• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZのブログ一覧

2025年10月29日 イイね!

[国立天文台] 三鷹キャンパス公開イベント 「星と宇宙の日2025」 に参加(後編)

[国立天文台] 三鷹キャンパス公開イベント 「星と宇宙の日2025」 に参加(後編)2025年10月25日(土)、国立天文台・三鷹キャンパスで開催された特別公開イベント 「三鷹・星と宇宙の日2025」 に家族で参加してきました。

普段は非公開の設備も見学することができました。今回は、その様子を お伝えするブログの後編です。

◎前編は→ こちら


■重力波アンテナTAMA300
午前中にワークショップで CD分光器の製作とスペクトル体験を行ったあと、重力波実験棟へと向かいました。ここでは、「TAMA300」 と呼ばれる 「重力波をとらえる干渉計」 が設置してあります。

<↓「重力波」 の説明パネル。直接とらえることに成功したのは 2015年9月とのことで、ごく最近の成果>


<↓ブラックホールが連星を成し、さらに合体して新しいブラックホールになったことが分かった、とのこと>


<↓「重力波の干渉計(TAMA300)」 の概要。光を半分通して半分反射するのがビームスリッター>


「重力波」 は、アインシュタインによって一般相対性理論の中で予言されていたようですが、一般的に 「重力波」 とか 「重力子」 といった概念(近いものを含む)による武器(兵器)が出てくるアニメとしては、「トップをねらえ!」「宇宙戦艦ヤマト」「魔法少女まどか☆マギカ」…などがあるようです。

それでは実際に、「TAMA300」 の一部の見学に移ります。


<↓レーザーの発生装置や光の検出器などの構成装置は地下にあるため、階段で地下に降ります>


<↓物々しい感じ。左右に伸びる細長い筒が、前述の「腕」に相当する部分(→ 詳細は次の画像へ)>


<↓この腕(円筒)の内部は真空(!)に保たれており、その内部にレーザー光が走っているとのこと>


レーザー光を用いて、2つの腕の長さの 「差の変化」 を測定しています。重力波が届くと、2つの腕の長さが変化するので干渉(※)が起こり、その結果、光の明るさが変化します(※光も波としての性質を持つことから、干渉が起こり得る)。

逆の言い方をすると、明るさが変化した(干渉が起こった)ことを検知できれば、重力波をとらえたことになる…ようです。


<↓驚くべきは、円筒の長さ。長さが300m(!)もあるため、装置の名称が「TAMA300」…だそうです>


<↓(参考)ちなみに「KAGRA(大型低温重力波望遠鏡、かぐら)」 では、腕の長さが3km(!)とのこと>


KAGRA は 「一辺(トンネルの長さ)が3kmにも及ぶレーザー干渉計」 だったとは(驚)。7億光年も離れた中性子星の合体で生じる重力波も、とらえることができるようです(「スーパーカミオカンデ(ニュートリノ検出器)」 も、このあたりにあるとのこと)。

# とてつもなくスゲーことは分かったが
# あまり実感がないなぁ…(>失礼!)。


■開発棟にて
TAMA300 を見学したあとは、開発棟に立ち寄りしました。
ここでは、各部門(設計・実験・予算管理・統括など)が一つのチームを組んで、それぞれの強みを発揮しながら各プロジェクトの成果を出していく…という組織的な開発体制についての説明を受けました。


<↓天文用分光器開発チームのデモ。センサーをターゲットに当てることで、波長(バンド)の強弱を検知>


ここでは、来場者がセンサーの先端を白色標準器やカラーチャート(色見本用紙)に当てると、リアルタイムで目の前のモニター画面(横軸:波長、縦軸:強度)にスペクトル解析結果が表示される…という例を体験できました。

思うに、この分光装置を 「もしも」 自動車産業、例えば板金塗装(BP)部門で応用するとすれば、同じ白色塗料であっても、「ピュアホワイト」「スーパーホワイト」「パールホワイト」「セラミックホワイト」…の違いをスペクトル(波長と強度)の違いで表現することができそう。

あるいはさらに進んで、スペアナで色調のリバースエンジニアリングが出来たりしないか?と思いました。勝手な想像ですけどね。


<↓すぐとなりでは、「熱構造設計チーム」による宇宙空間で展開する装置(試作品)の展示もありました>


ロケットに搭載する装置については、「発射の際の振動に耐えること」「宇宙空間という極低温でも機能すること」「宇宙線による劣化に耐えること」…といった、様々な要件を満たすことが求められます。

例えば、ある装置が異種金属で構成されていた場合(土台とホルダーなど)、熱膨張差による歪みが原因でセンサーからの信号の正確度が変わってしまう。そのため、信頼度を高めるための形状などを工夫している…といった具体的なお話を、装置の設計者ご本人さまから直接、伺うことができました。

いろいろお礼を述べて、次の見学コース(順路)へと進みます。


<↓ワイヤカット(放電加工)装置の例: MITSUBISHI製。ワイヤはφ0.05~φ0.30までが揃う>



ワイヤーカットも放電加工機の一種で、細いワイヤー(電極)に電流を流すことによって、ターゲット(金属)との間に生じる放電現象(熱で溶ける)で切断する加工法のこと。以下は私と説明員さんとの会話。

私: 「加工液は何でしょうか?」
説: 「水ですよ。」
私: 「ただの水なのでしょうか?」
説: 「おっと。水は水でも、実は純水を使っています。」
私: 「なるほど(一般の放電加工機で使われる灯油ではないのだな)。」


<↓順路の奥の方には、上記よりもさらに新型のワイヤーカット装置(PRG運転が可能)がありました>



最後には、ワークを固定したステージが3D的な複雑な動きをする加工機(※撮影禁止でした)を見て終了。次の公開施設へと移動しました。

■敷地内の歴史を感じさせる設備
国立天文台(三鷹市)の広い敷地内を歩いていると、建造がかなり古い時代の建物や、今では現役を退いた歴史的な装置などを見ることができます。

<↓こちらは子午儀資料館。重要文化財に指定された、貴重な子午儀も見ることができます>



<↓天文台歴史館>



■太陽塔望遠鏡と第一赤道儀室
通路の脇に建つ古い建物に目をやりながら、次に見学したのは太陽塔望遠鏡、通称:アインシュタイン塔 です。塔の入口に行くと、係員さんから 「最初に屋上(一番上)まで階段で上ってください」 との案内があり、それに従いました。

<↓「アインシュタイン塔」 は、建物そのものが鏡筒の役割を果たしているとのこと>




屋上(望遠鏡が設置してある部屋)にたどり着くと、説明員さんが 「もしも晴れていれば、ドームの壁を開いて、太陽光を直接取り入れるデモが出来たのですが…」 と、この日の雨天を残念そうに話していました。塔の階段を下りて、今度は第一赤道儀室に向かいます。

<↓第一赤道儀室。ここには、太陽観測用の20cm屈折赤道儀があります>


この建屋(屈折赤道儀)は、何と1921年(!)に建設されて以来、約60年に渡って太陽の黒点のスケッチが行われていたとのこと。文化庁による国登録有形文化財に指定されています。ここでも、説明員さんが 「晴れていたら、天井のドームを開けられるのですが…」 と恐縮そうにお話ししていました。ドームは、手動操作で開閉するそうです。

「ドーム」かぁ…。
「ドーム」 と聞くと、恐らくプロ野球の 東京ドーム や 京セラドーム大阪 などのドーム球場を思い浮かべる方々も多くいらっしゃると思います。が、言葉の響きからは、私が思い浮かべるものと言えば…。


<↓和製スーパーカーの 童夢ZERO R-L>


童夢ZERO R-L の実車を私は見たことがありませんが、八重洲出版のドライバー誌(当時、月2回発行の自動車雑誌)で童夢の特集が組まれていたので、知識として印象深く記憶していた次第です。

# 前編の 「アンドロメダ」 に対する 「アンドロー梅田」 と同様、
# 「ドーム」 に対して 「童夢ZERO R-L」 が思い起こされます。

以上、前編と後編の2編に渡って 国立天文台・三鷹キャンパスの公開イベント 「星と宇宙の日2025」 について記しました。今までブログを開設して以来、クルマやバイクに関係しないネタを取り上げたことは、ほとんどありませんが、今回の内容が 皆さんの何らかの記憶に残れば幸いです。
2025年02月25日 イイね!

[TAS2024] 東京オートサロン見学・後編(日産・モデリスタ・TONE編+α)

[TAS2024] 東京オートサロン見学・後編(日産・モデリスタ・TONE編+α)2025年01月12日(日)、子供たちを連れて東京オートサロン2025を見に行きました。見学から1ヶ月以上が過ぎてしまいましたが、備忘録として、当日の様子を2回に分けてブログアップします。

画像がやや多めになりますが、今回のブログ(後編)は「日産・モデリスタ・TONE編+α」です。

◎前編はこちら→ ホンダ・マツダ・スバル編+α

■日産ブース(その1)
会場を進んでいくと、次は日産ブースになりました。ブース面積が広いことから、日産自動車さんは出展料にかなりのコストを掛けているであろうと思われます。

<↓日産のブースマップ。広い展示スペースに合計11台の展示車を置く>


上記マップを見ていて、ふと、その足元に目が行きました。

<↓展示パネルの転倒防止用の重り。「MR QUICK」というブランドらしい>


展示車両よりも先に、転倒防止用のウェイト(重り)に目が行ってしまった。10kgとか20㎏とか、いろいろなバリエーションがあるようです。ブース設営用に調達済みなのか、はたまたイベント用のレンタル品なのか? クルマ以外にもいろいろと思考を馳せてしまいます。

さて、日産ブースでの人気車種はGT-Rでした。まぁ、その価格帯からはめったに市街地で目撃することはないですからね。


<↓NISSAN GT-R NISMO Special edition。至るところにカーボン素材が適用されています>


<↓同(リヤビュー)。リヤウィングは支持ステーもカーボン製のようです>


# マフラー近傍のカーボン部品は
# 排熱で変色したりしないのかな?


<↓ブレーキローターはドリルド仕様。ビッグキャリパー以上に(見た目が)大径のホイールを適用>


この時点で日産ブースはそこそこ混んでいたため、移動して次のブースに向かうことにしました。

■モデリスタ ブース
次に訪れたブースはモデリスタさんです。ここは一変、(他のオートサロンブースとは)雰囲気がガラッと変わります。

<↓木目パネルを背景に、お花とアロマ、そしてベアー(クマさん)のぬいぐるみ>


<↓各種展示品は、購入可能なものでした>


# アロマ&キューブのセットが1650円、ディフューザーが5500円ならば、
# モデクマくんキーチェーンの1980円が安く感じられてしまう(>私見)。

さて、このモデリスタさんのブースでは、インスタグラムのフォローでオリジナルデザインのバンダナがもらえる…というキャンペーンを実施していました。娘が早速フォローして作品をゲット。このバンダナは、なんと 篠原ともえ さんのプロデュースとのこと。


<↓「上質・洗練・五感」をテーマに、篠原ともえ さんにデザインを依頼したもの>


<↓無事に入手できました(娘が)。バンダナは、各自に見合う自由な使い方が推奨されています>


■TONEブース
次に訪れたのは、工具類の展示・即売を行っているTONEさんのブースです。私が密かに訪れたかったブースです。昨年は、このブースでラチェットを格安購入しています。今年も「何か掘り出し物があるかな?」との、ほのかな期待を持って訪れました。

<↓TONEブースに来てみたものの、この時点で会計待ちの列がズラリと並んでいました…>


せっかく来たので、いろいろと工具類(や、今年の目玉製品)を見て回ります。

<↓ハンマー各種が格安で販売されていました>


プラハンは、雪道走行後に「スタッドレスタイヤとフェンダーの間に溜まる雪氷」を掻き落とす際に便利そうだな…とは思うものの、「使っても年に数回どまり」という使用頻度を考慮して、買い控えしました。

<↓こちらは電動ドライバーセット。通常価格12100円が会場特価4800円>


「電動ドライバーも、ええなぁ」と思いつつも、やはり今後の使用頻度(高くない、かつこれまでも無くても足りていた)を考慮して、やはり買い控えてしまいます(根が貧乏性、という性格も作用しているのか?)。

<↓マグネット付きシリコンパーツトレイは600円(←通常価格は1320円相当とのこと)>


シリコン製は、不使用時にはコンパクトに折り畳みが可能ですが、すでに別途、受け皿がメタル製のマグネットトレイを持っているしなぁ…ということで、こちらも購入を控えます。

