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2015年01月29日

[エクシーガ] 事務連絡・ヒューズBOXからの電源取り出しの件

[エクシーガ] 事務連絡・ヒューズBOXからの電源取り出しの件 毎度お世話になります。
「調布市のKAZ」です。

とある方からダイレクトメールで問い合わせいただきましたが、ブログで説明する方が早いと思いましたので、勝手ながら以下にコメントいたします。

(※そういう事情ですので、今回のブログは事務連絡というか、私信となります。ご承知おきください。)


件名:車両のヒューズBOXからの電源取り出しの件
    (SEIWA F191 ヒューズリモコンソケット)


以下、前半はおさらい。後半は追記事項です。

(1)バラック回路を用意
通電テスターが無かったので、通電して光る手持ちのLEDを準備(けんでんくん の作成)。


(2)クルマを用意
ヒューズBOXにアクセスして23番(容量15A)を抜き取ります。モデルカーはYA5EエクシーガtSです。


(3)バッテリ電源側(=上流側)の端子を探す
上下に並んだヒューズBOX側の端子のうち、まずは下側にバラック回路をつなげてみます。


(4)イグニッションONしてみる
通電すれば、LEDが光るはず。

→ 見事に光ったので、BOX下側の端子が+バッテリ電源側ですね。

(5)念押し確認
念のため、ヒューズBOX端子の上側にバラック端子を接続し、
イグニッションONで通電しない(LEDが光らない)ことを確認。

→ 連続して光りません。

(6)ダメ押し確認
その後、さらに下側端子につなぎ直してLEDに通電ありを確認→光ります。

以上より、23番ヒューズ(リヤワイパー系)は
「下側の端子がバッテリ電源の+側」と判明しました。



さて次は、SEIWA付属ヒューズの差し込み方向についての検討です。
  

以下は模式図です。
いま、SEIWA付属の「しっぽ(分岐用の赤コード)の生えたヒューズ配線」のうち、
 ・分岐用の赤色コードが付いていない方のヒューズ端子をA
 ・分岐用の赤色コードが付いている側のヒューズ端子をB、
と呼ぶことにします。



前段で、車両のヒューズBOXの下側端子がバッテリ側と判明していますが、
 ・車両ヒューズBOXのバッテリ側を「上流側」、
 ・車両ヒューズBOXのリヤワイパ側を「下流側」
と呼ぶことにします。
ただし、電気的にはどちらも「+」(プラス端子)です。


<ケース1>
上の手書きの画像の通りに「SEIWAのしっぽの生えたヒューズ配線」を差し込んだ状態(=端子Bを車両バッテリ下流側につないだ状態)を模擬的に図に書くと、次のようになります。


大きなくくりで考えると、「車両のリヤワイパー回路」と「後付SEIWA回路」が並列でつながっており、ヒューズBOXに挿した「SEIWA代替ヒューズ」で両者に分岐されている形になります。

↓ここで仮に、「リヤワイパー回路」に過電流が流れてしまった場合を考えますと、


↓ヒューズBOXのヒューズが飛ぶことになりますので、


↓そのアオリを喰らってSEIWA回路への電源も断たれてしまいます。


<ケース2>
次に、「SEIWAのしっぽの生えたヒューズ配線」を、「端子Bが車両バッテリ上流側になるように」つないだ状態を考えます。<ケース1>とは逆の差し込み方です。


大きなくくりで考えると、イグニッションONである限り、
  ・「後付SEIWA回路」には、ヒューズBOXのヒューズを経由しないでバッテリから常に給電される
  ・「車両のリヤワイパー回路」は、ヒューズBOXのヒューズを介してバッテリから給電される

↓これを、超ラフな模式図で示すと


(2-1)
↓この状態で、もしも「車両のワイパー回路がショートした場合」などは


↓ヒューズBOXのヒューズが飛ぶことになりますが、


↓後付SEIWA回路はその上流側にあるため、ヒューズが飛んでも給電はされます。


(2-2)
↓「車両のワイパー回路がショート」するのではなく、「後付SEIWA回路内の(=純正品を差し込んだ)の置換ヒューズが飛んでしまった場合」は


↓車両のヒューズBOXに挿したSEIWAヒューズはまだ生きているので


↓下流側のワイパー回路には影響は及ばないハズ


よって、
<ケース1>、<ケース2-1>、<ケース2-2>より、
SEIWA付属の「しっぽ(分岐用の赤コード)の生えたヒューズ配線」については、
  「分岐用の赤色コードが付いている側(手書き図のB端子側)を
   バッテリ上流側(車両ヒューズBOXで言うと、下側の端子)につなぐ」
方が、ツブシが利くように思います。


