お盆休みにエクシーガの自走で帰省(東京→札幌)した際に、家族で道東も観光しました。その様子を振り返る 「その8」 です。
今回は、博物館・網走監獄を見学して、相生鉄道公園や周辺の道の駅を訪れた様子をお伝えします。
・往路 : 「東京→青森→函館→札幌」(両親のお墓参り)
・観光 : 「札幌→網走→釧路→帯広」(家族そろって想い出作り)
・復路 : 「札幌→函館→青森→東京」(現実世界へと戻る工程)
<[2018夏休み] 関連ブログ>
◎「その1」 → 「東京→青森→函館」まで/往路編(1)
◎「その2」 → 函館観光(朝食バイキング→赤レンガ倉庫)/往路編(2)
◎「その3」 → トラブル発生(帰省の途中でタイヤに異変)/往路編(3)
◎補足説明 → [スペアタイヤ] 鉄ホイールにマックガードなどロックナットは使えるか?の件
◎「その4」 → 「ニセコ→札幌に到着→小樽へ」/往路編(4)
◎「その5」 → スペアタイヤからの脱却/トラブル対処・前編
◎「その6」 → スペアタイヤからの脱却/トラブル対処・後編
◎補足説明 → [長距離走行時のパンク] バーストに至るまでの原因推定と対策案の検討
◎「その7」 → 「札幌→岩見沢→網走」と「道の駅」/道東観光編(1)
■博物館・網走監獄へ
今回の道東観光では、網走刑務所(→ 実際には博物館・網走監獄)を訪れることが主目的の一つでした。前日の夜に宿泊した網走湖畔の旅館(「もとよし」 さん)を出て、途中、適度にタイヤの状態を確認しつつ、目的地の網走監獄にはすぐに到着しました。
<↓家族そろって入口前で記念撮影>
網走監獄の敷地は広いです。見学コースをじっくりと見て回るなら、丸1日かかりそうなほどです。さすがにそこまでの時間的な余裕はありませんので、緩急(メリハリ)を付けて回るのがコツですね。
<↓(左)漬物庫の桶の大きさが分かるショット (右)備え付けの衣装を身にまとって囚人体験>
網走監獄には、随所に人形(マネキン)が効果的に配置されており、展示プレートの解説文を視覚的に捉えやすくする工夫が成されていました。そんな人形ですが、近くまでグッと寄ることができるものもありました。以下はその一例です。
<↓親子で人形と同じようなポーズを取って記念撮影>
なお、集団を形成しているマネキン(囚人)の横には、必ず見張り役の人形(監視員)も配されていました。囚人は赭色(しゃいろ。渋柿で染めた赤い色)の服を着ているのに対し、監視員は上下とも白色の服装で帽子をかぶっているので、すぐに区別が付きます。
<↓こちらも視覚的に当時の様子が理解できる展示。外国観光客が見ても直感的に分かりやすい>
さて、網走監獄に訪れる外国人観光客の状況把握力のアップにも貢献している人形ですが、細部に渡って造り分けされている場合もあります。例えば浴場に備え付けられた人形です。よく見ると、入れ墨を再現している人形があります。
<↓入れ墨も再現された人形。一方は肩周辺に留まるが、他方は全身入れ墨で差別化されている>
このように、細部に渡っても見所(?)がありますね。なお、売店では 「鹿の角」 が姿・形を変えて、様々な謳い文句が添えられて販売されていたのが印象的でした。
<↓鹿の角が販売中。健康保持、魔除けやお守り、工作用など多彩な用途で理由付けされている>
網走監獄の様子については、ブログですべての様子を伝えきれないため、別途 「フォトアルバム」 に画像を一括掲載してみましたので、ご参考まで。
<フォトアルバム>
◎網走監獄・その1 →
「入口、現在の刑務所(共同室と単独室)、舎房と中央見張所」
◎網走監獄・その2 →
「看守長屋、漬物庫、炊場、食堂、浴場、トイレ、独居房、懲罰房」
◎網走監獄・その3 →
「労役、休泊所、農場、二見ヶ岡支所、作業場、教誨堂」
◎網走監獄・その4 →
「正門、囚人服、網走刑務所の歌、見かけた花、おみやげ品、その他の風景」
余談ですが、駐車場でレンタカー(∵「わ」ナンバー)のエクシーガ・クロスオーバー7 も発見しました。気の合う仲間と 「ほっかいどう、でっかいどう」 をクロスオーバー7 でツーリングするのも、良いかもしれませんね。
