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調布市のKAZのブログ一覧

2017年01月25日 イイね!

[CBR250Four] エンジン始動せず!を解消する_その2・プラグ清掃と電気系交換

[CBR250Four] エンジン始動せず!を解消する_その2・プラグ清掃と電気系交換新車購入から31年目を迎えた現役選手・ホンダCBR250Four(昭和61年式)について、「エンジンが(急に)始動しなくなった」 というトラブルをDIYで克服するまでの備忘録です。

今回はその2・「点火プラグの清掃と電気系部品の交換(FTAに沿ったトラブルシューティング)」 です。


◎「その1」は こちら → コネクタ清掃とプラグ点検


■点火プラグ確認の巻(後編)
CBR250Fourの点火プラグを外すためには、事前にいくつかの部品を取り外す必要があります。取り外す(または緩める)部品は順に、「センターカウル(純正)」→「ラジエターの固定ブラケット(下)」→「ラジエターの固定ボルト(上)」 が標準工程になりますが、私の場合は社外のフルカウルキットをアドオンしているため、このフルカウルの固定ボルト&ナット(エンジン本体の捨てボスに固定)も取り外す必要があります。

ここまでの部品を取り外して、ようやくプラグキャップを素手で取り外して、プラグレンチが入るに足るだけのスキマが得られます。


<↓点火プラグにアクセスするためには、ラジエターを前方に揺動させて、工具スキマを作る必要あり>
 

上記画像が、物理的にいちばん取り外しにくい#3気筒(カムギヤトレインの手前側)の点火プラグです。中心電極がガソリンで完全にウェットになっているだけでなく、外側電極も表面にデポジットが堆積していることが確認できます。

最後に残った#4気筒の点火プラグは、以下の画像に示す状態でした。


<↓こちらも電極表面にデポジットが付着していることが分かります>
 

記録によると、現在の この点火プラグ(DENSOイリジウムプラグ、型番:IUH24)に交換したのは、2003年3月頃(→ こちら)。自分でも驚いたのですが、年間走行距離が少ない(高々3000km弱)とはいえ、約14年間も 持ちこたえていたことになる・・・のですか! 摩耗性が懸念されるイリジウムプラグですが、十分に長持ちしていました。

■プラグ清掃でエンジン始動なるか?の巻
#1~#4のそれぞれの点火プラグが燃料で濡れていた(カブっていた)こと、また電極(特に外側電極)の表面にはデポジットの堆積も見られたことから、まずは点火プラグの清掃(>交換ではない)にて、エンジンが始動できるかどうかを確かめることにしました。

<↓中心電極は「カブリ」を取り除き、外側電極はペーパー掛け(#180→#320程度)で堆積デポを除去>


電極を清掃した点火プラグを、取り外し時と逆順で取り付けます。これでエンジンが始動できればラッキーです。

結果は・・・点火しません。押し掛けも試みたのですが、エンジンが始動しませんでした。ところが、最後にセルによるクランキングをいつもよりも長めに取ってみたところ、初爆が来たではありませんか! そのまま何度かクランキングを試したところ、ついにエンジンが始動して息を吹き返しました。

ところが、アイドリングによる暖機ののちブリッピングしてみたところ、たちどころにエンジンが停止してしまいました。そしてそのまま、再び始動困難に。


■FTAを再確認の巻
点火プラグの清掃は、「エンジン始動せず」 というトラブルに対して若干の効果はありましたが、不十分と考えられます。そこで、既述の故障モードを再度、検討してみます。

<↓(再掲)事象:エンジン始動せず、に対する主な要因のFTA>


原因究明を確実なものとするため、今度は少々アプローチを変えることにします。「原因として考えられる要因」 のひとつひとつについて、確実にツブしていく手法を採る ことにしました。消去法により、残ったものを原因としてあぶり出す、というパターンです。

■点火系部品の入手の巻
そこでまず、電気系部品として 「レギュレータ」 および 「CDI」 を交換してみることにします。・・・とは言っても、経年30年超の部品ですから、恐らく新品はホンダのパーツセンターにも無いはず。そのため、ヤフオク! で程度の良い中古部品を手配するところから始めます。

<↓MC14型ホンダCBR250Four用のレギュレータ。無事に見つかり、安価に入札→落札→入手しました>
 

◎参考データ
<MC14型用レギュレータ>
 ・ホンダ純正型番 31600-KT7-000
 ・名称        レギュレーター レクチファイアーAssy
 ・参考価格     9,500円(※平成元年1月時点)
 ・取引価格     落札1,980円+定形外送料400円=合計2,380円
 ・備考        走行距離 約12,000kmの品

<↓次はCDIユニットの探索。こちらもヤフオク!で発見→入札→落札→無事入手することができました>
 

◎参考データ
<MC14型用CDIユニット>
 ・ホンダ純正型番 30400-KT7-000
 ・名称        スパークユニット
 ・参考価格     23,100円(※平成元年1月時点)
 ・取引価格     落札2,149円(税込み)+送料1,188(税込み)=合計3,337 円

とりあえず、これで電気系の2大部品が(中古ではありますが)無事にそろったことになります。旧車のメンテナンスには焦りは禁物です。「時間がかかっても当然」 というくらいの心構えでいたいものです。それにしても、新品のCDIユニットは平成元年当時で2万3千円以上もするんですね(驚)。安価に入手できて良かった・・・(※あくまで中古品というリスクは、ついて回りますが)。

