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調布市のKAZのブログ一覧

2014年12月07日 イイね!

[BPレガシィ] その2・土岐前泊→鈴虫寺 (東京~京都~岸和田~静岡 の旅)

[BPレガシィ] その2・土岐前泊→鈴虫寺 (東京~京都~岸和田~静岡 の旅)11月末に、レガシィで東京から京都・大阪方面(帰路は静岡方面)に出かけた際の出来事をつづる、「シリーズ・ブログ」です。
今回は、その2・「土岐・前泊→京都・鈴虫寺」 の巻です。


<関連ブログ>
◎その1 → 事前の車両準備 編


■往路は中央自動車道で移動
11/29(土)の午前中に家族そろって京都入りするため、前日の11/28(金)の夕方に東京を出ました。私1人ならば、休暇を取って早めに出発することもできますが、子供たちの学校の授業が終わってからの出発となるため、前日夕方の出発&途中で前泊、という計画にしました。

往路は中央自動車道を選択しています。
調布IC(東京都)から中央道に乗って、諏訪湖SAで夕食。
そのまま走って土岐IC(岐阜県)近くの 「旅籠屋」 で1泊の予定です。

<↓11月の最終金曜日の夜でしたが、中央道は渋滞もなく、雨にも降られず順調に諏訪湖SAに到着>


<↓諏訪湖SAにて夕食。左から順に、馬刺し定食、スタミナ焼き定食、おろしかつ膳(3食合計で3730円)>
  

やや遅めの夕食となりましたが、休憩により家族もリフレッシュした様子。
売店を覗いてみます(画像はクリックで800×600サイズに拡大)。
諏訪姫とは、諏訪市公認の観光宣伝キャラクターのこと。
一味入りキットカットは、信州限定で販売。どんな味なんだろう?

<↓左:諏訪姫フィギュア7560円、 中央:諏訪市公認観光宣伝キャラクター700円、 右:一味入りキットカット>
  

■土岐で前泊してから京都入り
ファミリーロッジ・旅籠屋は、現時点で北海道と沖縄を除く地域に45店舗を構えるモーターホテルで、ペットの宿泊も可。これまで北海道に帰省する際にも利用したことのある施設です。今回利用する土岐店は、中央道の土岐ICのすぐそば。交通の便が良いため、京都入りの前泊地をここにしました。

<↓旅籠屋の最終チェックインは夜23:00まで。23時を超えて到着した場合はキャンセル扱いになってしまう>
  

<↓この日の走行ルート(11/28(金))。走行距離は約350km>


旅籠屋の宿泊費は「ひとりあたり○○円」ではなく、基本的に「一部屋で○○円」という料金体系のため、多人数で宿泊した方がひとり分の宿泊費は実質的に下がります。今回は3人利用で部屋代9000円(駐車料金なし)。これにエクストラベッドをオプションで付けて計10000円。税込み10800円を3人で割ると、1人平均3600円(朝食付き)という計算です。

<↓ネット接続(WiFiも)可能。朝食はロビーの各種パン・コーヒー&オレンジジュースを部屋内に持ち込める>
  

■翌朝、みん友は・・・
翌朝(11/29(土))、朝食がてらハイタッチ!driveを起動させてエリアチェックしていると・・・。おぉ!群馬にいたはずの 「えくしるば」 さんと 「TAPPI」 さんが、すでに私たち(@岐阜県)を追い越して関西方面に向かっているではありませんか。

<↓岐阜から京都に向かう前にハイドラを起動させてみると、はるか先にみん友さんのアイコンが! (@_@)>


<↓みん友さんとの位置関係はこんな感じ。私たち家族が寝ている間に、どんどん西進したと思われます>


まぁ、競争しているワケではありませんし、彼らは恐らく岸和田(大阪府)のオートプロデュースA3さんへ向かう途中。私は体操部50周年記念の講演を聴くため京都へ向かう途中。目的が異なるのでハイタッチはできない状況です(今夏、帰省先の北海道から青森入りしたときは、奇跡的にハイタッチできましたが)。

