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2021年03月14日

[TERZO] その後・経年劣化したルーフBOX(ローライダーFLEX)

[TERZO] その後・経年劣化したルーフBOX(ローライダーFLEX) 2002年に購入したTERZOのルーフボックス、LowLyder Flex Compact。途中でクルマが変わっても継続使用しており、今年で19年目(!)になります。
その間、経年劣化したことは過去ブログで既報ですが、ここ最近の状況を記しておきます。


◎初回ブログ(2010年05月09日)
【TERZO】 ルーフBOXも経年劣化する(ローライダーFLEX)
◎前回ブログ(2020年07月26日)
[TERZO] 続・ルーフBOXも経年劣化する(ローライダーFLEX)

■作業前の劣化状態
以下、言葉で表すよりも視覚的に説明した方が分かりやすいので、画像を順に貼り付けていきます。

ルーフBOX全体を覆っていた保護フィルムが(主に熱劣化や紫外線によるダメージと思われる)経年劣化で剥がれてきたこと、あまりにもみすぼらしくなっていたので、その一部を剥がしたことは、初回ブログ前回ブログ で既報でした。

今回は、側面に残っていたその保護フィルムもいよいよボロボロになったため、意図的にキレイに剥がす作業を行いました。まずは作業前の状態の画像からです。


<↓右側面。前回、浮いたフィルムを境目に沿って剥がしていたが、やはりみすぼらしい>


<↓右方から回り込んで後方を覗いた図。こちらも保護フィルムの劣化が激しい状態ですね>


<↓こちらは左サイド。ここまで使い込む人は少ない?>


そもそもルーフボックスの類は、耐用年数を何年に設定して設計されているのだろう? 5~7年(2~3車検のスパン)くらいだろうか? いや、クルマ本体の寿命は10年以上あるので、少なくとも耐用年数として10年は見越して設計されている?

■劣化した保護フィルムを再び剥がす
剥がれた領域よりも、もはや残っている領域の方が面積が圧倒的に少ないので、今回は思い切って「意図的に剥がしにいきます」。

<↓今回は、張り付いている保護フィルムも剥がしていく>


<↓どんどん剥がす。もはや密着力もなく、労せずしてペロっと剥がれていく>


<↓こんな感じ。1枚連続で剥がれなかったのは、もはや保護フィルム自体の強度が低下していたため>


■キレイに剥がす
さて側面に残っていた保護フィルムは、単に「そこに存在するだけ」の状態と化しており、ルーフBOX本体との密着力はほとんどない状態でした。そのため、逆に剥がすときには実にあっさりと剥がすことができました。

次はメーカロゴやモデル名などのステッカーが貼り付けられている部分の処理です。ロゴなどのステッカー部分は残したい。そこでカッターナイフの登場です。


<↓ステッカーの境界部分に沿って「軽く」切れ目を入れて、その外側の保護フィルムを丁寧に剥がす>
 

<↓製品の特徴たるラインステッカーの類は残したい。これはカッティングの微調整をする前の状態>


<↓まず先に、境界線=パーティングラインにそって切れ目を入れておく。その後に丁寧に分離させる>


<↓見た目もバッチリ、みすぼらしさが ほぼ皆無に!>


上記はルーフBOXの右サイドの処理ですが、フロントや左サイドも同様に処置すると、次のようになります。

<↓ロゴマークを残して、その輪郭に沿って劣化フィルムをカットして剥がしていく>


保護フィルムの密着性は、対ルーフBOX本体(エンプラ樹脂)よりも対ステッカー類の方が強いのかな?

<↓とりあえずの処置。ステッカーそのものが劣化でボロボロとなった際には、思い切りよく剥がそう>


このようにして「キレイに剥がす」作業を進めていくと、「見られる」状態にすることができました。ビンボー感は減ったかな。

<↓余剰な劣化フィルムをキレイに剥がしたあとの状態。もはや、みすぼらしかったときの面影は無い>


■現在の様子と今後について
作業後、ルーフBOXはレガシィからエクシーガへと移設し、レガシィにはエクシーガ純正オプションのバーを取り付けしました(互換性あり)。

# ルーフBOXは、バーが着いたままの状態で「みこし」のように
# 担いだ状態で載せ降ろしした方が、移設作業は確実で楽だから。

<↓エクシーガに移設後の、経年19年目のルーフBOX>


<↓ひところの「みすぼらしい」感じを排除することに成功>


現時点では、ルーフBOXの表面には「あえて」コーティング剤を塗るなどの手を入れていません。理由は、保護フィルムが「すでに剥がれていた部分」と「今回、意図的に剥がした部分」では暴露性に差があるため、両者の差が縮まるのを待っているためです。

つまり今回保護フィルムを剥がした部分は、今までまがりなりにも紫外線やオゾン劣化からの暴露を避けられていたので、周囲との「耐候性」「表面性状」が同等に近づくまでは「あえて雨・風・日光に晒す」ようにしたいのです。

一定期間はあえて手を入れずに経過させて、見かけ上、両者の表面性状に区別が付かなくなる頃を見計らってから、今度は「表面をキレイに洗って」「信越シリコーン」を塗布(→ ツヤ出しメンテ)しよう、と考えています。


# その際、必要に応じてルーフBOX本体の樹脂表面を
# 1200~2400番程度のペーパーで ならしてしまう
# かもしれませんが。

来年(2022年)は、TERZOのルーフボックス(LowLyder Flex Compact)を使い始めて20周年を迎えます。ひとつのものを永く使い続けることの多い私らしく、ルーフBOXにおいても、大切に使い続けていこうと思っています。
 ↓
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2021-12-29(Wed.) : 更新
[エクシーガtS] 冬支度その3_スキーキャリア設置・ルーフボックス容量増大・経年劣化対策 をアップロードしました。
ブログ一覧 | 【クルマ関係(スバル以外)】 | クルマ
Posted at 2021/03/14 15:41:37

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何シテル?   05/11 18:32
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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