■交換してみよう、検証してみよう、の巻
さて、それでは早速、入手した2大電気部品を順番に交換して、エンジンが始動できるのかどうかを試してみます。FTAの要因分析の 「つぶし込み」 作業=トラブルシューティングの一環です。

その前にまず、車載バッテリを満充電させておきます。


<↓FTAに沿った部品交換前に、手持ちの全自動バッテリ充電器で車載バッテリを満充電させておく>
 

それではいよいよ、レギュレータからの交換です。
果たしてレギュレータ交換でエンジンは始動できるのでしょうか。


<↓車載レギュレータをヤフオク入手レギュレータに交換した結果→エンジン始動せず、を確認しました>
 

◎参考データ : MC14型用レギュレータ
 ・選別   SH538-12 6.5(車載品)
        SH538-12 6.5(ヤフオク!入手品)
 ・どもに同じ選別番号


次に、CDIユニットを交換してみます。
果たしてCDIユニットの交換でエンジンは始動できるのでしょうか。


<↓車載CDIユニットをヤフオク入手CDIユニットに交換した結果→エンジン始動せず、を確認しました>
 

◎参考データ : MC14型用CDIユニット
 ・ロットNo.  No.6617(車載品)
         No.6X21(ヤフオク!入手品)
 ・製造ロットは近い

この場合、「入手した中古部品自体が故障品」 というリスクはゼロではありませんが、この段階では対象外としておきます(トラブルシューティングを進めるため)。エンジンは未だ始動できていませんが、この確定作業によって、原因が次第に絞り込まれてきました

さぁ、どうしてくれようか。



「その3」 に続く。
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2017-01-31(Tue.) : 更新
[CBR250Four] エンジン始動せず!を解消する_その3・根拠を持ってプラグ交換 をアップロードしました。
2017年01月23日 イイね!

[CBR250Four] エンジン始動せず!を解消する_その1・コネクタ清掃とプラグ点検

[CBR250Four] エンジン始動せず!を解消する_その1・コネクタ清掃とプラグ点検愛機・ホンダCBR250Four(昭和61年式)は、新車で購入以来、私のワンオーナーで現役31年目を迎えています。

そのCBR250Fourが、昨年末、突然エンジンがかからなくなるというトラブルに見舞われました。結果としてDIYで解消できたのですが、その点検整備の過程について、備忘録として数話に分けて記録します。


■冷態始動後のエンストの巻
2016年12月。その日の朝、私はいつものようにCBRのキーをひねってエンジンを始動させました。

この時期は外気温度が低いため、4気筒エンジンは始動時のフリクションが大きめで、セルスタータを何度か回しながらの始動になります。初爆が来て、スロットルをやや開け気味に保ちますが、油水温が低いのでアイドリングを保てずに数秒後にストールします。

またセルを回し、初爆が完爆になり、スロットル開度に呼応してエンジン回転速度もついて来る(上昇する)ようになれば、始動後のアイドリングも安定します。ここから先は、暖機運転状態になります。

ところがこの日は、いつもと少々異なりました。暖機促進のため、スロットルを約3000rpm(※注1:CBR250Fourの暖機後のアイドルは約1500rpm。ちなみにレッドゾーンは1万7000rpmから)に開けたところ、そのままエンジンストールにより停止。以降、セルを何度も回しても、エンジンがかからなくなってしまいました。

今の今まで、エンジンがかかっていたのに、突然かからなくなるとは・・・。この時点では、点火プラグがカブってしまったのだろう(※注2:CBRはキャブレター。PRG-FI (インジェクション車)ではありません)と思っていました。ガソリンの残量も十分あるし、セルも回るからです。


■ハーネスコネクタの清掃の巻
その日はバイクの使用を諦め、自転車で所用をこなします。時間が取れる週末になるのを待って、車両を点検します。

まずは定番の点火プラグの点検から・・・としたいところですが、250cc4気筒(inline-4)の点火プラグの脱着は少しだけ面倒です(手が奥まで届きにくいという意味で)。そこでまず、すぐにできる簡単な作業として、CDIやレギュレータなどハーネス端子の清掃(電気接点の確認)から行うことにしました。


<↓レガシィを前方に移動して、地下ピットに保管してあるクリーナ(ヤフオクで箱買い)を取り出します>
 

<↓左右のセンターカウルとサイドパネルを取り外します。この日は小さなアシスタント 兼 見学者あり>
 

<↓おぉ!結構、汚れていました。こんなに汚れているとは思わなんだ。洗浄後、端子摩耗無しも確認>
 

ハーネスコネクタを離脱させて、各端子に振動による接点摩耗が無いことまでを確認し、再勘合します。この時点で、エンジン始動を試みましたが、いくらセルを回しても始動しませんでした。そこで、ブースターケーブルでエクシーガの車載バッテリにジャンプし、エクシーガのエンジンをかけながら、CBRの始動を試みましたが、やはり始動しません。恐らくプラグがカブったままなのでしょう。

■故障モード推定(FTA)の巻
エンジン始動せず、の原因として 「点火プラグのカブリ」 が怪しい・・・とは思いつつも、この愛機は経年31年目選手です。もしかすると、電気部品のハンダ割れとかコンデンサ異常などもあり得るかもしれません。

