エクシーガでの 「家族そろっての帰省旅行」 ブログ も、いよいよ復路編です。
札幌から函館を通って(フェリー利用で)青森に上陸し、東京に戻ります。今回は復路の途中で立ち寄った[中尊寺金色堂]での様子を中心にお伝えします。
・往路 : 「東京→青森→函館→札幌」(両親のお墓参り)
・観光 : 「札幌→網走→釧路→帯広」(家族そろって想い出作り)
・復路 : 「札幌→函館→青森→東京」(現実世界へと戻る工程)
<[2018夏休み] 関連ブログ>
◎「その1」 → 「東京→青森→函館」まで/往路編(1)
◎「その2」 → 函館観光(朝食バイキング→赤レンガ倉庫)/往路編(2)
◎「その3」 → トラブル発生(帰省の途中でタイヤに異変)/往路編(3)
◎補足説明 → [スペアタイヤ] 鉄ホイールにマックガードなどロックナットは使えるか?の件
◎「その4」 → 「ニセコ→札幌に到着→小樽へ」/往路編(4)
◎「その5」 → スペアタイヤからの脱却/トラブル対処・前編
◎「その6」 → スペアタイヤからの脱却/トラブル対処・後編
◎補足説明 → [長距離走行時のパンク] バーストに至るまでの原因推定と対策案の検討
◎「その7」 → 「札幌→岩見沢→網走」と「道の駅」/道東観光編(1)
◎「その8」 → 「網走監獄→相生鉄道公園→道の駅」/道東観光編(2)
◎「その9」 → アイヌコタン→釧路・帯広→千歳・札幌/道東観光編(3)
■道央自動車道・有珠山SAにて
札幌から東京に向かう復路(当面の目的地は函館になります)は、津軽海峡フェリーの出航時刻などの都合上、下道ではなく高速(道央自動車道)を利用します。実家から最寄りの道央道の入口までは、約10分という至近距離。積載状態を含む車両点検を済ませてから、実家を夕刻に出発します。
<↓道央自動車道・有珠山SAにて。見晴らしが良く、犬の休憩タイムとしても活用>
ここ有珠山SAでは、ウィンドウウォッシャー液(メタノール含有、吸入引用不可)がコアラのマーチなどのお菓子類と並べられて販売されている、ということは既報です(2017年・夏の帰省記 → こちら)。
犬も家族もリフレッシュして函館に向かいます。
■函館フェリーターミナルにて
復路も、「函館→青森」 の区間は ”海割り(※)” の利く津軽海峡フェリーを利用します。
(※)クルマ1台あたり、乗車定員までなら何人乗っても、車両航送
を含めた乗船料金が14800円で定額のまま、というサービス。
<↓無事にターミナルに到着。札幌でヤフオクにて落札した中古のタイヤもまったく問題なし>
「ペットあり」 のため、車両甲板に駐車する際には、客室入口に近い場所に誘導されることも、これまでと同様です。3時間40分(実質:約4時間)の航海中は、犬たちは車内残留となります。換気のため、窓は上端を数cm開けておくのですが、こんなときは(BPレガシィのサッシュレスドアよりも)「サッシュドア+ドアバイザー付き」 のエクシーガの方が、防犯上も好都合ですね。・・・まぁレガシィはサンルーフ付きですので、ルーフをチルトアップさせて対応すれば実質上は問題ないですが。
<↓復路のルート(札幌→函館 区間)>
■青森からは下道(一般道)で
青森からは、国道4号線を通って東京に向かいます。青森からのルートは、すぐに高速に乗る場合は西ルート(国道7号線)を、下道を走る場合は東ルート(国道4号線)を使っています。
<↓青森にはAM1:45 に接岸するので、夜中~明け方は、下道を走っても渋滞なく距離を稼げます>
途中、道の駅・石鳥谷で休憩します。
ここも、帰省時の我が家の定番休憩スポットになっています。
<↓道の駅・石鳥谷にて。犬たちも安心したのか、
オス同士なのに相手の尻に股間を押しつける・・・>
■中尊寺金色堂へ
家族そろっての移動ですので、奥州平泉・中尊寺金色堂に立ち寄ることにします。私自身は、学生の頃にバイク(※当時もCBR250Four)で立ち寄って 「わんこそば」 を食べたことがあります(※このときも、七大戦という器械体操の大会出場のため、仙台に行ったあとの観光として)。
せっかくのチャンスですから、家族にも国宝を見て何かを感じてほしい。そんな想いから、クルマを走らせます。ナビ(純正OPのパナソニック)の地図を頼りに目的地へと向かったのですが、私の学生の頃の記憶とは道が違う。
私の記憶では、「中尊寺への入口は国道4号線沿い」 だったのですが、ナビ上では 「国道4号線は中尊寺から大きくズレて」 しまっています。つまり、国道4号線をそのまま走り続けると、中尊寺からはどんどん離れてしまうという事態に。
後から知ったのですが、中尊寺への入口がある道は、国道4号の旧道で、現在は 「奥州街道」 と呼ばれているらしい。つまり現在の国道4号はルートが新しくなった新道のようだ。ナビはこの新道を4号線として表示している、と理解してからは、迷うことなく中尊寺の入口交差点に到着しました。
<↓実は坂道の中腹まで進んだ場所にも駐車場あり。ここからアクセスすると早く金色堂に着けます>
<↓入場チケットを人数分購入して、金色堂へと向かいます>
<↓平日の午前中だったため、人混みもなく見学可能でした>
<↓順路に沿って進みます。金色堂の入口は画像左手の奥で、出口は画像手前となっています>
