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2025年10月29日 イイね!

[国立天文台] 三鷹キャンパス公開イベント 「星と宇宙の日2025」 に参加(後編)

[国立天文台] 三鷹キャンパス公開イベント 「星と宇宙の日2025」 に参加(後編)2025年10月25日(土)、国立天文台・三鷹キャンパスで開催された特別公開イベント 「三鷹・星と宇宙の日2025」 に家族で参加してきました。

普段は非公開の設備も見学することができました。今回は、その様子を お伝えするブログの後編です。

◎前編は→ こちら


■重力波アンテナTAMA300
午前中にワークショップで CD分光器の製作とスペクトル体験を行ったあと、重力波実験棟へと向かいました。ここでは、「TAMA300」 と呼ばれる 「重力波をとらえる干渉計」 が設置してあります。

<↓「重力波」 の説明パネル。直接とらえることに成功したのは 2015年9月とのことで、ごく最近の成果>


<↓ブラックホールが連星を成し、さらに合体して新しいブラックホールになったことが分かった、とのこと>


<↓「重力波の干渉計(TAMA300)」 の概要。光を半分通して半分反射するのがビームスリッター>


「重力波」 は、アインシュタインによって一般相対性理論の中で予言されていたようですが、一般的に 「重力波」 とか 「重力子」 といった概念(近いものを含む)による武器(兵器)が出てくるアニメとしては、「トップをねらえ!」「宇宙戦艦ヤマト」「魔法少女まどか☆マギカ」…などがあるようです。

それでは実際に、「TAMA300」 の一部の見学に移ります。


<↓レーザーの発生装置や光の検出器などの構成装置は地下にあるため、階段で地下に降ります>


<↓物々しい感じ。左右に伸びる細長い筒が、前述の「腕」に相当する部分(→ 詳細は次の画像へ)>


<↓この腕(円筒)の内部は真空(!)に保たれており、その内部にレーザー光が走っているとのこと>


レーザー光を用いて、2つの腕の長さの 「差の変化」 を測定しています。重力波が届くと、2つの腕の長さが変化するので干渉(※)が起こり、その結果、光の明るさが変化します(※光も波としての性質を持つことから、干渉が起こり得る)。

逆の言い方をすると、明るさが変化した(干渉が起こった)ことを検知できれば、重力波をとらえたことになる…ようです。


<↓驚くべきは、円筒の長さ。長さが300m(!)もあるため、装置の名称が「TAMA300」…だそうです>


<↓(参考)ちなみに「KAGRA(大型低温重力波望遠鏡、かぐら)」 では、腕の長さが3km(!)とのこと>


KAGRA は 「一辺(トンネルの長さ)が3kmにも及ぶレーザー干渉計」 だったとは(驚)。7億光年も離れた中性子星の合体で生じる重力波も、とらえることができるようです(「スーパーカミオカンデ(ニュートリノ検出器)」 も、このあたりにあるとのこと)。

# とてつもなくスゲーことは分かったが
# あまり実感がないなぁ…(>失礼!)。


■開発棟にて
TAMA300 を見学したあとは、開発棟に立ち寄りしました。
ここでは、各部門(設計・実験・予算管理・統括など)が一つのチームを組んで、それぞれの強みを発揮しながら各プロジェクトの成果を出していく…という組織的な開発体制についての説明を受けました。


<↓天文用分光器開発チームのデモ。センサーをターゲットに当てることで、波長(バンド)の強弱を検知>


ここでは、来場者がセンサーの先端を白色標準器やカラーチャート(色見本用紙)に当てると、リアルタイムで目の前のモニター画面(横軸:波長、縦軸:強度)にスペクトル解析結果が表示される…という例を体験できました。

思うに、この分光装置を 「もしも」 自動車産業、例えば板金塗装(BP)部門で応用するとすれば、同じ白色塗料であっても、「ピュアホワイト」「スーパーホワイト」「パールホワイト」「セラミックホワイト」…の違いをスペクトル(波長と強度)の違いで表現することができそう。

あるいはさらに進んで、スペアナで色調のリバースエンジニアリングが出来たりしないか?と思いました。勝手な想像ですけどね。


<↓すぐとなりでは、「熱構造設計チーム」による宇宙空間で展開する装置(試作品)の展示もありました>


ロケットに搭載する装置については、「発射の際の振動に耐えること」「宇宙空間という極低温でも機能すること」「宇宙線による劣化に耐えること」…といった、様々な要件を満たすことが求められます。

