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2014年05月11日

[BPレガシィ] 自走1000km帰省前のオイル交換(elf 10W-50 ← mobil1 0W-40)

[BPレガシィ] 自走1000km帰省前のオイル交換(elf 10W-50 ← mobil1 0W-40) ことしのGW(5月連休)も、「東京→青森→函館→札幌」という片道1000km超のルートをレガシィの自走で帰省しました。

今回は、その帰省準備として、出発前にエンジンオイルを交換した際の作業風景をお知らせします(自分にとっては備忘録)。

※2009年06月に装着して以来、約5年が経過する 「ワンタッチON-OFF切り替えバルブ付き・ドレンボルト」 の状態についても同時報告します。



■今どきのオイルはロングドレン・インターバル
のっけから 私見の炸裂 で申し訳ないですが、ショップや量販店が 「オイルは3000km毎に交換しましょう!」 などというのはまったくの宣伝で、「商売だから(儲けになるから)」 そのように触れ回っているのだと、個人的に思っています。

あくまで私が個人的にそう思っているだけですので、3000km毎とか5000km毎に交換される方々を否定するものではありません。走行条件がシビアコンディションに該当する方々ならば、むしろそのような交換サイクルを守った方が良いでしょう。

とは言え、今どきのオイルはオイルメーカーが総力を挙げてロングライフ化を目指したものであり、大した負荷もかからない走り方(ただし、チョイ乗りの繰り返しを除く)にも関わらず、ユーザーの不安を煽るような宣伝に踊らされて頻繁にオイルを交換するのは、いかがなものか、と常々思っています(・・・いや、これもまた私見ですので悪しからず)。

要するに、使用状況に応じて交換すれば良いと思うのです。ま、使用状況に応じた結果、3000km毎に交換という結論もあるでしょうけど、個人的には毎回3000kmで交換するのは、多くの場合、オイルの余寿命を考えるともったいない気がします。えぇ、これもまた私見ですので・・・。

前置きはこれくらいにして、さっそく、帰省に備えたオイル交換の準備に移ります。
クルマを自宅の地下ピットにセットします。

■地下ピットで下抜き交換
まずはクルマの前後の向きを入れ替えます。
以下、各画像はクリックでそれぞれ800×600サイズに拡大します。

<↓エクシーガと並んで駐めていたレガシィをいったん出して、前向き方向に入れ替える>
  

<↓地下ピットに車両を頭の方から入れていく。この時点では、まだグレーチングは外さない>
  

<↓車両がピットに対して並行になるように乗り入れたあと、グレーチングを外して潜り込む>
  

■ワンタッチ切り替えバルブ付きドレンボルトに不具合無し
ワンタッチON-OFF切り替えバルブ付き・ドレンボルト(ミニチェンジャー、スバル純正指定部品、部品番号:005400620)も、装着してからほぼ5年が経ちます。切り替えレバーやボールジョイント付近からのにじみが無いかどうも、いっしょに確認します。

<↓BPレガシィにはPROVAのアルミアンダーガードを装着しているが、取り外す必要はない>
  

<↓まったく問題なし。ON-OFF切り替えスイッチを頻繁に触るようなコトもなかったので当然か>


<↓今回もオイル(油滴)で手を汚すことなくオイルの抜き取りが可能。ついでにサンプルも採る>
  

  

■新油(elf 10W-50)と劣化油(mobil1 0W-40)の比較
今まで入れていたオイルは mobil1 の 0W-40。前回は 「2012年12月29日に走行距離28005kmで交換」 とあるので、走行履歴は約8500kmで約1年4ヶ月間が経過していることになります。年間走行距離がめっきり少なくなってしまったな・・・。

前回は冬場だったので0Wの低粘度オイル(でも上側は40を確保)を投入しましたが、今回はこれから夏場に向かうので10W-50を選択しています。ま、サーキットを走らなくなってしまった今ではオーバースペックだと認識していますが、スバルディーラーで安く買えた在庫品ですので、帰省で長距離を走る今回のタイミングで投入することにします。

<↓elf の 10W-50 ですがスバル純正指定品ですので、当然スバルディーラーで買えます>
  

<↓ジョイフルエーケー(札幌)で買ったオイルジョッキ(漏斗:じょうご、ろうと)をセットする>
  

<↓ドレンボルトのスイッチがOFF(閉)であることを確認して新油を補充、ついでにサンプルも>
  

<↓新油(elf 10W-50)と劣化油(mobil1 0W-40)のサンプル同士を目視で比較してみる、の図>




<↓黒い方が劣化油、より透明な方が新油です(念のため)>
  

<↓劣化油の走行履歴は「約8500km、約1年4ヶ月の経過(@BPレガシィ2.0Lターボ、6速MT)」>
  

本当はガラスかアルミ板を用意して、これらの各オイルサンプルを斜度30°、45°、60°、90°くらいに振った板の上に滴下させて、その 垂れ落ちる距離(つまりは粘度)を可視化 しようと目論んでいましたが・・・そこでハタと気がつきます。

オレは今、オイルを無事に交換するのが目的だ。新油と劣化油で、粘度の差を可視化して比較するのが目的ではない」、と。・・・ま、ヒマがあって気が向いたらやるかもしれませんが、今回はここまでとします。

<↓各部を確認し、作業上の問題などがないことを確認して、クルマを元の駐車位置に戻す>
  



■油温と油圧の確認
elf 10W-50 の新油投入直後、暖機途中、走行したあとのそれぞれで、後付の Defi メータ で数値に異常が無いかどうかを念押し確認します。

<↓新油投入直後。油温50℃以下(実際は20℃くらい)では、1600rpmでも油圧は600kPa以上>
  

<↓暖機途中の状態。油温80℃(@オイルポンプ吐出口付近)で油圧は約300kPaとやや高め>
 

<↓走行後。油温90℃ほどで油圧は約220kPa超。200kPaを切らないのは粘度が高めだから>
  

こうして、「東京~札幌」 帰省前に無事にエンジンオイルの交換を済ませることができました。あとは、格安で入手したポータブルナビの設置作業が残っています。今、付いているナビ(パナソニックCN-HD9000WD)は2002年モデルなので、今から12年ほど前のスペック。未だに現役で使っていますが(パナ子さんも標準装備ですので)、さすがに古いのでユピテルのナビをGW特価で仕入れたのでした。

いやいや、実はナビよりも、買ったまま寝かせてあるドライブレコーダー・ユピテルDRY-FH92WGを早急に取り付けしなければならなかったり・・・(^^;) 。札幌帰省に向けた準備はまだまだ残っているのでした。


(つづく)
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2014-05-12(Mon.) : 更新
[BPレガシィ] 自走1000km帰省前のポータブルナビ取付け(ユピテルYPL514si) をアップロードしました。

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この記事へのコメント

2014年5月11日 6:53
おはようございます、1000km超えのドライブ、お疲れさまでした、。
要点を捉えたわかりやすいブログに脱帽です、とても参考になります、

たしかに同じ3000km条件でもサーキットを走り続けた3000kmと、60kmの定速で走った3000kmとでは雲泥の差ですからね、ケースバイケースで私も良いと感じます、メーカーは日常走行を想定して、1万キロ毎(もしくは12ヶ月)の交換を推奨してますしね。
私は暑くなる前と寒くなる前の年に2回交換してます、もちろんDIYではやらないですが・・・。

失礼しました~。
コメントへの返答
2014年5月11日 18:28
こんにちは。
毎回の?長文ブログにも関わらず、ご覧いただきありがとうございます。

> 暑くなる前と寒くなる前の年に2回交換
分かりやすくて理にかなっていると思います。ご自分なりの基準を持っていれば、何かイレギュラーが生じた場合でも、普段の(従来の)状況と比較しやすいですよね。

オイル交換自体はご自分で実施されない(業者に依頼する)場合であっても、その直前にご自身でオイルレベルゲージを引き抜いて、ゲージ先端に付いているオイルの色合いを確認することはできますので、「今回は(前回より)汚れ気味だな」とか、いろいろと発見があるかもしれません。
2014年5月11日 10:32
帰省お疲れ様でした。

KAZさんが我に返って実験を中止するなんて失望しました。
嘘です(笑)

地下ピット、そこにあったんですねw
KAZさんは計画的に行動していそうですが、思い立ったら即実行できます。いいですねー。
コメントへの返答
2014年5月11日 18:34
どーも。
「斜面に滴下したオイルの垂れ具合で、劣化後の粘度を比較する」とか、「アルミ板に垂らしたオイルをオーブンレンジで焼くと、焦げ具合(温度を振ったときのオイルスラッジの発生)はどうなるか」とか、いろいろ試したいアイディアはあるのですけどね。

ま、今回は次にやらなければならない実作業が控えていたので、ブログネタ的には惜しいですが割愛しました。ピットは、いわゆる1G状態での脚周り作業もできるので便利です。
2014年5月11日 10:42
アイスティーとブラックコーヒーヽ(゚Д゚;)ノ!!
子どもなら誤飲しちゃいそうですね~(>_<)
コメントへの返答
2014年5月11日 18:39
こんにちは、コメントありがとうございます。
誤飲…(((( ;゚Д゚))) ガクガクブルブル。

いやまてよ・・・そうか、次はホンモノの「アイスティーvs新油」、「コーヒーvs劣化油」の比較画像を用意してみるってのもアリですかね。検討します。(^^;)
2014年5月11日 19:56
こんばんは。

確かに最近のショップの「シビアコンディションな車は3000キロで交換」っていうのは少し大袈裟だとは思っていたんですよ。

その昔、フルチューンエンジンでも2~3000キロで交換だったので・・・。

実際、8か月7000キロオーバーの状態でディーラー点検ではオイルの状態は良好と判断されました。

どのくらい劣化しているのか一目で判断できるテスターの様なモノがあればいいですね!
コメントへの返答
2014年5月12日 7:03
こんにちは、コメントどうもです。そうですね、エンジンをいじったフルチューン車で2~3000kmというインターバル(も有り)のような気がします。

いじったエンジンですと、高回転まで回せるとか(オイルの油膜切れ)、燃料増量係数を増しているとか(燃料希釈率の悪化)、発熱量の増大(粘度の低下)など、オイルが劣化しやすいセッティングになっているという理由が伴っているのでしょう。

ディーラーで交換を推奨するような使い方は、例えば宅配サンバーが冬場に短距離でエンジン停止・始動を繰り返すようなケース。完全暖機に至る前に停止するので、オイルへの冷熱が極端に繰り返されるような場合だそうです。

タイヤゲージ(ミゾの摩耗を測る)みたいに、オイルの余寿命・残寿命がその場で分かる簡易測定機(あるいはリトマス試験紙のような判定紙)があれば良いですねぇ。

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