■京都・鈴虫寺へ
旅籠屋を後にして再び中央道に乗り、名神高速道路 経由で京都南ICを目指します。途中、大垣・関ヶ原のあたりで豪雨になりましたが、フロントウィンドウに撥水加工を施しておいたこともあり、視界に困ることはなかったです。

<↓助手席で撮影してもらう。雨滴がコロコロと流れ去る>


<↓養老SAにて。人気の「妖怪ウォッチ」や「くまモン」にまざって、ゆるキャラの「オカザえもん」が席巻?>
  

京都市内に入るころには雨も止みました。
家族のリクエストにより、まずは通称:鈴虫寺(妙徳山 華厳寺)に向かいます。

鈴虫寺では、その名の通り、一年を通じて鈴虫の鳴く音色を聞くことができます。
私は2度目の来訪、家族は初めての訪問。
なお、このお寺のお地蔵様は 「わらじ」 をお履きになっており、
各人の願い事を叶えるため一軒一軒、家まで歩いて来られるという。

<↓左:入口前にて。住職のご講話が、面白くためになる内容でした  右:わらじをお履きになったお地蔵様>
  

<↓ちょうど紅葉のシーズンでもあり、境内は鮮やかな色彩を楽しめました>
  

鈴虫寺には13:00頃まで滞在しましたが、時間があればもっとゆっくり見て回りたいところです。予定では、このあともレガシィで市内を移動して、家族を 詩仙堂(@左京区) で降ろしてから私は別行動を取るつもりでした。しかし講演の受講時刻(14:00~集合)が近づいてきたため、先にこの日の宿(@京都駅近く)でチェックイン手続きを済ませることにします。

<↓この日のこの時間帯のパナ子さん。パナナビの「パナ子さん」って何? という方々はググってみて下さい>
  

宿の近くのコインパーキング(∵宿には常設の駐車場が無いため)にレガシィを駐車して、家族とともに、いったんタクシーで左京区(東山東一条東入ル)に向かいます。タクシーを降りて、家族はカンフォーラ(京大正門前のカフェレストラン)で昼食を取ってから詩仙堂・一乗寺下り松・八大神社へ。私は別行動となり、私服からスーツ姿に着替え、そのまま器械体操の50周年記念講演の会場に入ります。


「その3」 に続く。
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2014-12-09(Tue.) : 更新
その3・「50周年記念イベント」 の巻 をアップロードしました。
Posted at 2014/12/07 23:16:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2014年12月05日 イイね!

[BPレガシィ] 東京~京都~岸和田~静岡 の旅 その1・事前の車両準備編

[BPレガシィ] 東京~京都~岸和田~静岡 の旅 その1・事前の車両準備編今回 書き出す一連のブログは、11月最終週の週末に、レガシィで東京から京都・大阪方面(帰路は静岡方面)に出かけた際の出来事をつづる、個人的な記録です。

あくまで個人的な視点や興味に基づく備忘録になりますので、ご承知おき下さい。



■体操部50周年 記念祝賀会
私は毎年、趣味で器械体操の社会人大会(現・全日本シニア体操競技選手権大会)に出場しています。その母体である体操部が今年で創立50周年を迎えました。今回、その記念祝賀会に出席するため、京都を訪れたのでした。

イベントの内容としては、
 (1)山脇恭二先生(ロサンゼルスオリンピック・銅メダリスト)と
   山脇佳奈先生(シドニーオリンピック出場)の親子による招待講演
 (2)川口淳一郎氏(JAXA宇宙航空研究開発機構 教授、
   「はやぶさ」プロジェクトマネージャー)による記念講演

などがあり、上の学年(先輩)から下の現役学生(後輩)まで、体操部員やOBが一堂に会する式典でもあります。せっかくの機会ですので、京都観光をしたい家族をレガシィに乗せて会場入りすることにしたのでした。

■乗員のスマホ用の電源確保
東京~京都の往復ですから、片道は約500km。帰省の際(東京~札幌の往復)の約半分の移動距離ではありますが、準備は怠るわけにはいきません。いつものように、各部を点検がてら、車両準備を始めます。

まず、今回は家族とともに移動するため、車内でのスマホ用電源を確保することから始めました。事前にDMで届いていた、スーパーオートバックスの特典ゲットを狙います。
(※以下、各画像は一部を除き、クリックで800×600サイズに拡大します。)

<↓1000円以上の買い物で、先着100名に九州五大麺名物ラーメン5食組がプレゼントされる企画あり>
  

<↓アンドロイド(家族)用のシガーライター電源の中で、2.1A以上の仕様で1000円微超のものをセレクト>


<↓めでたく無事に100人以内に入り、九州ラーメン5食組を入手できました。いただけるものはいただかないと>
  

同行する家族2人のスマホは、アンドロイド端末とiPhoneの両方式ですので、充電コードも2種類必要です。先ほど購入したアンドロイド端末用の充電コードを前席に、iPhone用の手持ちの充電コードを後席にセットします。

<↓後部座席の乗員(iPhone使い)向けに、カーゴルームに標準の12Vコンセントから電源をインストール>
  

■車載バッテリを満充電しておく
長距離走行前に必ずしておくことの一つに、車載バッテリの充電があります。乗員が増えると、何かと電装品の使用頻度も増えるものです。バッテリの劣化(電圧低下)には注意を払いたいものです。経験上、バッテリは満充電されている状態の方が、(たとえ寿命を迎えていなくても)弱っている状態よりも、若干ですが燃費も向上する傾向があるようです。そうした意味もあって、私は出発前に満充電することにしています。

運が悪ければ 走行中にオルタネータが故障する こともありますが(>体験済み)、その場合は後付メーターなどで電圧の推移をモニタしておけば、兆候はつかめると思います。

<↓長距離走行する前には、車載バッテリを満充電させておいた方が、トラブルに至るリスクを低減できます>
  

■視界確保のウィンドウ・ケア
雨が降った場合のことを考え、ガラス(各ウィンドウの外側)に撥水処理をしておきます。撥水処理すると、車速が乗っているときには雨滴が玉状に流れていきますが、夜間の市街地では水滴効果によって、かえってウィンドウ表面で外光が拡散反射して 「見づらく」 感じてしまうこともあります。そのため、撥水処理は好みに応じて行うのが良いと思います。

<↓サッシュレス・ウィンドウの場合、ガラス上端の数cmはあえて撥水処理しないでおく。理由は→ こちら


<↓ガラスをキレイにしても、ワイパーブレードが汚れたままだと効果も低減・・・忘れずに拭き取っておく>
  

ガラスの内側(室内側)も、知らず知らずのうちに、案外汚れている場合があります。私はタバコは吸わないのですが、目に見えないチリやホコリがガラス表面に付着すると、それがミクロ的な核となって汚れが成長するようですので、くもり止め加工と合わせて、ガラスの内側もキレイにしておきます。

BPレガシィのようなサッシュレスウィンドウの場合、ウェザーストリップと接するガラスの縁(ふち、端部)には線状汚れが堆積する場合がありますので、これも除去しておきます。

<↓特価100円で仕入れたフクピカ。他にムース状のくもり止め剤もある。ウェザーストリップとの接合面にも注意>
  

念のため・・・ウェザーストリップとは窓枠のゴムのこと。

<↓これは別の意味のウェザー(天気)・ストリップ(露出)か?(元ネタ:安達哲 先生)>


■タイヤの空気圧チェック
今回、レガシィで東京→京都を往復する際に、不安材料が一つだけありました。それは、2014年10月06日付けブログ(その後のハンコック ventus V12evo の巻) でも報告したのですが、タイヤのトレッド面にネジが刺さっていたのを抜いた履歴がある点でした。

<↓トレッド面に刺さっていた長いネジを抜いたあとも変調が出ないか、毎回、点検はしていたが・・・>
  

日常での使用時には、こまめに空気圧をチェックしており、漏れは認められなかったのですが、ネジをタイヤから引き抜いた後に高速走行をする機会が無かったからです。タイヤに加わる回転速度・遠心力(要するにタイヤの動的変形)は高速になるほど厳しくなりますので、街乗りでは問題なくても、高速走行を長距離で続けることによるネガが現れるかもしれない・・・と覚悟していました。

とりあえず、指定空気圧で各タイヤを点検します。

<↓行きつけのガソリンスタンド(家から約5分で到着)で、高めでも低めでもなく、指定空気圧でエアを調整>
  

無事に帰宅できている今、先に結論から言うと、タイヤはまったく問題ありませんでした。
(問題ありませんでしたが、日頃から空気圧の管理は重要。)

■ノーズブラの装着
高速道路を長距離、移動するときは、個人的な主義としてノーズブラ(ボンネット・ブラジャー、あるいはフロントエンド・カバーとも表現)を装着しています。あくまで個人的な感想ですが、装着することにより、虫による汚れや塗装面に対するダメージを抑制できると実感しています。ファッションというよりも実用面での理由により、装着しています。

<↓男だけど付けるよブラジャー!ってか? モノは米国スバルの純正オプションなので、確かな作りですよ>
  

<↓左:中央部には 「LEGACY」 の刻印入り  右:米国産であることを示すタグ。部番も記載されている>
  

他にも細かな点での準備や点検はありますが、まずは上記のごとく事前準備を行いました。

■走行ルートについて
体操部50周年 記念祝賀会は11/29(土)の午後から開始でしたので、前日11/28(金)の夕方に東京を出発。途中(土岐市)で宿を取って休憩。当日の朝に移動を再開し、午前中に京都入りして家族と市内観光。午後は家族と別れ、それぞれが目的ごとに行動。夜に京都市内の宿で合流・・・という動きを立てました。

<↓家族とは別行動になる時間帯もあるため、大雑把なスケジュールを組んで事前にすりあわせしておく>


<↓往路・帰路のルート案。その後、結果的には大阪にも急きょ、立ち寄ることになるのですが・・・>



「その2」 に続く。
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2014-12-07(Sun.) : 更新
その2・「土岐・前泊→京都・鈴虫寺」 の巻 をアップロードしました。
Posted at 2014/12/05 00:35:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2014年04月29日 イイね!

[BPレガシィ] チェックエンジンランプ点灯、始動不調に→意外な箇所が原因(後編)

[BPレガシィ] チェックエンジンランプ点灯、始動不調に→意外な箇所が原因(後編)BP5D型レガシィ(初年度登録から8年目)のトラブル報告ブログです。

「チェックエンジンランプ点灯、始動不調に」 の巻、の後編(=解決編)です。故障の原因箇所が、私の想定外の部位だったことから、経緯と結果をお知らせしています。

◎前編は → こちら(始動不調によりディーラーへ搬入)

(※以下、各画像はクリックで800×600サイズに拡大します。また、一部はいわゆるトラップ画像(本文とは関係のないアイテムが、チラっと写り込んでいる)の場合があります。

■A/Fセンサの不調を想定
チェックエンジンランプが点灯した後、次第にエンジン始動が困難になっていく状況から、故障の原因をセンサ系・・・特にA/Fセンサの出力信号の不調(素子割れ)・・・の可能性を考えていました。

もしも本当にA/Fセンサが故障していたら、交換作業はDIYで簡単にできるものの、部品代そのものが高価になるはず。・・・ということで、念のため、手元のパーツリストでO2センサとともに大まかな部品価格を確認しておきます。

<↓4月の消費税アップ前の価格で、A/Fセンサが約16,100円、O2センサが約27,100円・・・と出た>


上記は参考価格(手元の資料が多少古く、価格改定されている可能性があるため)。
BPレガシィは2006年式なので、2車検が経過しており、すでにメーカーの保証延長も切れています。
よって修理に要する費用は自腹となります。A/FよりO2の方が高価だったのは少々意外ですが、もしもセンサ系の故障だった場合、高く付きそうだ・・・と覚悟しておくことにします。

■ディーラーからの連絡
5月連休前に(半ば強引に)ディーラーにクルマを預けて故障診断を依頼したのですが、ディーラーのサービスフロントからは、その日のうちに私のスマホ宛てに留守電が入っていました。曰く、「原因が分かりました。詳しくは、来店されたときに説明します。

そうかそうか、まずは原因が究明できて、ひと安心。
だが待てよ? 「詳しくは、来店時に説明」 って?

もしも単純にセンサ系の故障が原因だったなら、たとえ留守電であっても 「○○センサの故障でした」 とか 「部品の在庫はあります/取り寄せします」 と伝えてくれるハズ。わざわざ来店時に説明するってコトは、実は 「原因が分かったけれども直せない(or 時間がかかる)」 という意味か? などと少々不安が よぎります。この日は幸いにして仕事が早く終わる日だったので、会社帰りにディーラーに直行しました。

■意外な故障箇所とは?
ディーラーに到着し、サービスフロントで受付を済ませます。まずは修理担当者に向かって、素早い対応に対する お礼の言葉を述べてから、状況を伺います。

フロント : 「結論から先に述べますと、ヒューズ切れが原因 でした。」
私    : 「えっ?!」
フロント : 「ここに回路図のコピーを用意しましたので、この図で説明します。」
私    : 「よろしくお願いします。」

<↓ディーラーで説明用として用意していただいていた、電気回路図(ECU周辺の直流電源回路)のコピー>


フロント : 「直流電源回路からECUへの、+12V供給ラインのヒューズが飛んでおり、
        ECUに電圧がかからない状態となってシステムエラーに至りました。」
私    : 「ありがとうございます。セレクトモニタによる自己診断結果だったのですか?」

フロント : 「いえ、故障診断ではエラーログがまったく残っていません でした。
        そのため、システムに故障は無いとの結果でした。しかし、インパネの
        表示では ”システム点検” の警告ランプが依然として点滅した状態です。」
私    : 「それで改めてトラブルシューティングしていただいた結果、
       ヒューズにたどり着いたのですね。」

<↓エンジンルームのヒューズBOX内、No.13(容量:7.5A)が飛んで、ECUへの電圧供給が絶たれていた>


<↓上記No.13ヒューズからの+12V信号は、W(白線)でECUに入力されていることになっている>


私    : 「直流電源回路は、途中で配線分岐して(消費電力を
       喰うような)他の回路につながっているのですか?」
フロント : 「いえ、分岐先は自己診断コネクタ(OBD)への供給くらいです。」

<↓これが自己診断コネクタ(OBD)への+12V電源の供給回路(左側中央の「F」から右下の「B40」へ)>


<↓前述のNo.13ヒューズからのW(白線)が分岐した先が、このF部位につながってOBD端子へ向かう>


<↓F部位からの+12V電源は、ISO(OBD)自己診断コネクタ「B40」に同じW(白線)で印加されているのみ>


フロント : 「そもそも、どうしてヒューズが切れたのか? については不明です。」
私    : 「そうですねぇ。ところで修理代金はおいくらになりますか?」

フロント : 「いえ、お代は結構です。
        交換したヒューズも、車載の予備ヒューズを そのまま使いましたので。」
私    : 「とは言っても、実際にはトラブルシューティングの工数がかかっていますよね?」
フロント : 「数日前に、お客様感謝デイで無料10ポイント点検を受けたばかりですし、
       今回は無料ということでよろしいですよ。」

(※とりあえず再発性の有無を様子見すること、
   再発時は有償で詳しく原因追及いただくこと、で
   ディーラーのサービスフロントとは合意しています。)

■実車の確認
作業工数は発生しているが無料、というお言葉に甘えさせていただき、私は頭を下げて丁寧にお礼を述べました。そして実車のヒューズBOXを確認しました。

<↓実際のエンジンルーム内のヒューズBOXと、No.13ヒューズ(容量7.5A)のロケーション>






<↓ヒューズBOXのフタの中に、もともと予備ヒューズが搭載されている。今回はそれを使って復帰>
  

■今回の反省点
今回の 「チェックエンジンランプの点灯」 に関し、自分なりの反省点をまとめると、

(1)症状からECUへの信号入力系のトラブルだと推定したまでは良かったが、
  始動性が徐々に悪化していったことから、「A/Fセンサ」 の疑いを強めてしまった。

   → 「第一にA/Fセンサが怪しい」 と推定した場合、もしもその推定が外れた場合の
     ことを念頭に置き、「原因の第二の可能性は○○」、「第三の可能性は△△」、
     などという具合に、次なる予想を立てておく ことができなかったことが反省点。

(2)故障診断(ディーラーのスバル・セレクトモニタ、SSM)が可能なトラブルだと
  決めつけてしまった。

   → 結果は、セレクトモニタの エラーログが残らないトラブル であった。

(3)ヒューズBOXの確認など、ユーザーがその場でできることを確認できなかった。

   → 故障の原因がセンサかも、との思い込みにより、トラブルシューティングの
     初歩の初歩が おろそかになってしまった

まぁ、私はディーラーのメカニックでも何でもない、ただのクルマ好きスバルユーザーではありますが、自分のクルマくらいは自分で正しくトラシューできるようになりたいものです。

今回は、たまたま自宅敷地内で症状を認知し、車両を自走でディーラーまで搬入できましたが、もしもこのトラブルが5月連休中(他の道府県への出先で、当地のディーラーも連休で営業休み)だったとしたら・・・自分の未熟さを思い知らされた次第です。このブログは、そんな私の 自戒の意味も込めてのブログアップ です。ご参考まで。

<↓ECUとOBDコネクタへの、直流電源回路の再掲>

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2020-02-23(Sun.) : 更新
[BPレガシィ] ・チェックエンジンランプ点灯、始動不調に→意外な箇所が原因 をアップロードしました。
(※約5年ほどの経過時間を経て、同じ症状が再発した際の顛末記録です。)
Posted at 2014/04/29 00:27:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2014年04月24日 イイね!

[BPレガシィ] チェックエンジンランプ点灯、始動不調に→意外な箇所が原因(前編)

[BPレガシィ] チェックエンジンランプ点灯、始動不調に→意外な箇所が原因(前編)BP5D型レガシィ(初年度登録から8年目)のトラブル報告です。

今回は、ズバリ 「チェックエンジンランプ点灯、始動不調に」 の巻です。故障の原因箇所が、私の想定外の部位だったことも含めて、経緯と結果をお知らせします。


4月19日(土)、この日は東京スバルの 「お客様感謝デイ」 開催日でした。無料10ポイント点検を終え、注文していたステラのウィンドウウォッシャノズルを引き取り、何事も無く帰宅したのでした。


■異変
4/23(水)、仕事を終えて帰宅したあとにクルマを使う用事があったため、BPレガシィに乗り込みます。エンジンを始動し、駐車スペースからクルマを出すために1~2mほど動かしましたが、インパネ上のチェックエンジンランプが点灯したままです。

(※以下、各画像はクリックで800×600程度に拡大します。)

<↓エンジンは ごくフツーに始動したが、アイドリング状態になってもチェックエンジンランプが点灯したまま>
  

確認のため、その場でいったんエンジンを停止し、再始動してみます。
エンジンはかかりますが、今度もまたチェックエンジンランプが点いたままで消灯しません。

<↓BPレガシィに乗ってから初めてみる光景。「エンジンシステム点検」と「~販売店へ」が交互に点滅する>




かつて乗っていたインプレッサWRX(GDA-C型の4速AT車)や、現エクシーガtS(E型の5速AT車)では、ATの変速制御にまつわる警告灯の点灯やトラブルを経験していますが(例 : AT変速せず!インプレッサWRX危機一髪(その1)、あるいは [エクシーガtS] 「東京~札幌」往復2500kmの旅・その4_トラブルコードの巻 )、レガシィではBG型の時代から 走行中に オルタネータが故障した とか クラッチペダルの反応が無くなった とか、(電子制御系ではなく)メカニカルなトラブルばかりでしたので、チェックエンジンランプが点灯したこと自体に少々驚きました。

(驚きつつも、すぐに iPhone5s を取り出して状況証拠保全用として自宅敷地内で撮影したのが、上の画像です。)

■始動困難に
1~2mほど後退して駐車スペースにレガシィを戻してから、すぐにエンジンを切ります。先ほどのインパネの警告灯を良く見ると、「無理な運転を避け販売店へ」 と表示されていました。ここで一瞬、その意味をウラ読みしてみます。「無理をしなければ、運転できるのか?」 「静かに運転すれば、販売店に乗りつけても良い(ダメージは無い)のか?」 と。

そこで念のため、取扱説明書を取り出して見てみます。
本当に危機的な状況ならば、「エンジンの始動や運転は避けること」 などと記載されていてもおかしくはないハズです。

<↓取扱説明書では 「高速走行を避け、直ちにスバル販売店で点検を~」 くらいしか書かれていません>


いずれにしても、ディーラーに車両を持ち込んで点検してもらわないとダメだな・・・症状が重くなる前に、明日の朝一番に(自走で)ディーラーにクルマを預けることにしよう。と決めます。

今度はエンジンキーを、始動(START)位置まで回さずにイグニッション(アクセサリ電源)ONの位置で止めてみます。TRUSTのインフォメータタッチ上では、その状態でバッテリ電圧が11.8 [V] とやや低めでしたので、念のためバッテリを充電させてみることにしました(トラブルとの直接の関連性は低いでしょうけど)。

<↓保険の意味で、全自動バッテリ充電器で充電させている最中のBP5D型レガシィ>
  

充電後、翌日のディーラーへの車両搬入に先立ち、症状に再現性があることを確認するため、エンジンを始動してみます。が、今度はクランキング時間が長引いて、すぐにエンジンが始動しません(→ キーOFFに)。再始動を試みましたが、スロットルペダルを煽ってようやく始動可能となりました。チェックエンジンランプが変わらずに点灯状態となっていることを確認し、本日はこれまで、としました。

(※バッテリケーブルを取り外ししてのECUリセット(メモリクリア)は、
   後のトラブルシューティングの妨げになる恐れがあるため、
   あえて実行しません。)

なんだか、次第に始動性が悪化しているような感じです。
これまでの状況から、「ECUに対するセンサー系の入力信号に不調がある」 と推定しました。
具体的には、A/FセンサやO2センサ、カム角センサやクランク角センサ、あるいは水温センサなど。

ただし 「始動性が次第に悪化している」 ことから、具体的な故障部位としてはA/Fセンサが怪しいのでは?(チョコ停の繰り返しで素子割れが生じた?)」 という可能性があるかも、と考えていました。この時点では。

■「勝負どころ」 の翌朝
翌朝、自走でレガシィをディーラーに搬入する措置を取ります。クルマに乗り込み、キーをひねりますが、案の定、なかなかエンジンが始動しません。が、スロットルペダル操作と長めのクランキングで何とか始動に成功。第一のゲートを突破です。そのまま、そろ~りと、ディーラーの敷地内に運びます。

BPレガシィは6速MT車なので、万が一、途中でクラッチ操作をミスってエンストさせてしまった場合、今度こそはエンジンがかからなくなってしまう恐れもあるかも・・・と緊張しましたが、慣れたクルマでそのようなミスもなく、無事にディーラーの駐車場に到着。第二のゲートも突破です。クルマを置いて、これまでの症状と確認事実を伝え、あとのトラブルシューティングをディーラーに託します。

ここでディーラーにクルマを預けておかないと、ヘタをすれば5月連休中、ずっとクルマが故障で使えない・・・という恐れも考えられるため、連休前のディーラー営業日のうちに、故障診断や(必要に応じて)補修部品の取り寄せ手配を完了 させておかなければなりません。
(※もしもセンサ系の故障なら、最悪でも部品さえ入手できていれば、交換作業はDIYで実施できそうなため。)


「後編」 に続く。
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2014-04-29(Tue.) : 更新
チェックエンジンランプ点灯、始動不調に→意外な箇所が原因(後編)、をアップロードしました。
Posted at 2014/04/24 22:56:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2014年02月20日 イイね!

[東京にも大雪] その1・ドライブレコーダーの動画がうまく取れないこともある

[東京にも大雪] その1・ドライブレコーダーの動画がうまく取れないこともある2014年の2月8日(土)~9日(日)は全国的に悪天だったようで、こちら東京都内でも(45年振りとされた)降雪量27cmの大雪に見舞われました。以下、私的な雑感を述べたいと思います。
(← トップ画像は、当方のレガシィ@調布市)

私は北海道・札幌出身であり、幼いころから視界の利かない吹雪に遭ったり、あるいは雪の中での交通事故を目の前で目撃したりといった経験があります(自身としては、バイクにタイヤチェーンを付けて雪道を走っていた時期もあります)。



都内に出てきて、一番感じることは
 ・「人々が雪慣れしていない」 ことと、
 ・「そもそも東京の雪は(水分が多く)滑りやすい>北海道の雪質と全然違う」
ということです。

■こちら(調布市)の降雪状態
都内にしては大雪です。こんなときは、よほどのことがない限り、外に出歩かないのが吉 だと思っています。ホンネは 「もらい事故に遭いたくない」 というものですが。いくら自分が気を付けていても、周囲のクルマがスタッドレスタイヤを履いているとは限りません>いやホントに。

<↓雪が降ると分かっていたので、早朝から雪かきしていたが、このような積雪状態でした>


<↓そのまま降り続けるので、またクルマに雪が積もってこんな感じに(定期的に除雪中)>




この日は、どうしても所用があってクルマを出さなければなりませんでした。私のレガシィと家族のエクシーガは、どちらもスタッドレスに交換済み(ともにAWD)。ですが、冒頭に挙げた理由などにより、過信や慢心は禁物です。

<↓午前中の幹線道路の状況。この時点では、まだ路線バスはチェーンをつけて走っていた>
  

■ドライブレコーダーが利かないこともある
今回の大雪で分かったことのひとつに、積雪と内外気温度の差、乗車人数などの諸条件によっては、ドライブレコーダーの動画撮影機能がうまく活用できないこともある、というものでした。私の場合で具体的に書きますと、

 (1)空調(デフロスターが)利いて、運転者から見たフロントガラスの視界は確保されているが、
 (2)フロントウィンドウの上端は、空調がなかなか追いつかずに内側の曇りが取れないため、
 (3)結果としてドライブレコーダーの動画記録が(ガラス内側の曇りによって)ぼやけてしまう。

<↓左:ドライバーの視界上にはガラス曇りはないが、右:ドラレコのレンズ前には曇りが残っている
  

ドラレコは、もちろんワイパーの払拭範囲に設置しているのですが、車内の乗車人数(多いほど人の吐く息で窓が曇りやすい、特に多人数乗り車)や、車内と外気の温度差、その他 気象条件によっては、フロントウィンドウ上端(=ドラレコ設置位置)の曇りが取れにくいことがあります

私は車内にはモップ状のハンディ・マイクロファイバークロス(決して他意はありませんが、例えて言うなら、レゲエ歌手の髪の毛 のような感じのもの)を備えているのですが、このマイクロファイバークロスで窓ガラスの曇りを何度拭き取っても、またすぐに曇ってしまいました。運転手の視界部分は曇っていないのですが・・・。

<↓左:手持ちのハンディ・マイクロファイバークロス、右:手持ちのCD「レゲエの鬼太郎」(クリックで拡大)>
  

<↓ジャケットは水木しげる先生によるホンモノ。ボーカルはふかわりょう、という企画物のCD>


<↓「レゲエの鬼太郎」 の髪の毛 の拡大画像>


<↓ハンディ・マイクロファイバークロス の拡大画像>


要するに、レゲエ歌手の髪の毛・・・じゃなかった、マイクロファイバークロスを用いて、ドラレコの記録レンズ部分直前のフロントウィンドウの曇りを取り除いても、デフロスターが利かないうちはすぐに曇りが再発してしまい、動画もぼやけてしまうことが分かったのでした。ご参考まで。

<↓スーパーやコンビニで買い物をするため、一時的にエンジンを切ると、また曇りが全面に広がる>
  

駐車場に駐めていられるのでしたら、フロントウィンドウの曇りがしっかりとガラス上端まで取れてから、クルマを動かすのが良いでしょう。ただ個人的には、「あらかじめガラス内面に、曇り止め処理をしておく」 ことをお勧めします。


その2・「BMレガシィのパトカー出動も」 に続く。
   ↓
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2014-02-23(Sun.) : 更新
[東京にも大雪] その2・BMレガシィのパトカー出動も をアップロードしました。
Posted at 2014/02/20 01:27:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ

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