そこで、DIYでトラブルシューティングを進めるのに先立ち、ごく簡単ではありますが、自分なりに故障モード推定(FTA)をしてみました。以下がその推定図です。


<↓CBRは経年31年目選手のため、予期せぬ原因があるかも。それを漏らさないために、FTAを作成>


上記FTAにより、事象: 「エンジン始動せず」 に対して、原因 : 「点火プラグ」「バッテリ」 が可能性として挙げられます(ピンク色のセル)。次いで、「レギュレータ」 「CDI」 「点火コイル」、さらに 「キャブレター」 なども可能性として挙げられます(黄色のセル)。青色のセルは問題無しを確認済み、となります。

■点火プラグ確認の巻
FTAに沿って、(作業の難易度ではなく)推定原因の優先順位に従って、点検を進めていくことにします。まずは点火プラグの現状確認から。

<↓CBR250Fourに標準装備の車載工具一式。点火プラグの脱着には、純正プラグソケットが必要>


<↓車両左端(#1)のゴムキャップをシリンダヘッドから取り外し、点火プラグを取り出そうとするところ>


<↓取り出した#1プラグ。横置きの直列4気筒エンジンなので、1番気筒のプラグ脱着が一番、楽です>


<↓そこそこガソリンでウェットになった状態。やはりカブっており、電極にもデポジットが堆積している>
 

<↓続いて#2 のプラグ点検の様子。さらに奥に位置する#3 になると、次第に手が入りにくくなっていく>


<↓こちらもウェットである(カブっている)が、電極の根元に、比較的多めのデポジットが堆積している>
 

#1~#2 の点火プラグを見ると、「プラグがカブっていること(ガソリン過剰によりウェット)」 「プラグ先端にデポジットの堆積があること」 が確認されました。目視観察上、プラグギャップが開いているように見えたのですが、新品購入時に撮影してあった画像と較べても、それほど差があるようには見えませんでした。

<↓経時劣化で拡大したように見えるプラグギャップ。しかし、新品時とあまり変わっていない模様です>
 

残る #3~#4 についても、点火プラグの状態を確認します。


(その2)に続く
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2017-01-25(Wed.) : 更新
[CBR250Four] エンジン始動せず!を解消する_その2・プラグ清掃と電気系交換 をアップロードしました。
2016年11月28日 イイね!

[近況] レガシィ、エクシーガ、CBR250Four(各車のメンテナンス状況など)

[近況] レガシィ、エクシーガ、CBR250Four(各車のメンテナンス状況など)ここ直近(数週間)の愛車のメンテナンス状況について、備忘録を兼ねて簡単に記します。

<各車の主な作業内容>
◎BPレガシィ  :バッテリ充電
◎エクシーガtS:バッテリ充電、スタッドレス交換、ワイパーゴム交換
◎CBR250Four:バッテリ充電、サイドスタンド危機一髪、他
◎その他    :スーパーオートバックスにてお買い物&景品交換



■レガシィ編
BPレガシィは、10月16日に 補機ベルト張力の再調整(スリップ異音をDIYで解消) して以来、特にこれといった整備はありません。12月末に冬支度(札幌行きのため)を予定していますが、現状は、車載バッテリの充電を時々する程度で落ち着いています。

<↓10月末、11月下旬にそれぞれ全自動充電器にて車載バッテリを補充電する程度の軽いメンテ>
 

■エクシーガ編
エクシーガについては、この一ヶ月間で行った作業は 「バッテリ充電」 「タイヤ空気圧調整」 「スタッドレスタイヤへの交換」 「ワイパーゴムの交換」 です。こちらも、特に大きな作業はありません。

<↓適時、タイヤのエアを補充(※グッドイヤーの 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 を継続モニター使用中)>
 

<↓7名乗車時を参考に補充(タイヤがXL規格の場合、要注意)。目的と好みに応じて微調整します>
 

行きつけのガソリンスタンドでは、手洗いコーナーも併設されている(右上画像)のでありがたいです。

さて、先日は購入したCDをHDDにリッピングしたのですが、特に外出する用事もなかったため、自宅駐車場で録音。ただし IG-ON 状態を長く続けるとバッテリに良くないため、リッピング中は全自動充電器を接続しながら録音しました。


<↓エクシーガの場合、始動時間(セルスタートから初爆まで要する時間)が長く感じられたら充電>
 

<↓エンジン始動せずIG-ON状態を続けると30分後に自動停止する保護機能があるが、避けたい>
 

なお、「降雪に備えたスタッドレスタイヤへの交換(11/23(水)実施)」 「劣化したワイパーゴムの交換(11/27(日)実施)」 については、別途ブログアップする予定です。

■CBR250Four編・その1
CBR250Fourのバッテリは、前回交換時から丸5年以上が経過しているのですが、今なお元気です。が、冬場に備えて、気になるタイミングで充電しています。

<↓現在のバッテリは2011年10月に交換したものですが、今なお衰えを感じさせずに元気です>
 

<↓バイクでの充電風景(家庭用100Vコンセントからコードリールで充電器に給電している様子)>
 

<↓バイク用の場合も、過電圧にならないように注意しながら充電する。終了時はFULLの表示に>
 

■CBR250Four編・その2(メインキー・危機一髪の巻)
さてそのCBR250Fourですが、つい先日、予期せぬトラブルに二回遭遇しました。いずれも経年による変化と見られる現象です。一つ目はイグニッションキーに関するもの、二つ目はサイドスタンドに関するものです。

その日は突然、やってきました。外出先での所用を終えて、帰宅するため、駐輪場でヘルメットとグローブを着用。バイクにまたがってメインキーを挿し、いざIG-ON!・・・すれども、インパネのインジケーターがまったく不点灯。

「あれ? パーキングランプを点灯させたままだった?」
「バッテリー上がりか? いやいや、そんなハズはない。」


<↓何と、メインキーのIG-ONで通電せず。セルスタートではエンジンが始動できない状態に陥った>



再度、メインキーを 「IG-OFF」←→「IG-ON」 に繰り返し操作すれども、まったく電気的な反応は無し。当然、セルも動かずエンジンも始動しない。冷静に考え、押し掛けを試みたところ、運良くエンジンが始動するとともに、電装系への通電を確認できた(ヘッドライト、ウィンカー、ホーン、ブレーキランプなどが正常作動する)。

エンジンが始動したので、とりあえずは自走して帰宅できることになり、ちょっぴり安心(※全然、安心できませんが)。原因は、恐らくメインキーを約27年間、使い続けてきたので、キー溝が摩耗してしまったことによるガタつき発生のため、と推定。

バイク本体は30年目ですが、新車から3年が経過した時点でイタズラ被害によりメインキーを破損されたことがあり、そのときにDIYでキーキットを新品(ホンダ純正の補修品)に部品交換しているため、メインキーは経年27年になる、というわけです。このまま使い続けると、そのうち IG-ON 状態のままでもメインキーが(引き抜けば)抜けてしまうかもしれません。

いずれにせよ、物理キーのIG-ONでメイン系に通電しない(セルモーターが回らない)場合であっても、押し掛けでエンジン始動可能(いったん始動すれば、意図的にIG-OFFしない限りは始動したままの状態がキープ)だと分かったので、対処法は身に付けたことになります。

ということで、現在は様子見の状態です。


■CBR250Four編・その3(サイドスタンドがグラグラの巻)
上記エンジン始動不能のトラブルが発生した頃と前後して、何と、サイドスタンドのボルトが緩んでいて、あやうくスタンドAssyがバイク本体から脱落してしまうところを発見。増し締めで事なきを得たのです。

<発見のキッカケ>
駐輪場などに駐車する際、サイドスタンドを出して駐めるのですが(※CBR250Fourにはメインスタンドの純正採用はなく、サイドスタンドのみ標準装備)、何となく車体が安定せずにグラグラする印象がありました。サイドスタンドには、もともと車体左右方向に対して多少のガタが存在しますが、今回はそんなナマ優しい程度のぐらつきではありません。

そこで当該部をよく観察すると、何と、サイドスタンドAssyを車体本体に固定している締結ボルトが丸ごとそっくり緩んでおり、もしもこのまま症状が進行していれば、サイドスタンド本体がバイクから脱落する ところだったのでした。


<↓何やら違和感を感じ取ったので細部を目視点検すると、サイドスタンド固定ボルトの緩みを発見>
 

<↓経年30年間の使用過程で、徐々に緩んだであろう固定ボルトを増し締めするの図(小計2箇所)>
 

「バイクで外出して目的地に着き、駐輪しようと足を出したらサイドスタンドが無かった・・・」 なんてコトを未然に防ぐことができて良かったです。恐らく、30年間使い続けてきた履歴の中で、エンジンや路面からの入力振動によりボルトの緩みに至った のでしょう。もしも走行中にサイドスタンドが脱落していたなら、シャレにもなりません。本当に危機一髪でした。

■おまけ・スーパーオートバックス編
DM持参で景品がもらえる、ということで、オートバックスに行きました。当初は何も買い物をせずに、景品のみ受け取ろう・・・と思っていたのですが、店内を回った結果、結局は二点の買い物をしました。

<↓久しぶりに来店すると、売り場が少々リニューアルされていました(何となくこの看板に惹かれる)>
 

右上の拡大画像を見ると、製品の謳い文句に 「全米のプロが認めた・・・」 云々と書かれています。思うに、自動車用品だけでなく、音楽や映画の世界でも、日本国内向けの宣伝文句として
 ・「全米が震えた」 とか(>ホラーもの)
 ・「全米が泣いた」 とか(>感動もの)
 ・「全米でヒット中」 とか(>どうせ異国の話だろ?)

などというフレーズが多用されており、気候も風土も異なる国での例え話が、本当に日本国内での拡販につながるインパクトを持つのかね?と毎回疑問に感じてしまいます。いや、あくまで個人的な感想ですが。

さて、売り場を見て回ると、今までにない商品が目に入ります。

布団圧縮袋のアルミホイール版 です。
そう、掃除機で吸引して室内保管するという、アレです。

<↓布団圧縮袋のアルミホイール版か?実際にはホイールを圧縮することはできませんが・・・>
 

「圧縮」 というよりも、「室内保存可能な状態とさせる」 アイテムであると認識して、改めて持参したDMを確認します。景品の概要と、お好きな一品に利用可能な10%割引券(ただし期間限定あり)が載っています。

<↓自宅宛てに届いたDM。 左:先着1800名にでブランケットプレゼント  右:10%割引のチケット>
 

<↓結局、この二点を購入。LED非常信号灯(発煙筒の代用品)と、12V&リバーシブルUSBソケット>


<↓景品のブランケットを入手。サイズは約58cm×92cm。冬場にこの手の景品が企画される例あり>
 

こうして、無事に景品を手に入れることができた次第です。

普段から自分の愛車の状態を把握していれば、万が一、何か変調や異変の兆候が現れた場合であっても、それを察知することができる(可能性が高まる)と思います。今回は、CBRのサイドスタンド固定ボルトの緩み発見が、その実例です。


◎教訓 : 「純正ボルトも30年経てば、エンジン振動&路面入力振動で緩むかも。」

以上、近況報告でした。
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2016-11-30(Wed.) : 更新
[エクシーガtS] スタッドレスタイヤへの交換(&子供たちへの安全講座) をアップロードしました(※近況報告の続報として)。
2016年10月19日 イイね!