例えば、ある装置が異種金属で構成されていた場合(土台とホルダーなど)、熱膨張差による歪みが原因でセンサーからの信号の正確度が変わってしまう。そのため、信頼度を高めるための形状などを工夫している…といった具体的なお話を、装置の設計者ご本人さまから直接、伺うことができました。

いろいろお礼を述べて、次の見学コース(順路)へと進みます。


<↓ワイヤカット(放電加工)装置の例: MITSUBISHI製。ワイヤはφ0.05~φ0.30までが揃う>



ワイヤーカットも放電加工機の一種で、細いワイヤー(電極)に電流を流すことによって、ターゲット(金属)との間に生じる放電現象(熱で溶ける)で切断する加工法のこと。以下は私と説明員さんとの会話。

私: 「加工液は何でしょうか?」
説: 「水ですよ。」
私: 「ただの水なのでしょうか?」
説: 「おっと。水は水でも、実は純水を使っています。」
私: 「なるほど(一般の放電加工機で使われる灯油ではないのだな)。」


<↓順路の奥の方には、上記よりもさらに新型のワイヤーカット装置(PRG運転が可能)がありました>



最後には、ワークを固定したステージが3D的な複雑な動きをする加工機(※撮影禁止でした)を見て終了。次の公開施設へと移動しました。

■敷地内の歴史を感じさせる設備
国立天文台(三鷹市)の広い敷地内を歩いていると、建造がかなり古い時代の建物や、今では現役を退いた歴史的な装置などを見ることができます。

<↓こちらは子午儀資料館。重要文化財に指定された、貴重な子午儀も見ることができます>



<↓天文台歴史館>



■太陽塔望遠鏡と第一赤道儀室
通路の脇に建つ古い建物に目をやりながら、次に見学したのは太陽塔望遠鏡、通称:アインシュタイン塔 です。塔の入口に行くと、係員さんから 「最初に屋上(一番上)まで階段で上ってください」 との案内があり、それに従いました。

<↓「アインシュタイン塔」 は、建物そのものが鏡筒の役割を果たしているとのこと>




屋上(望遠鏡が設置してある部屋)にたどり着くと、説明員さんが 「もしも晴れていれば、ドームの壁を開いて、太陽光を直接取り入れるデモが出来たのですが…」 と、この日の雨天を残念そうに話していました。塔の階段を下りて、今度は第一赤道儀室に向かいます。

<↓第一赤道儀室。ここには、太陽観測用の20cm屈折赤道儀があります>


この建屋(屈折赤道儀)は、何と1921年(!)に建設されて以来、約60年に渡って太陽の黒点のスケッチが行われていたとのこと。文化庁による国登録有形文化財に指定されています。ここでも、説明員さんが 「晴れていたら、天井のドームを開けられるのですが…」 と恐縮そうにお話ししていました。ドームは、手動操作で開閉するそうです。

「ドーム」かぁ…。
「ドーム」 と聞くと、恐らくプロ野球の 東京ドーム や 京セラドーム大阪 などのドーム球場を思い浮かべる方々も多くいらっしゃると思います。が、言葉の響きからは、私が思い浮かべるものと言えば…。


<↓和製スーパーカーの 童夢ZERO R-L>


童夢ZERO R-L の実車を私は見たことがありませんが、八重洲出版のドライバー誌(当時、月2回発行の自動車雑誌)で童夢の特集が組まれていたので、知識として印象深く記憶していた次第です。

# 前編の 「アンドロメダ」 に対する 「アンドロー梅田」 と同様、
# 「ドーム」 に対して 「童夢ZERO R-L」 が思い起こされます。

以上、前編と後編の2編に渡って 国立天文台・三鷹キャンパスの公開イベント 「星と宇宙の日2025」 について記しました。今までブログを開設して以来、クルマやバイクに関係しないネタを取り上げたことは、ほとんどありませんが、今回の内容が 皆さんの何らかの記憶に残れば幸いです。
2025年10月27日 イイね!

