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2005年07月11日

「続き おでかけだいぼうけん」 by 日産自動車

「続き おでかけだいぼうけん」 by 日産自動車 自動車メーカーとして交通安全啓蒙運動
を進める日産自動車(株)の話。

(参考)
トヨタ自動車の取り組みは → こちら

トヨタ自動車(株)の交通安全啓蒙運動については、すでに2005年5月23日付けのブログ( からくりペーパークラフト(パピンとチロル編) )にて述べているが、今回は同様な取り組みをしている日産自動車(株)について紹介する。

実は日産自動車(株)も、「ハローセーフティキャンペーン」なる交通安全キャンペーンを年3回、春・夏・秋に実施している。今夏のキャンペーン期間は7月5日(火)~8月31日(水)のおよそ2ヶ月間弱で、従来からの幼児・児童向けの内容に加えて高齢者向きの内容が加えられていることが、大きな特徴となっている。

<日産自動車・「第34回(夏)ハローセーフティキャンペーン」の骨子>
スローガン
 ◎幼児・児童 ・・・「チャイルドシートやシートベルトの着用」と「交通安全ルールの徹底」
 ◎高齢者    ・・・「運転者講習等の充実」と「夜間及び薄暮時の交通安全の推進」

活動内容
 ◎交通安全絵本:「続き おでかけだいぼうけん」(A4版・24ページ、70万部)
   (1)おじいちゃんやおばあちゃんが孫に読み聞かせることで、交通安全の意識付け
     を行うとともに、自分自身も(高齢者として)交通安全を再確認できるストーリー。
   (2)事故原因の上位を占める 幼児・児童の「飛び出し」、「信号無視」、
     高齢運転者の「安全不確認」、「脇見運転」を織り込んでいる。
   (3)約40万部は、日産自動車(株)や系列ディーラー(約3,100店舗)から全国の幼稚園、
     保育園等に贈呈。残る約30万部は、(財)全日本交通安全協会などに一括寄贈する。
 ◎交通安全絵はがき(4種類・上記絵本に添付)

その他
 ◎(財)横浜市交通安全協会主催 : 「啓発番組プラネタリウム」
    横浜こども科学館(磯子区)にて、啓発絵本ストーリーを子供向け番組(3分間)に
    組込んでプラネタリウムを上映。キャンペーン期間中は来場者に上記絵本を贈呈。
 ◎インターネット交通安全教室 : 「より多くの命を救うために」
    事故後の救助体制強化も重要との見地から、最新医療システムを学べるようにする。
    (救急救命士の活躍、医師が現場に駆け付けるドクターカーの紹介 → こちら)
     → http://www.nissan.co.jp/KIDS/SAFETY/

上記は日産自動車の今夏の取り組みであるが、ここまで読んで、ハタと思い留(とど)まってしまった。

自分は「翁(おきな;じじぃの意)になっても、現役でクルマを運転し続けたい」と思っていることは、2005年5月25日付けのブログ (警視庁・ピーポくん(等身大パトロール編)) の一番最後の部分で述べた通りである。・・・が、果たしてこれは 独りよがり なコトではないのか?「年を取っても大丈夫」と思う心こそ、「高齢者の陥る過(あやま)ち」であり、また「慢心」なのではないか?・・・と思ったからだ。

運転免許証は3~5年に1回は更新しなければならないため、基本的に免許保持者は更新の度(たび)ごとに適性検査を受けることになっているが、仮に試験場での視力検査や遠近感把握検査などに合格した場合であっても、それは交通現場でのとっさの判断力・操作反応力を保障するものではない。高齢者は自らの意思で運転免許を返納することもできるが、運転免許証の年齢に上限が設定されていない現状では、身分証明書代わりにいつまでも保有しておきたい人も多いだろうし、そうでなくても(可能な限り)実際に運転を続けたいと考える人も多いだろう。

私が高齢になるのは、もっともっとずっと後のこと(※)であるが、自分で運転を控えるのか、他人から控えろと言われるのか、あるいは高齢ドライバーにも操作の優しい安全なクルマが出現してくるのか、それとも高齢者の運転を禁止する法律が施行されているのか・・・。来るべき自動車社会における自分の将来像については、現時点ではまったく読めないが、少なくとも「交通安全に関して高い意識を持った翁」でありたい。
(※注:これこれ!そこのアナタ!そう、「もっとずっと後のこと」という表現にピクッと反応したアナタ!
     決してここは突っ込みどころじゃないので読み流すこと!いや、お願いだから読み流してぇ~。)


若いうちは、自分の老後のことを考える人は少ないし、また考えることもできないと思う。だがこのブログが、読者の方々それぞれにとっての「交通社会における高齢化問題」について、少しでも思い描くためのキッカケになれば・・・と思いつつ、今日の筆を置く(キーボード打ちを止める)ことにする。
ブログ一覧 | 【クルマ関係(スバル以外)】 | クルマ
Posted at 2005/07/11 20:34:22

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この記事へのコメント

2005年7月12日 0:08
今後は避けられない高齢化社会なので、法律をつくるのも高齢者、議員を選ぶのも、選ばれる議員も高齢者なので、高齢者優先の法律ができるかもしれませんが70歳以上はTURBO車禁止とかできるかもしれませんね(笑

コメントへの返答
2005年7月12日 6:30
こんにちは。
確かに議員には高齢者が多いような気がします。学生の頃、「ニューリーダー」と呼ばれた新興勢力の政治家の年齢を知って「何だ、ニューリーダーと言ってもみんな年寄りばっかりじゃないか」と思った記憶があります。

東京都内でも個人タクシーに乗ると、第一線で活躍されている高齢ドライバーが運転する車輌に当たることもあり、それはそれで素晴らしいことだと思う反面、アクセル操作がラフで(お客として)非常に怖い思いをした経験もあります。

クルマに自ら乗らなくなるのか、自分は乗りたいのに周囲の人間に止められるのか、今の高齢者はどっちなんでしょうねぇ。

>高齢者優先の法律
逆に20歳以下はTURBO禁止になったりして。
2005年7月12日 22:52
サイボーグじいちゃん、懐かしいです・・・。
コメントへの返答
2005年7月12日 23:43
ふふふ。期待通りのリアクション、ありがとうございます。

#主役の日産自動車の絵本の画像
#よりも、サイボーグじぃちゃん
#Gの背景画像の方が取扱面積が
#大きいのは、ココだけの話。

「CYBORGじいちゃんG」、全4巻持っています。ご存じ無い方々のために簡単に解説すると、週間少年ジャンプ・平成元年22号~52号などに連載された土方茂先生の作品です。

プロフィール

「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] 純正デカール表面のひび割れ皮膜を除去してみる(見栄え向上の一環) https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8337537/note.aspx
何シテル?   08/18 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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