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調布市のKAZのブログ一覧

2005年10月22日 イイね!

[0W-50] があったとは! >エネオス・プロレーシング

[0W-50] があったとは! >エネオス・プロレーシングエンジンオイルの話。

私は長らく、オイルに関しては純正派であった。エンジンオイルもギヤオイルも、メーカーで多大な工数(時間と手間)をかけて開発・評価したであろう 純正品が一番マッチングが良く、またトラブルフリー であると考えているからだ。(※注:今でもその考えは変わらない。)
しかし、それはあくまでメーカーが想定している 「標準的な使用環境」 でのことだ。ユーザーの中には、標準的な範囲に収まらない シビア環境下 でクルマを用いる者もいる。あるいは 特定の目的 のために、あえて機能や特性を絞り込んだ製品を 意図的に適用 する者もいるだろう。

そうしたユーザーにおいては、そのシビアな使用環境や特定の目的に応じたオイルを選択することも、広義の 「チューニング」 であると言える。(※注:決してシビア環境下や特定の効果を得るためでもないのに、見栄や虚栄心などから高価なオイルを使用することは 「チューニング」 ではなく、単なる 「ムダ使い」 だと思う。環境にも優しくないし。)

私の場合、エンジンオイルについては、数年前から冬場は粘度グレードが [0W-40] のものを使用している。具体的には Mobil ブランド だ。これは、主に低油温時のフリクション低減による燃費改善効果を狙ってのことである。ギヤオイルほどではないが、エンジンオイルも低油温時は粘性抵抗が思いのほか大きいので、この温度帯でのフリクションを低下できれば、トータルでの燃費も向上できる可能性があると考えた。さらには、始動時のバッテリへの負担も減らすことができるだろう。(※注:私はクルマで北海道に帰省するのだが、マイナス10~20℃近くでは、セルの回り方でもオイル粘度の大小の差を実感しやすい。)

かつてエンジンに適用されるゴムシール部品の耐力が低かったころは、「低粘度オイルはシール材への攻撃性が強いために使うべきではない」 といった説が支配的であった。化学合成油が初めて世に出た当初は確かにそのような傾向があったかもしれないが、現代のクルマには当てはまらないと思う。少なくとも、クルマ側ではすでに材料的な耐久力は格段にアップしているし、またオイルそのものも日進月歩で改善が進んでいるからだ。だから私は 自分の判断 で、レガシィにも 低温側が 0W のグレードのオイルを入れている。(※注:今のところ、オイルに起因する不具合は発生していない。ちなみにレガシィ系の純正油は 10W-30、後に 5W-30 である。)

その一方、夏場は1~2年前からスバルディーラー扱いの elf オイルを入れている。粘度グレードは 10W-50 で、レ・プレイアード というものだ。ミニサーキットを走る機会があったことから、上の粘度を重視したのだが、富士重工業(株)の技術本部が試験を行い、純正認証している 点が何よりも安心材料として大きい。実際、このオイルでは [1.5年間/1.2万km] を(冬場を含めて)無交換で走り続けたこともあるのだが、その程度の使用履歴では暖機途上の油温の上がり方や高油温時のアイドル油圧なども全く安定しており、安心して使うことができた。

ところがふとしたことから、最近 [0W-50] なる粘度グレードのオイルがあることを知った。エネオスのプロ・レーシング である。試しにキーワード・[0W50] (※ハイフン無し)でググってみたところ、エネオス以外にもこの粘度グレードのオイルがある ようだが、正直に言ってそのブランド名は全く聞いたことがない。一方、エネオスは(私見だが)オイルに関する開発評価体制はしっかりした会社だと思われることから、プロ・レーシング もしっかりした製品だと考えられる。

かつての常識では [0W-50] というワイドレンジは考えられなかったものだが、技術資料の一部 を見ると、まずはベースオイルを十分に低粘度化させたうえで、FM(粘度調整剤の一種)など様々な添加剤成分を効率的に配する(つまりは高温時の粘度特性を両立させる)技術の開発に成功したのだと読み取れるので、ワケのわからない商社か何かが取り扱うような得体の知れない銘柄のオイルにチャレンジするよりも、よっぽど信頼性が高いと思う。

惜しむべきは、このプロ・レーシングが ILSAC規格(GF-4 など)の認証を取っていないことである。個人的には、エンジンオイルの省燃費規格は今後重要視されると思うので、[0W-30] 以上のワイドレンジオイルでもぜひ GF-4 規格への適合を図って欲しいと思う。いずれにせよ、[0W-50] ならば 夏から冬まで・・・真夏のミニサーキット(シビア運転)から厳寒時の冷態始動(省燃費運転)まで・・・をそれ一つでカバーすることが可能だと思われるので、機会をつくってぜひとも試してみたい。
Posted at 2005/10/23 21:19:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ
2005年09月08日 イイね!

