• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZのブログ一覧

2021年12月01日 イイね!

[エクシーガtS] ハブベアリングからの異音・後編(入庫から車両引取まで)

[エクシーガtS] ハブベアリングからの異音・後編(入庫から車両引取まで)走行10万kmを目前にして発生した異音は、発生源がフロント左側のハブベアリングだと推定して、エクシーガをディーラーに預けるための予約を入れたところまで…が前回のお話でした。

◎前編(認知から入庫予約まで)は → こちら

今回は、実際に修理を行って無事に車両を引き取るまでの備忘録・後編です。

■話し合い→調整→予定変更
事前の予約通り、11/11(木)にエクシーガをディーラーさんに搬入。まずは現車確認のための入庫で、異音の発生箇所の特定と対応策(部品交換で直りそうか)の診断をしていただきます。

当日の夕方、ディーラーさんから連絡あり。私の推定していた通り、「フロント左側のハブベアリングの異音であること」「他の3輪(フロント右側、リヤ左右)のベアリングからは異音の発生がないこと」の確認が取れた…という内容でした。

感謝の意と共に、「部品の発注から納品まで多少の日数がかかるであろうこと」「その間、週末はクルマを使いたいこと」から、いったん車両を引き上げて、新品のハブベアリングが部品センターからディーラーさんに納品されたあとのタイミングで再入庫したい旨を伝えました。

しかし、サービスフロントさんの話ぶりからすると「いったん車両を引き渡しして再入庫となると、作業着手までに時間がかかってしまう」「可能なら、このまま車両を預かりたい」ということでした。

まぁ、週末にエクシーガが戻ってこなくてもレガシィがあるし、年末前でディーラーさんも何かと忙しいだろうし…と考え、そのまま車両をディーラーさんに置いてもらうことに予定変更しました。

<車両を引き取らず、そのまま預けることに変更した理由>
・部品センターから新品のハブAssyが届くまでの間に、
 あらかじめエクシーガのアクスル周りを分解いただき、
 既存のハブAssyを取り出しておくリードタイムを稼げる。
 (再入庫だと、再入庫したあとからの分解となってしまう。)

・いったん作業着手(異音がする既存のバブAssyの取り出し)を
 してしまえば、「仕掛かり車両」ということで、車完(作業完了)
 目指して優先的に継続作業に取りかかってもらえる可能性が高まる。


■日程読み
電話越しに「正式にハブAssyの注文を依頼すること(意思表示)」、「車両をそのまま預かっていただくこと(ディーラーさんの事情にも配慮)」を伝えます。

この時点で、当方の日程読みは次の通りです。

(1)この日(11/11(木))はすでに夕刻を過ぎているので、
  部品を発注しても、システム上、翌11/12(金)扱いになるはず。
(2)金曜発注の場合、メーカー在庫があれば土日を挟んで
  翌・月曜日の納品(ディーラー着)になりそうと考えられる。
(3)恐らく分解に伴う他のイレギュラー整備は発生しない見込みなので、
  11/15(月)の丸1日あれば、十分に交換作業が可能であろうこと。
(4)東京スバルさんの定休日は毎週火曜~水曜なので、普通だったら
  火曜に突入する前日の11/15(月)中に「車完」できるように
  動いていただけるのではないか。

ディーラーのサービスフロントさんに対し、上記のように思っていることを正直に伝えたところ、「ほぼそうなりますよね。」…とのこと。一応、保険として「万一、予期しないイレギュラーが生じた場合は(定休日明けの)11/18(木)になっても構いません」と伝え、安心して作業に取りかかっていただくように(=作業を急がせる意図はない、の意)お願いしました。


■通りがかり
エクシーガを預けた翌週の11/15(月)、別件でディーラーさんの脇を通りがかったところ、ちょうど工場内で作業いただいている真っ最中のシーンを目撃しました。

<↓たまたまディーラーさんの脇を通りがかったところ…>


<↓預けたエクシーガがハブAssy交換作業の最中でした>


この様子ならば、「読み」の通り11/15(月)に仕上がるだろう…と思っていたところ、実際に夕方になって「作業終了した」との連絡をいただきました。うん、変なトラブルも生じなかったということですね。