[CBR250Four] タイヤ選び その4・装着インプレッション(ダンロップGT601)の巻

[CBR250Four] タイヤ選び その4・装着インプレッション(ダンロップGT601)の巻30年前から現役の愛車・ホンダCBR250Four(昭和61年式、MC14型)のメンテナンスブログです。

劣化した前後タイヤ(BSバトラックスBT-45)と異音の出始めたドライブチェーンを新品に交換しました。今回のブログは、ダンロップ・ARROWMAX GT601 の装着インプレッションと、他店(2りんかん)での買い物についての備忘録(最終話)です。



◎「その1」 は こちら → 現状把握の巻
◎「その2」 は こちら → 銘柄選定の巻
◎「その3」 は こちら → 予約&小物部品購入の巻

<今回のブログの要旨 : ザックリ言うと・・・>
・ダンロップGT601は、BSバトラックスBT-45と較べて軽快なハンドリング。
・レーンチェンジが軽くできる反面、逆に理想の一本のライン取りが難しいと感じる。
・その他、ナップスではなく「ドライバースタンド2りんかん」での買い物を紹介。

■予約ではなく飛び込みで作業依頼
10/9(日)に取り寄せ予約を行い、ケータイ電話にタイヤ入庫の連絡が入ったのが10/13(木)。予想していた1週間よりも短納期でダンロップタイヤが入荷しました。そこで10/14(金)、あらかじめ作業予約を入れておくため、仕事が終わったあとに閉店前の店舗に直接出向きました。

受付カウンターで 「取り寄せ注文していたタイヤの入荷連絡をいただいたこと」「作業内容は、前後タイヤの交換とドライブチェーンであること」「作業当日の朝にバイクを入庫させ、必要に応じて夜に引き取るつもりであること」「土日で予約が空いているタイミングで入庫させたいこと」、をスタッフに告げました。

すると、意外な答えが返ってきました。
 「お客様、今月10月中の作業予約は、すでにいっぱいで埋まっています。」
 「この先、最短でも来月11月中旬以降となります・・・。」

何と、タイヤが入庫しているのに、作業予約は1ヶ月先まで埋まっている、とのこと。
そこで、打診内容を次のように変えました。
 「予約ではなく、朝の開店直後に飛び込みで来店した場合は、作業可能でしょうか?」
 「はい、朝にバイクをお持ちいただいた場合は、当日中には作業完了できる見込みです。」 

つまり、出先での故障や急なトラブルによる ”飛び込み客” も想定して、「あえて事前の予約枠は抑え気味にする」 代わりに 「当日に受付する作業枠を別途、確保 している」 とのことでした。少なくとも、午前中に持ち込めば閉店(20時または21時)前までには作業は完了する(翌日への持ち越しはない)そうです。

そのため、わざわざ来店しましたが、結果的に 「作業希望日の朝に、飛び込みで来店し受付する」 ことに方針変更しました。


■BSバトラックスBT-45からダンロップGT601へ
以下、タイヤ交換前の画像と、交換後の画像を載せます。

<↓交換前の全景。タイヤの刻印を確認すると、3109。つまり2009年の第31週の製造。キャ~~ッ!>


<↓フロントは100/80R17 52H(純正指定サイズ)。ミゾの中に劣化によるヒビ割れがあり、危険な状態 (^^;)>
 

<↓リヤは130/70R17 62H(純正指定サイズ)。ミゾが残っているがブロックが硬化し、オゾン劣化状態 (^^;)>
 

・・・自分で言うのもナンですが、「だから早めに交換したかったのですよ!」

<↓交換後(ダンロップGT601)の全景。BS(バトラックスBT-45)と同様、タイヤ装着時は回転方向指定あり>


<↓フロント>
 

<↓リヤ>
 

ふぅ~。
これで、とりあえず一安心ですね。
(※皮むき&エア管理のため、最初の100km程度は様子見が必要。)


■ベアリングの交換
実は作業依頼の際、私から作業スタッフに対する申し送り事項として、
 「旧車ですので、ボルトが固くて緩みにくかったり、予想以上に作業時間を
  要することも考えられますが、急ぎませんので、じっくりお願いします。」
 「作業を進める過程で、部品の継続利用など判断に迷う状況が生じた
  場合は、その場で当方宛てにご連絡をお願いします。」

と伝えていました。すると、バイクを預けている間、予想に反して(いや、予想通り?)私のケータイ宛てに電話がかかってきました。
 「お客様、フロントホイールシャフトのベアリング交換も、お勧めします。」
 「ご連絡ありがとうございます。実はリヤのベアリングは前回交換済み
  でしたので、今回はご指摘通り、フロントのベアリングも交換お願いします。」

ちなみにベアリングですから、旧品を打ち抜いたあとに新品はプレス機での圧入作業が必要です。


<↓フロントシャフトには異なる2種類のサイズが適用されている。画像は、取り外しした純正装着ベアリング>
 

上の画像に示す通り、純正のライン装着ベアリングは半密閉タイプ。つまり、片側しかシールされておらず、インナーとアウターの間からグリスが漏れ出る恐れがある・・・というのが、作業店(ナップス)の説明でした。

リヤホイールシャフトのベアリング交換(前回のタイヤ交換)の際には、「ガタが出ている」 という理由で交換を勧められましたが、今回のフロントは「片側シールドタイプだから」 という理由で、両サイドがシール構造タイプ(互換寸法の現行タイプ)への交換を勧められました。

でも、良~く考えてみると、「そもそもホンダは片側シールタイプでも耐久性あり、と判断して純正採用した」 のだろうから、事実上は両側シールタイプでなくても実害無いのでは? とも思えます。実際に打ち抜いたベアリングを見ても、上に示す画像の通り、グリスは流失していないようです。・・・が、まぁ、新車から30年間も耐用したのだから、無事であっても予防安全のために今回の機会で交換するのが適、だと考えています。


<↓ベアリング(大)はKOYO製、ベアリング(小)はNTN製。代替品の売価は税抜き700円および880円でした>


ふぅ~。
これで、ベアリングも一安心(これから先、向こう数十年間は持つ?)ですね。
(※シールタイプではあるが、封入グリスが耐熱グレードかどうかは現時点で不明。)


■ドライブチェーンの交換
タイヤ交換と同時依頼したのは、ドライブチェーンの交換作業です。こちらについても、作業前後での画像を載せます。

<↓(左):交換前  (右):交換後  ※今回は都合により、スプロケットの交換は未実施(次回の整備課題)>
 

<↓(参考):ドライブチェーンの、シルバータイプとゴールドタイプの外観上の違い>


■タイヤ&ドライブチェーン交換後のインプレッション
朝10:30頃の受付時点で、「作業開始までの待ち時間が約80分」、「実作業が2~3時間」 とのことで、「車完(車両完成)はおおよそ午後2~3時頃になるかな?」 と予想していたのですが、実際には午後1時過ぎには車完の連絡が着信しました。

恐らく、早めの完成を伝えておいて実作業が遅れてしまうと顧客トラブルに発展する恐れがあるため、「見込み時間を遅めにアナウンスしておき、実作業完了を早めに案内」 する方針なのでしょう。

車両を引き取って、念のため作業状況についてのヒアリング(店舗側からの作業状況の伝達)をさせていただき、帰路に就きます。CBR250Fourにまたがり、エンジンを始動、自分なりの始業点検をしてから店舗を出て、最初の交差点(中通りから街道へ)までの約10m!を走ります。

走ってみた第一印象は
 「ヒラヒラ感 がハンパない」
というものでした。

とにかく、右へ左への切り返しが素早く、レーンチェンジの際には挙動開始と収束が早いのです。BSのバトラックスBT-45のときは、タイヤセンターでの直進性に優れ、コーナリングの際には多少のライン取りがズレても そのままの安定姿勢でコーナーを抜けていくイメージであるのに対し、このダンロップARROWMAX GT601は(新品タイヤで摩耗していないことを考慮しても)、実にヒラヒラと車両のライン取りを変えることが可能(軽い!)です。

コーナーに入ってからのライン取りの選択自由度が高い反面、「この1本! というような ”理想のライン” をそのままトレースし続ける」 ことは、逆に難しいように感じました。恐らく、タイヤのプロフィール(断面形状の曲率半径Rの特性)が、そのまま走行性に表れているのだと思います。

街中をチョイ乗りしただけで上記の印象を感じましたので、峠に行ったときには、乗り手の操作(の良し悪し)が走行ラインに如実に現れるような気がします。単なる 「慣れ」 の問題かもしれませんが。

次に、(エンジンを止めて)車両を手押しする際に、車体が軽くなった印象がありました。これについては、タイヤというよりもドライブチェーンの交換により、ホイール回転時のフリクションが低減されたからだと思います。交換前には、チェーンが一周する間で周期的な摺動音(どちらかというと、うねるような異音)がありましたので。

ふぅ~。
これで、とりあえず実用燃費も多少向上するかも、です。
(※短期ではなく、季節変動も考慮した中長期的な観察が必要。)


■番外編:ライダーズスタンド・2りんかん にて
実はナップスにバイクを預けて作業待ちしている間、家族とともに 「2りんかん」 にも訪れました。以下は、そこで目についたものや買ったものです。

<↓店舗に在庫・展示しているタイヤの種類は多い。ナップスには無かったダンロップTT900GPも在庫あり!>
 

<↓タイヤメーカーのラインナップの中ではスポーツ指向。ただし、個人的にはグルーブの急な角度変化を敬遠>
 

<↓サーキットユースに主眼が置かれたようなタイヤも、店内在庫を持って展示されており、びっくり>
 

<↓ウエアも店内在庫数は多め。elf の各種ジャケットも、実際に手に取り現物確認することが可能>
 

<↓こちらは取り扱いブーツ(レディス用)の例。個人的には、ベンチレーション機能があってビックリ>
 

<↓特売コーナーでツーリングネット(60cm×60cm、青色)を購入。他にサイズや色違いもありました>
 

<↓「2りんかん(でも、ドライバースタンド)」 の自社ブランド品だったのですね。私の用途にはちょうど良いサイズ>
 

こうして 「2りんかん」 で買い物をしている最中に、「ナップス」 から作業完了の電話連絡をいただき、そのままバイクを引き取りに行った次第です。







ホンダのCBR250シリーズは、タイ・ホンダが製造する 単気筒(!) モデルのMC41型が2011年から国内販売されています。そして今年2016年末のインドネシアでの発売以降に、新型のCBR250RR(2気筒。1990年発売の同名のMC22型とはまったく異なるモデル)の国内リリースが予定されています。
(※ちなみに私のバイクはMC14型。型番の数字の小ささから古さが分かります。)

現代は低フリクション高効率の単気筒~2気筒までのインジェクション車が250ccの主流です。クォーターマルチ(250ccの4気筒)のラインナップが消滅し、前後して(TZRやNSRのような)2ストモデルも消滅。今後は、4気筒の250ccはまず現れないでしょう。クルマも燃費指向のダウンサイジングエンジンを搭載する時代です。

4連キャブ・DOHC16バルブで45PSの250ccバイク。私のCBR250Fourは、今となっては 示準化石 のようなバイクですが、可能な限りメンテナンスをして、味わい深く乗り続けていきたいと思います。

(このシリーズ・これにて終了)
毎回の長文をお読みいただいた方々にお礼申し上げます。
2016年10月12日 イイね!

[CBR250Four] タイヤ選び その3・ダンロップGT601予約&小物部品購入の巻

[CBR250Four] タイヤ選び その3・ダンロップGT601予約&小物部品購入の巻30年間、現役で活躍してくれている愛車・ホンダCBR250Four(昭和61年式、MC14型)のメンテナンスブログです。

劣化した前後タイヤと異音の出始めたドライブチェーンを新品に交換します。今回のブログは、「候補の中から購入するタイヤの銘柄を決めて予約」 したこと、「店内で目についた商品&特売セールで購入した品物の紹介」 についての備忘録です。


◎「その1」 は こちら → 現状把握の巻
◎「その2」 は こちら → 銘柄選定の巻

<今回のブログの要旨 : ザックリ言うと・・・>
・CBR250F用の前後タイヤとして、今回はダンロップに決めた。
・特徴として、太く、深く、力強いトレッドパターンを持つ点が決め手。
・その他、秋の特売フェアとして購入した小物部品などの紹介。

■特徴的なトレッドパターンの巻
結論から先に書きますと、今回のタイヤ選びはダンロップに決めました。候補が4銘柄(ピレリ、BS、ダンロップ、IRC)ありましたが、他の銘柄を選ばなかった理由を簡潔に述べると、次のようになります。

 ・ピレリ : 一番高価。かつて履いていた頃の「ウェット路面で滑る」イメージも残留。
 ・BS : 同じタイヤ(バトラックスBT-45)を2回連続で履いているので、新鮮味なし。
 ・IRC : 一番安価かつ一番試してみたかったのですが、私にとって耐久性が未知数。

惜しいのはIRC。単に私の製品知識がないだけかもしれませんが、摩耗耐久性がよく分かりませんでした。バイクメーカーの純正装着タイヤに指定されたモデルを持つメーカーですので、バイクメーカが要求してくるシビアな基準をクリアできるだけの技術力がある、と解釈したのですが、「摩耗耐久性(ロングライフ)」 については、最後までよく分かりませんでした。

こうした中で、ダンロップはその特徴的なトレッドパターンに惹かれました。太く、深く、回転方向に対する角度が鋭角に刻まれたグルーブ。その一方で、両サイドのブロックは面積が大きく剛性が高そう。耐摩耗性はコンパウンドに大きく依存しますが、少なくとも、グルーブは排水性が高そうに見え、ブロックは見た目も手で触った感じでも剛性が高く耐摩耗性に優れそうに見えたため、ダンロップに決めた次第。

(※正直、自分でもダンロップに決めるとは思わなんだ・・・。)

<↓ダンロップGT601のリヤ。太く、深く、回転方向に対する傾角が小さなミゾが特徴。ランド比も大きめ>


<↓こちらはフロント。センターに、回転方向に途切れず1周するストレートミゾを持ち、他のミゾも太い>


■ドライブチェーンの選択の巻
タイヤについては、嗜好も含めつつ、製品特徴を踏まえた銘柄選択をしたつもりですが、ドライブチェーンについては、正直に言って特にこだわりはありません。店員さんに見積もりいただいた銘柄は2つあり、一方はEKチェーン、他方はDIDでした。

・EKチェーン 520SRX2 (110Lシルバー)、(STD108L):当初見積もり1万3000円程度
・DID 520VX2(110Lシルバー)、(STD108L):当初見積もり1万3000円程度

当初見積もり(特売フェア実施前)は、両者ともに同額でした。特徴を聞くと、コマを連結しているピンの太さ(外径φ)が若干異なる程度で耐久性はほぼ同等、DIDに方が(店舗として)多く売れている・・・とのことで、今回はDIDを購入することにしました。

※申し遅れましたが念のため・・・今回も店員さんの許可を得てから撮影しています。

<↓特にこだわりがなかったため、店員さんの説明を聞いてDIDを選択>


<↓DIDの製品パッケージより>


以上、前後タイヤ(ダンロップGT601)、エアバルブ、ドライブチェーン、交換工賃などすべて込みで、秋の特売フェア(フェア価格のさらに10%引き、工賃は割引対象外)により、トータル費用は3万4000円台となりました。通常セール時では計4万1000円台の見積もりでしたから、10/9(日)限定特価で約7000円のお買い得となりました。

■ホンダ純正オイルも購入の巻
この日に買い物をすると、通常セール価格よりもさらに10%OFFとなるため、油脂類も購入することにしました。CRR20Fourの純正指定オイルの粘度は、「10W-40」 または 「20W-50」 です。ホンダ純正油で20W-50はすでにラインナップから消えているようなので、10W-40(1L缶)を4本購入します。