[国立天文台] 三鷹キャンパス公開イベント 「星と宇宙の日2025」 に参加(前編)

[国立天文台] 三鷹キャンパス公開イベント 「星と宇宙の日2025」 に参加(前編)2025年10月25日(土)、国立天文台・三鷹キャンパスで開催された特別公開イベント 「三鷹・星と宇宙の日2025」 に家族で参加してきました。

普段は公開されない設備を見学できるほか、いろいろなイベントに参加することができます(毎年10月頃に開催)。その様子を、前編・後編に分けてお伝えします。


■一年に一度の特別公開イベント
東京都三鷹市にある国立天文台(三鷹キャンパス)では、毎年10月頃に 「三鷹・星と宇宙の日」 と銘打った特別公開イベントが開催されます。「今年(2025年)は10月25日(土)に開催されるので、一緒に行こう!」 と娘に誘われて、家族で参加してきました。

<↓あいにくの雨天でしたが、老若男女、数多くの方々が来訪されていました>


<↓会場の見取り図。どのイベントがどの建屋で開催されているか、の案内図>


<↓受付で案内パンフレットを受領。左端はガンダム系コスプレ(職員さん?)>


■ワークショップ 「CD分光器」 へ
人気のイベント(ワークショップ)は参加可能人数が限られており、開催時間帯ごとに予約チケットが配布されています。私たちはまず、「CD分光器」 の製作&体験イベントに申し込みをしました。

<↓応募者数が定員に達した時間帯には 「終了/Closed」 の札が貼られていく>


<↓早めに現地に到着したため、午前11時から開始の枠で申し込みできました>


以前、娘がこの特別公開イベントに午後から参加した際には、ほとんどの体験型ワークショップは定員に達してしまっていた…との経験を踏まえ、今回(2025年)は午前10時の開始後に現着した甲斐あって、まずは分光器のワークショップに申し込みできた次第です(その間にも、他のイベントはどんどん枠が埋まっていきましたが)。

■手作りの分光器でスペクトル観察
「CD分光器」 のワークショップは 「W1すばる棟」 という建屋で開催されています。「すばる」 かぁ~。ここは国立天文台ですので、建屋に星団の名前が付けられていても不思議ではありません。スバル乗りとしては外せない?ところ(か?)…。

<↓ワークショップ 「CD分光器」 は 「W1すばる棟」 という建屋で開催されました>


<↓「CD分光器の作り方」「使い方」 の手順書のほか、各種のリーフレットも配布>


こちらの受付では、「CD分光器」 に関する組立&活用マニュアルのほか、「天文学と分光の歴史」 といったリーフレットも配布されていました。以下、CD分光器の作り方です。ここでは、CD-R のデータ記録面における 光の回折現象 を利用します。

<↓配布された素材。ペーパークラフトのような簡易組立ボックスと CD-R を活用>


<↓組立式の分光ボックスの余白(グレー部分)を、ミシン目に沿って切り離します>


<↓本体に記載の 「山折り/谷折り」 の指示にしたがって 紙を折り曲げていきます>


<↓壁面をホチキスで留めて固定し、その箱の中に CD-R の記録面を上にして投入>


以上で CD分光器 の出来上がりです。
次はその活用法です。

組み立てした箱の前面には 細長いスリット が入っており、このスリットから前方の光が箱の中へと取り込まれるようになっています。その状態で、「のぞき窓」 から CD-R の記録面を目視観察します。


<↓デモでは、CD分光器 を要領よくセットするための、ダンボール台座が用意される>


<↓CD分光器の 「のぞき穴」(スリットとは反対側になります) から、その中を観察>


<↓デモ用に準備された光源からの光が、CD分光器で分光された様子を観察できる>


観察用の机の上には、白熱電球、LED、ネオン管…など、様々な種類の光源が準備されており、それらの光源に向かって いま自作した 「CD分光器」 をセットして 「のぞき穴」 から中を見ると、光源に応じたスペクトルが観察できる…という仕組み(身近な材料を用いた分光体験)です。

<↓光源を変えると光の波長も変わるので、分光後の結果もそれに応じて変化する>


<↓電球のスペクトル。2つ上のスペクトルとは、様相がまったく異なって観察される>


<↓いろいろな光源のスペクトルを、簡易的に観察(体験)できるワークショップでした>


参加者が自分で組み立てした 「CD分光器」 は、そのまま参加者にプレゼントされるので、自宅に持ち帰ることができます。光の回折現象も、工夫次第で身近に感じられますね。

■雑記
この 「三鷹・星と宇宙の日2025」 には、天体に興味を持った ”ガチな” お子様も 多数訪れていました。そうした お子様(子供に限りませんが…)向けに、会場では 「天体カード」 が配布されていました。
このカード(レアカードもあり)は 単に収集用アイテムとしてだけではなく、カードの属性によって、じゃんけんのように対戦相手と勝負ができるようになっていました。


<↓「アンドロメダ ファイト!」 の掛け声とともに1枚出しで 勝負ができるとの触れ込み>


「アンドロメダ」 かぁ。
「アンドロメダ」 と聞くと、恐らく漫画家の 松本零士先生 や 銀河鉄道999 を思い浮かべる方々も多くいらっしゃると思います。が、言葉の響きからは、私が思い浮かべるものと言えば…。


<↓アンドロー梅田(タツノコプロ制作アニメ 「宇宙の騎士テッカマン」 の登場キャラクター)>

※原作: 竜の子プロ企画室、アニメーション: タツノコプロ、NETテレビ、キャラクターデザイン: 天野嘉孝氏

テッカマン自体は私はほとんど見たことがありませんが、上記 「アンドロー梅田」 なるキャラクターの声優さんが(ルパン三世で有名な)山田康雄さんでしたので、知識として印象深く記憶していた次第です。

さて、構内を散策していると、太陽系の惑星間の距離を模したスケールモデル(看板)が、通路に立てられていました。太陽から各惑星までの距離と同じ比率で、各看板が距離を保って立てられていました。


<↓太陽系の惑星間距離(の比率)を模擬した看板が、通路に沿って立てられていました>



<↓そのほか、敷地内にはキッチンカーなどの出店もありました(屋内の休憩場も解放)>


屋内の休憩所が解放されていましたので、「雨に濡れながら立ち食い」…となることなく、購入したフードを食することができるよう配慮されていました。乳幼児連れには ありがたいこと だったでしょうね。

「後編」 に続く。

 ↓
2025-10-29(Wed.) : 更新
[国立天文台] 三鷹キャンパス公開イベント 「星と宇宙の日2025」 に参加(後編)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/48735962/ をアップしました。
Posted at 2025/10/27 20:56:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【スバル関係】 | 日記
2025年10月23日 イイね!

[CBR250Four] 娘と2人でタンデムツーリング・後編(秩父 道の駅&コンニャク村)

[CBR250Four] 娘と2人でタンデムツーリング・後編(秩父 道の駅&コンニャク村)2025年10月17日(金)、バイクに乗って娘と二人でツーリングに行きました。

行先は、埼玉県秩父郡の小鹿野町にある 「小鹿神社(おしかじんじゃ)」、別名 「バイク神社」 です。

前編に続き、今回はその後に訪れた周辺施設の様子について記します。


※「前編(小鹿神社=バイク神社へ)」(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/48723893/ )からの続きです。

■秩父コンニャク村へ
小鹿神社で交通安全祈願をしつつ、神社オリジナルのバイクグッズ(ナンバーボルトやタオルなど)を購入したあとは、「道の駅」 に寄る計画を立てていました。小鹿神社から道の駅・両神温泉薬師の湯までの所要時間は、バイクで約10分の距離です。

事前にパソコンでストリートビュー(地図)による道程を確認していると、途中で 「コンニャク村」 なる看板が目に留まりました。どうやら、軽い食事も取ることのできる売店のようです。道の駅に向かう途中にありますので、行程の分岐による時間のロスも生じません。


<↓小鹿神社から道の駅に向かうルートの途中に位置している。一体何があるのか、訪れてみることに>


現地に着いてみると、「みそおでん 200円」 の看板がありました。が、よくよく見てみると 「食べ放題」 とも書いてあります。200円で みそおでん が食べ放題?! きっと看板メニューなのでしょうね。さっそく、娘と二人で店内に入ってみます。

<↓「食べ放題」 と 「みそおでん」、あるいは 「直売所」 の言葉に釣られて、店内に入りました>



店内に入ると、入口から突き当りまでは食堂、左手がおみやげ品の販売スペースになっています。メニューとしては、みそポテトやカツカレー棒などの単品メニューのほか、わらじかつ丼などの定食モノもありました。