■車両の引き取り
当日、仕事が終わったあと、レガシィに家族を乗せてディーラーへ。作業内容についての一通りの説明を受けます。

<↓(参考)ディーラーさんの雰囲気>


<↓作業内容についての説明を受けている間に、エクシーガは工場から出て完成車置き場へ移動されます>


特に問題がないことを確認できたので、家族には先にエクシーガで帰宅してもらいます。なお、メカニックさんにハブベアリングの異音の確認方法を尋ねたところ、
・実走(試乗)して当たり付け
・車両を2柱リフトで揚げて、聴診器で確認

とのことでした。フロントの左側「以外」のハブベアリングからの異音が発生していないことの確認は、リフトアップして聴診した結果である…ということを聞けただけでも収穫でした。


<↓家族には、先にエクシーガで帰宅してもらいます(手前のレガシィが乗ってきたクルマ)>


エクシーガを引き取ったあと、いろいろなシーンを走行しましたが、あの「うねるような」ハブベアリング異音はすっかりと解消していることを確認できました。家族からも「静かになった」と好評です。

やはり「普段から」「クルマの調子を把握しておき」「異変を感じたら注意しつつ」「適切なタイミングで必要な措置を取る」ことの重要さを、改めて認識できました。…出先でベアリングが焼き付いたり破損したりすることを予防できて良かったです。


■備考
ここで再び、エクシーガのパーツリストから構成図を載せると次の通り。

<↓エクシーガのフロントアクスル周り>


この図からも、
 ・フランジボルト①は(少なくとも)部番が3回は変わっている
 ・ロックナットも2008年12月を境に、部番が変わっている
ことが読み取れます。

当方の手持ちのパーツリストは2019年09月版ですので、最新版ではありませんが、今回の部品交換に要する金額をザッと見積もってみると、次のようになります(※あくまで参考値として)。


<↓2019年09月時点での部品価格(※参考値)>


その一方、今回実際にかかった工賃込みの費用は次の通り。この2年間ほどの間で、部品の価格改定が入っている(値上がりしている)ことが分かりますね。

<↓今回のフロント左側のハブAssy交換(のみ)の交換に要した部品代と工賃(※東京スバルでの参考値)>


プレスでベアリングを抜いたり圧入したり…などの作業ではなく、単純なAssy交換でしたが、今回はディーラーさんに作業を依頼しました。年末・年始の長距離帰省(東京~札幌)前に対処(懸念点を解消)できて良かったです。

もしも今度、他の部位のハブベアリングから異音が発生した場合は、DIYで処置するかディーラーさんに依頼するか、そのときの状況に応じて判断しようと思います。…まぁ、その前に「10万kmメンテ」が入る予定ですけどね。

以上、お読みいただいた方々にとって何らかの参考になれば幸いです。
Posted at 2021/12/01 00:58:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2021年11月28日 イイね!

[エクシーガtS] ハブベアリングからの異音・前編(認知から入庫予約まで)

[エクシーガtS] ハブベアリングからの異音・前編(認知から入庫予約まで)もうすぐ累計走行距離が10万kmを迎えようとしている我が家のエクシーガ(2012年式・tSグレード)。

走行中のかすかな異音を認知してから、恐らくハブベアリングが原因だろうと推定し、ディーラーに対処を依頼して無事に引き取るまでの備忘録を前編と後編の2編に分けて記します。



■かすかな異音
2021年の春。コロナ禍で長距離運転をする機会は全然ありませんでしたが、エクシーガでフラットな路面を一定速度で走っているときに、かすかなうねり音というか、こもり音のような音がすることを認知しました。

が、すぐに暗騒音にかき消されるような微弱な音(注意して聞かないと、気がつかない程度の音)だったため、そのときは特に気にしていませんでした。

その後、8月に入ってからタイヤを4本とも新品に交換。
(→ こちら

この頃から、車速50~60km/h程度の領域で「こもり音」として認識されるようになりました。あいにく高速道路に乗る機会も無かったことから、市街地ではそれ以上の車速域での音の状況は分からずじまいでした。


■変調
私が運転しているときに、この「うねり音」とも「こもり音」とも取れるような音について、同乗している家族に感想を求めたところ、
 ・言われると、確かに聞こえているように思う。
 ・でも、こないだタイヤを交換したばかりだよね?

