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調布市のKAZのブログ一覧

2022年07月04日 イイね!

[トヨタGR Garage] GRエアロスタビライジングガラスコートを買いに行ってきた・後編

[トヨタGR Garage] GRエアロスタビライジングガラスコートを買いに行ってきた・後編トヨタがGRブランドで展開する商品群:GRエアロスタビライジングコートシリーズ に興味を持った私は、子供たちを連れてGRガレージへ出向きました。

が、そこでの出来事は、(接客態度を含めて)予想外のものでした…という雑記の「後編」です。

◎前編は → こちら

■GR86
子供たちの目的は、実際にGR86を目にして手に触れて体感してみること。これまでスバルディーラーでBRZを見てきた経験から、姉妹車(兄弟車?)としてどこが違うのだろう…という点を、自分なりに発見してみることです。

<↓展示車のGR86>


<↓それぞれが運転席に座って、BRZとの細かな違いをチェック>
 
(※GRガレージでの画像は、あらかじめ撮影しても良いことの許可をいただいております。)

GR86には 実際に試乗(に同乗)したわけではありませんので、あくまで静的な印象での比較に留まるのですが、それぞれ思うところはあったようです。

その間、最初に対応いただいたスタッフさんには、当方が購入意思を示した「GRエアロスタビライジングガラスコート」の在庫確認をしていただいておりました。


■店内在庫あり→現金購入不可
しばらく待ったのち、店舗の奥からスタッフさんがやってきて「在庫がありました。本当に購入される、ということでよろしいですね?」と念押しの確認をしてきました。

私 : 「在庫確認、ありがとうございます。
    購入しますので、よろしくお願いいたします。
    奥の業務カウンターに移動した方が良いでしょうか?」
スタッフさん : 「いえ、ここ(お客様席)でも大丈夫です。
         お支払い方法はクレジットカードのみです。」

私 : 「えぇっ?
    今ここで、現金でお支払いするのはダメなのですか?」
スタッフさん : 「そうです、うちはクレカでないと販売しません。」

私 : (いくら現金を持参してきても、カードを所有して
    いないと買うことができないだなんて(驚)…と心の声。)
スタッフさん : 「カードをお持ちではないのですか?!」
私 : 「いえ、あります。今、バッグから出すのでお待ち下さい。」

公式WEBサイト には、カードでなければ購入できない…だなんて書かれていない。
・そもそも店内で在庫確認をお願いした際にも、そんなアナウンスを一言も受けていない。
・当方が差し出したカードはスキャンに失敗を重ね、何度目かでようやく読み取りいただいた。

私は不信感を募らせながらも、努めて紳士的な対応を心がけました。


<↓全国の他店では分かりませんが、東京ではGR商品はカードでないと売ってくれないようです>


■所詮は一見さんか?
カード払いの手続きが終わるころ、ちょうど店内に別のお客様(一人)が来店されました。すると奥に控えていたスタッフさんが「○○さん! お久しぶりですねー。ようこそ、ささ、こちらへ。」…ってな感じで会話を開始。

当方への対応を終えたスタッフさんもショールームの奥に消え、何だか「常連さん」的な接客に勤しんでいる模様。子供たちを含め、我々はまた放置となりました。私は(大人だから)良いとして、将来、Gazoo Racing に興味を持つかもしれない(あるいはユーザーになる可能性もゼロではないかもしれない)子供たちにとって、今回の接客は予想外に辛いものになりました。

私は「せっかく来たのだから」と、子供たちにアフターパーツの展示コーナを再度、見せながら会話を続けました。「プロジェクトμのブレーキパッドはエクシーガでも使っていたよ(ダストがちょっと多かったけどね)。」「ワコーズのガソリン添加剤は、父(=私のことね)のバイクにも入れていたんだよ。」


<↓谷口さーん!>


<↓恐らく定価売り>


<↓エンドレスもある>


<↓ブースを順に解説していっても、子供たちは帰りたいオーラを放つように…>
 

これ以上、この場に子供たちを引き留めても無意味だと感じた私は、寂しい気持ちで店舗を出ることにしました(ブログトップの画像)。この時点でも、スタッフさんたちは常連客さん?と話し込んでおり、私たちへの「お見送り」は無し。確かに一見さんかもしれないが、オレはこうしてGRパーツを買ったんだぜ?

