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調布市のKAZのブログ一覧

2013年06月05日 イイね!

[毒吐き] 「イイね!」症候群 でしょうか?

[毒吐き] 「イイね!」症候群 でしょうか?久々に [毒吐き] ブログです。
個人的に感じたこと・思うところをストレートに述べるシリーズです。
(※今回は、ごく弱い 毒吐き です。)

過去の 毒吐きブログ は、こちら。
 → 襲撃、被爆、逝く・・・について (2013年01月18日)
 → 毒吐き (2005年12月19日)
 → 「ツライチ」は本当にカッコ良いのか? (2005年05月27日)

今回も他意は無く、あくまで個人的な雑感です。決して 「良いか/悪いか」 の二択を問うものではありません。ご承知おき下さい。

今回のテーマは、「イイね!」 についてです。
以下、具体例を挙げながら私見を述べさせていただきます。

■はじめに : 「みんカラ」 内での 「イイね!」 の意味
「イイね!」 の解説ページ を見ると、次のように書かれています。

  > みんカラユーザーが「イイね!」と思った記事に付けることができるお気に入りの記録です。

判断基準は一切書かれておらず、読み手が単純に 「イイね!」 と思えば付けることのできる、一時的なマーカーのようなものとなっています。つまり、「イイね!」 が付くかどうかは、記事の中身もさることながら、読み手に委ねられている部分が大きいと思われます。


■事例(1) : 強迫観念?
~お友達登録している人の記事に付けないと不安に?~

「イイね!」 は本来、その記事が読み手にとって良いものだ、と感じられたときに付けられるべきものだと思っています。しかしながら、その運用実態は様々であると想像されます。例えば、以下のような状況もあるかもしれません。

 ・「お友達登録している、あの人が書いたブログだから、付けてあげなきゃマズイかも~。」
 ・「あとでオフ会で会ったときに本人から突っこまれるので、今のうちに付けておかないと。」
 ・「あぁっ!もう お友達がみんな付けているぅ! 早く自分も付けなきゃ、乗り遅れちゃう~。」
 ・「オレがちゃんとお友達のページを巡回していることを、アピールするために付けておこう。」
 ・「長文でページのスクロールが大変、読み切れないけど、タイトルイメージから付けちゃえ。」

もちろん、どんな理由であれ、付けるのはその人の判断であり、まったくの自由 です。でも、どう見ても、その記事を正当に評価しているとは思えない 「イイね!」 もある ように感じられてしまいます。

「イイね!」の安売り。悪いとは言いません。
でも安易な 「イイね!」 は、付けられた記事そのものの価値を下げてしまうこともあるような気がします。



お友達登録している人に 「イイね!」 を付けないと、ご自身が不安に感じてしまう・・・そんな 「イイね!」 症候群(or しがらみ?)が、あるのでしょうか。 私の場合は、「普段から良く吟味してイイね!を付けているな」 と思える人が付けた 「イイね!」 に対しては、素直に見に行きたくなりますけどね。


■事例(2) : パーツが良いのか、記事が良いのか?
~装着したパーツが良いという意味で、そのパーツの紹介記事が良いわけではない?~

愛車紹介のパーツレビューに、たくさんの 「イイね!」 が付くことがあります。どんな 「イイね!」 なのかな?と思い、その記事を見に行くと・・・。画像ナシ(あっても1枚だけ)、解説らしきものも 「ついに○○(>アフターパーツメーカー名)の△△、装着しますた!」 などと1行だけしか書かれておらず、装着時の感想や使用時のインプレッションを 期待すると、往々にして裏切られる ことがあります。

  

シンプルなパーツレビューの 「イイね!」。悪いとは言いません。
でも明らかに 「その記事が良いのではなく、単にその装着パーツそのものの、製品としての出来映えが良い(うらやましい?)と思っただけ」 の 「イイね!」 があるような気がしてなりません。

「イイね!」 を付けようとする人には、ご自身が付ける 「イイね!」 によって、単にその記事を書いた者だけでなく、その記事を見に来る別の訪問者を 「喜ばせたり/ガッカリさせたり」 する 作用を生じさせることもある、と自覚すべきかと思います(もちろん、他の人々にも読んで欲しい、知って欲しい・・・の意味を込めて付ける場合もありますよ)。


■事例(3) : 商用目的?の 「イイね!」 は本当に良いのか?
~プレゼントの応募方法が 「イイね!」 を付けること、という場合~

最近見かけた業者さんのブログで、「毎月1名様に○○セットをプレゼント」 などという記事がありました。応募方法は 「イイね!」 を付けること。しかし、そのキャンペーンブログのどこをどう見ても、抽選方法が書かれておらず、「当選者には弊社から直接メッセージを送ります」 とあります。応募時点で抽選方法が明確化・可視化されておらず、非常に不明瞭 だと感じました。しかるに、「イイね!」 の数は3桁(数百単位)を過ぎて、4桁の大台に乗ってもなお、勢いを保っています。個人的には、何とも違和感を感じざるを得ませんでした。

  

お友達登録している人が付けた 「イイね!」 は、ログイン後のマイページで一覧表示されますので、業者さんのブログに 「イイね!」 がたくさん付くほど、宣伝効果も増える と考えられます。単にプレゼントの応募者を募(つの)るだけなら、希望者にブログにコメントを書いてもらうという手もあるワケで(業者さんではなく個人レベルの場合は、むしろこのやり方が多いでしょう)。商用目的?の 「イイね!」 は、新手の宣伝・・・というよりも、むしろ古くからの手法なのでしょう。

毎月、プレゼント企画を継続してくれる業者さんがあるだけでも、ありがたいことです。
しかしながら、果たして業者さんは「みんカラ」運営陣に、商用目的?で 「イイね!」 制度を利用しても構わないことの事前承諾・許可を得ているのか、甚(はなは)だ疑問です。

      + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

以上、「イイね!」 にまつわる私見を述べさせていただきました。
皆さんは、「イイね!」 を付けるときの ご自分なりの基準をお持ちでしょうか。
あるいはそのときの気分やフィーリングで 「イッてまえ!」 なのでしょうか。

お友達登録の有無によらず、ご自身の記事に 「イイね!」 が付けられると、普通は嬉しいものですが、
「(自分の記事ながら)なぜこんなものにイイね!が付くのだ?」 と内心は疑問に感じたことはあるでしょうか。



今回は 「イイね!」 のみを取り上げましたが、これだけでも奥が深そうですね。
いずれにしても、「有意義で」「楽しく」 情報交換させていただきたいものです。

Posted at 2013/06/05 02:36:28 | コメント(13) | トラックバック(0) | 毒吐き・主張 | クルマ
2013年01月18日 イイね!

[毒吐き] 襲撃、被爆、逝く・・・について

[毒吐き] 襲撃、被爆、逝く・・・について年末年始の 「BPレガシィでの 東京→札幌 帰省記」 シリーズが一段落ついたので、次の 「エクシーガtS関連ブログ」 シリーズへと内容を移行させる前に、新年の 「毒吐き」 ブログを入れることにします。

 ◎過去の 「毒吐き」 は → こちら(2005年12月19日付けブログ)

(※文体は 「毒吐き」 口調であっても、あくまでも 私見かつ善意の
指摘
のつもりですので、もしも気分を害された方がいても、当方では関知しませんので悪しからず。)



【納車】
・自動車などを買い主へ納入すること(大辞林 第三版 三省堂)。
・販売業者が購入者に自動車などを納入すること。
 また、修理や車検の終わった車を依頼者に届けること(goo辞書)。

「今日とうとう念願のレガシィを納車しました!」・・・などというブログを見かけることが多い。
嬉しい気持ちは分かるが、読んでいて私はいつも、
   「あ ん た は セ ー ル ス マ ン か ?
   「い っ た い 誰 に 納 車 し た ん だ ?
と思ってしまいます。
「今日とうとう念願のレガシィが納車されました!」か、
せいぜい 「今日が念願のレガシィの納車日でした」 とかだろ。


【襲撃】
・襲いかかること。不意をついて攻めること。「背後から―する」(Yahoo! 辞書、goo! 辞書)。

「襲撃」 を英訳すると assault、一歩引いて make an attack、 という表現になるかと思う。
前者は 「突然襲いかかること、急襲」 のほかに、「暴行」「強姦」「レイプ」 なんて意味もある。

「明日は○○に襲撃しまつ!」・・・などというブログを見かけることが多い。
仲間と楽しみたい気持ちは分かるが、読んでいて私はいつも、
   「あ ん た は テ ロ リ ス ト か ?
   「本 当 に 襲 っ て み や が れ !
と思ってしまいます。
せいぜい、「明日は○○に飛び入り参加します!」 とかだろ。

<↓私的な 「襲撃」 のイメージ(クリックでやや拡大)>



【被爆】
・爆撃を受けること(Yahoo!辞書)。
・原水爆による攻撃を受けること。また、その放射能の害をこうむること(Yahoo!辞書)。
・爆弾を受けること、放射能を浴びること(weblio和英)。

「新年早々、被爆しますた~(笑)」・・・などというブログを見かけることが多い。
欲しいパーツに興味を持つ気持ちは分かるが、読んでいて私はいつも、
    「あ ん た は 戦 争 体 験 者 か ?
    「本 当 に 放 射 能 を 浴 び て み や が れ !
と思ってしまいます。
せいぜい、「物欲を発散します」とか「買う決心が付きました」とかだろ。

<↓私的な 「被爆」 のイメージ(クリックでやや拡大)>


【逝く】
・死ぬ。「死ぬ」の婉曲表現(三省堂 WebDictionary)。

「私も早く逝ってしまいたい!」・・・などというブログを見かけることが多い。
思い切って購入したい気持ちは分かるが、読んでいて私はいつも、
    「そ ん な に 早 く 死 に 急 ぎ た い の か !
    「不 特 定 多 数 が 読 む こ と を 理 解 し て い る の か ?
と思ってしまいます。
せいぜい、「早く購入したい」とか「思い切って散財します」とかだろ。

<↓解釈はいろいろあるが、あえてイメージイラストを載せてみる(クリックで各々拡大)>
  

   + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

襲撃」とか「被爆」とか「逝く」などという言葉を使う者は、その本来の意味も考えず、
本当に何気なく使っているだけだと思う。決して悪意をもって使っているワケではないと思う。

しかし、もしかすると、それらの言葉を目にしただけでも不快な気持ちになってしまうような
生身の人間が、PCモニターの向こう側にいるかもしれない ことを、自覚すべきかと。
(※もちろん、まったくそのように感じない人々も多数いるのでしょうけどね。)

ブログアップする=自分の文章が、世界中の 不特定多数の目にさらされる可能性がある
ということを、どれだけ理解して書いているのか。ブログを目にする者の中には、
もしかしたら不慮の事故や病気で親・兄弟・子供を亡くした者がいるかもしれない。

おふざけでそのような言葉を使うなら、不特定多数の読者の中に気分を害する者が出ることのないように、
あらかじめ特定の仲間だけにしか閲覧できないようなパスワードを掛けるなどの措置が必要なのでは。

あるいは「ワシはワシが書きたいことだけ書いとる。イヤやったら、読まへんかったらエエだけやんけ!
と お思いの方々もいらっしゃるかも。まぁ、それも正論なので否定はしません。

が、自分が書きたいことを書くだけなら、そこらの無料ブログで奔放に書けば良いだけのことで、
わざわざSNSに参加する必要はないと思うのです。逆にSNSでブログを公開するなら、
読み手=生身の相手がいることを自覚した上で記事を書く方が、親切ではないかと思う。
まぁ、そこらへんの明確な線引きは無いので、すべては各自のモラルと主義に任されています。

一介のクルマ好き(当方)が、上記の指摘をしたところで、「だから何?」 「あんた何様のつもり?
と感じる者も、少なからずいるかもしれない(苦笑)。
私自身は、「言葉は生き物」 なので、その時代・その場面に応じて少しずつ、その意味や用法が
変わってくるものだと理解しています。
もしかすると、「襲撃」なんて言葉も、「オフ会に飛び入り参加したり、チューニングショップなどで
仲間と落ち合うこと」という意味のネット用語として、すでに認知されつつあるのかもしれませんけどね。


NIFTY-Serveの会議室(実名登録&コテハン)を経てインターネットの世界に上がってきた者からすると、
ネットは敷居が下がったぶん、モラルも下がってしまった ような気がします。
シスオペやサブシスオペがいないので、誤った発言に注意を与える人もいない。すべては個人任せ。
これまでレガシィ、インプレッサ、エクシーガと乗って来ましたが、新規車種ほど(あるいはネット歴が浅い人ほど)
そういった傾向になってしまっているように感じます。
炎上や閉鎖など 「歴史は繰り返される」 も何度も見てきました。

もちろん、単に書いたり読んだりするだけがコミュニケーションではありませんが、リアルワールドでお互いにより良い関係を永く築きたいなら、ネット内でもより良い配慮が必要になってくると思うのです。

   + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

<↓当方の今月=2013年1月 のPV例(クリックで1064×882に拡大)>


参考までに、当方の今月(~1/17(木)まで)のPVを上に載せます。
これまでのところ、
 ◎更新がない日のアクセス数は、おおよそ1000PV以下。
 ◎更新がある日のアクセス数は、おおよそ1000~2000PV。
 ◎特異的に2000PV超の場合は、2ちゃんねるかどこかの掲示板にURLが貼られた場合。

一介のクルマ好き(当方)なだけのページにも関わらず、このように不特定多数の目に触れられています。
いや、この際、アクセス数(PV値)の多い・少ないは関係ありません。
クルマ好きの人々が集う 「みんカラ」 内では、文章表現にちょっとした気配りを加えるだけで、
もっともっとコミュニケーションの質が高まる余地があるように思っています。

あくまで個人の私見ですけどね。


長文にも関わらず、最後までお読みいただいた方々には感謝いたします。
次のブログからは 「エクシーガtS関連ネタ」 へと続く予定です。
     ↓
[エクシーガtS] インプレッサ用 SWRTステッカーの貼り付け(スバル純正) に続く。
Posted at 2013/01/18 23:09:49 | コメント(9) | トラックバック(0) | 毒吐き・主張 | クルマ
2007年10月16日 イイね!

[CAR検] 自動車文化検定・2級試験 受験記

[CAR検] 自動車文化検定・2級試験 受験記去る2007年10月14日(日)、自動車文化検定(CAR検)の2級を受験したので、その雑感を以下に記す。
(内容的には、「CAR検」 をやんわりと斬るものになっています。)

「CAR検」って何?という方々は こちら。
 → 「CAR検」公式サイト

■申し込むまでの話
私が 「CAR検」 なるものを初めて知ったのは、日課にしているネットニュースを拾い読みしている時だった。asahi.com の2007年08月30日付け記事に、「あなたの「自動車力」試しませんか? CAR検10月に」 というタイトルで紹介されていたのだ。

「自動車力」って何だ? ・・・ということでググって(検索して)みると、すぐに公式サイトにたどり着いた。二玄社などが中心となって主催し、徳大寺有恒氏などが監修した公式テキストまであるという。一体いつの間に、このような企画が持ち上がっていたのだろうか。

失礼を恐れずに正直に書くと、当初 私は 「二玄社」 や 「CG(カーグラフィック誌)」、「徳大寺氏」 などという名前が挙がっている時点で、設問がマニアックというか 外国かぶれ(庶民的ではない)というか、偏った分野 のうんちくを試すような出題になってしまうのでは? との懸念を持ってしまった。しかしながら、仮にも CAR検 とは 自動車”文化”検定 と銘打つものであるから、単なる知識を問うのではなく、自動車の”文化”や 歴史の背景 にあるもの、過去から現在そして未来へと脈々と続いていく モータリゼーション を広く見渡すような出題になるのかな? とも想像していた。

このときは公式サイトを流し見するだけで終了。
数日が経過し、気になったのでもう一度、公式サイトを見に行ってみた。
この時点で、試験申し込み〆切の1~2日前となっていた。

練習問題があり、試しに解いてみると、10問中10問正解となった。出題レベルは、3級が 「クルマが大好き、運転大好き、クルマを見ると即座に車名が言える初級カーマニア」、2級が 「クルマが大好き、運転大好き、クルマを見ると即座に排気量とサスペンション形式が分かる中級カーマニア」 という。受験資格は、どちらも 「車を愛する方ならどなたでも。(年齢・経験など制限ははありません。)」 とのこと。

よっしゃ、それじゃ2級を受けてみるか。ということで、〆切直前にネットから申し込んでみた。

・・・今思えば、このへんに実行委員会側の意図が見え隠れしていたようにも感じられる。と言うのも、もしも練習問題があまりにも難しいようなら、その時点で申し込み数が激減するので、実施前からイベント的に 不成功 に終わってしまうからだ。むしろ練習問題のレベルは、「私にもできた!」 とか 「ボクにも解けたよ!」 という難易度にしておいた方が、参加者の確保 という点で興業的には好ましいハズなのである。

■申し込み後から受験前日までの話
早速公式テキストと問題集を取り寄せた。近くの本屋では入手できないかもしれないので、amazon経由で購入。ちょうどこの頃、会社の仕事が忙しい時期だったので、本屋に行かなくても自宅に配送されるシステムのありがたみを実感した。

その後も公私忙しく、結局、問題集は2回ほど目を通しただけで終了。テキストに至っては、半分・・・いや1/3ほどしか読めなかった。国産車の話はともかく、私は海外のクルマ事情についてはほとんど無知であったことが認識された(汗)。まぁ国産車についても、自分が生まれる前の出来事についてはあまり多くを知らなかったのだが・・・。結局、普段通りの地力で受験することに。

後に、試験当日(10月14日)は群馬の富士重工業(株)・矢島工場で 「スバル大感謝祭」 が開催されることを知る。こちらも1年に1度の大きなイベント。今年のゲストはお笑い芸人の長州小力氏 だという。今まで毎年のように参加してきたから、今回参加できないのは非常に残念だが、まぁ仕方がない。

■試験当日、会場入りするまでの話
東京地区の受験会場は國學院大學。受験票には、「渋谷駅から徒歩約13分」 とある。渋谷駅からバスによるアクセス方法も併記されていたが、歩いて会場入りすることにした。

受験票に記載の案内地図(渋谷駅から会場までのルート)は分かりやすかったが、実際に渋谷駅から降り立って表の雑踏に出ると、どっちが東やら南やら、方角が分からない・・・周囲を見渡しても360°人混みとビルだらけ・・・そう、私は田舎者(しかも電車に乗ったことがあまりない)なのだった。

あたかも、自宅登録をしていないカーナビで 「自宅へ帰る」 ボタンを押したときのような・・・いやいや、GPSが自車の現在地を認識していない状態で目的地へのルートを案内しろと操作されたときのような状態か?(>何じゃ、そりゃ)。もしも太陽が出ていれば、その方角がおおよそ南と判断できるので、現在地からどちら方向に進めば良いのか即断できるのだが、当日はあいにくの曇り空。自分にとっての目印がない状態。速攻で交番で道を尋ねましたよ、えぇ。それが確実ですから。

渋谷駅から明治通りに沿って歩いていくと、ペンを片手に新聞に見入りながら歩く人々の多いこと。予想屋とおぼしき人もいた。近くに競馬場か競輪場か競艇場でもあるのか? 「おいおい、頼むから前をちゃんと見て歩けってば!」
他にも、人混みの中を平気でたばこを吸いながら歩いている人の多いこと多いこと。火種が周囲の通行人の服に触れそうだ! 直後を歩くとケムい。中にはポイ捨てする人も。「おんどれ、他人の迷惑を省みんかいボケ~!!」 と 心の中で小さく 叫ぶ。小市民か?>オレ。

「東交番前交差点」 を過ぎたあたりで、受験生とおぼしき人々の姿が現れ始める。一見、大学生風の出で立ちで、みんな肩から手提げカバンを提げている。その人々の進む方向に目をやると、歩道に点在していた影が次第にハッキリとした人列を形成するように変化していっている。ほどなくして私もその列の一員となり、会場に入門。会場内には至る所に 「CAR検」 の案内表示があり、順路に迷うことはなかった。ガクランに身を包んだ応援団の旗持ちさんが団旗を高々と掲げている脇を通って、ついに受験教室に到着した。試験開始の約30分前である。

廊下では、みんな公式問題集を読み返している。階段では、息子(中学生?)と母親とおぼしき二人組もいた。いいねぇ、こういう風景は。受験番号が記された席につくと、二玄社の出版物を紹介するパンフレットが置かれていた。あぁ、このへんに 商業主義 が見え隠れしている。

■試験問題について
実際に受験してみての感想を素直に書くと、2級は難しかった(※3級の難易度は併願していないので不明)。いや、より正確に書くと 「難しい」 のではなく、「知らないので分からない問題が多い」(※注:私の場合)。1時間で100問(4択)のマークシート式だが、時間が足りなくなることはない。むしろ十分余る、といった印象。ただ、公式問題集に関連した出題はほとんどなかったので、まじめに問題集ばかりを反復学習していた人々は 肩すかしを喰らった のではないか?と思えるほど。

まぁ、サービス問題(例:36秒間に1km進むときの時速は?といったものなど)もあったが、総じて地力が試されることとなった。・・・とはいえ、私に言わせると、自動車の 「文化」 を問うような設問はあまり ない ように感じた。単に知識として 「知っているか/知らないか」 で終わるような単発問題が多かったように思う。公式テキストで、徳大寺氏があれほど熱弁をふるっていた国産車の創世記に関する設問もほとんど無し。引っかけ問題?は2~3問あったかな(初の高速道路、国産初のターボ車、国産初のGPS搭載車、に関する問題など)。

余談だが、マークシートの記入は通常は 縦長 の楕円系を塗りつぶすタイプだが(予備校の模擬試験や大学入試、TOEICなど)、CAR検 では 横長 の楕円を塗りつぶすタイプで、心理的に少々やりにくかった。まぁ実害は無いけどね。

翻って、CAR検 は今回が記念すべき第一回開催だ。
恐らく企画段階では、クルマ好きの人々に対し、あまねく自動車文化を伝えて 啓蒙 しよう、という 崇高な目的 も多少はあったハズだ。そしていざ企画を実行する段になると、きっと運営側でも、どのへんに設問の難易度ラインを設定するか、相当に迷ったと思う。
だが一人の受験者として まったくの私見を述べさせていただくと、現時点で CAR検 を 自動車”文化”検定 と呼ぶには、少々難がある ように思う。

あるクルマが登場したときの時代背景とか、ある技術が発表されたときの開発思想とか、以前は もてはやされた けど今では廃れてしまった装置・装備の歴史とか、技術の進歩に伴いデザインの流れはどのように変遷していったかとか、クルマを時代の鏡と見立てたときの人々の生活トレンドとか、そういった要素が希薄に感じられたからだ。

掘り下げた問題が少なく、表面的な ”雑学” に終始してしまったような感がぬぐえないのが残念に思えた。このぶんだと、来春実施予定とされている1級試験は、どんなピンポイント問題になってしまうのか?・・・と、先が読めない不安を感じてしまう。

なお今回の問題と回答例は、11月末~12月頭にかけて発売されるNAVI誌とCG誌に掲載されるそうだ。合格率が果たして何%程度となってしまうのか、興味のあるところである(もしかすると合格率は発表されないかも?)。
Posted at 2007/10/16 07:12:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | 毒吐き・主張 | クルマ
2006年01月25日 イイね!

瞬間燃費計・平均燃費計の標準装備が進む(その1)

瞬間燃費計・平均燃費計の標準装備が進む(その1)燃費計の標準装備化が進んでいるという話と、
それに関する四方山(よもやま)話・その1。

このほどフルモデルチェンジされたスズキのMRワゴンには、瞬間燃費計&平均燃費計が標準装備された。同社では世界戦略車のスイフトに続いて2機種めの採用で、2006年1月23日付けの日刊自動車新聞(画像参照)によると 「今後、スポーツ色の強い車種などを除き全乗用車に展開していく」 という。

同紙によると、「瞬間燃費計&平均燃費計の表示は、環境や燃費に対するユーザーの関心を高める効果があると判断。自動車メーカーとして 間接的に省資源や排出ガス削減に貢献できる装備と位置づけ、他車種への設定を進めていく。」 そうだ。

なるほど。自動車メーカーとしての社会的責任を考えての方針だな。私見だが、それだったら どうして 「スポーツ色の強い車種」 にも採用しないのだ? と、苦言を呈したくなるねぇ。スポーツ色の強い車種だったら、省資源や排出ガス削減を目指さなくても 良いのかよ 良いのでしょうか? そんなこたぁねぇだろ そんなことはないと考えます。スポーツ色の強い車種で あろうとなかろうと、全てのユーザーに対して 同様に 啓蒙活動を勧めるべきではない のかね でしょうか?>スズキ自動車さん。

ところでこのような話をすると必ず出てくる 勘違い野郎 のが、「燃費を気にするようなヤツは、最初からスポーツ車に乗るな」 と言い張る者だ。スポーツ車に乗る者は、あくまでもそのスポーツ車でできる範囲内で、省燃費なり地球にやさしい運転なりを目指せば良いだけのことだ。自由意志を曲げ、こだわりの 「スポーツ車」 から踏み外す必要はない。要するに 今ある自分の所有車において自分ができる努力をすれば良い のに、「カテゴリー違いのクルマに買い換えろ」 なんて話は、単に 話のスリ替え、大きなお世話 に過ぎない・・・と私は思っている。

まぁ、本人の意思でスポーツ車から燃費性能に優れるコンパクトカーや軽自動車に乗り換えること自体は、決して否定しない。その方が 確かに 環境への負荷が減ると思われるからだ。ただ、人に言われて 「ハイ、そうですか」 と簡単にスポーツ車からコンパクトカーに乗り換えることができるような者は、最初からスポーツ車を選んでいたこと自体が選択ミスだったのではないかとツッコミされても、仕方がないだろうとは思う。

ここまではスポーツ車ばかりが矛先 (ほこさき) に挙がっているが、同様なことは重量級のRV車や大排気量ワンボックスカーなどにも言えるワケで、燃費を気にするならワンボックスカーを軽自動車に買い換えろと言われても、家族が6~7人構成の者は買い換えはできないハズだ。家庭の事情がそれ(乗り換え)を許さないだろう。だから各自がそれぞれのクルマでそれぞれに 「燃費や排出ガスや環境に配慮した運転」 を目指すのが良いのだ。

仕事で大型トラックを使っている事業主にしても同じ。小型トラックに買い換えろと言われても、業務がそれを許さないかもしれない。大型トラックは大型トラックなりの燃費向上を (メーカーだけでなく、ユーザー自身でも) 目指すに越したことはない。その意味でも、各車に 瞬間燃費計&平均燃費計が備わっていた方が、スズキが言うところの 「ユーザーの関心を高め」、「貢献できる」 と考える(注:スズキは大型トラックは生産していないが、グランドビラータなど排気量の大きなクルマは生産している・・・念のため)。

だから冒頭で紹介した 「今後、スポーツ色の強い車種などを除き全乗用車に展開していく」 という例外規定を設けるスズキの方針に私は噛み付くのだ。もしも瞬間燃費計&平均燃費計を標準装備するなら、全ての車種にあまねく付けろっての!・・・と思ってしまうのですよ、ハイ。

その2) に続く
Posted at 2006/01/28 03:31:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 毒吐き・主張 | クルマ
2005年12月19日 イイね!

毒吐き

毒吐き書こう、書こう、と思っていながら、
今まで思いとどまっていた話。

文章には、その人の性格や物の考え方が色濃く反映されることがある。そしてそのような文章に触れたとき、人には さまざまな想いが湧き出ることになる。

今年もそろそろ終わりに近づいたので、今回、思い切って 毒吐き してみることにしました。こちら(みんカラ)では、「ブログ月次報告」 以外で毒吐きすることは珍しいのですが、私自身もたまにはガス抜きが必要だということで、ご容赦願います。以下、興味のある方 のみ、画面を反転 (または全選択) してお読み下さい(該当部分は白文字になっています)。
(※文体は 「毒吐き」 口調であっても、あくまでも 私見かつ善意の指摘 のつもりですので、もしも気分を害された方がいても、当方では一切関知しませんので悪しからず。)

■(例1)スバル車って故障が・・・。

《質問主》
もうすぐ走行10万kmになるH5式インプレッサです。
先日駐車場にオイルが垂れているのを見つけました。
どうやらエンジンのゴムパッキンから漏れているらしい?
スバル車は初めてだけど、スバル車って10万km乗ると故障が多くなるのですかね?
それともオイラの運が悪い?

《私見》
アホンダラ。
12年10万kmも乗っていれば、スバル車でなくても消耗品や定期交換部品は
傷んでくるだろ。お前は劣化と故障の区別がつかんのか。
初めてスバル車に乗ったからといって、不調のすべてをクルマのせいにするな。
自分のメンテナンス管理状況も把握しろ。
他車と比較するなら、スバル車と並行して他車でも同じように12年10万km乗ってからにしろ。



■(例2)ATの変速ショックが・・・。

《質問主》
初めまして。先日レガシィの3.0Rを納車しました。
3速から4速にシフトアップするとき、変速ショックが大きいんです。
どうすればいいでしょうか?

《レス1》
ターボですけど、私のGTも変速ショックが大きいですよ。
レガシィはATのショックが大きいんじゃないですかね。

《質問主》
レスどうもです。そうですか、私だけじゃなかったんですね。
同じように変速ショックで悩んでいる人がいて安心しました。

《私見》
アホンダラ。
他人のトラブル話を聞いて お前が 「安心」 してどうすんだ。全然 解決になっていねぇ だろ!
100人に聞いて100人全員が 「変速ショックが大きい」 と言っても お前は安心すんのかよ。
安心するのは、トラブルが無事に解決してからにしろ!
それに 「3.0Rを納車しました」 って、お前はディーラーマンか? 一体 誰に 納車したんだ?
クルマが 「納車された」 だろ。


■(例3)新年のあいさつで・・・

《投稿主》
去年は色々と教えていただきありがとうございました。
でも理解できたかどうかは別問題です(バク。

《私見》
アホンダラ。
お礼を言うのなら、お礼の言葉 だけ にしとけ。
間違っても 「理解できたかどうかは別問題」 などという、恩を仇で返すような書き込みはするな。
ちょっとは 教えてくれた相手の立場になって考えてみろ!
お前の書き込みを見て、画面の向こうでどれだけ相手がガッカリしているのか、分からんのか!


■(例4)ブレーキキャリパで・・・。

《質問主》
早速ですが、インプ赤キャリとBP2ポットではどちらが効くのですか?

《回答例》
お前の質問は 「武士と侍、どっちが強い?」 と聞いているようなもんだ。


■(例5)フォレスターって・・・。

《質問主》
フォレスターって狭くないですか?運転席重視で。
あとグレードいっぱいあってわからなくて。説明してくれませんか?

《回答例》
おんどれ何様のつもりやねん。カタログもらって試乗しろ!
おんどれの横柄な態度にゃ、誰も助言のコメントなど せぇへんぞ。


他にも たくさんある のですが、とりあえず今回はこのへんにしておきます。このブログの読者には、上記の例が思い当たる人のいないことを祈ります。以上、どうも失礼しました。
(もしも非常に強いリクエストがあった場合は、「毒吐き」 第二弾・第三弾も検討させていただきます。)
Posted at 2005/12/20 19:19:43 | コメント(6) | トラックバック(0) | 毒吐き・主張 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
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