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2020年07月03日

[エクシーガtS] 後編・ビッグバルジ(Cyber Rさん)へのカーボン調シート貼り付け

[エクシーガtS] 後編・ビッグバルジ(Cyber Rさん)へのカーボン調シート貼り付け エクシーガに装着しているビッグバルジ(※インナーカーボン+純正色塗装済み仕様)が激しく退色したため、カーボン調シートを貼り付けしました。

その作業風景を2編に分けて紹介するブログの「後編」です。


※「前編」は → こちら


■貼り付け作業・その1
カーボン調シートの成形(切り抜き)が済んだら、そのまま貼り付け作業に入ります。石けん水(相当)を入れた霧吹きボトルと、スキージー(のようなもの)を準備します。こうした作業は、BG型レガシィに乗っていた昔、ウィンドウフィルムをDIYで2重に重ね貼り(→ こちら )して以来になるでしょうか。

<↓まず、カーボン調シートの裏側(剥離紙)の真ん中に切れ目を入れます>


<↓カットした剥離紙をめくって、カーボン調シートの接着面に石けん水をしっかりと吹きかける>
 

<↓次に、あらかじめ清掃しておいたビッグバルジの表面にも、石けん水をたっぷりと吹きかける>


経験上、被接着側(ビッグバルジ)だけでなく接着側(カーボン調シート)にもしっかりと石けん水を吹きかけておく方が、作業性がアップすると思います。

<↓ビッグバルジにカーボン調シートを仮載せ。滑りが良かったので、そのまま剥離紙も取り外す>
 

今度はカーボン調シートの表面にも、石けん水をスプレーします。スキージー(またはヘラのようなもの)を押し当てる際に、表面にキズが付いてしまうことを防ぐためです。

<↓この日の天候は曇り。直射日光や高温を避けるなど、作業しやすい日時を選ぶことも重要かな>


今回は、取り急ぎ「ビッグバルジで退色の顕著な範囲」をカバーすることにフォーカスを当てて作業しています。つまり、カーボン調シートはビッグバルジの車両後方部分を覆うことになります。

<↓内側から端部へと水膜(や気泡)を押し出すように圧着していけば、あっという間に貼り終え>


コーナー部分の3D形状も、労することなく貼り付けできました。このへんは、入手したカーボン調シートの特質なのでしょう。安価に手に入れたけど、貼りやすくて良かった…。

<↓取り急ぎの完成(仮)。これで、意図した最低限の作業はこなしたことにはなりますが…>


この日は日没が近くなってきた&雨が降ってきそうだったので、ここで作業はいったん終了。仕上げ作業は、その要否検討を含め、翌日に持ち越すことにします。

■貼り付け作業・その2
ビッグバルジの天面のうち、退色の顕著な車両後方の範囲を優先的にカバーしましたが、そのままの貼り付け状態で終わるにはイマイチ。

やはりバルジ天面の車両前方範囲にもカーボン調シートを覆っておきたいところ。…ということで、翌日に改めて残ったシートで追加貼り付けする場合をシミュレート。


<↓前回はロールを横方向にカットしたので、今回も横方向でカットしないとカーボン柄が連続しない>


ということで、ビッグバルジ天面の未貼り部分(車両前後方向に、高々数cm)を追加で覆うためのシート切り出しを行います。

<↓追加で貼り付けするシートのカットライン(正面から)>


<↓追加で貼り付けするシート片(別アングル:斜め左前方から)>


ビッグバルジに追加で貼り付けするシート片は、横幅(車両の左右方向)は ほぼフル(FULL)であるにも関わらず、車両の前後方向のサイズは高々数cmあれば足ります。つまり、かなりの短冊形。

一瞬「短冊状のカットは もったいないかな?」 とも思ったのですが、次に列挙する理由により、このパーティングラインはメンテ上は好都合であると考えました。


<カーボン調シートが左右方向の横貼りで良かった理由>
 ・もしも高速道路などで前方の走行車両から飛び石を
  喰らったりした場合、真っ先にチッピングする
  (カーボン調シートに穴あきなどのダメージを負う)
  エリアは、フロント側となる可能性が高い。
 ・そのため、仮に打痕などのトラブルが生じた場合
  であっても、ダメージを負ったその部分(フロント)
  のみ代替シートに貼り直せばよい。
 ・今回のパーティングラインは、はその手法が可能な
  レイアウトになっている。


<↓今回も、追加で貼り付けするシート片に対してカットラインの微修正を行っています>


■カーボン柄の合わせ込み
既存の貼り付け済みシートと、今回追加で貼り付けするシートとの間では、接合面のカーボン柄に連続性を持たせるようにする必要があります。

<↓位置決めをしながら、丁寧に貼り付けします>


<↓ほぼ、貼り付け作業が終わりつつあるところ>


<↓(拡大画像)前後2枚のシートの接合面。カーボン柄がなるべく連続するように貼った状況>


■最終 仕上げ
ここまでの作業を実施しても、当方の頭の中の完成イメージには未達です。そのイメージとは、ビッグバルジの「(既存の)インナーカーボンのエリア」に対し、「前回&今回貼ったカーボン調シートのカットライン」に「デザイン上の連続性を持たせる」ことです。

そのデザインイメージを実現するため、最後の細工を加えます。


<↓デザイン上の連続性とメリハリを付けるため、アルミテープを活用します>


<↓アルミテープを幅6mm×長さ320mmサイズにカットし、それを2本用意します>


<↓バルジの天面から側面に降りてきたカーボン調シートの端部に、アルミテープを沿わせて貼ります>


インナーカーボンの正面両端には、すでにDIYでアルミテープを貼ってアクセントを付加してあるので、そのラインの延長線上に今回のアルミテープの稜線を合わせるのです。

<↓こんな感じ(近接画像)>


<↓やや引いた画像(車両右側)>


<↓上方から。シート2枚貼りの分割線は目立たない(オーバーハングの先端の青色はわざと残している)>


<↓車両左側から。もともと純正フロントグリルにはめっきがあるので、アルミテープも親和する>


以上、「純正色に塗装した Cyber R さんのビッグバルジが経年変化により退色が激しくなってしまった」ことへの対策として、「格安で入手したカーボン調シートを活用&アレンジして」違和感の無いように仕上げた例(※)の紹介でした。

これで今年の盛夏も乗り切れるであろう、と期待しています。


(※)あくまでも当方(調布市のKAZ)の個人的感覚に
   基づいた措置ですので、良い/悪い ではなく、
   「こんな手法もあるでよ」という紹介でございます。
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Posted at 2020/07/03 00:03:03

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