<↓北海道(道東)で見かけたレンタカーのCO7(クロスオーバー7)>
■道の駅・めまんべつ
博物館・網走監獄の見学を終えたあとは、次の宿(釧路方面)に向かいつつ、その途中の観光地に休憩がてら立ち寄りします。まずは道の駅・めまんべつ(メルヘンの丘)です。
<↓道の駅・めまんべつ では、当地のおかし類を購入。試食できる点に、顧客配慮が感じられます>
パンク修理で中古品に履き替えしたタイヤも、目視上での確認結果ですが、問題はありません。そのまま南下を続けると鉄道公園が現れました。
■相生鉄道公園
廃線となった相生(あいおい)線の、北見相生駅を公園として整備したものでした。旧駅舎のほか、除雪車などが展示されています。廃線跡となると、ついつい見入ってしまいますねー。以下はその展示車輌の主なショットです。
<↓相生鉄道公園の看板>
<↓車輌後方からのショット>
<↓先頭車両近辺の状態>
<↓除雪車の構造が分かるショット>
<↓先頭車両のフロントビュー>
旧・駅舎には、当時の時刻表や運賃表がありました。
<↓上下線合わせて計12本が営業便だったようです>
<↓他の車輌についてはこんな感じの展示でした>
思いがけずに このような鉄道車輌や駅舎を見て回ることが出来て、リフレッシュできました。ただ、これらの車輌も屋根無しの露天展示。サビなどによる劣化(耐候性)が気になるところです。なお、この相生鉄道公園についても、先ほど 「フォトアルバム」 に画像を載せましたので、興味のある方々は、そちらもご覧いただけますと幸いです。
<フォトアルバム>
◎相生鉄道公園 →
「北海道(道東方面)・相生鉄道公園」
(※撮影アングルや構図などは、素人の私によるものですので、鉄道ファンから見た場合に細部の情報が欠けておりましたらご容赦願います。)
■道の駅・あいおい
さて、その鉄道公園のとなりが 「道の駅・あいおい」 になります。鉄道公園から道の駅にクルマを移動させる必要はなく、隣接しているので 「徒歩0分」 といった感じです。
<↓道の駅・あいおいの様子。外壁に 「元祖クマヤキ」 の印あり。「クマヤキ」 って何だ?>
何の予備知識もなく、かつ、初めて訪れるところですので 「クマヤキって何だ?」 という状態でしたが、すぐにそれが何であるのか分かりました。「つぶあん」 「つぶあん&生クリーム」 「豆乳カスタードクリーム」 などのバリエーションのある、どら焼きに似たものでした。
<↓人気の商品のようで、「お一人様 各種5個まで」 という購入制限(お願い事項)がありました>
「元祖」 とあることから、恐らくは類似品が出回っているであろうことが想像され、また購入個数制限(各種5個まで、というお願い項目)が示されていることからも、人気商品であることが伺えます。個人的には、さらに 「(ご当地品として)大切な商品に育てたい」 というような気概も感じられるような気がします。
そのようなことを肌で感じながら、さっそく子供たちに買ったのですが、その場ですぐに食べてくれました(と言うよりも、あっという間に食べ尽くされました)。もっと買うんだったな・・・。まぁ、これも一つの想い出になるかな。
<↓その他のおみやげとして、こちらも購入。道東に来ると 「オホーツクの~」 という商品が多い>
こんな感じで、ゆったりとツーリングしながら道東各地を回りました。「家族そろっての想い出づくり」 をしながら、私自身も いわゆる 「命の洗濯」 が出来たような気がします。
ここから先は、家族のたってのリクエストである 「アイヌコタン」 に向かいます。
「その9」 に続く。
(2018年の夏、帰省&観光シリーズは、もう少しだけ続く見込み。)
↓
↓
↓
2018-09-29(Sat) : 更新
[2018夏休み] その9・アイヌコタン→釧路・帯広→千歳・札幌/道東観光編(3) をアップロードしました。
ブログ一覧 |
【自走・片道1000kmの旅】 東京~札幌 帰省記 | クルマ
Posted at
2018/09/27 02:50:01