# まぁ私自身は お見送りは無くても構わないけど、
# 今の時代にどんな接客教育しているの? という
# 疑問は拭えない。と思わざるを得ませんでした。

帰り際、道路を挟んで反対側に「わ」ナンバーの試乗車があったので、「興味があれば、今からでも試乗を申し込むよ?」と子供たちに話しかけてみましたが、やはり子供たちの心はこの場に戻ってくることはありませんでした。


<↓レンタカー登録のGR車両も置いてありましたが…>


■備考
今回のGRガレージ訪問で、いただいたカタログは次の3部です。GR86、2022アルパインスターズ、BZ4X。

<↓カタログはこの3部をいただきました。GR86はスタッフさんから、他の2部は自由に取れる棚の中から>


<↓GR86。スバル乗りにとっては見慣れたエンジン型式のカットモデル>


<↓左:アルパインスターズ  右:BZ4Xは薄口カタログに「想定問答集」とも言えるリーフレットが挿入>
 

思えば私は中学生の頃、自転車を漕いでスバルディーラーにカタログをいただきに行っていましたが、明らかに免許も無い私に対し、当時のセールスさんは親切に対応していただきました。

# → そして私は今もスバル車ユーザー。

そんな私が大人になり、今度は子供たちを連れて、スバル以外のカーディーラーさんに何度か訪れています。かつて訪問したことのある他社ディーラーさんは、例えば日産もスズキも好印象でした。当時の様子を過去ブログから挙げると、以下のような例がありました。

◎日産での接客例
 → その1・日産ディーラー訪問編(日産ドリンクホルダー流用装着)

◎スズキでの接客例
 → [スイフト・スポーツ] その3・CVT車に試乗、前編(スバルユーザーによる試乗記)
 → [スイフト・スポーツ] その8・見積もりとレガシィの査定 編(自車の現状価値を知る…の巻)

今回のGRガレージで私たち親子が受けた接客は、マニュアル通りだったのかもしれません(反社じゃないことの宣言書への記入要請、現金ではGRパーツは販売していませんよ…etc.)。

でも全然、お客様第一主義を謳う「トヨタらしく」ありませんでした。まぁカーメーカー(トヨタ自動車)と販社(トヨタモビリティ東京)とは別会社でしょうけど。今回のような接客状況が続くようなら、クルマ好きの裾野が広がることは難しいでしょうね。

以上、単なる私見ではありますが「GRガレージに行ってガッカリした」という雑記でした。
2022年07月01日 イイね!

[トヨタGR Garage] GRエアロスタビライジングガラスコートを買いに行ってきた・前編

[トヨタGR Garage] GRエアロスタビライジングガラスコートを買いに行ってきた・前編世の中には、効果が明らかな製品、理屈上は効果があるけど体感しにくい製品、効果があると謳われるけど理屈が分かりにくい商品…など多々あふれています。

いわゆるオカルトグッズの類もありますが、だからと言って「実際に試しもしないで、先入観のみで否定する」こともどうかな?と思うケースもあります。


■TOYOTA Gazoo Racing のWEBサイト
前置きはさておき、先日、トヨタの公式WEBサイトを見ていたときのこと。Gazoo Racing のページから GR PARTS のページに飛んだ際に、目を引くものが映りました。その名も「GRエアロスタビライジングコートシリーズ」(→ こちら )。

<↓トヨタ/GR PARS 公式サイトより>


長い名前なので、分かりやすいように区切りを付けて読むと「GR/エアロ/スタビライジング/コート/シリーズ」になりますね。GRはブランド戦略銘柄、エアロはそのまま(空気抵抗を連想させる)エアロ、スタビライジングは安定化させる、コートは膜またはコーティング、シリーズは恐らく一連の商品展開群があることの表現…だと読み取りました。

そのままページを読み進んでいくと、どうやら「GRボディコート」と「GRガラスコート」があるようです。前者は税込み3300円、後者は税抜き2500円。同じ GR PARTS なのに、一方は税込み表示で他方は税抜き表示となっている点もナゾです。


# ボディコートは安いと思わせて、
# ガラスコートは高いと思わせないための方策か?

<↓何やら定性的な特徴と定量的な測定結果が混在された状態で説明されています>


■興味が湧いたら…
私は洗車は年に数回しかしない男。恐らくボディコートの効果は分からないでしょう(3300円は私にとって高いと判断)。その一方、ガラスコートは「ヨーレートが云々…」する以前に、安全な視界確保に役立つことでしょう、きっと。…と考えたときに、私にとって2500円はそんなに高くないと判断。

「いっちょ、買ったるか!」と決断しました。公式サイトには「お近くのGRガレージ、トヨタ販売店、カー用品店でお買い求めいただけます。」と明記されており、GRガレージ以外の「普通の」トヨタ販売店でも購入できるようです。

過去にトヨタ販売店でトヨタ純正部品を購入したときに、好印象だった店舗があるので(※1)、いったんはその店舗に行こうかと思いました。

(※1):その3・受取編(トヨタ純正・クラウン用ウェザーストリップの流用)
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/35170658/

しかし、普通のトヨタ販売店がGRパーツを常時在庫として持っているかどうか不明で、もしも取り寄せになる場合は再訪は面倒だな、だったら直接 GRガレージに買いに行った方が「より確実だな」と考えました。


# 飛び込みでスバルディーラーにSTIパーツを買いに
# 行くよりも、東京・立川のカスタマイズセンターに
# 行った方が在庫が豊富だろう…という考えと同様。

■GRガレージに行ったものの…
明確な目的を持って(=大義名分を持って)スバル以外の販売店(GRガレージ)に行くチャンスなので、子供たちを誘って行きました。娘と息子の2人です。

娘は先日、私の運転でスバルBRZに同乗試乗しており、比較対象としてGR86を見るチャンスを得て興味津々です。息子もスポーティカー好きなので、スバルとの(接客のされ方の)違いを体験するチャンスです。

GRガレージのお客様駐車場にBP型レガシィを駐め、店舗の入口に向かいます(ブログトップの画像)。この時点で、スタッフさんは誰一人として出てきません。「トヨタらしくないなぁ」と感じつつ、店内に入ります。


<↓日曜日の午後。店内はガランとしており、入店しても誰も出て来ません…>


我々の来店に気がついていないのか? あるいは他の業務で忙しいのか? しばらく空虚と化したような空間で、我々は店内を見渡します。まずは、入口付近に娘が(BRZとの比較のために)見たかったGR86が置いてあります。

<↓ポツンとGR86(※デモカーでナンバー無し)>


<↓何やらサイン色紙が展示>


<↓GR86の脇には、高価そうなマフラーが展示>
 

とりあえず用件を伝えるべく、店内の奥に進むと ようやくスタッフさんが捕まりました。あらかじめ、公式WEBサイト内の「GRエアロスタビライジングガラスコート」のページを印刷して持参してあります。

私 : 「GR86の実車を見せていただきたいのと、
    GRエアロスタビライジングガラスコートを
    購入するため、こちらに伺いました。」
   (と言って、印刷ページをお見せしました。)

スタッフさん:「ご来店は初めてですか? でしたら
        まず先にこちらにご記入ください。」


<↓渡された記入用紙。「私は反社会的勢力ではないですよ」と宣言させるための誓約書


おおぉ。いきなり「暴○団」対策ですか。
GRガレージはそんな被害に遭ってきたの?

…まぁ、素直に必要事項を記入しました。

ここでようやく、GRエアロスタビライジングガラスコートの在庫有無を確認いただけること、その間はGR86の展示車に触れても良いこと、そしてデジカメで店内の撮影をしても良いことの許可を得ました。

スタッフさんは奥に引っ込んでいきましたので、ここで改めて、店内を見渡します。


<↓アフターパーツのコーナは充実>


<↓HKSさんの展示コーナー>


<↓フジツボさんの展示コーナー>


セールススタッフさんに「まとわりつかれる」のは嫌ですが、今回はものの見事に「放置状態気味」でありました。そのため、連れてきた子供たちもテンションがダダ下がりになってしまいました。

後編に続く。

 ↓
 ↓
 ↓
2022-07-04(Mon.) : 更新
[トヨタGR Garage] GRエアロスタビライジングガラスコートを買いに行ってきた・後編 をアップロードしました。
2012年02月10日 イイね!

[トヨタ・86(ハチロク)] スバルユーザーが東京トヨタに行ってみた(番外編)

[トヨタ・86(ハチロク)] スバルユーザーが東京トヨタに行ってみた(番外編)スバル・BRZではなく、トヨタ・86(ハチロク)のカタログをもらうため、
レガシィで東京トヨタのディーラーに乗り付けたときの様子をつづった雑記の番外編です。
 ◎(前編)は → こちら(トヨタセールスマンもスバルディーラーに?)
 ◎(後編)は → こちら(アンケートでの顧客情報収集もノルマか?)

女性スタッフが頃合いを見計らって 「お飲み物は?」 と声掛けしてきた。他メーカーの車(レガシィ)で乗り付けたお客様が、商談テーブルで対応セールスマンと熱い会話をしているように見えたのだろう。

実際には、私は冒頭から 「買い換えの意志はありません」 と宣言しているのだが、女性スタッフはまさか、そのような話の展開になっているとは夢にも思わなかったことだろう。テーブルの端に目をやると、ドリンクメニューが置いてあり、アイス系とホット系を自由に選べる。このへんは、スバルディーラーやマツダディーラーなどと同様だ(マツダディーラーの場合は → こんな感じ(MPVターボ試乗時) だったが・・・)。

少々遠慮がちに、しかしハッキリと 「ホットコーヒーをお願いします」 と伝えた。
生粋のトヨタセールスマンと濃い(?)スバルユーザーとの会話は、まだまだ続く。

私 : 「スバルのデックスと、トヨタのbB(ダイハツのCoo)のようなOEMの場合とは異なり、
    BRZとハチロクは自動車メーカー同士の共同開発車ですから、
    それぞれの メーカーが用意するオプションパーツ類には互換性がある と思います。」
セ : 「と、言いますと?」
私 : 「ハチロクを購入したお客様がスバルのSTIパーツを購入したり、あるいは その逆
    あるかもしれない、と思うのです。」
セ : 「・・・・。」
私 : 「BRZを購入したお客様 が、ハチロク用のオプション部品(のみ)を購入するため、
    トヨタディーラーに来店する可能性もある かもしれませんよ?」
セ : 「正直、そこまで考えていませんでした。」

スバルユーザーにはアクティブなネットユーザーが多いこと(オフ会でお互いに ボンネットを開けて エンジンルームを見較べて情報交換する人々も多い)、また オプションパーツの流用 を考えるユーザーも多いこと(インプレッサの部品をレガシィに流用、など)、を伝えた。もともとセールス氏の印象として、ユーザー層の裾野が広いトヨタ車とは異なり、スバル車には マニアック なユーザーが多く、そのような人々がトヨタディーラーに来店したら? 一体どう対応すれば? と思ったようです。

確かに、(スバルの)セールスマンよりも商品力に詳しいスバルユーザーはいますから、トヨタのセールスマンとしては、今回の トヨタと富士重工業のコラボ によって生まれたハチロクは、売りやすくも売りにくいクルマ なのかもしれません。ちなみに、現時点(2012-02-10現在)で各メーカーよりWEB公開されているパーツ情報は、次の通りです。ご参考まで。
  ◎トヨタ自動車 → こちら(ハチロク用のTRDパーツカタログサイト)
  ◎富士重工業 → こちら(BRZ×STIコラボレーション限定記念アイテム)

        + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 

ところで、トヨタの商談テーブルに置いてあった 「ぬりえ」 について一言。
まずは以下の画像をご覧下さい。

<↓一見すると、よくある ”お子様用のぬりえ” に見えるのだが、各用紙ごとに個別のシリアルナンバーがある>
  

<↓同じように見える図柄をよ~く見ると! 何と、1枚1枚で図柄が異なるじゃないか! 右側は 手抜き か?>
  

国内月間販売台数、国内年間販売台数のトップを走るプリウスを模したイラストのようだが、ぬりえのそれぞれでシルエットが微妙に異なっている。右側のイラストは、明らかに ドアのプレスラインが無い ではないか! スタッフが一枚一枚、手書きでイラストを描いているワンオフものなのか? いや、切り剥がす前の状態は、それぞれのページにシリアルナンバーが付いた冊子であったから、明らかに販社向けに配布された印刷物である。

もしかすると、シリアルナンバー順にめくると動画になる ”パラパラ漫画” になっているのか? と一瞬思ったが、来店した子どもたちに配布すれば順序どころか、まずバラバラになるし。。。

同じフォーマット(各回で統一のイラスト)で受賞者を決める 東京スバルの 「スバリストkids ぬりえ大会」 を見てきた私からすれば、大変驚かされた。自動車メーカー同士で社風が違えば、当然その販社(ディーラー)の営業方針も変わるだろう。BRZとハチロクの味付け(サスペンションセッティングや内装の仕上げなど)しかり、アンケート用紙の設問しかり。だが、子供向けのイラスト用紙の書式?考え方?までトヨタとスバルで異なるとは、思いもしなかった。

そう考えると、スズキ自動車とVW(フォルクスワーゲン)が提携契約を解消した例もあることから、社風や文化の異なる自動車メーカー同士が Win-Winの関係を保ちながら、BRZとハチロクを 量産車としてそれぞれ 市場に出せた(スタートラインに立たせることができた) のは、案外奇跡に近いことなのかもしれない。その意味では、今後 BRZとハチロクを本当に ”育てていく” のは、ユーザーたちに かかっている のだと思う。

        + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 

以上、3回(前編後編、今回の番外編)に渡って、スバルユーザーからみたトヨタディーラーの印象を素直に書かせていただきました。長文にも関わらず、毎回ご覧いただいた方々、ありがとうございます。また、皆さんから たくさんの 「イイね!」 もいただき、感謝しています。当方のブログが、皆様にとっても何らかの参考になれば幸いです。

<完>
2012年02月08日 イイね!

[トヨタ・86(ハチロク)] スバルユーザーが東京トヨタに行ってみた(後編)

[トヨタ・86(ハチロク)] スバルユーザーが東京トヨタに行ってみた(後編)スバル・BRZではなく、トヨタ・86(ハチロク)のカタログをもらうため、
レガシィで東京トヨタのディーラーに乗り付けたときの様子をつづった雑記の後編です。
       ◎(前編) は → こちら

東京トヨタの営業所(CARステージ○○)を訪れたのは、実は今回が初めてではない。かなり昔のことになってしまうが、ぴぴっとフォン を検討していたときに来店したのが最初。2回目は、現行プリウスがデビューしたときに、資料としてカタログ一式をもらいに来たときだ。

いずれも当時対応いただいた担当員の対応が好印象で、さすが社員教育に力を入れている(というよりも、社員教育にかけられる資金や資源規模が大きな) トヨタの販社だな、と感じたものだ。そして今回が、都合3回目の来店となる。立地条件の良い場所で、広い店舗、子供用のプレイエリアも充実しているが、ショールームには思いのほか、他のお客様の姿を見かけないのが不思議である。

        + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 

テーブルに着きながら、生粋のトヨタセールスマンと濃い(?)スバルユーザーとの会話は続く。
私 : 「ハチロクの、オプションパーツカタログやアクセサリーカタログは あるでしょうか?」
セ : 「申し訳ございません。当店には、まだ入ってきておりません。入荷次第、すぐにご連絡
    いたしますので、よろしければこの アンケート用紙にご記入 いただけないでしょうか?」

(そら来た!顧客情報を得るための、定番の会話運び だな・・・と思いつつ)
私 : 「現時点で 購入見込みは無い のですが、それでもお願いできますか?」
セ : 「えぇ、もちろんです。」

セールス氏はおもむろにアンケート用紙を私の前に差し出した。記入欄には、希望連絡先や現在の所有車情報のほか、トヨタ車の購入に関する設問が少々。「あなたがクルマ選びをする際、次の5項目について、最も重視するものから順位付けしてください」・・・云々。選択肢として、価格・内装・荷室の広さ・燃費などが挙げられており、「エンジントルク性能」 とか 「走り」 などといった項目は皆無。う~ん。私が重視する項目が無さすぎる(苦笑)。これが 現状のトヨタのユーザー層を表している のだろうか。

セ : 「記入欄をすべて埋めていただかなくても結構ですが、メールアドレスはお願いします。」
私 : 「以後の連絡はメールで、ということでしょうか?」
セ : 「そうです。お客様の中には、直接訪問を嫌う方もいらっしゃいますので。」
私 : 「なるほど。直接訪問してもお客様不在なら 営業効率も悪い し、メールなら 送信履歴も残ります ね。」
セ : 「その通りなんです。」

この営業所では、メールアドレス宛てに必要情報を送信し、顧客管理していく企業方針なのだそうだ。
(※会社としては業務効率の向上につながるが、顧客の満足度向上につながるか?は不明かも・・・。)

        + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 

私 : 「ところでセールスマンには、営業の月間目標(ノルマ)があると思います。新車の成約台数とか、
    部品・用品の売り上げ以外に、こうした ”アンケート用紙による顧客情報の吸い上げ” についても、
    社内的にセールスマンとしての 営業成績にポイントがカウントされる のでしょうか?」
セ : 「(うぐぐっ。)あ、いや、営業成績には直接カウントされないのですが・・・(以下、モゴモゴ)。」

私 : 「ところでトヨタの営業所に、他メーカーの他銘柄車で乗り付けるお客様が来た場合、
    セールスマンとして注目してしまうものですか?」
セ : 「えぇ!そりゃぁ、もちろんです! 」
私 : 「先ほどの話で、セールスさんが競合他社のディーラーに直接クルマを見に行くと、”同業者である
    とバレそうになる”、とのことでした。私はこのように、スバルにもトヨタにもディーラー訪問
    が可能ですから、今度ハチロクのオプションパーツカタログを受け取りに再来店する際には、
    スバル(BRZ)の様子がどんな感じだったか、お伝えしましょうかねぇ~?」
セ : 「うぉ!ぜぜ、ぜひお願いします。」

このように、冗談も交えつつ本音トークでの会話が進んでいったのであった。
(ハチロクのカタログをもらいに来たハズなのに、セールスマンの裏側?内情?を聞いてしまう私って・・・。)


(番外編):最終話 へと続く。
2012年02月05日 イイね!

[トヨタ・86(ハチロク)] スバルユーザーが東京トヨタに行ってみた(前編)

[トヨタ・86(ハチロク)] スバルユーザーが東京トヨタに行ってみた(前編)トヨタ・86(ハチロク)のカタログをもらうため、レガシィで東京トヨタの
ディーラーに乗り付けたときの様子をつづった雑記の前編です。

単なるOEMではなく、社風(大げさに言うと社内文化)が異なる 自動車メーカー同士が共同開発して生まれたBRZと86(ハチロク)。富士重工業とトヨタ自動車のそれぞれの公式ニュースリリースによると、
前者は3月28日より発売後者は4月6日より発売 とされている。

巷では、BRZがスバルディーラーにぼちぼち配車されているが、トヨタディーラーではまだ86の実車は見かけない。東京トヨタのWEBサイトで事前確認すると、「展示車の用意は4月以降となります」 とのこと。が、カタログはすでに届いているハズだ。・・・ということで、早速もらいに行ってみることにした。レガシィに乗って。

とある日曜日に、都内の東京トヨタ・某営業所へ。比較的店舗規模の大きな、「CARステージ○○」 と呼ばれる営業所だ。スバルで言うところの 「CAR DO SUBARU ○○」 に相当するメガディーラーなのだろうか。お客様駐車場にレガシィを止め、クルマから降りたところで、店舗の中からセールス氏が出てきた。早速、こちらから用件を切り出す。

私 : 「ハチロクのカタログをいただきたいのですが、もう営業所には届いているでしょうか?」
セ : 「ええっ?・・・(少々間が開いてから)・・・あっ。は、はい。ございます。少々お待ち下さい。」

セールス氏は私を ショールームに案内することも忘れて(?)、一目散にカタログを取りに奥へと消えていった。他銘柄のワゴン車で乗り付けたドライバーの口から出た 「ハチロク」 の言葉が、そんなに意外だったのだろうか。まぁ、とにかくカタログが得られそうで一安心。こちらからショールームの中へと入っていった。

私はセールス氏に、
  (1). 今回の来店の目的は、「ハチロク」 のカタログを手に入れること。
  (2). レガシィの車検は去年通したばかりであり、少なくとも今後2~3年は買い換えの意志は ない こと。
  (3). スバル車ユーザーとして、BRZ と 86 の情報比較をしたいこと。
を素直に告げた。

カタログを受け取る際にも、念押しで 「言葉は悪いですが、”購入見込み客” ではなく、単なる ”冷やかし” ですので ご承知置きください」 と宣言したが、対応いただいたセールス氏は快くカタログを渡してくれた。

<↓入手した86(ハチロク)のカタログと価格表>
入手した86(ハチロク)のカタログと価格表

<↓試乗してクイズに答えると、コナン君のクリアホルダーがもらえるキャンペーンも実施中(~3/31まで)>
コナン君のクリアホルダー(表側)  コナン君のクリアホルダー(裏側)

私 : 「ハチロクに対するお客様の反応は、多いですか?」
セ : 「(展示車も無いので)まだそれほどではありません。」
私 : 「先日、通りがかった近所の○○スバルには、もうBRZが置いてありましたねぇ・・・。」
セ : 「本当ですか!」

発売前のBRZがスバルディーラーに置いてあり、結構な ”黒山の人だかり” 状態であったことを伝えると、セールス氏は興味深そうに私の話に聞き入ってきた。

私 : 「セールスさんは、競合車を見るために他メーカーのディーラーに行くこともあるのですか?」
セ : 「えぇ、ありますよ。スーツを着たままクルマを見に行くこともあります。
    でも、何だか 気まずくなることもある んですよ。」
私 : 「・・・と、いいますと?」
セ : 「なぜか分かりませんが、向こうの(他社の)セールスマンから ”ご職業は?” と聞かれることがあって・・・。」
私 : 「う~ん。セールスマンはお客様の ”人間観察” にも優れるでしょうから、同業者だと分かる のでしょうか。」
セ : 「いや、どうでしょう? その場では分からないハズですが。」

などという話題からスタート。
今日、初めて会ったばかりの、生粋のトヨタセールスマンと濃い(?)スバルユーザーとの会話が続くのであった。


(後編) に続く。

プロフィール

「今日は器械体操の練習後のスキマ時間で、(以前から仕込んでいた)モンキーRのマフラーのサビ取り確認と、耐熱黒スプレー塗装を行いました。CBRもモンキーRも、出来ることを少しずつ、でも確実にメンテを続けています。」
何シテル?   06/08 18:06
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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