<↓会場で、なかなか面白いと思った製品がこちら。ちぎって使えるマイクロファイバータオル>


マイクロファイバーがロール状のタオルになっており、状況に応じて「大きく or 小さく」ちぎって使うことのできるものです。「洗濯可能」とも書いてあります。これはなかなか良いな…とは思い、しばらく購入するかどうかその場で検討しました。が、結局「無くても何とかなるんじゃね?」と思い直し、やはり購入を控えることに…。

<↓スイベルラチェットハンドル(ホールドタイプ)、ヘッド部が180°自由に回転可能>


これらの目玉製品を見て回りましたが、買い控えを決定付けたのは「会計待ちの列が異様に長い」ことでした。支払いが済むまで、かなりの待ち時間がかかりそうでしたので、その時間を他のブースを見て回ることに充てました。

■アストロプロダクツ ブース
TONEさんのブースに続いて、次はアストロプロダクツさんのブースにも立ち寄りしました。こちらも、何か掘り出し物がないかな? との期待からです。

<↓ホースストッププライヤは、ターボ周りや冷却水周りの作業時に有効>


ホースストッププライヤ(ゴムホースを洗濯ばさみの要領で挟んで漏れを抑える)は、あると便利ではありますが、現状はホース先端にゴム栓を差し込むことで足りていますので、いますぐに買う必要はありません。

<↓ツールバッグは690円、と格安提供されていました>


上記のツールバッグもあれば便利でしょうけど、「無いと困る」という状況ではないため、こちらも購入するまでには至らず。結局、TONEさんもアストロプロダクツさんも、ウィンドウショッピング的に眺めて終わりました。…散財はしなかった、ということで。

■日産ブース(その2)
次は娘の提案で、日産ブースを再訪することにしました。「GT-R(NISMO Special edition)の運転席に座れる(写真撮影もできる)」ためです。ブースに着いてみると、運転席の着座待ちの列はちょうど人が少ないタイミングだったため、子供たちは少し待っただけで、すぐに乗り込むことができました。

<↓再びGT-Rの前へ(運転席に座るための順番待ちの列に並びます)>


<↓お手製の「ぬい(中里 毅 Ver.)」を持参して、GT-Rと記念撮影する娘>


<↓息子も冷静にコックピットを記念撮影>


実は順番待ちの列がすぐに掃(は)けていた理由は、乗車のために与えられる時間に制限があったためです。GT-Rの脇でスタッフさんが時計(ストップウォッチ)を持って、「1人あたり〇〇秒」をカウントしており、制限時間となった際に「終わりです」と言って捌(さば)いていたのです。当然、我々も「運転席に乗って」「画像を数枚撮ったら」「もう終わり」…となった次第です。

次は同じGT-Rつながりで、日産ブース内のEVを見学しました。


<↓R32 GT-R EV コンバージョン のボンネット内を観察。各システムが整然と収められています>


<↓R32 EV の主要スペック。MAXトルク340Nmのモーターを2基掛けするツインモーター4WD>


<↓EVだけれども R32 GT-R となれば、ぬかりなく自作の「ぬい(中里 毅 Ver.)」と記念撮影する娘>


日産ブースでは、思いのほか記念撮影をして後を去りました。

■その他の日産車(目についたクルマなど)
今回のTAS2025では、なぜか日産車が目に留まりました(特に GT-R や Z など)。

<↓このクルマも記念撮影(「ぬい」と)>


<↓こちらも(「ぬい」と)記念撮影します>


ふと見ると、私としては下記の Z に目が留まりました。特にヘッドライト。

<↓不便な前ヒンジ式ボンネットを含め、味わいあるデザインの Z がべース(渋いね)>


<↓ヘッドライトがマーシャル製であることに、思わず目が留まりました(イイね)>


MARCHAL や CIBIE、かつては流行りましたからね!(Hella の補助灯も)
私もBG型レガシィに乗っていた頃、MARCHAL の補助灯を好んで付けていました。MARCHAL の補助灯コレクションもあるので、今はまだ大切に保管中ですが、将来的には終活対象に入れておかなくては…。


<↓こちらのクルマは、一見するとフツーのデコ車に見えますが…>


<↓バンパーのスリット処理(前後2層構造になっている)が冴える、と思います>


■スペシャルライブを堪能
さて、主なブースを一通り回ったあとは、娘の主目的であるライブ鑑賞に向かいます。ライブは15時スタートですが、余裕を見て14時頃までには自由席に着席しました(~18:00クローズ)。

<↓ライブイベントが始まる前の会場の様子(※ライブが始まってからは、もちろん撮影も録音も禁止!)>


<1/12(日)の出演者と、ライブを見ての一言コメント>
・新浜レオン さん: ファンが熱かった
・柏原芳恵 さん: 追っかけさんが多数
・芹澤優 feat. MOTSU さん: プロ意識すごいね
・DJ KOO さん: 熟練のアレンジ
・田原俊彦 さん: こなれた感じでエンタメ性を提供

上記の出演者のライブステージを連続して見ることができただけでも、TAS2025 の入場料3,000円(税込)はかなりお得だと思いました(田原さんのディナーショーは、通常は9000円ほどの設定だ、とのご本人・談)。「クルマに興味が無くても、ライブだけを見に来る人」がいても不思議ではない、と思った次第。

以上、少々長文になりましたが、2025年の東京オートサロンの私的な見聞録でした。
2024年09月20日 イイね!

[GRヤリス] GRヤリス6MT・私的な試乗インプレッション

[GRヤリス] GRヤリス6MT・私的な試乗インプレッション先日、トヨタのGRヤリス(6MT)に試乗する機会を得ましたので、感じたことを気ままに備忘録として残しておくことにします。

以前はスズキとかマツダとかホンダとか、他社のディーラーさんに出向いて、そのときに旬なクルマを試乗していました。しかし、コロナ(Covid-19)以降はそうした活動をしていませんでした。


今回の試乗は、一般道と高速道を半々くらいのコースを約2時間ほど。
以下、肩肘張らずに「気ままに」感じたことをメモ書きします。


<↓試乗させていただいた車両は、走行約3万5千kmのコンディションの個体>


■運転前

・シートの着座位置が高い。イスを下げようとしたら、最下端だった。
・シート位置が高めなので、クラッチペダルとの位置関係に若干の違和感があった。
・ボンネット先端が見えない。


<↓シートの着座位置が、想像よりも高かった…(※私見)>


■運転中

・軽量でパワフル。5速や6速からでも容易に加速体勢に入る。

・シフトフィーリングは2速ゲートにゴリ感あり。
 他のギヤ段は引っ掛かり無くスムーズに入る。ゲートの節度感もある。

・シフトレバーの中立(ニュートラル位置)が垂直方向に立っており、
 後退角が付いていないため、1速・3速・5速が遠く感じる。
 シフト全体がもう少し後傾していた方が良い。

・パーキングブレーキが運転席寄りではなく助手席寄りにあるため、
 手動操作時にレバーが遠く感じる。運転席のすぐ横となりにあった方が、
 手を伸ばす距離が短くなるので好ましい(→累積の疲労度に効いてくる)。

・シートが柔らかすぎ。すぐに腰が痛くなる。
 柔らかくてももっと張りのある表皮とか、もっと固めのクッションの方が良い。
 座面はある程度柔らかくても良いが、腰のサポート部は硬い方が良い。

・積極的にアイドリングストップさせに行くが、エアコンが優先されるので
 すぐにE/G始動する(ストップ時間が短い)。

・アイドリングストップするときの回転落ちは気にならないが、停止状態から
 自動でエンジン始動する際は、始動音がガサツで安っぽい金属音がする(興覚め)。


<↓「軽さは正義」…そんな印象>


■その他

・天井のマップランプのON-OFFスイッチの位置が分かりにくいうえに小さい。
 夜、暗い中でマップランプを点灯しようと何度も手探りしたが、
 レンズを押してしまったりフレームを押してしまったり、
 自然に手が伸びた位置にスイッチが無いので不便であった。

・フロントの左右ピラーが意外に太い。歩行者認識の際の死角に注意。


<↓昼間の試乗では気づかず、夜間の試乗で気づくこともあった>


以上、当方のインプレッションを箇条書きで綴ってみました。
あくまで私的なものですので、「あぁ、そのように感じる人もいるのだな」という程度でお願いいたします。
2024年05月01日 イイね!