とのコメント。交換した新しいタイヤは私にとって初のナンカン、NS-25(サイズは純正指定の215/45R18)です。確かにトレッドのブロックはやや大きめで、静粛性に配慮した小サイプは入っていない製品です。

タイヤのパターンノイズの可能性も確かにあるかもしれないので、もう少し、異音の様子見を続けることにしました。

すると、10月頃より異音を認知可能な車速が30km/h以上(の領域)に広がり、さらにその音量も大きくなるなど、次第に症状が顕著になりました。そこで次のような特徴を持つことから、ほぼ「ハブベアリングの異音」と推定し、ディーラーへの点検入庫の予約を取ることにしました。もう待っている必要もありません。

<確認された特徴>
 ・異音は車速に比例すること。
  その認知可能な車速域がだんだん低速域に広がりつつあること。
 ・音質がうねるようなこもり音であること。
 ・発生場所として、左前から(のみ)聞こえること。
 (↑タイヤのパターンノイズだとすれば、4輪から同じように聞こえるハズ。)


■ディーラーにて・その1
エクシーガのハブベアリング(フロント)は、ベアリング単体での部品出庫の設定は無く、バブごと交換になります。ので、もしも「異音の原因をバブベアリングと推定したこと」が正しければ、ベアリング打ち替えではなく部品交換となるため、DIYでの交換も可能ではあります。

<↓エクシーガのフロントハブ周り>


が、今回はDIYの時間が取れなかったことと、(自分用のレガシィではなく)家族用のエクシーガであることから、ディーラーで原因の特定と対処をお願いすることにしました。

そこで、あらかじめ「異音を認知した経緯」や「ハブベアリングと推定していること」、「原因が明らかになった後の対処要望」などを書面に記載(作成)しておいた「申し送り票」を持参して行きました。


<↓あらかじめ、ユーザーとして確認できた事実などをまとめた「申し送り票」をディーラーに持参>


方針としては、
 ・まずは症状の現認と原因の特定をするため入庫
 ・診断診断結果に応じて部品を注文(この間、いったん車両引き取り)
 ・部品の納品タイミングに合わせて車両を再入庫
とすることにしました。


■ディーラーにて・その2
入庫の日取りを決めたあとは、せっかく来たのでショールームを見ることにしました。ちょうど新しいBRZなどが展示されていました。

<↓いっしょに連れていった長男(こないだカートレッスンを受けた 小学生)>


<↓MTのシフトフィーリングをチェック中の長男>


<↓ついでにレヴォーグの運転席にも座ってみる>


ふと見ると、展示車輌とは別のスペースに、何やらイスが並べられている…。
VR体感コーナーでした。最近はこのような集客装置?もあるのですね。


<↓「何だろう?」と思って見てみると…>


<↓VR体感コーナーでした>


最後に、来場記念として今治タオルをいただいて帰宅しました。

<↓来場記念グッズの今治タオルをいただく>
 

果たして当方の原因推定した「ハブベアリングからの異音」は正しいのでしょうか。あるいは、同じ運転履歴が付加されている左前「以外」のベアリングからの異音の兆候は無いのでしょうか。…このあたりをしっかりと診ていただきます。

「後編」に続く。

 ↓
 ↓
 ↓
2021-12-01(Wed.) : 更新
[エクシーガtS] ハブベアリングからの異音・後編(入庫から車両引取まで) をアップロードしました。
Posted at 2021/11/28 21:13:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2021年08月14日 イイね!

[歴代各車のタイヤ履歴] レガシィ・エクシーガ・インプレッサ・ヴィヴィオ・プレオ・シャレード

[歴代各車のタイヤ履歴] レガシィ・エクシーガ・インプレッサ・ヴィヴィオ・プレオ・シャレード自分用の備忘録。

今まで乗ってきたクルマ(バイクを除く)の夏タイヤについて、買い替え履歴をまとめてみました。

スタッドレスタイヤについては、レガシィ・インプレッサ・エクシーガで共用してきたので、今回は「まとめ」から除いています。




■まえがき
前日のブログ(→ [エクシーガtS] 4回目(丸9年が経過)の車検をディーラーさんで受ける、の巻 )の最後の部分にて、「ディーラー車検は無事に終了。次なるタイヤ選びへと続きます。」と記しました。

具体的には、エクシーガ用として「どうしてナンカンNS-25というタイヤを選ぶに至ったのか?」という顛末を書こうと思っていたのですが、「せっかくなので、その前に過去のタイヤ変遷も記録化しておこう」と思い立ち、個人的な備忘録を目的とした「歴代のクルマのタイヤ履歴」をまとめてみました。


■ザックリとした履歴
現車(BPレガシィ、エクシーガtS)のタイヤ履歴について、簡単にまとめると以下のようになります。

BPレガシィ(2006年~2021年現在)
 ・ブリジストンPOTENZA RE050A 215/45R18 89W(純正)
   ↓
 ・ブリジストンREGNO GR-8000 215/45ZR17(BGレガシィ使用品から移植)
   ↓
 ・ダンロップ ルマンLM703 215/50R17 91V
   ↓
 ・ハンコック Ventus V12evo 215/50ZR17 95W(XL)

エクシーガtS(2012年~2021年現在)
 ・ブリジストンRE050A  215/45R18 89W(純正)
   ↓
 ・グッドイヤー EAGLE F1 215/45R18 93Y
   ↓
 ・ハンコック ventus V12 evo2 215/45R18 93Y(XL)
   ↓
 ・ナンカン NS-25 215/45R18 93H(XL)

これよりさらに前のレガシィについては、非常に大雑把ですが次のようになります。

BCレガシィRS(1989年~1996年)
 ・銘柄不明 205/60R15(純正)
   ↓
 ・ブリジストン POTENZA RE-810 205/50R16

BGレガシィGT-B(1996年~2006年)
 ・銘柄不明 215/45R17(純正)
   ↓
 ・ブリジストン REGNO GR-8000 215/45ZR17(普段履き)
 ・ブリジストン POTENZA RE-01 205/50R16 87V(サーキット用)


■ライフステージを反映
当方の「タイヤ選び」を、改めて大きな流れでとらえると、
(1)純正装着タイヤが途中まで摩耗したあと、
(2)最初は走りに振った、グリップ重視のタイヤ選び(POTENZA)。
(3)その後、静粛性を重視(REGNO、ルマン)。
(4)近年ではコストパフォーマンス重視(ハンコック、ナンカン)。
※車両買い替えの際の下取り時には、タイヤ&ホイールを純正戻しとする。

…という図式が見えてきます。

これは独身時代だったり、競技経験者との交流があった頃だったり、結婚して子供ができた頃だったり、あるいは自分の用途に見合った性能を求めることに考えが落ち着いた頃だったり…と、図らずも、「己の人生(ライフステージ)が少なからず反映されたタイヤ選び」をしてきたような気がします。


■タイヤ履歴の詳細
上記は大雑把な履歴ですが、各車ごとに詳細な履歴を表にまとめると、次のようになります。

ただし2000年前後より以前については、デジカメがまだ広く普及していない時期(記録メディアがスマートメディアだった頃で、カードの容量も8MBとか16MBでした)だったため、残念ながら当方の画像記録もほとんど残っていませんでした。


<↓歴代各車の「タイヤ履歴」まとめ(クリックで拡大)>


スタッドレスタイヤについては「こだわり」がありますが、夏タイヤに関しては、その時々で「特に重視する性能」を視野に入れながら、トータルでバランスに優れたタイヤ選びをしてきたつもりです。

今後も、先入観を排除してなるべく技術的な特徴を理解したタイヤ選びを行い、選択肢を広げていきたいと考えています。


エクシーガ用として「ナンカンNS-25」を選んだ顛末に続く。
 ↓
 ↓
 ↓
2021-08-16(Mon.) : 更新
[エクシーガtS] 格安タイヤ選びVol.1(ハンコックVentus Prime3は在庫切れ) をアップロードしました。
Posted at 2021/08/14 19:13:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2021年08月13日 イイね!

[エクシーガtS] 4回目(丸9年が経過)の車検をディーラーさんで受ける、の巻

[エクシーガtS] 4回目(丸9年が経過)の車検をディーラーさんで受ける、の巻レガシィ(7月)に続いてエクシーガ(8月)も車検の時期となりました。レガシィとは異なり、エクシーガは家族がメインで運転するクルマのため、ユーザー車検ではなくディーラーさんで車検を通しています。

今回のブログは、事前入庫から車検後の引き取りの様子までを備忘録として記します。



■事前入庫の巻
ディーラー車検の場合、本番前に事前の点検入庫が推奨されています。もしも重整備が必要になった場合、部品の調達や作業工数の調整が大変になるからです。我が家のエクシーガの場合も、あらかじめサービス工場の都合が付く日をお尋ねし、その日にちに合わせて事前入庫する…という段取りを取りました。

<↓ディーラーさんに出向いて、事前の点検入庫日を調整(またまた癒やしののれんと対面)>
 

<↓ディーラーさんで見かけた啓蒙ポスター>


<↓左:鬼のような?ハミタイ  右:フィルムは非着色タイプでも透過率に注意>
 

# レガシィのユーザー車検では、
# 多摩自動車検査登録事務所にて
# UVカットフィルムの透過率を
# ガッツリと計測されたことを思い出す。

さて今回の事前入庫に備えて、あらかじめDIYで処置しておいた項目は、純正のハイマウントLEDストップランプの一部が球切れしていたことへの対処です。

エクシーガ純正のハイマウントストップランプは12連LEDですが、このうち1灯でも消灯していると車検に通りません。このへんの対応については、すでにブログで記述済みですので、詳細はそちらをご覧下さい。

◎部分滅灯LEDへの対応・その5(純正ハイマウントストップランプ)→ こちら


■お勧め整備メニューてんこ盛りの巻
事前の点検入庫で車両を1日預けた結果、ディーラーさんの車検費用の見積もり金額は約30万円!となりました。…さんじゅうまんえん?!

つい先日、レガシィをユーザー車検で通した目線で考えると、目の玉が飛び出る金額です。もちろん、ディーラーさんのことですから「良かれ」と思って提案いただいた(≒車検そのものには関係のない)各種整備メニューも含めてのことです。

見積書の中身を一つずつ、吟味します。
全部で4ページにも及びます。


<↓見積書の1~2ページ>
 

<↓見積書の3~4ページ>
 

家族グルマとして吟味した結果、推奨を含む見積もりメニューの「要/不要」の判断は次の通り。

(1)点検パック:加入
  ※付随してEGオイル交換となるが、ドレンガスケットは持ち帰り指示。
  (ワンタッチON-OFFドレンボルト装着のためガスケット交換不要。)
(2)下廻りスチーム洗浄:依頼(点検パックに付随)
(3)エアクリ:交換を依頼(オプション)
(4)発煙灯:不要(LED版を持っている)
(5)エコクリーナー:不要
(6)フューエルクリーン:不要
(7)クーラントサプリ:不要
(8)スラッジナイザー:不要
(9)カーボナイザー:不要
(10)ワイパーラバー:不要(手持ちで新品あり)
(11)エアコン消臭・抗菌:依頼(オプション)
(12)ACガスクリーニング:不要
(13)バッテリー交換:不要(自分でメンテ)
(14)パワステポンプ漏れ:依頼(車検対応)
(15)オイルフィラーダクト漏れ:不要(自分でメンテ)

いやいやいや…こうして書き並べると、「ここぞ」のタイミングでディーラーさんの推奨メニューの多いこと多いこと。でも、それが悪いだなんて思っていませんよ。ディーラーさんの立場としては「車検後も」お客様に安心して乗っていただくためのメニューを提案することが役割ですからね(当然、売り上げを稼ぐ面もありますが)。

でも選択メニューの決定権はユーザーにありますので…。

ただ、今回は事前入庫で得られた(発見できた)貴重な事柄もありました。
(14)パワステポンプ漏れ:依頼(車検対応)
(15)オイルフィラーダクト漏れ:不要(自分でメンテ)
(16)タイヤ内減りあり、一部ワイヤー露出

上記3項目のうち、パワステポンプの漏れは接続回路からの漏れではなく、ポンプ本体からの漏れのためAssy交換になる、とのこと。今後も長く乗り続けるために交換を依頼します(ディーラーさんにおいては、そのままでは車検不適合扱いにするとのこと)。

オイルフィラーダクト漏れについては、EJ型エンジンには見られる現象ですが、これはDIYで処置できるので車検当日までに自己整備することで決着。最後のタイヤの内減りは、フロントではなくリヤタイヤ。空気圧(エクストラロード)には注意していたのに、ここに来て指摘をいただくなんて…。


# タイヤは急ぎ、新品を別途調達することとして
# その間はスタッドレスを履かせることにしました。
# (タイヤ選びの顛末は、別途ブログで紹介予定。)

こうして取捨選択を行い、下記メニューの依頼で総額 約23万円が車検費用の再試算となりました。
(1)点検パック:加入
(2)下廻りスチーム洗浄:依頼(点検パックに付随)
(3)エアクリ:交換を依頼(オプション)
(11)エアコン消臭・抗菌:依頼(オプション)
(14)パワステポンプ漏れ:依頼(車検対応)


■追加のDIY作業の巻
事前の点検入庫が終わり、車両を引き取ったあとの話。指摘いただいた事柄を確認していきます。具体的にはタイヤとオイルフィラーダクトです。

<↓実際にタイヤを外して確認してみると、確かに一部が内減りでワイヤー露出となっていた>


溝は残っているものの、外側ではなく内側が片減りするって…。まだまだ空気圧が足りないのか? はたまた(フル乗車した際の)車重が重いのか?

# エクシーガのリヤの純正キャンバー角って
# 設定が適切なのか?…とも思ってしまう。

次はオイルフィラーダクト。ロッカーカバーではなく、明確に「オイルフィラーダクト」との指摘をいただいております。これも現物確認します。

<↓ダクトからの滲みなのか、あるいは給油時にこぼれたオイルが付着したのか?>


オイルフィラーダクトの締結ボルトだけでなく、ロッカーカバーにもホコリが付着した油痕らしきものが見受けられることから、内漏れではなく外漏れ(給油時のオイル垂らし痕)の可能性も否定できない状態のようにも思えました。

そこで、まずは徹底洗浄して様子見(起点確認)します。
・使用過程において再発したなら、ダクト内側からの漏れ。
・再発しなければ、給油時の外漏れ(垂らし)の可能性大。

しばらく走ってみて再発しなさげだったため、念押しで再洗浄してディーラー車検に臨みました(タイヤは交換してあるスタッドレスのままで受検)。なお、前日までに車載バッテリーは全自動充電器でFULL充電しておきます。


■ディーラー車検終了の巻
今回はパワステポンプAssyの交換作業が入るため、車両は1週間弱の間、ディーラーさんに預けます(実際には月曜入庫、火曜水曜定休日、木曜を経て金曜に車完でした)。

<その後、車検完了の連絡を受けてディーラーさんへ。再び癒やしののれんと対面>
 

<↓おおっと、ヨコハマタイヤを4本買うとグッズがもらえたのか…すまん、今回はナンカンにした>
 

<↓スバル点検パックの説明を改めて受けるとともに、会員証(加入証)を受け取ります>
 

点検パックが約7万8千円、予想外のパワステポンプAssy交換が約11万1千円(部品代:8万2973円、工賃:2万8215円)でしたので、この2点の費用を加味すれば、車検総費用の約23万円超は十分に納得できるものでした。

密かに懸念していたハイマウントストップランプの部分滅灯対策(LED光束の指向性的に)は、まったく何も言われず…でしたので、こちらのDIY対策(冒頭で既述)は成功ですね。

引き続き、タイヤを新品化することと、リヤのブレーキディスク(ローター)とブレーキパッド(残量少なめ)を適当なタイミングで交換することとします。


<↓ディーラー車検は値段が高いという印象がありますが、ディーラーにはディーラーの良さがある>


こんな感じでエクシーガのディーラー車検は無事に終了。
次なるタイヤ選びへと続きます。

 ↓
 ↓
 ↓
2021-08-14(Sat.) : 更新
[歴代各車のタイヤ履歴] レガシィ・エクシーガ・インプレッサ・ヴィヴィオ・プレオ・シャレード をアップロードしました。
Posted at 2021/08/13 01:53:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2021年07月01日 イイね!

[エクシーガtS] 部分滅灯LEDへの対応・その5(純正ハイマウントストップランプ)

[エクシーガtS] 部分滅灯LEDへの対応・その5(純正ハイマウントストップランプ)エクシーガ純正のLEDハイマウントストップランプの1ヶ所に球切れが発生。本体を丸ごとAssy交換するのではなく、安価にDIYで対策しよう…という主旨の一連のブログです。今回は「その5」です。

<関連ブログ>
◎部分滅灯LEDへの対応・その1(状況把握) → こちら
◎部分滅灯LEDへの対応・その2(暫定対策) → こちら
◎部分滅灯LEDへの対応・その3(恒久対策準備) → こちら
◎部分滅灯LEDへの対応・その4(プチトラブル) → こちら

■代替LEDの到着
Amazonで、いったんは汎用の赤色LEDを購入する手続き(770円@20個)を取ったものの、China Post でのロストなのか出品者都合によるものなのか、詳細不明のトラブルにより先方から発送キャンセルされてしまいました。

改めて別の出品者から汎用の赤色LEDを(10個300円+送料で)手配し、今度は無事に到着。検収作業を兼ねて通電チェック(印加電圧違いによる光量確認)を行いました。


<↓FLUX LED(四角いタイプ)ではなく、入手が容易な汎用の赤色LEDを手配してみた>


<↓通電チェックをしながら、まずは印加電圧違いで光り方の差を確認>


■作業開始(サーベイその1)
エクシーガ純正の12連LEDハイマウントストップランプは、「4個並列」を1セットとし、それが「3セット直列」になって構成されています。つまり純正はLED1個(チップ)あたり約4Vで駆動。

入手した汎用LEDは、印加電圧12V仕様。純正との光量差が不明なので、まぁここは様子見も兼ねて色々と(印加電圧を振って)試してみます。


<↓ハイマウントストップランプの筐体を、サクッと取り外し>


以下の画像では、黒丸印がマイナスコード、赤丸印がプラスコードを接続する端子を示しています。

<↓印加電圧4V(純正1セット×シングル相当)で汎用LEDを光らせた場合>
 

さすがに12V用LEDに4V印加だと暗めで光量不足は明らか(>サーベイですから)。次、行ってみよう。

<↓印加電圧8V(純正1セット×ダブル相当)で汎用LEDを光らせた場合>
 

光量がずいぶんとアップしたように感じますが、指向性の強い汎用LEDですから、光束から外れた視野から見るとやはり光量不足を感じます。次、行ってみよう。

<↓印加電圧12V(純正1セット×トリプル相当)で汎用LEDを光らせた場合>
 

ようやく正規の印加電圧12Vを与えてみると、これが本来の光り方(光量)ではあるものの、指向性(直進性)の強さにより視認角度が限られるとともに、輝点の大きさが純正比で貧弱です(>想定通り)。

<↓汎用LEDでは視認角度が限られるとともに、当然ながら輝点の大きさが純正比で小さい>


■工夫してみよう(サーベイその2)
純正の四角いタイプではなく汎用のLEDをセレクトした時点で、拡散角と言いますか、視認角度が限られますから、これを何とかする必要があります。

あいにく拡散レンズなどという都合の良いアイテムは持ち合わせておらず、「それだったら…」ということで、またもや既存の透明ビニールホース(← その2(暫定対策) で使ったもの)を再活用してみます。


<↓汎用LEDに、拡散レンズ(キャップ)代わりに透明ビニールホースを被(かぶ)せてみる>
 

<↓ほほう、予想通りに輝点が多少拡大したようです>


ビニールホースの内径で反射される光と外径で反射される光、それらの屈折(または回折)される光の混成状態として、輝点が拡大したように見えるのでしょう。さらに作業を続けます。

<↓次はレイアウト検討。もともとLEDの足を90°に曲げて配置する予定だったため、その可否を検証>


<↓LEDの足を90°に曲げた上で、前述の視野角拡大狙いの透明ビニールホース環を付けてみる>


<↓純正レンズカバーを装着。ハイマウントストップランプの構成要素としては、残念ながらまだ光量不足>


う~む…。惜しいところまでは確認できたかな。

■増やしてみよう(サーベイその3)
光量が絶対的に不足しているなら、光量を増やせばよい。つまり汎用LEDの数を単純に増やせば、その効果が期待できます。

<↓汎用LEDの数を2個に増やしてみた>


<↓汎用LEDが散らばらないようにするため、前述の透明ビニールを再活用してまとめてみる>


<↓おおぉ、今度は良い感じですが…>


すぐ上の画像に示すように、汎用LEDの数(光源)を増やした上で拡散効果を狙うことにしたのですが、結論から書くと「まだ改善が必要」と判断しました。理由は、やはり視認角度の狭さです。

<↓ハイマウントストップランプの筐体を少し傾けると、補修部分の光り方に不足が生じることを認知>


まぁ、そもそも汎用LEDを使っているので当然と言えば当然なのですが。とすると、2個でダメなら3個でどうなんだ…と。早速試してみます。

<↓汎用LEDを2個から3個に増設して、光り方を確認してみます>


<↓それなりに改善されたように見受けられるのですが…>


■観察してみよう(サーベイその4)
LEDを2個から3個に束ねた際に、必然的に失われたものがあります。それはLEDの指向性に起因する配光性です。汎用LEDは先端が細く、足元が太く成形されている都合上、3つを束ねると必然的に「指向性がお互いに集中」してしまうのです。

<↓束ねた3つの汎用LEDの光束を「より散らす」ために、中心に芯となる部材を追加することの説明図>


すぐ上の(4分割画像の)右下に示すように、束ねたLEDの中心に芯を配置すると、各LEDは中心軸に対して外側を向くようになるので、互いに光軸を拡散できるようになります。ここまでやって、実用上のネガを解消できると思います。

実際には軸芯を入れず、あたかも軸芯が配されているかのような位置で、3つのLEDを相互に固定します。固定には、熱にも強いであろうアルミテープを使いました。


<↓3つのLEDの光軸が相互に開く(散る、拡散する)ように固定配置します>


これで準備がほぼ整いました。

ここで「3つのLEDの光軸を互いに拡散させる」ための措置として、上記とは異なるアプローチから検討して「ボツにした案」も、参考として以下に載せておきます。


<↓拡散効果のボツ案。アルミテープでスカート下端にスリットを入れてLEDを取り巻くシェードとする案>
 

■確認してみよう
ここまでのサーベイ(検討、検証)で得られた結果を基に、対策を施したハイマウントストップランプを元通りに組み戻しします。この時点での結論は以下の通りです。
 ・入手が容易な12Vの汎用LEDを使用。端子は足元で90°に曲げる。
 ・3つのLEDを束ねる。ただし中心軸に対して光束が散るように配置。


<↓1ヶ所だけ滅灯した純正LEDに換えて、汎用LEDを3個束ねて配置した組完後の点灯状態>


<↓ちょっと引いて(ハイマウントストップランプから距離を開けて)撮影したときの画像>


# まぁ、イイんでないかい。

各段階で(節目ごとに)サーベイはしたけれども、私にとっては(半分、苦労を楽しみながらの)「やっつけ」的な改修作業でしたので、まぁこんな感じの対応になるかと。…完璧を目指すならば、そもそも汎用ではなく(打ち替え用の)チップ型LEDを使うべきでしょうけど。

さて、これで手打ちとして終わらせるか、はたまた さらに改善を目指すのか。そのへんの判断も、DIYの醍醐味ですかね。…と言いつつ、今回の一連のブログが皆さんへの何らかの参考やヒントになれば幸いです。
Posted at 2021/07/01 00:53:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ

プロフィール

「[整備] #モンキーR [モンキーR改] 路上復帰への道39_エキパイ・遮熱カバー・マフラーetc.のサビ取り準備の巻 https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8268011/note.aspx
何シテル?   06/17 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation