることになるだろうから、試しにユピテルの小型レーダー探知機をダッシュボードに載せた場合の、フロントウィンドウへの映り込み加減を模擬(簡易確認)してみた。

<↓ダッシュにモノを置いた場合、その分だけ、ウィンドウへの映り込みが増えるだけの結果に・・・>



OBD-II 対応の追加メーター1個だけならまだしも、油温・油圧・吸入管圧力などといった多連メーターを後付したときには、恐らくフロントウィンドウへの映り込みによる前方視界の妨げも、それなりになってしまうものと思われ。

・・・この問題を 「(運転の)慣れだよ、慣れ!」 と片付けてしまうには、個人的には抵抗感があります。決定的な 「要改善点」 だと考えます。メーカーは、「リニアな走りを目指す云々」 とか言う前に、視界確保という基本的な安全性を優先させるべきでは? と思った次第。
(他メーカーの、フロントウィンドウが寝ているワンボックスカーでは、どうなのでしょう?)

   + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

以上、私が 「個人的に考える プレマシーの欠点(要改善点)」 を挙げてみました。
ただ、もちろんプレマシーにも 良い点は多くあります
そのほか、恐らく 「自動車メーカーの違いによるクルマ作り文化の違い」 に根ざした、
スバル車には無い 「割り切り」 もあります(例:ATの変速特性)。

次回以降は、そのような新型プレマシーに関する
      ・良い点、優れた点、
      ・幼児モデルで検証するセカンドシート&サードシートの乗降性、
      ・マツダの割り切り(と思える)走行性、
などについての雑感になる見込みです。

「その5」・プレマシーの良い点(E型エクシーガ比、各論)」 に続く。

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この記事へのコメント

2013年2月26日 20:07
エクシーガ乗り換え時の試乗で、マツダのプレマシー、MPV、アテンザスポーツワゴンに乗りましたが、な~んかシックリ来なくて、営業さんに何がお気に召しません?と聞かれて、Aピラー越しの視認性と答えたのを思い出しました。

その時は、『そうですか?みんなこんなものですよ♪』と言われましたが、確かにマツダ車はみんな似たような感じでした。

慣れの問題かもしれませんが、シックリ来るとか直感的、感覚的なものも大事だなぁと思った次第です。

コメントへの返答
2013年2月26日 22:29
コメントありがとうございます。

そうですね、「初めて乗るのに違和感がない」とか、「手がスッと自然に伸びた位置に操作スイッチがある」といった、人間工学的な配慮があることはもちろん、”車両全体として”ドライバーの感性にマッチしている(シックリくる)・・・ということも、重要でしょうね。

まぁ、人間は「環境に慣れる動物」と言われておりますが、長期的な目線で考えると、慣れずに済む方が疲労感の蓄積も少なくて済むような気がします。

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「[整備] #モンキーR [モンキーR改] 路上復帰への道37_交渉再開、燃料タンクの樹脂コーティングをプロに依頼の巻 https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8237411/note.aspx
何シテル?   05/20 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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