[2024東京オートサロン] 娘と見学・後編(会場で目に付いたもの…編)

[2024東京オートサロン] 娘と見学・後編(会場で目に付いたもの…編)すっかり遅くなってしまいましたが、今年(2024年)の1月、娘と二人で東京オートサロンに行ってきました。

今回は、備忘録代わりのブログアップの後編:「会場で目に付いたもの…編」になります。例によって載せる画像に他意はございません。


◎前編はこちら → 娘と見学・前編(スバル編&物販編)


■会場で目に付いたもの…編
TAS2024の会場では、娘(高校生)に自由に見て回るように言ってあるので、私はそのあとからそのペースに合わせてついていく…という観覧スタイルを取りました。

娘の順路に合わせた観覧でしたが、それでも私なりに目につくブースやアイテムはありました。以下、順不同ですが、そういったシーンの画像を載せます。特に言及されたコメントの無いものは、単に「その場で印象的だった」という程度であり、他意はありません。


<↓排気系の「見せ方(魅せ方?)」に力を入れた展示車両の例>


<↓エキマニからマフラーまで、スペックとレイアウト次第で性能は激変>


個人的には、排気系は以前から興味のある分野です。NAであってもターボ(またはスーパーチャージャー)であっても、管径・管長・集合のさせ方・他気筒からの脈動の影響検討・触媒の仕様・昇温のさせ方・消音構造…etc.、どれを取っても奥深いものがあると思います。

<↓これまたエグイ感じの排気系の取り回し。遮熱対策が大変そうですね>


<↓推定される排気量の割に、ビッグタービンですね。気合一発・高速型?>


<↓リヤフェンダー周りの処理(造形)の例。高速域では無視できない効果?>


<↓塗装後のアート的な処理。こうした技術は、もっともっと広がっても良い>


<↓フェアリング全体にスワロフスキー(>たぶん)を身に着けたバイクの例>


<↓オートサロンなので、新しいクルマばかりが注目車ではない>


<↓今年はバッグの配布に間に合わず>


<↓DIXCEL さんのブースにて。ブレーキディスクのスリットについての考察>


自社製品の効能を「謳い文句」だけで留まらせずに、ちゃんと「得られる効果を数値化(可視化)」しようとする姿勢は、すばらしいと思います。あとは、その数値が一過性のものなのか、とある条件下での限定的なものなのか、季節変動やドライバーによっても再現性のあるデータなのか、つまりは普遍性のあるものなのか。

そういった点まで踏み込まないと、せっかくの実測データも役目半分で終わってしまうような気がします。


<↓そのDIXCELさんのブースにて。カレンダーとステッカーをいただきました>


<↓今度はシバタイヤ。試してみたいブランドの一つではある>


<↓これはトレッドパターンというよりも、ブランドマークを型取った?>


自由奔放なトレッドパターン(>失礼!)でも勝負が出来ているなら、パターンのビハインド分(>失礼!)をケーシングの構造やコンパウンドが補って余りある…という感じなのでしょうか? 個人的には、そういうイメージです。

<↓サベルトさんって、競技用ハーネスだけでなく、シートも作っているの??>


<↓今年の EXEDY さんのブースはこんな感じ(その1)>


<↓今年の EXEDY さんのブースはこんな感じ(その2)>


<↓何かフツーに会話しているような感じ(プレゼンではなく)>


<↓ヘルメットの2人は、マネキン? それとも本物の人間?(>失礼!)>


<↓ここだけ空気(会場の雰囲気)が違ったような…?>


<↓写真を撮ろうとすると、タイミングが悪いんだよなぁー(手で顔がふさがった)>


<↓今度は何とか撮れた>


<↓「よろしくメカドック」ですって。おっさんホイホイか?(>失礼!)>


以上、個人的な備忘録の体(てい)ですので、自由に(かつ簡略的に)述べさせていただきました。来年の1月頃に、自分でこのブログを読み返していることでしょう。

拙文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
2023年12月27日 イイね!

[ジャパンモビリティショー2023] 参加記録・その3(2日目)

[ジャパンモビリティショー2023] 参加記録・その3(2日目)先月11月に開催された「ジャパンモビリティショー(←東京モーターショーから改題)」に、11月04日(土)と11月05日(日)の2日連続で家族で行ってきました。

その様子を時系列で3回に分けて、備忘録として記しています。今回は「その3(最終話)」になります。


◎ジャパンモビリティショー参加記録: 「その1」 → こちら
◎ジャパンモビリティショー参加記録: 「その2」 → こちら

■「アンケートに答えて景品」などのブース
2日目の見学は、当方と娘の2人で会場入りしました。散策ペースも娘に合わせます。自動車メーカー系のブースは前日に見ているので、この日は部品メーカー系のブースをメインに訪れました。さっそく、会場でしか手に入らないような記念品の配布があるブースを回ることに…。

<↓QRコードの読み取りでX(旧・ツイッター)フォロ-して、オリジナルブラックサンダーを入手>
 

<↓YAZAKI ではアンケートに答えて、娘はプリッツをゲット(私は靴べらをいただきました)>


■ラリーカーのデモラン(再訪)
1日目に続き、2日目もラリーカーのデモランを見学することに。前日よりも走行エリアが広がっていました。この日がモビリティショーの開催最終日ということもあって、前日以上にファンサービスにあふれるデモランでした(タイヤ交換の実演もありました)。

<↓まずはスバル車から登場>


<↓続いてヤリス>


ヤリスはデモランの1回目(慣熟走行?)でタイヤスモークを大量発生させたこともあり、デモラン2回目(本当のデモ)に向けて、わざわざニュータイヤへの交換作業の実演も織り込まれたイベントになっていました。

<↓フロントのジャッキアップ>


※ダンパーとコイルSPRを見ると、サスストロークが
 かなり取られていることが分かります。
 (ダンパーのシェルもかなり太め。)


<↓リヤのジャッキアップ風景>


※リヤもフロントに匹敵するほどの
 ロングストローク設定ですね。
 車両が縦横無尽に走るのも理解できます。

一通りのデモランが終了したあとは、媒体向けの撮影ポーズを披露。観客席の見学者たちも、ここぞとばかりにシャッターを切っていました。


<↓各車を横一列に並べた上で、各ドライバーも目立つように立ち上がってポーズ>


<↓スバルブルーに身を包むモリゾウ選手>


<↓今度は車両の前と後ろを入れ替えて、再び記念撮影タイム>


いやー、同じデモランでも、前日よりこの日の方がファンサービス多めで見応えがありました。もともと1日目と2日目で、見せ方(ショーのスタイル)を変える計画だったのかもしれませんが。

■その他のブース
娘としては、当初からの目的であるラリーカーのデモランを堪能できたので、このまま帰宅しても良い感じになっていましたが、せっかくの機会ですので、まだ見ていないブースも駆け足で訪問してみることにしました。

<↓なぜか、あらいぐまラスカル?>


<↓akebono のブレーキキャリパー>


<↓ポーズを取ってくれたので撮影>


<↓同上>


<↓KYBのブースにて>


ふと見ると、強烈なネーミングの燃料添加剤を発見。「FM」とあるのはフリクション・モディファイヤーの略でしょうから、これは一般的に摩擦調整剤と呼ばれる添加剤ですね。オリジナルの特殊洗浄成分って何だろう?

<↓「FM煤殺し」って、なかなか斬新なネーミング>


<↓巨大ロボか?トランスフォーマーか? これも立派なモビリティなのでしょう>


■オートサロンの歴史展
会場の一角には、写真で見るオートサロンの歴史…のような展示物もありました。その時代の雰囲気が感じられる画像もありました。

<↓年代別にオートサロンの風景を抽出した画像展になっています>




<↓こんな画像展示も(>ピンボケ失礼!)>
 

こうして夕方頃まで会場を練り歩き、娘と二人で帰路に就いたのでした。

■いただいたもの
2日目の見学でいただいたグッズ類は、以下のようなものでした。やはり「Food and Mobility」のエリアでいただいた試供品が多めでした。どれだけ多くのコストを掛けているのだろう…。

<↓2日目の見学でいただいたグッズ類>



こうして、旧・東京モーターショーから主旨を拡大して開催されたモビリティショーは、集客面でもまずは成功したイベントだったのではないか…と感じました。次回以降がどうなるのか、引き続き見守りながら会場に足を運びたいと思っています(次回はEV車の展示が増えるのでしょうね)。

以上、駆け足での「我が家のジャパンモビリティショー」の体験記でした。

プロフィール

「今日は家族でジャパンモビリティショー2025を見に行きました。家族みんながそれぞれ楽しめたようで、良かったです。この様子はいずれ後日、ブログにて。」
何シテル?   11/03 18:24
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation