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調布市のKAZのブログ一覧

2005年12月12日 イイね!

[自動車盗難] ランクル・ハリアー・RAV4・セルシオ他

[自動車盗難] ランクル・ハリアー・RAV4・セルシオ他タイトルの通り、自動車盗難に関する話題。
クチの悪い人に言わせると、「人類の歴史は殺戮と搾取の歴史」 だという。その考えに則ると、恐らく自動車が世に普及しだした頃には、すでに自動車泥棒も暗躍していたかもしれない。

さて新聞報道によると、このほど 「自動車盗難等防止に関する官民合同プロジェクトチーム(※)」 が今年度の自動車盗難に関するデータ(2005年10月末現在)を発表したという。
(※)警察庁など4省庁と民間17団体で組織するプロジェクト。

以下、2005年12月1日付けの東京新聞の記事の要約である。

◎同プロジェクトによると、日本国内の今年の自動車盗難件数は、
  10月末現在の集計で 39,685件(前年同期比で約9,500件減少)。
◎そのうち、
   ・駐車場での盗難は 24,748件(前年同期比で6,202件の減少)。
   ・路上での盗難は 4,705件(前年同期比で1,452件の減少)。
   ・キーを付けたまま盗難に遭う件数は、全体の 28.3% を占める。

◎ちなみに昨年1年間に盗まれた件数は約58,700台で、
  1,000台以上盗まれた車種は 11車種ある。
◎その11車種について、保有台数に対する盗難台数の割合(盗難率)
  を推計したところ、いわゆるRV車や4WD車が多かったという。
◎盗難率の高い車種は次の通り(カッコ内は1000台あたりの盗難率)。
   (1)ランドクルーザー(8.8台)
   (2)ハリアー(7.6台)
   (3)RAV4(5.4台)
   (4)セルシオ(4.5台)
   (5)グロリア/シーマ(3.5台)

まず、今年(~10月末まで)の盗難件数を見ると 39,685件であるから、1ヶ月あたりに換算すると何と3,969台・・・数字を丸めると、約4,000台にも達することになる。1日あたりでは約130件となる換算だ。全国で毎日130台も盗まれているとは驚きだ。この数字は前年同期比で約19%減っているとのことであるが、それにしても 毎日どこかで130台が被害に遭っている と思うと恐ろしい。

次に盗難率の高い車種を見ると、RAV4以外は いわゆる高級車だ(>RAV4ユーザーの方、高級車と呼ばずにスミマセン)。巷の話ではランクルやハリアーは犯行後に海外に輸出されてしまうらしく、こうなったらもうプロの窃盗団の仕業としか思えない。ランクルなどは、途中からマイナーチェンジでイモビライザの仕様が変更されたはずだが、新型イモビライザ装着車でもなお盗まれることがあるという。ターゲットにされた車種のオーナーは、たまったものではない。

その一方、同プロジェクトは 「キーを付けたまま盗難に遭う件数は、全体の28.3%を占める」 とも分析している。これは ユーザー側に油断や落ち度がある ケースもある、と警告していることになる。コンビニに立ち寄る際や自宅前での駐停車など、一瞬でもクルマから離れるときには必ず施錠すべきである。また乳幼児がクルマに乗っている場合は、めんどうでもクルマから降ろして連れていく(施錠する)べきである。後部座席に乳幼児を乗せたまま車輌盗難に遭うケースは、これまでにも何度も報道されている。

上記東京新聞の記事では、スバル車のデータについては報道されていない。しかし私の周りでも、知人がナビ盗難の被害にあったり、お世話になっているディーラーがデモ車のアルミホイールを盗まれたりしており、部品用品目当ての犯行に遭うことも多いようだ。特にスバル車には、いわゆるドレスアップやチューニングを施しているクルマが数多く、目を付けられやすい傾向があるのかもしれない。

これは例え話だが、交通安全(危険予知)の概念として、「”~だろう運転” ではなく ”~かもしれない運転” を心がけよ!」 という教えがある。具体的には、狭い道でのすれ違いでは 「”対向車が止まってくれるだろう” ではなく ”対向車は止まらずに向かって来るかもしれない”」 とあらかじめ予想し、事故を回避するゆとりを持つこと。あるいは、右折時に 「”対向車をやり過ごしたら右折可能だろう” ではなく ”対向車をやり過ごしたあとも、死角からバイクが現れるかもしれない”」 などと危険の芽を予知することである。

この概念を車輌盗難にも当てはめてみると、「私のクルマはド派手だから狙われないだろう・・・」 とは思わずに、「ド派手であるから、逆に被害に遭うかもしれない」 と考える。「セキュリティをインストールしているから大丈夫だろう」 とは思わずに、「セキュリティを付けていても、狙われるかもしれない」 と気をつける。いわゆる高級車ばかりでなく、軽自動車でも盗まれるときには盗まれる。用心には用心を重ねた方が良い。何ともやりきれない世の中になったものである。
2005年12月01日 イイね!

[実話] エンジン始動せず←燃焼室にひまわりの種

[実話] エンジン始動せず←燃焼室にひまわりの種作り話のような本当の話。
(自動車工学・2005年12月号 からの記事要約)

今日から12月。気温もグッと冷え込んでくる季節となった。この季節になると、駐車場で愛車のボンネットの上に乗る猫に悩まされる人もいるかと思う。

特に、ボンネットに穴のあるモデル・・・インタークーラー冷却用の導風ダクトがあるターボモデル・・・にお乗りの方々は、ちょうどその穴からエンジン内の暖気が伝わってくることもあり、ボンネットに足跡やツメ跡を付けながら ぬくぬくと丸くなっている猫を見つけるにつけ、立腹する人も多いのではないかと思う。

ところが世の中、想像もつかないような出来事 は起こるものである。ボンネットに猫の足跡やキズを付けられた程度では、実は被害はまだ小さい方だ。エンジンルームに鳥の巣が見つかった程度でも、それほど驚くべきことでもない。今回紹介するのは、何と、小動物が エンジンの燃焼室内(シリンダー内)に巣を作ってしまった事例 である。

以下、自動車工学・2005年12月号 の 「整備日誌アラカルト」 という人気コーナーに掲載された整備作業ドキュメントの要約である。ただ、その特異性をお伝えするため、一気に紹介せずに順を追って紹介する。

     ◎車両   : トヨタ・ハイラックス(S-LN106)
     ◎エンジン : 3L型ディーゼル(走行距離 11万km)
     ◎症状   : 駐車場にクルマを止め、3週間ほど留守にしておいたら、
               エンジンが始動できなくなっていた。

皆さんは、上記症状から、どんな原因 を真っ先に考えるだろうか。たいていの人は 「バッテリ上がり」 を疑うことだろう。あるいは燃料がカラになっていないかどうかについても確認した方が良い、とする人もいるかもしれない。ただ、ディーゼルエンジンなのでガソリンエンジンのようなスパークプラグ(グロープラグではない)は無いから、もしもスパークプラグも点検項目に挙げた人がいたなら、ちょっとだけ診断が間違っているかもしれない。以下、記事の要約を続ける。

     ◎現場で試したこと
     ・クランキングしようとしても、まったくその気配無し。「カツッ」 といってロックしているようだ。
     ・下り坂の押しがけでも始動不能。4WD にして試しても、タイヤが 「キーッ」 とロックするだけ。

どうやらバッテリ上がりではなかったようである。現場で試した結果から、エンジンがロックしているかのような印象を受ける。担当したメカニックは、仕方なく車両を牽引して工場に運び込んだ。ちなみにこのクルマのオーナー宅は、坂道を 3kmほど登った山間部にあり、庭や車庫には農作業で得た収穫物などが干してあったという。・・・(★)

     ◎工場での作業(その1)
     ・クランクプーリーは左右に180度ほどしか回らない。
      ただし、その動いている180度の間は、まったく問題なさそう。
     ・ヘッドカバーを外してカムシャフトを点検したが、問題なし。
     ・タイミングベルトも問題なし。

メカニックは、タイミングベルトのズレによるバルブの突き上げ を疑ったが、結果としてクランクまわりも動弁系も問題なかったようだ。一体原因は何なのだろうか。次なる確認項目として、「オイルパンを外してクランクシャフトとコンロッドを見る」 か、「シリンダヘッドを外して内部を見る」 か。果たして皆さんなら、どちらを選ぶだろうか。・・・このメカニックは後者を選んだ。

     ◎工場での作業(その2)
     ・ヘッドボルトを外し、シリンダ内部を見た。
     ・すると、メカニックは 思わず鳥肌が立った

シリンダヘッドの中を見たメカニックが、思わず 「鳥肌が立った」 というのはどういうことか?一体、何を見たのか?ギトギトに固まったオイルか?はたまた壊れた部品の破片か?・・・さらに記事の要約を続けていこう。

     ◎原因は 「ひまわりの種」
     ・何と、2番気筒に ギッシリと 「ひまわりの種」 が入っていた! ← 左上の画像参照。
      (つまり、小動物のイタズラであった。)
     ・だが、どうやって運んだのか?謎が残る。

読者の皆さんなら、この摩訶不思議な出来事を、どうやって説明できるでしょうか?仮に小動物のイタズラ (本・・・いや、人間じゃないので本動物・・・にとっては、決してイタズラではないのだろうけど) だとして、一体どうやって燃焼室内に ひまわりの種 を運び込めるのか? その謎解きは、次のストーリーとなる。

     ◎「シリンダー内に たくさんの ひまわりの種」 の謎解き
     ・ディーゼルエンジンであるから、スロットルはともかく、吸気側にはエアクリーナーがある。
     ・エアクリーナーを点検したが、まったく異常なし。
     ・そこで考えられるのは、マフラーから小動物が入り込んだ説。
     ・駐車場は、前述(★)の環境下にある。実際にも、クルマの後ろには ひまわりの種 が置いてあった。
     ・小動物が一粒ずつ ひまわりの種 をくわえてリヤマフラーから入り込み、排気管をさかのぼる。
     ・そして唯一、排気バルブが開いていた2番気筒を巣穴と決め、せっせと種を運んで貯めていた。
     ・小動物にとっては、ちょうど巣穴の近くにエサが固まっていたことになる。

いやはや、何ともスゴイ話である。リヤマフラーからセンターパイプ(通称)を経由して、エキマニをさかのぼって、さらに燃焼室に入り込む。まず、マフラー自体が拡張式だとすると内部は 迷路構造 のハズだから、ここで第一の難関となるハズだ。ところが小動物は容易にその迷路を突破したことになる。次にエキマニも各気筒ごとに ブランチ構造 となっているから、何度かのトライの後、たまたま空いている排気バルブを探し当てたことになる。

太陽の光が届かない暗闇の中で、ススだらけになりながらも、毎回毎回、前回歩んだ道のりを正確にトレース して、リヤマフラーから2番気筒のシリンダへと ひまわりの種 を運んでいたとは!小動物、恐るべし!! そしてその結末が、冒頭にも書いた 「3週間ほど留守にしておいたら、エンジンが始動できなくなっていた。」 という顛末なのである。

     ◎対策
     ・樹脂などで覆われていない金網を、マフラーエンドに取り付ける。

このような金網は、「マフラーカッター」 としては一見変わったものになるが、こうしておかないと、今後もエンジン内のシリンダを ねぐら にされる恐れがあるという。このメカニックは、「田舎ならではの、信じがたい本当の話だった」 と述べている。いやはや、まったくその通りだと思った。「エンジン始動できず」 の 原因は、「小動物が2番気筒に運び込んだ ひまわりの種により、クランクがロックしてしまったため」 であったとは!

そして私見だが、この話から学べることは多々ある。トラブルシューティングの際には、もちろんありとあらゆる原因の可能性を探ることが必要になるが、そこでは 「常識」 や 「先入観」 は禁物だ。どんなに些細な情報でも、それをヒントとして、そこから 「もっとも可能性の高い解決へのストーリー」 を導き出すことが大切だと言える。私もそのような高い次元での判断ができるようになりたいものである。
2005年11月29日 イイね!

[中国] エンブレム(社名)のアルファベット表記禁止

[中国] エンブレム(社名)のアルファベット表記禁止自動車産業の成長が著しい、海の向こうの中国での話。

自動車のエンブレムが果たしている役割は重要だ。もしもまったくの新型車に社名を示すエンブレムが無ければ、広く人々の間で認知されることはないだろう。単に走る広告塔としての役割を持つだけでなく、今やクルマのデザインコンセプトの一翼を担う部品にもなっていると思う。

また、エンブレム自体がプレミアム性を持つこともある。例えば中国で偽造されたレクサスエンブレムがYahoo!オークションで高額(純正品と比較すれば割安)で出品され、出品者が逮捕されるといった事件も発生している。日本では、輸出仕様のエンブレムが高く売れるという 「マニア向けの市場」 も存在するほどだ。

さてその社名を表すエンブレムであるが、中国国内で生産されるクルマに対して、社名をアルファベットで表記したエンブレムを禁止するという法律が施行されるという。つまり、「TOYOTA」 や 「NISSAN」、あるいは 「HONDA」 などといったエンブレムは一切認められなくなるという。以下、2005年11月16日付けの日刊自動車新聞の記事の要約である。

◎国家発展・改革委員会が発表した 「汽車産品外部標識管理弁法」 によると、
  アルファベット表記による社名エンブレムを禁止 する。
◎対象は中国国内で生産される国内向けのクルマで、施行は来年2月1日から。
◎具体的には、同法第9条にて 「自動車生産企業の名称は、中国語の漢字
  採用しなければならない」 と規定されている。
◎エンブレムの大きさにも規定がある。
   → 全長4.2m以上のクルマ ・・・ 25mm以上の文字を使用のこと
   → 全長4.2m未満のクルマ ・・・ 20mm以上の文字を使用のこと
  要するに、漢字名を大きく表示せよ、という意味。

同法で規定されるのは、今のところ幸いにも(?)社名・・・メーカー名・・・だけであり、車名については漢字とアルファベットのどちらでも良い、とされている。なお同紙によると、この法律により政府が狙う意図として、
  ・外資メーカーの社名を漢字表記に統一させることで、国内メーカーとの印象差を縮める。
  ・「Made in China」 であることをアピールする。
があるのでは?と見られているという。

ちなみに、同法に則って表記される社名の例を挙げると、ベンツは 「奔馳」BMW は 「宝馬」 となる。あくまで個人的な感想だが、意味的には 「奔馳」 が、発音的には 「宝馬」 がオリジナルの雰囲気をうまく再現表記できているように思う。まったくの余談だが、中国語表記で有名なものと言えば、コカコーラは 「可口可楽」、ロリエは 「楽而雅」 になる。発音といい、意味といい、これらは何とも うまい当て字?だと感じる。

高級車を始めとする各車は、エンブレムに関しては、戦略的に世界統一デザインを採用している場合が多いと思う。同法が施行されたら、いずれ中国でも本国仕様のエンブレム・・・つまりはアルファベット表記のエンブレム・・・を手に入れ、中国語表記のエンブレムと交換してしまうユーザーも出てくるかもしれない。中国でも、いわゆるエンブレムチューンが流行(はや)るのかどうか、機会があったら続報を知りたいと思う。
2005年11月14日 イイね!

[平均車齢] 乗用車6.8年、トラック8.4年、バス9.5年

[平均車齢] 乗用車6.8年、トラック8.4年、バス9.5年クルマの平均年齢と平均寿命の話。

皆さんのクルマは働き者でしょうか? 毎日酷使されているクルマもあれば、週末や月末にしか使われないクルマもあると思うが、このほど国土交通省の外郭団体である自動車検査登録協会の調べにより、最新の平均年齢と平均寿命が明らかになった。発表によると、今年(2005年)3月末時点での集計結果は次の通り。

<平均年齢>
◎乗用車 6.77年、トラック 8.36年、バス 9.53年(※軽自動車を除く)

<平均寿命>
◎乗用車 10.93年(※新車登録から登録抹消までの平均使用年数)

「平均年齢」 とは、その言葉の通り、新車登録後の経過年数の平均値だ。現在 BP/BL型レガシィやGD/GG型インプレッサにお乗りの方々は、この全体平均を低めているが、私のようにBG型(やBD型)、あるいは初代レガシィにお乗りの方々は、この平均を高めていることになる。

乗用車は平均年齢で 6.77年・・・数値を丸めて約7年・・・であるから、大雑把に言うと 3回目の車検をまだ受けていないクルマ のほとんどは平均値以下ということになり、乗用車全体から見ると、まだまだ新しい部類のクルマ と言えるかもしれない (← 少々意外に思う人は多いかもしれないが)。

その意味では、例えば 「ウチのクルマはもう2回目の車検が近づいたか。ずいぶん古くなったなぁ・・・。」 などと思っているユーザーがいたとしても、乗用車全体から見ればまだまだ全然古くないです。もしもBHレガシィのことを 「古いクルマ」 などと言っている人がいたら、個人的には考えを改めて欲しい気がします、ハイ。乗用車以外(トレーラーやダンプトラックなど)では 10年や20年はザラ、という例もあるようです。

とは言え、スバル車ばかりを乗り継いでいる知人の中には、「今まで1度も車検を経験したことがない」 と豪語する人もいた。もちろん 「車検の経験無し」 の意味は、自分で通すユーザー車検の経験がないという意味でもなく、また不正なウラ車検しか受けたことがないという意味でもない。新車購入から1~2年のサイクルで毎回新型に乗り換えてしまうので、初回(3年目)車検を1度も受けたことがない、という意味だ。まぁ確かに世の中には色々な人がいますので、そういった人にとっては、1回でも車検を受けたクルマは 「もう古い」 ととらえられてしまうかもしれません。

データを見ると、実際には乗用車では平均年齢が 6.77年 であるのに対し、平均寿命は 10.93年 である (平均余寿命=10.93-6.77 = 4.16 < 6.77=平均年齢) ことから、平均年齢以下の台数よりも平均年齢 以上 の台数の方が 相対的に多い のかもしれない (度数分布を見なければ何とも言えないが)。

さて、これらの集計結果を受けた 2005年11月14日付けの 朝日新聞の記事 によると、クルマの平均年齢は毎年伸びており、乗用車・トラック・バスの各部門とも過去最高を記録したという。以下、同紙の要約である。

<平均年齢>
◎乗用車の平均年齢は、1993年から13年間連続で伸びている。
◎調査開始当初の1970年代では、乗用車の平均年齢は3~4年。
◎耐久性向上により平均年齢は年々増加。いわゆるバブル経済期
  の1990年からの3年間のみ一時的に前年比で減少に転じたが、
  その後は毎年増加し続け、今年も過去最高記録を更新した。

<平均寿命>
◎10年前の1995年と較べると、乗用車の平均寿命は 1.5年増加。

<1世帯あたりの保有台数>
◎軽自動車を含む自家用乗用車の保有台数は、平均で 1.11台。
  最多は福井県の 1.75台、最少は東京都の 0.54台 となっている。

東京都の1世帯あたりの乗用車保有台数は、最小の 0.54台ですか。これは駐車場の確保やその代金など、土地問題がからんでいるのでしょうね。逆にクルマが無いと生活に困るような郊外では、1世帯に2台なんてものを通り越し、運転免許を持っている人全員に各1台・・・といった普及状況も考えられるかもしれません。

古いクルマを使い続けている人々の中には、もちろんそのクルマが大好きで乗り続けているという 積極的な理由 による人々もいるが、単に次に買いたいクルマが無いので(今あるクルマを)たまたま使い続けているに過ぎない、という 消極的な理由 による人々もいると思う。

いずれにせよ、人々の生活様式が多様化した現在では、クルマの性格も多様化する傾向があると思う。そんな中にあって、ビシッと筋の通った永く使えるクルマの登場を期待したいものである。
2005年11月13日 イイね!

その後の 「ミステリーショッパー 高級車店を行く」

その後の 「ミステリーショッパー 高級車店を行く」レクサス と ヤナセ と BMW の各ディーラーにおける、店舗や
接客態度などに関する覆面調査結果を報じた記事のその後。

つい3日前、2005年11月10日のブログ (「ミステリーショッパー 高級車店を行く」 をご存知?) にて、いわゆる高級車を扱うディーラーについて、お客様の目線で抜き打ち評価した結果を載せた新聞記事の紹介をした。今回は、その記事 : 「ミステリーショッパー 高級車店を行く」 の ”その後” について、簡単に紹介する。

日刊自動車新聞に連載されたミステリーショッパーの高級車店編は、全5回。最近のものは、11月8日 および 11月11日 (一部地域はその翌日) に掲載された。11月8日(第4回)の記事は、見積もり作成から見送りまでの様子について述べており、最終(第5回)の11月11日の記事では、全体のまとめだけでなく、「高級車店とはどうあるべきか」 についての提案が述べられている。同紙の記事(総括)の一部を要約すると、次のようになる。

◎レクサス
  教育が徹底しており、接客は見事であったが、商談内容自体は
  従来のトヨタ系列ディーラーのそれとあまり差がない。
◎ヤナセ、BMW
  高級車販売にふさわしくない様子が見られた。ブランドは店舗や
  人などの対応品質にも関連するので、スタッフの意識改革が必要。

同紙の記事内で展開されていた 「高級車店とはどうあるべきか」 については割愛するが、私が驚いたのは、紙面の最後を締めくくっている囲みであった。何と、この 「ミステリーショッパー」 の リポートを有償で頒布する というのだ。以下、11月11日付け 日刊自動車新聞 からの抜粋 (要約ではなく、記事を1字1句、改行位置も変えずに転載) である。

<↓11月11日付け 日刊自動車新聞 より>
----------------------------------
プランズマーケティング研究所(代表=塚
本晴樹)は「ミステリーショッパー高級車店
を行く」のミステリーショッパーリポートを
有償頒布している。これまで掲載したレクサ
ス、ヤナセ、BMWのチェックシートや結果
リポートなどをまとめたものである。入手希
望の方は、〒107-0062 東京都港区
南青山3-2-9 マカベM202 プラン
ズマーケティング研究所まで。80円切手10枚
を同封し郵送にて申し込み。なお、送付先(郵
便番号、住所、会社名、担当者名、電話番号)
を必ず明記のこと。
----------------------------------

「ミステリーショッパー」 の一連の記事は、日刊工業新聞の記者が書いたのではなく(編集はしただろうけど)、外部の調査研究所の所員によるものだったのだ。利害関係の無い、中立的な第三者による調査のため、辛口の評価も可能 だったのだ。恐らく調査結果(採点シート)を有償頒布することも、すでに取材前から決まっていたのだろう。そうでなければ、 文責の所在 が明らかにはならないだろう。

私は 「ミステリーショッパー」 の記事を読んで、単なる批判(○○はダメだ的な感想で終わる書き方)ではない、前向きな批評(○○するためには○○すべき的な提案性)を感じていたのだが、実は専門の調査研究所によるものだったと知って、大いに納得した。「80円切手10枚」 でその詳細結果を知ることができるのならば、安い方だろう。私はディーラー勤務のセールスマンでもメカニックでもない、単なるクルマ好きの一個人だが、このリポートをぜひとも読んでみたく、思わず申し込みしそうになったよ・・・。

人の書く文章は様々で、ここ 「みんカラ」 でもさまざまなブログがアップロードされている。インターネット上の WEBサイト にアップロードするということは、世界中に向けて 自分の文章を 公開 している (→ 不特定多数に読まれる)、ということに他ならないのだが、そのことを 意識しながら ブログを上げている人、コメントを書く人、コメントに答える人は、果たしてどのくらいいるのだろうか。そしてまた、文責・・・自分の書いた文章に責任を持つということ・・・を意識しながら書いている人は、果たしてどれほどいるのだろうか。

「ミステリーショッパー」 の記事を読みながら、ふと、私はそのようなことにも思いを巡らせていた次第である。

プロフィール

「CBR250Four(1986年式)のエンジンからのオイル漏れは、昨日のうちに原因箇所であるシリンダーヘッドカバーのカバーボルト部のパッキン(ホンダ名称:マウンティングラバー)交換作業を終了。本日2時間ほど試運転したが、漏れは解消して問題なし。詳細は後日、整備手帳にて。」
何シテル?   11/08 21:51
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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