ワンちゃんのためのクルマ選び?

ワンちゃんのためのクルマ選び?ガラにもなく、クルマ選びを検討してみた話。

帰省時はカーゴルームに犬を二匹乗せるんだけど、小型のプードル犬とはいえ、荷物満載状態 だから結構キツイのよ。荷物がかさばる冬場は特にきつい。荷物と天井の間に潜り込む感じになる。

BPレガシィだとルーフエンドが下がっているうえにISO-FIXアンカーで天井の張り出しが大きく、さらに元々リヤ全体のデザインもすぼまって(しぼられて)いるから、積載状態で犬を乗せると、荷物と天井の間で 狭い思いをする だろうと思ったのよ。

それで リヤセクションが四角くて積載性に優れる車 が良いな~ってことで思い当たったのが ボルボ 。ボルボと言うと今まで T5R のイメージ が強かったんだけど、最近出た V70 Ocean Race Limited も良いかな?と思ったのがキッカケ。

でも仕様が私好みではなかったので 過去モデル を検討してみる。が、エステートでAWDでターボ・・・となると、グレードが限られてくる。

中古・ボルボV70(グレード:R AWD)
 2005年モデル 650万円(走2千km)
 2003年モデル 567万円(走2万km)
 2000年モデル 362~368万円(走5万~7万km)
 1998年モデル 241~380万円(走5万~12万km)

5年落ちで300万円台後半とは・・・。_| ̄|○
新車価格も高すぎ。こういうクルマは中古も高いが、下取りはそれほど高くないのが慣例。ダメだこりゃ、ってことで目をつけていた プジョー407SW を検討。もともと プジョー好き だったし>俺。

以下、(http://www.407.jp/)より。
テールゲートだけでなく、リヤガラス部分のみでもハッチバック式に開閉できるのね。サンルーフより広いガラスルーフもセールスポイント。ワゴンだけどリヤシートのセンターアームレストがスルー機構付きな点も好印象。グローブBOXはエアコン導入式でペットボトルがそのまま入るし、オプション郡にもドッグネットやアームレストにそのまま載せられる温冷蔵庫があった点もマル。

レガシィの Tuned by STI が399万円・・・ほとんど400万円する ことを思えば、プジョー407SW Sports3.0 (V6-3000cc)が450万円ってのは十分 納得できる(俺的には)。
(407SW Sports2.2 なら420万円。)
そして何より、ディーラー(ブルーライオン店)が歩いて行ける距離にあるという近さも便利(経営母体はモンスターインターナショナル(株)だけどね)。

・・・ってことで、ボルボは 止め(ヤメ)にして今は「プジョー萌え~」状態です。

と思っていたら、そこへ ランエボ・ワゴン発売 の情報が。6MT車は最大トルク40.0[kg・m]で346万円ちょっとか?そそられるねぇ。プジョー407SWの100万円安だな・・・。とすると、プジョーを買ったつもりでランエボ・ワゴンを買い、残った100万円を改造費につぎ込むってコトもアリかな。

いや、オニキスで半額払って3年後に返却(ノーマル状態で乗って、次期レガシィまでの”つなぎ”に)するって手もあるな。

よーし、冷やかし半分で実車を見て来ようっ~と。
(実は三菱ディーラーも家から近いところにあるのだ。)

でも・・・結局は「BGレガシィ続投説に落ち着く」が最有力か。(^_^);;;
Posted at 2005/09/08 21:40:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ
2005年08月20日 イイね!

エアコン故障車、雨天の「札幌→東京」1000kmの旅(後編)

エアコン故障車、雨天の「札幌→東京」1000kmの旅(後編)前日のブログ(前編) からの続き。

フェリーは定刻通り13:30に八戸港に到着。車輌デッキから下船すると、辺りは霧で覆われており、気温も低く感じられた。霧雨が降ったり止んだりするような湿度の高い状況である。レガシィの窓を閉め、サンルーフを開けながら走行する。ルーフBOXを積んでいるので、サンルーフを開けても雨が直接室内に入り込むこと無く換気ができる点は好都合である。

高速道路には乗らず、エアコンも使わずにひたすら下道で盛岡まで南進する。ここで夕食。ころも全体が黒ゴマで覆われている「ごまかつ定食」を頼んでみたのだが、なかなかおいしかった。駐車場に戻って試しにエアコンSWをオンにしてみると、アイドル時にはキィーキィー音がするが若干回転速度[rpm] が上がると鳴り止み、しかしまたしばらくすると鳴り出す・・・といった状況で、札幌出発時の状況と変わらず。

盛岡を後にし、しばらく後に東北自動車道に乗る。この時間に高速に乗れば、東京への到着時刻がETCの深夜割引の対象時間帯に入ると予想されるからである。ところが高速に入るとすぐに雨が本格的に降り出してきた。それとともにフロントガラスも不可避的に曇るようになってくる。エアコンSWを入れずにブロア(送風)のみを操作しても、曇りを取り除くには厳しい状態が続く。窓の上端を数[cm] 開けても効果無し。

それならば・・・ということで仕方なしにエアコンのSWを入れる。当初は、フロントウィンドウが曇ってどうしても(安全上) 仕方の無いときに限って エアコンSWをオン(ウィンドウの曇りが取れ次第、即刻SWオフ)としていたのだが、このような、こまめにON-OFFを繰り返す ような使い方はエアコンにとってもドライバーにとっても 好ましい状況とは言えない。しかも雨はどんどん激しくなる一方だ。

よーし、こうなったら・・・ということで、意を決してエアコンのSWをオンにしたままとする。その代わり、アクセル開度が常に一定となるよう 細心の注意を払うことにする。過去の経験から、エンジンの回転変動が大きくなる瞬間(アクセルを踏み増しした時/抜いたとき)に異音が継続することが分かっているからだ。すると幸いにも、異音はあまりしない。いや、それでも時おり「キュキュッ!」という断続的な音が 不定期に発生 し、そのたびごとに、ほんの一瞬だけ 車輌が後方に引っ張られるかのような走行抵抗の増大 がある。その瞬間は、変動時間Δt [msec] の非常に小さな、しかし明らかな回転変動ΔN [rpm] がインパネのメーター内でも指針の微妙な動きとして確認できる。エアコンのコンプレッサが 焼き付き(→ロック) はしないかと、非常に緊張する瞬間である。

途中、何度かパーキングエリアやサービスエリアに立ち寄って休憩(点検)するが、異音の発生状況は変わらず。むしろ 悪化していない ことの方が、救い と言っても良いだろう。結局、那須のあたりで強い雨と数十[km] もの渋滞にたたられながら、マイナスイオン発生器付きエアコン・・・じゃなかった、異音発生器付きエアコン を恐る恐る使い続けて東北自動車道を南下。

通常のマイナスイオン発生器はリラクゼーション効果によりドライバーをリフレッシュさせる効果を持つと言われるが、今の私のレガシィの異音発生器は、ドライバーを逆に緊張させることで半強制的にSA・PAで休憩(&点検)を取るように仕向けるという、違った意味でのリフレッシュ効果を発揮するという(>ナニ言うとんねん!ってツッコミは無しで)。

自分なりに細心の注意(車輌の挙動に変化が生じた場合に、それを見逃さないようにする)と緊張感を維持させつつ、東北道・浦和ICまで到着。それと前後して雨も小降りになったので、すかさずエアコンOFF。外環自動車道(三郷→大泉学園)では再びサンルーフで換気を取る作戦に出て、下道経由で調布に無事到着~。途中、仮眠したので時刻はAM4:00ころだったか。試しに家にたどり着いたその場でエアコンのSWを入れてみたところ、かなり盛大に「キキキキキィィ~~」と鳴り出して焦る。

文章で書くとアッという間だが、こうして無事に帰省先の北海道(札幌)から東京(調布)までたどり着けましたよ、えぇ!いやぁ、本当に「雨天+渋滞」の高速道路で何事の追加トラブルも無くやり過ごせたことは、幸いでした。私の中ではBGレガシィは決して旧車という感覚は無いつもりなのですが、初年度登録から9年が経過すると、「長距離ドライブでは予期せぬ出来事があるかもしれない」と思ってそれなりの対策をしていたつもりであっても、やはり「予期せぬ出来事」が発生してしまい、図らずも年式(経年劣化)という見えない壁を感じてしまった次第である。

まぁ、「クルマはオーナーに似る」 ということもあるので(>本当か?)、瀬戸際でもしぶとく重責を果たしたBGレガシィをメンテしつつ、今後も愛用していこうと思う。

以上、長文にて失礼しました。
Posted at 2005/08/21 22:48:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ
2005年08月19日 イイね!

エアコン故障車、雨天の「札幌→東京」1000kmの旅(前編)

エアコン故障車、雨天の「札幌→東京」1000kmの旅(前編)前日のブログ からの続き。

札幌周辺では、ヨーカドーやSATYなどの いわゆる「大型店」 の店舗が(都内では信じられないほど)本当に超大型であったり、ホーマックやジョイフルAKなどのホームセンターも敷地面積が広く、品揃えも豊富である。もちろん駐車場代が不要であることは言うまでもない。

ホーマックでは電源不要のクーラーBOXと効果3倍の保冷剤を、ジョイフルAKでは廃油処理箱(商品名:オイルハンター)を購入した。もともと東京に戻ったらエンジンオイルを交換する予定だったのだが、4.0[L] 用の廃油処理箱が210円という安さにつられ、4箱購入。その他、オートバックスでレカロシートにも使えそうな薄手で小さめの低反発クッションも購入する。

量販店やホームセンターで販売されている低反発クッションのほとんどは、私にとっては面積が大きすぎたり、小さい場合であっても厚みが厚過ぎたり、どれも 使えないものばかり だった。あるいは(クッションに加工されていない) 素材としての低反発材 もあったが、カットされている大きさが大きい上に値段も高価である(同サイズの クッションからカバーを取り外した方が安価 な)ので、購入対象外であった。

ところが今回たまたまオートバックスで見かけたものは、幅の狭いレカロの座面にもそのまま敷けそうな小振りのものであったことが決め手となっての購入である。低反発材であることも、私のこだわりに合致する。価格も 500円割引セール中であり、翌日には「札幌→東京」の長距離の旅も待ち受けていることから、今が購入のちょうど良いタイミングだろうと判断し、早速購入。・・・とは言っても、それなりに高価(4480円!)ではあるのだが。

たかがクッション一つに 5000円近くも・・・と言うなかれ。18時間で1000km強も走る機会もある者にとっては、シートやクッション次第で疲労度が大きく変わってくるので決してバカにできないアイテムなのだ。レカロも正しく着座すれば疲労度は少ないが、一般道を淡々と走るだけなら、座面をもう少し高めてクッション厚を確保し、ヒップ部分とヒザ下部分とで硬軟差 を付けても良いだろう。(ちなみに、今回購入したクッションは座面用であるが、同様な腰用のものも販売されていたのだが、すでに エアポンプ式ランバーサポートをレカロに内蔵させている ので、そちらは必要性がなく購入しなかった)。消耗品は在庫処分品や格安品を選ぶことが多いが、必要性や価値があると認めたものは、多少高価でも思い切って買うのが私の買い物様式である。

さて翌日は、フェリーの出発時間AM5:00 に対して余裕を見てAM1:30ころ実家を出発。何事もなく早めに苫小牧に到着。犬たちの散歩をこれでもかというくらいに済ませ、乗船に備える。事前にペットを乗せていると申告していたので、「ペット積載車扱い(※)」となって他車に優先して乗船も早く済ませることができた。
  (※)ペットは船室内に連れ込むことができず、各自クルマの中で保管することになるため、
     ペット積載車は車輌甲板の外寄り(風通しの良いところ)に優先的に駐車となるのだ。

これまで(札幌→苫小牧)のところは、深夜の時間帯の走行であること、北海道なので湿度も高くなく、窓とサンルーフを少しだけ開けていれば、荷室の犬たちも落ち着いていること、といった状況に助けられた。だが八戸への到着予定時刻は13:30であるから、お昼の一番暑~い時間帯と言って良い。しかも湿度がより高いと思われる本州だ(余談だが北海道の人は本州のことを内地と呼ぶことが多い)。果たしてエアコン無し走行はどこまで通用するのか?

後編(翌日のブログ) につづく
Posted at 2005/08/20 20:45:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ
2005年08月18日 イイね!

レガシィ 「札幌→東京」走行前の車輌事前確認

レガシィ 「札幌→東京」走行前の車輌事前確認BG型レガシィの自走で東京都(調布市)から北海道(札幌市)入りした帰省道中での出来事を、帰宅後に振り返ってつづるシリーズ。
(注:ブログの日付と実際の出来事の日付は一致していない場合があります。)

長かった連休もいよいよ終盤に近づいた。東京への帰還を翌日に控えた日、実家の玄関前駐車場で簡単な車輌の点検と整備を行った。

まず灯火類(スモール、フォグ、ヘッドライト、ウィンカー、ブレーキ、後退灯など)やホーンは異常なし。ブレーキ(フット、サイド)も問題なし。ただ、フィーリングとしてフットブレーキの踏み応えが以前から多少柔らかい(スポンジーな)感じがするので、東京に戻ったらフルードを全交換しておきたいところ。

MTのクラッチペダルについては、ペダルを踏み込むたびごとに足元から「キィ~、キィ~」という低級音が聞こえるようになったので、音源を探る。結果、レバー根元の支点部分の潤滑切れであることが判明したので給油して解決。フロント&リヤウィンドウの撥水処理効果(ガラコ)も維持されている。もちろんバッテリも満充電済み(画像参照)。その他(タイヤやキャリアなど)も一通り確認して問題なし(エアコンを除く)。

さて・・・問題はエアコンのコンプレッサ(のクラッチ)だ。すでに 暫定治療 の効果も無くなり、エアコンのスイッチONと同時に「キキキキ」という摩擦摺動音がするように戻ってしまっていた(エアコンの効き自体は十分ある)。軸心を狙ってスプレー潤滑すると、その場は改善されて音が出なくなるものの、根本治療ではないので、帰りの道中でいつ異音が復活するとも限らない。

いや、単に異音がするだけなら良いが、最悪は走行中にコンプレッサ本体まで焼き付いてロック→補機駆動ベルトから発煙→エンスト・・・などというストーリーも考えられる。そこで対策としては、そう、「エアコンは使わない!」 これに限る。

今回の帰省先からの帰路は、「札幌→苫小牧→(フェリー)→八戸→調布」である。「苫小牧~八戸」航路は久しぶりだ。奇しくも、走行中にオルタネータが故障してさんざんな目に遭った あのときと同じ航路である。前回はオルタネータの故障によりバッテリだけに頼った走行をしたが、今回はエアコン(のクラッチ)の焼き付きを気にしながら、まったく同じコースをトレースすることになる。果たして無事に東京までたどり着けるのか?いや、何としてもたどり着かなければならない。

ところで苫小牧では、フェリー会社によって発着ターミナルがまったく別の場所になるので注意が必要だ(苫小牧港と苫小牧東港に分かれている)。念のため、今のうちに目的のフェリーターミナルをナビの登録ポイントに指定・記憶させておく。これで荷物を積み込めば、出発準備完了だ。

ちなみに、往路で使った車載式温冷蔵庫はバッテリへの負担が大きいと判断し、帰路では使わないこととした。代わりに、1.5~2.0[L] のPETボトルも立てた姿勢のまま収納できるクーラーBOXを新たに格安で購入。保冷時間が従来比で3倍長持ちするとの触れ込みの保冷剤も合わせて購入した。持参したノートPCでのメールチェックも終了しているから、あとは運転手(つまりは私)の体調や状況判断力が鈍らないよう気をつければOK。

続編(翌日のブログ) につづく
Posted at 2005/08/19 17:39:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ

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「[整備] #モンキーR [モンキーR改] 路上復帰への道40_遮熱カバーその1(固着ボルト外し・サビ落とし・採寸)の巻 https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8268709/note.aspx
何シテル?   06/18 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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