<↓ホンダ・ウルトラG2 の 10W-40 を4缶購入。オイルフィラーノズルも購入本数だけ、持っていける>
 

オイル缶を購入すると、同じ個数だけ給油ノズルも持ち帰りOK、というサービスはありがたいですね。

<↓ノズルがあれば、こんな苦労は要らぬ・・・2016年06月27日付けブログ参照: こちら → 夏場の油圧低下対策
 

■カワサキ純正オイルとMOTULの巻
近年はクルマはもちろん、バイクの世界でもオイルの低粘度化が進んでいます。さらには、オイル交換時の油量も1リットル台(2リットルに満たない)で済む250ccクラスも多くなっていてビックリ。ホンダ純正油ではラインナップから姿を消した 20W-50 のような 「ワイドレンジ」 は、他銘柄であるのかな? と思って見て見ると。

<↓まず、カワサキ純正油で「10W-50」の粘度油があってビックリ>


さすが(?)カワサキ。大排気量用なのでしょうか。あるいは、上の粘度グレードで50番手が残っている事実から、カワサキのエンジンは、総じて放熱量が大きいのでしょうか?(>メタルなどに必要油膜厚さをキープさせるため。)

次に他の銘柄も見ていると、マルチグレードとして LIQUI MOLY や MOTUL にもラインナップがあることが分かりました。


<↓(左):こちらは LIQUI MOLY の10W-50  (右):MOTUL に至っては、20W-50 のほか 10W-60もある>
 

それにしても 10W-60 ・・・って。これが推奨されるエンジンは、どんなに高負荷(潤滑部品にとってシビア)なエンジンなのでしょうか。

■店内で目についたモノ(ステッカー編)
この日は、せっかくの日付限定の特売セールを開催していますので、タイヤやドライブチェーン以外でも購入すべきものがあれば買うことにします。まずはステッカーの類から確認します。

<↓何と、SEVマーシャルのステッカーが! マーシャル好きの私としては、着目せずにはいられません>


(※念のため・・・いわゆる ”SEV”、手のひらサイズの小片をダンパーに貼ると
   脚周りの動きがスムーズになるとか、車体の中央に置くとクルマの挙動が安定
   するなどという効能を謳い文句にしている商品・・・とは、何ら関係ありません。)

<↓猫目部分のみくり抜いて透過型とし、黄色いフォグランプレンズの上に貼ろうか、と考えてやめました>


思案した結果、結局、単なる散財となるため買うことを思い留まりました。
さらに店内を、くまなく散策(?)します。


<↓今度はロスマンズ・ステッカーを発見。しかもホンダ純正部品扱い!>
 

ロスマンズ・ステッカーは、結局購入することにしました。
ホンダでは、恐らくは二度と設定されない(今後は入手困難になる)であろうと思われたため。
(スズキ・ガンマのHB:ハーべー仕様とか、W/W:ウォルター・ウルフ仕様に匹敵か?)


<↓前述の右上の画像では、HRC:ホンダレーシングステッカーは1450円だが、こちらでは300円~450円>


<↓左端は「アイラブZX」ですが、縦方向に読むと「アイラブNX」とも読めるので、ホンダNX系にも適用できそう>


(※NX250R、NX125など)

<↓こちらはelfオイルのメンテナンス用ステッカー。スバルにも純正指定のelfオイルがあるので流用可能


■店内で目についたモノ(その他 編)
ステッカー以外で目についたものを順に挙げていきます。

<↓こちらはグローブキーパー。980円はお買い得・・・ですが、無くても足りるので、結局買いませんでした>


 

<↓(左):グローブの特売もあり  (右):ハンドルウェイトなのにウェイトにならない軽量品もありました>
 

<↓ウルトラマンやゴジラの名で販促効果を狙った製品もありました(商標使用料の方が高くつかないの?)>
 

■まとめ(この日の お買い物)
結局、タイヤについては(リヤの在庫はあったものの)フロントの在庫が無かったため、取り寄せいただくことになりました。納期は約1週間とのことで、後日、再訪することにしました。ドライブチェーンは在庫はあったのですが、タイヤ交換と同時作業を依頼したので、タイヤが納品されたタイミングに合わせて、いっしょに交換します。

その際、「タイヤ交換時に同時にチェーンも交換する場合、工程が重なる分の工賃割引はありますか?」 と尋ねたのですが、「基本的に重なる工程は無いので割引にはなりません」 との回答でした。なお、本来目的の前後タイヤ&ドライブチェーン以外で購入したものは、次に示す画像の通りです。


<↓ホンダ純正オイル10W-40を4本、ホンダ純正ロスマンズステッカーを2枚、格安グローブを購入しました>


<↓スマホ操作も可能な、3シーズングローブ。2000円なり>
 

<↓ホンダ純正のロスマンズ・ステッカー。部番は64144-GT4-960ZA>
 

こうして、無事にイベント価格(通常10%(一部15%)引き+さらに10%引き)にて、タイヤ&チェーン&小物部品を予約・購入したのでした。

<↓タイヤ交換後のインプレッションは、後日になります。帰路はこんな曲を聞きながら帰宅しました>



「その4」 : 交換後のインプレッション(最終話の見込み)・・・に続く。
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2016-10-19(Wed.) : 更新
装着インプレッション(ダンロップGT601)の巻 をアップロードしました。

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] リフレッシュ済みテールカウルの装着 (3)サイドカウル上端との ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8345961/note.aspx
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調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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