以上、ヒントです。
あるいは単に、私的な妄想かもしれません(なんちゃって)。
上記を参考に、最後はあくまでご自分で検証・確認されることをお勧めいたします。


<推奨方針>
 ・キーOFFでも通電してしまう常時電源は避ける(バッテリ上がり防止)
 ・イグニッションONで通電するところからの分岐がベター
 ・ヒューズの容量が大きめのところから分岐した方が無難
 ・オーディオやナビ、シガーライターのヒューズから分岐させると、
  もともと装着していたナビなどと配線系列が同じとなるので電力集中してしまう(ので避ける)

以上、よろしくお願い申し上げます。
(私信おわり)

急いで書いた(スピード重視)ので、手書き図や文章表現に見づらい点があるのはご容赦願います。
ブログ一覧 | 【エクシーガtS】 | クルマ
Posted at 2015/01/29 21:38:07

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この記事へのコメント

2015年1月29日 22:18
どぅおぉ~っ!

tSが用意できなぁ~いっ!( ; ゚Д゚)

重ね重ね重ね重ね重ね重ね、
本当にお手数をお掛けいたしまして
申し訳ございません。
ありがとうございます。m(_ _)m

コメントへの返答
2015年1月29日 22:55
まいどおおきに。
上記はあくまで私見ですので~(最終判断者は実施者です)。

こちらこそ、確認のお手間を取らせてしまい、すみません。でもみんカラを通じて、お互いに良い情報交換ができたと思いますヨ。今後もよろしくお願いいたします。
2015年1月29日 23:00
とても即席とは思えません。
このブログに関しては私が活用できる情報ではないんですが、これだからみんカラは辞められません(^^)
コメントへの返答
2015年1月29日 23:11
どーも。
元々は「ヒューズの極性って?」と聞かれ、最初は「(BOX内で)ヒューズをどっち向きにつないでもプラスのままだから、どちら向きに挿しても作動はする」・・・何の違いがあるのか?と思いました。

私もまだまだ分からないことが多いので、こうした交流を通じて(自分自身の)勉強ですよ、ハイ。
2015年1月30日 3:02
ああっ。全然頭に入ってこないっっ!
配線図見るだけで目まいが・・・。・゚・(ノД`;)・゚・

クリップしておいて自分でやる時にもう一度勉強させてもらいます。(笑)
コメントへの返答
2015年1月30日 7:14
こんにちは。
お手軽な方法では(ヒューズからの分岐ではなく)シガーライターソケットの増設とか、最近ではOBD診断コネクタ(運転席足元)からの電源取り出しキットが市販されています。

ブログ内容が全ての方々にとって最適というワケではなく、ご自分の現有パーツとおクルマの状態・使い方・組み合わせでアプローチも異なってきますので、参考程度でお願いします。<(_ _)>
2016年12月24日 11:26
ちょっと考察です。
私もエーモンのヒューズでレーダー探知機電源を取っています。これはしっぽの方にも5Aの直管ヒューズが入っていて、取説には、「必ず上流側から分岐させる」という記述があります。KAZさんの書かれている<ケース2>の接続方法ですね。
この方法、確かに一方のヒューズが切れた際ももう一方の配線は生きます。ただ、例えばシガー電源(15A)を分岐していたとして、純正のシガーで14.5A、分岐側で4.5Aみたいな無茶な使い方をした場合、「それぞれの回路では許容電流のため溶断せず」なのに、「ヒューズ上流側は純正を超えて19A流れる」という事態になりそうです。
ということが怖くて、私は「どういう使い方をしても確実に15Aを超えないように」下流側から分岐させているんですが、どう思われますか?
コメントへの返答
2016年12月24日 22:21
こんばんは。
「ヒューズをどこに置くか?」については、「故障に対する考え方(フェールセーフをどのように考えるか?)」に依存しますので、「考え方が異なればヒューズの設置場所も異なってくる」ものだと思います。ですので、私見ですが BCI-321Y さんの考え方も「アリ」だと思います。

アフターパーツメーカーは、自社の後付製品が「純正部品の故障原因になることを避けたい」ため、純正回路と後付回路のそれぞれに、独立したヒューズが付くような設置方法を推奨しているのでしょう。

欲を言えば、エーモン推奨のヒューズ設置方法(個々の回路にヒューズが独立して存在:ブログの<ケース2>)に加えて、「分岐前の大元に(それ以下の回路をまとめて受け持つ)ヒューズも追加する:<BCI-321Y さんの考え方>」と、より完璧になるでしょう。

ただ実際にはV=IR (電圧V[V]=電流I[A]×回路抵抗R[Ω])なので、純正品と後付品を並列に組んでも印加電圧はそれぞれで一定(同じ)ですから、(分岐前後を含めた)全体構成として見た場合は「個々のヒューズが溶断しない、かつ全体ヒューズが溶断する」リスクは低いのでは?と思います。

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