堂内は撮影禁止です。
当時の権力と技術の粋を垣間見た気がします。
<↓金色堂を出るとすぐに、松尾芭蕉の句碑があります>
<↓そのまま順路を進むと、金色堂覆堂(重要文化財)があります。こちらは自由に中に入れます>
<↓坂を下って、来た道を引き返す方向に進みます>
広い敷地の中に、「歴史を感じさせる自然」、「その中に佇(たたず)む建築物」 が点在しています。
<↓藤原氏の建築物だけでなく、それを取り囲んでいる「自然」の力も感じずにはいられない>
きっと保存スタッフの方々は、建物だけでなく、枯れ木や落ち葉などの集積・清掃にも力を注いでいるのでしょうね。
<↓途中の売店にて>
その売店の横には 「大日堂」 なるものがありましたので、階段を上がってみます。
<↓こじんまりとした中にも、何かありそうな感じ>
<↓たどり着いた「大日堂」。それほど大きくはない>
<↓左奥に回り込んだ際の「大日堂」の全景・・・んん?赤色で囲った中に、何かある?>
<↓何や、現代的な電気配線とブレーカーやないけ!人目につかんよう目隠しした方がええんちゃう?>
・・・惜しいなぁ。
オレだったら、ブレーカーの配線は観光客の視線から、なるべく見えないように引き込みをするか、いっそのこと木目調の化粧パネルでカバー(ヒドゥン処理)するのになぁ~。
なにかできない事情でもあるのかな。
などと思うのが、私の視点ですので悪しからず。
なお、中尊寺金色堂の様子については別途、フォトアルバムに納めましたので、こちらについても目を通していただけますと幸いです。
<フォトアルバム>
◎中尊寺金色堂(岩手県西磐井郡平泉町) →
こちら
■東京に無事到着
中尊寺金色堂を家族で見学したあとは、道の駅・平泉で休憩します。こちらの建物は天井が高いです。そして今回、初めてソフトクリームを食べたのですが、乾いたノドにはちょうど良かったです。
<↓道の駅・平泉にて。犬たちもいっしょにリフレッシュ>
適度に休憩を挟みながら、南下します。
宮城県→福島県→栃木県・・・と進むにつれて、どんどん外気温度が高まり、蒸し暑くなってきます。つい数日前の北海道では、気温14℃!という肌寒い時間を過ごしたことが夢のようです。
復路も雨に打たれた区間がありましたが、無事にほぼ計画通りの時間に東京に到着。事故もケガもトラブルもなく、自宅にたどり着くことができました。
<↓今夏の「帰省+道東観光+金色堂見学」で、「東京~網走」間の往復走行距離は3347kmでした>
■あとがき
往路の途中で人生初のタイヤパンクという体験を味わいましたが、家族みんなそろって 「ご先祖様のお墓参り」 と 「道東観光」 ができたこと、若干のトラブルを含めて 「共通の想い出作り」 が出来たことが、家長としては良かったです。
奇しくも、ごく最近のネットニュースで 「子供の頃のドライブで幸福に? ダンロップ調べ」 という記事が上がっていました。
「子供の頃のドライブで幸福に? その有無で差は40%以上 ダンロップ調べ」
(いずれも2018/10/01付け)
◎gooニュース →
https://autos.goo.ne.jp/news/314523/
◎carview! ニュース →
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20181001-10346695-carview/
◎レスポンス →
https://response.jp/article/2018/10/01/314523.html
(その他 多数)
その記事の中で、
> 「幼少期の生活で幸せを感じていた」と回答したのは、遠出ドライブ経験の
> ある人の93.2%に対し、未経験者は52.8%。その差は40%以上に達し、
> 幼少期のドライブ経験が幸福度に影響を与えていることが浮き彫りとなった。
とのこと(原文のまま)。
そういった点では、我が家では幼少時からクルマで長距離帰省(「東京~札幌」 間を自走で往復する。夏も冬も)する習慣があるので、多少なりとも子供たちの人格形成に対する影響を(良い方に)与えることができているかなー、そうだと良いなー。・・・と改めて思い直した次第です。
私自身は、幼少の頃、父・母・姉といっしょに 「札幌~函館(函館は母の出身地)」 を、当時の家のクルマ・日産キャブスターやトヨタハイエースで往復した記憶が今でも残っています。父が私に与えたクルマ体験を、知らず知らずのうちに、今度は私が自分の子供たちに体験させている形になっていることに、今さらながら気がつきました。
親子って似るものなのですね。今度は私の子供たちが、下の世代へと その習慣?を継ぐ日がやってくるのでしょうか。今から楽しみに見届けることにします(私自身が生きながらえていれば)。
最終話に続く。
(最終話は、「道中で見かけたもの(気になったもの)」 という視点で お伝えする予定。
↓
↓
↓
2018-10-09(Tue.) : 更新
[2018夏休み] 番外編・「東京~青森~函館~札幌~網走」往復で見かけたもの (=最終話)をアップロードしました。
ブログ一覧 |
【自走・片道1000kmの旅】 東京~札幌 帰省記 | クルマ
Posted at
2018/10/03 23:53:34