<↓店内で提供されるメニューの例。安価なものが多い>


<↓おみやげ品の販売スペースでは、各種のこんにゃくが並べられていました>


※店員さんに許可をいただいた上で、撮影しています。

<↓振り返ると、失礼ながら誰だか分からない人のサイン色紙が飾られています>


この先にある道の駅は、あと数分も走れば到着できる近距離にあることから、ここでしばらく休憩することにしました。さっそく私は 「みそポテト」 を、娘は 「みそおでん」 を注文。

<↓下段の左: みそおでん(そこそこ大きく、厚みもありました)、 下段の右: みそポテト>


注文するまでは、おでんのおかわりをするつもりでいたようですが、実物を前にすると(娘にとっては)1本でも十分な大きさだったようです。結局、おかわりをすると食べ残してしまいそう…とのことで、1本のみに留まったのは 少々惜しい気もします。

※「食べ放題」の場合、2人でシェアする食べ方は
  NGとのこと。なお、多くの おでん の本数を
  食べた これまでのチャレンジャーさんの名前
  が壁に張り出されていました。

おみやげ用のこんにゃくを数点、買い求めたあとは、元々の第二の目的地としていた 道の駅 に向かいます。


■道の駅・両神温泉薬師の湯
その名の通り、こちらの道の駅には温泉設備(や食堂)が併設されています。アルカリ性単純温泉(pH=9.2 とのことで、数値は結構高めですね)で日帰り入浴も可。時間があれば、ゆっくり入浴してみたいところですが、今回はおみやげ&特産品コーナーを見るのが目的です。

<↓温泉の名前が、そのまま道の駅の名前にもなっているようです>


<↓いかにも効能がありそうな名前の温泉ですね(pHも9.2ですし)>


バイクを屋根付きの専用駐輪スペース(← こうした配慮はありがたいものです)に停めたあと、娘といっしょに売店へ。キュウリ、ねぎ、やまいも などの特産品が並べられていました。買わない(買えない)としても、こうして地域の特産物を目にすると新鮮な気持ちになれます。

<↓この時点で15時過ぎでしたが、特産物は都度、補充されているようでした>


店内を回っていて、私の目に留まったものは 「竹あかり」 と名付けられた竹細工です。

竹筒の外壁面に描いたドット状の文様を、内径方向に貫通する穴で表現したもので、竹筒の内側から明かりを灯すと その文様がほのかに浮かび上がる…という芸術的な作品(だと思う)です。


<↓「竹あかり」 なる工芸品が陳列されていました。筒の文様は様々なパターンがある>


<↓「点灯中の見本」 を覗いてみたところ。なるほど、幻想的な絵柄を表現できますね>


<↓道の駅では、「おがニャッピークッキー」 なるものを購入しました(家にいる子供用に)>


この時点で時刻は15時20分頃となったことから、帰路も(下道ではなく)高速道を使うことに決定。関越道(下り線)入口の花園ICの手前にある、花園フォレスト(洋菓子類のアウトレット店)に立ち寄ることにします。

■花園フォレストにて
花園フォレストには、これまで(いちご狩りの帰路で)家族で何度か立ち寄ったことがあります。平日だったためか、駐車場には十分な空きがあり、スムーズに入店できました。

<↓久々の再訪となる花園フォレスト。おみやげとしてアウトレット品を購入するため入店>


<↓家で待つ家族向けに、これらの品を購入(娘も別途、自分のお気に入り品を購入)>


さて今回のツーリングにあたっては、おみやげなどの荷物が増えるだろうと事前予測して、かつて使っていた(ここ25年くらい使っていなかった)大容量タイプのタンクバッグを保管場所から引っ張り出していました。

<↓今回のツーリングで持参したモバイルバッテリーや、各地のおみやげ類など一式を収納>


このタンクバッグは、就職して東京に出て来たとき(平成の初期)に購入したもので、何と、伊藤真一さんの直筆サインが入っています。伊藤真一選手(当時)はホンダNSR500でレースを行っていて、私がモーターサイクリスト誌(八重洲出版)のイベントで那須EXサーキットにCBRで走りに行ったときに、サインしていただいたもの…と記憶しています。

# いずれ このタンクバッグも
# パーツレビューに載せる予定。


■関越道・高坂SAにて
予定していたすべての場所への訪問と買い物を終えて、帰路は高速(関越道)を利用します。日が暮れるので安全運転です。途中、事故渋滞に遭ってノロノロ運転が続きましたが、適切なタイミングでSA・PAに立ち寄ってリフレッシュしています。

<↓高坂SA(ウルトラマンの自販機があるところ)にて。関越道は開通40周年とのこと>


たまたま立ち寄った高坂SAで知ったのですが、関越道は開通してから40年になるとのこと。その関越道が通る各地(埼玉、群馬、新潟)の名産物が、特設ブースで販売されていました。

渋滞を含めて長時間、バイクに乗っていると身体がその姿勢で固まってしまうので、三芳PAでもリフレッシュ休憩を取りつつ、安全運転で練馬ICを経由して、最終的に19時半過ぎに自宅に帰着しました。


<↓小鹿神社(バイク神社)で購入した、ライダーズ祈願品。タオル、お守り、ナンバーボルト>



こうして、2025年・秋期の 「娘とのタンデムツーリング」 を無事に終わらせることができました。年頃の娘が、いつまで父親である私と一緒にツーリングに出かける(出かけてくれる)のか分かりませんが、今後もバイクを通して親子共通の体験や会話が増えたらいいな…と思っています。

以上、前編・後編(本項)をお読みいただき、ありがとうございました。
2025年10月21日 イイね!

[CBR250Four] 娘と2人でタンデムツーリング・前編(小鹿神社=バイク神社へ)

[CBR250Four] 娘と2人でタンデムツーリング・前編(小鹿神社=バイク神社へ)2025年10月17日(金)、バイクに乗って娘と二人でツーリングに行きました。

「ツーリングしたい」 というのが娘の希望で、「小鹿神社(おしかじんじゃ)に行ってみたい」 というのが私の希望。
両者を合体させたものが、今回のタンデムツーリングです。


■小鹿神社(おしかじんじゃ)とは
小鹿神社は別名 「バイク神社」 とも呼ばれ、多くのライダーたちが交通安全祈願に訪れる…などと、これまで多くの雑誌やネットニュースで紹介されてきました。場所は埼玉県の小鹿野町にあります。これは、小鹿野町が 「オートバイによる まちおこし事業」 を行っていることからです。

バイクのお祓いを行っていたり、バイク用のお守りも売っているとのことで、一度は訪れてみたいと思っていました。そのようなときに、娘から 「どこかツーリングに行きたい」 という要望が出たので、今回のタイミングで行ってみることにしました。自宅からは、片道で約100kmの距離です。


<↓小鹿神社(バイク神社)のロケーションは埼玉県の秩父方面で、自宅からは片道約100kmの距離>


■準備を整えて出発
娘に 「バイク2台(私:CBR、娘:PCX)で行くのと、CBR 1台にタンデム(2人乗り)するのと、どちらが良い?」 と事前に聞いてみたところ、今回も 「タンデムを希望する」 とのことで、CBR250Four の事前準備・確認をしっかりと行います。娘の命を私が預かることになりますからね。

<事前にやったこと>
・#4気筒の点火プラグ交換(時々生じる失火対策として)
・車載バッテリーのFULL充電(上記と合わせて実施)
・タイヤ空気圧のチェック
・ガソリンの満タン給油
・他(灯火類やチェーンのたるみ具合の確認など)

当日、朝の仕事を早めに切り上げて自宅を10時頃に出発。往路は 「大泉ICから関越道に入って花園ICで降りる、その後は目的地まで下道」、復路は 「現地の出発時間に応じて関越道を使うか下道を使うか、その場で判断」 としました。


<↓往路の関越道・三芳PAにて休憩。奥に写っているのはヤマハの TX500 のようです>


# TX500 は1970年代のバイクで、当時ですでに
# 1気筒あたり4バルブのDOHC機構を搭載。

関越道の下り線は、週末でしたが渋滞もなく順調に進行。花園ICで降りて、そのまま小鹿神社へと向かいます。


■小鹿神社にて
事前に Google Maps のストリートビューでルートチェックをしていたので、神社への側道の入口には大きな鳥居があることを把握していました。鳥居を目印に進めば、道に迷うこともありません。

<↓ついに小鹿神社の参道に到着>



平日なので国道299線の交通量はほとんどなく、まずは鳥居の前にCBRを置いて、娘と交互に記念写真を撮りました。その後、側道に入ってすぐの位置にある神社に進みます。

<↓いつに小鹿神社に到着。「秩父郡」 というと遠そうですが、埼玉県内なんですよ>


<↓「小鹿神社と腰ノ根山」 の看板を背景に記念撮影>


<↓駐輪場から本殿へ向かう階段を上るところ>


<↓本殿周辺の様子。吊り下げられているのは傘でした>


平日のため バイクでの参拝者は数人ほどで、のんびり・ゆったりと境内を見て回ることができました。境内に上がると、左手に手洗い場があります。

<↓掲示された 「手水の作法」 に則って、両手を洗い口もすすぐ>


<↓別の角度からのショット。本殿の手前には、顔ハメ看板もあります>


■ライダーズグッズを購入
本殿に進むと、注連縄(しめなわ)や賽銭箱があります。娘にお賽銭を渡して、それぞれ願い事をお祈りしました。

<↓本殿の外観>


<↓天井を見上げると、(曼荼羅ではなく)独自の文様が掲げられた装飾板があります>


賽銭箱の左側には、小鹿神社を 「バイク神社」 足らしめている祈願グッズが置かれていました。本日は無人販売のようです(「代金は賽銭箱へ」、との案内書きあり)。

<↓今回の来訪目的のひとつ、ライダーズ祈願グッズの販売棚>



ここでは交通安全ステッカーやお守りなどのほか、ナンバープレートを固定するM6サイズのボルトの頭に、小鹿野町のロゴを配したスペシャルボルトも販売されています。

<↓「交通安全ナンバーボルト」 は、小鹿野町の町おこしのオリジナルグッズ>


※バイクを模したシルエットが「OGANO」の文字になっています。

私たちは、交通安全ステッカーとタオル、そしてこの交通安全ナンバーボルトの3点を購入しました。引き続き、娘はおみくじを引いてみることに。


<↓おみくじを引く娘>


これらのグッズやおみくじをする際には、土日も無人販売なのか有人販売になるのか分かりませんが、小銭を準備していった方が良いです。私たちが訪れた平日は無人販売でしたので、お代金は賽銭箱に入れる必要がありました。つまり 「おつりは出ない」 ということになります。

そのため、小銭として百円玉は2枚しか持ち合わせていなかった私たちは、祈願グッズを購入する際の合計金額が「200円」「1200円」「2200円」…(あるいは1100円、2100円…)などのように、お釣りが要らないように調整しなければなりませんでした。

小鹿神社での目的を果たした私たちは、次の目的地へと移動します。次に立ち寄る予定の場所は、コンニャク村と道の駅です。境内から階段を下りて駐輪場へと戻ります(徒歩1分以内)。


<↓境内から後ろを振り返ったときの景色>


<↓駐輪場の近くに建てられていた石碑>



後編(秩父 道の駅&コンニャク村) に続く。
 ↓
2025-10-23(Thu.) : 更新
[CBR250Four] 娘と2人でタンデムツーリング・後編(秩父 道の駅&コンニャク村)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/48726998/ をアップしました。
2025年10月12日 イイね!

[LFM2025] レヴォーグ・ファンミーティング2025 参加記録

[LFM2025] レヴォーグ・ファンミーティング2025 参加記録2025年10月05日(日)、スバル・レヴォーグ&レイバック ユーザーを対象とした全国規模のオフ会、LFM2025(レヴォーグ・ファン・ミーティング にせんにじゅうご)に参加させていただきました。

以下、当方の視点で イベントの様子や印象に残ったものなどを 自由気ままに綴ってみたいと思います。




■家族で参加
LFM(1年に1回の開催スパン)に参加するのは、今年が3回目です。レガシィからレヴォーグに乗り換えした2023年から、家族で参加させていただいています。

都内在住ですので、会場の長野県までの所要時間を約3時間で見積もって、当日の朝6:30頃に自宅を出発。中央道を休憩しながら進み、現地には予定通りの 9:30頃に到着。誘導いただいたサポーターさんそれぞれに、窓越しにご挨拶しながら所定の場所(ボディカラー別)に駐車しました。


<↓まずは受付を済ませます。会費をお支払いしつつ、ノベルティを受け取ります>


<↓参加者一人一人に用意いただいたノベルティ。事務局の皆さん、ありがとうございます>


開会式(10:00~)が始まる前に、参加各車をサッと見て回ります。いろいろな仕様のレヴォーグ&レイバックが、「色並べ」されている様子は壮観ですね。

<↓各車、色は同じでも同じ仕様のクルマはまったく無さそうな感じです>




■早めの昼食
開会式のあと、おみやげ店を見て回ります。かわいらしい鉢植え(の鮮やかな色)が目に留まります。

<↓まずは売店を見て回ります>


<↓その後、混雑する前に早めの昼食を取ります>


■自由行動で楽しむ
昼食を済ませたあとは、イベントタイム(13:30~開始予定の抽選会)までの間、家族それぞれが自由行動で楽しみました。子供たちはゴンドラで山頂方面に上がりつつ、時々画像を送ってきました(LFM2025の参加者に配布された、ゴンドラ割引券を有効活用させていただきました)。

<↓ゴンドラは、駐車場からは遠い位置にあります>


<↓子供から送られてきた画像。駐車場を一望できるアングルを狙って撮影>


<↓続いて、子供から送られてきた画像>


左の画像は、どうやらスノーマシン(降雪機)のようですが、これを見た子供が「以前、似ているクルマを見たことがある」と言って送ってきたのが、右側の画像。

# 超人・バロム1 の「マッハロッド」じゃないか!
# 中学生なのにマッハロッドを知っているとは。
# 親である私の影響ですねぇ…。
# ちなみにバロム1の原作者は、ゴルゴ13で有名な
# さいとうたかを先生です。

その一方、私は レガシィ時代からの知人にご挨拶したり、参加各車を改めて眺めさせていただきました。各車とも個性が出てますね。


<↓個人的に目についたもの・その1>


<↓個人的に目についたもの・その2>


<↓個人的に目についたもの・番外編>


ここで改めて、色別にまとめられた群像を記録しました。

<↓やはり壮観ですね。皆さんの個性が反映されているかのようです>




■イベントタイム
抽選会は、天候(雨が降りそうでした…)を見計らいながら、予定通りの13:30から開始されました。参加者の皆さんが持ち寄ったグッズのくじ引き、になります。

<↓参加者の皆さんの善意の集まり>


抽選箱の中から引き出された整理番号が読み上げられるたびに、歓喜(or ため息)が漏れ聞こえます。私は例年、選外だったのですが、今年は運よく番号(とハンドルネーム)が読み上げられて、めでたく景品を手に入れることができました。どうもありがとうございます。

◎ご参考: パーツレビュー
(株)ヒロバ・ゼロ マイクロファイバークロス(青)40×60cm (LFM2025抽選会の景品)
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/13645763/parts.aspx

抽選会が終わり、閉会式に移る頃、それまで持ちこたえていた天候が いよいよ雨模様に変わるタイミングとなりました。LFM2025(の一般参加者の皆さん)は、ギリギリで降雨を回避しての解散となったようでした。
(事務局やサポーターさんの皆さんは、雨に祟られてしまったようで恐縮です。)


■帰路の途中で
LFM2025を堪能させていただいたあとは、同乗の家族の希望で道の駅に立ち寄りました。

<↓道の駅・信州蔦木宿にて(市中価格より安かったので、りんごを買いました)>


その後は、エクシーガのオフ会で知ったラーメン屋さんに立ち寄りました。こちらに立ち寄ることも、LFM参加時の楽しみの一つです。

<↓「麺屋 蔵人」さんにて>




ラーメンを味わったあとは、中央道の渋滞に遭いながらも無事に都内の自宅に到着。レヴォーグも家族もトラブルやケガ無く、無事に帰宅できました。

この場を借りて、改めて事務局やサポーターの皆さん、参加者の皆さんにお礼申し上げます。素敵な場を設定いただき、ありがとうございました。
Posted at 2025/10/12 00:00:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 【VNHCレヴォーグSTI Sport#】 | クルマ

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「[整備] #モンキーR [モンキーR改] 路上復帰への道60_整備ショップさんから「専門の外注さん」に出されるの巻 https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8416376/note.aspx
何シテル?   10/31 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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