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調布市のKAZのブログ一覧

2019年07月12日 イイね!

[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その1(ヘッドライト磨き)

[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その1(ヘッドライト磨き)2006年に新車で購入したBP5D型レガシィも、今年で丸13年が経過。いよいよ6回目の車検を迎えます。

途中、WRX-STIの特装車・S208の抽選に臨んだものの、見事に落選。車両の買い換えまでには及ばず、現在に至ります。そして今回もユーザー車検で通す予定ですので(>本番はこれから)、備忘録代わりに準備の様子を残すことにします。


◎近況は こちら → [BPレガシィ、エクシーガtS] 近況報告・後編(不具合・リコール・車検準備など編)

■過去の振り返り
車検をユーザー車検で通すにあたり、事前に自分のブログ(過去ログ)を振り返ってみました。記憶の中では、ドライブシャフトブーツ(破れ)や車載バッテリ(経年劣化)、あるいはフォグランプ(飛び石でガラスレンズの一部に亀裂)や補機ベルト(輪断)などを交換した覚えがあり、それらについて、当時の様子をブログを介して振り返ることができます。

私の場合、自分で書いた過去ログに助けられることもあり、詳細にブログ(備忘録)アップしておいて良かったな・・・と思うことが多々あります。


◎ユーザー車検カテゴリ → こちら

今回の心配事は「樹脂製ヘッドライトのくすみ」「フロントスカートリップの一部がガムテープ止め」くらいなものです。このところ週末は毎回、雨天が続いており、なかなか手出しができずにいましたので、平日の空いた時間にサクッと作業(お手当)することにしました。

■ストック品を活用
ヘッドライトのくすみ取りには、数年前から部屋に取り置きしてあった製品を使うことにします。今となっては、何かのイベントで景品として手に入れたのか、あるいは年末年始の店頭などで格安品を購入したのか、すっかり経緯を忘れてしまった一品なのですが、ようやく役に立つ日が来たことになります。

<↓「どうして持っているんだろ?」と自分でも入手経緯が不明なヘッドライト磨き>


<↓当然のごとく、研磨材とコーティング材の2液入り>


私見ですが、樹脂製ヘッドライトのくすみ取りは「表面を研磨する」ことよりも、「その後に表面処理(コーティング)をする」ことの方が重要であると思っています。理由は、もしも磨いたまま放置すれば、すぐさま紫外線で劣化(くすみの再発)すると考えられるからです。

磨く行為そのものが、表面性状の耐候性を低下させることになるので、事後処理をしておかないと再発して悪循環(磨く→放置→くすみ→磨く→放置→くすみ・・・のループ)に陥ると考えています。


■いざ、作業開始
本来ならば、ヘッドライトの周囲に養生テープでも貼ってマスキングするところですが、今回は時間が無いので割愛。ヘッドライトの樹脂カバーから研磨材をハミ出させないように注意しながら作業することにします。

<↓まずは、くすみを取る前の状態(車両左側のヘッドライトユニット)>


取扱説明書には、(汚れやホコリだけでなく)水滴も拭き取るように指示されており、洗車直後の濡れたままの状態を避けることとされています。もしもこのような製品(ケミカル類)を持っていなかったら、番手の細かな耐水ペーパーで水研ぎしようと思っていましたので、水滴禁止は(私にとっては)ちょっと意外でした。

<↓付属のクロスに研磨材入りのペーストを垂らし、樹脂カバーを撫でていく>


■すぐに効果が現れる
研磨材入りのクリーナーは即効性があり、ゴシゴシと力を入れて擦るまでもなく、樹脂の表面を軽くさらうだけでもくすみが取れました。大変な「手間いらず」でした。

<↓あっという間に、こんなにキレイに状態復元>


ここでヘッドライトの左側(助手席側):処置済みと、右側(運転席側):未処置との外観を比較してみます。

<↓処理後の樹脂カバーは透明度がほぼ復元>


<↓いとも簡単にくすみが取れるとは予想外>


残る右側(運転席側)のヘッドライトのくすみも取りました。こちらも労せずして透明度を戻すことに成功しました。

<↓ものの数分間、クロスで撫で回す(なでまわす)だけでキレイに>


出現効果の素早さに気を良くして、次の工程:研磨した樹脂表面の保護コーティング塗布へと進みます。そう、進んだのですが・・・(後述)。

■思わぬ落とし穴
次の工程は、個人的に重要だと思っている「樹脂表面の事後コーティング」作業です。付属のミニボトル(容量:8ml 入り)のキャップを開けます。

<↓あれ? おかしいぞ・・・?!
 

ミニボトルを逆さまにしても、容器の腹を思い切り潰してみても、一向にコーティング液が滴下する気配が感じられません。

そこで、さらに内側のキャップを取り除いてみることにします。
(ついでに、つまようじで中身を攪拌してみることに・・・。)


<↓何じゃ、こりゃぁぁあ~(太陽にほえろ!風に)


白い結晶状?の沫泡?が顔を覗かせます。
それでも、取扱説明書の指示の通りに、付属のスポンジに載せてみると。


<↓だみだ、こりゃ(いかりや長介さん風に)


■あとがき
こうして、BPレガシィの樹脂製ヘッドライト(経年13年)の「くすみ」が いとも簡単に除去できたことと引き換えに、耐候性コーティングを施していない結果として「従来よりも黄ばみやすくなるという表面性状」を手に入れました(汗)。

近日中に、再度の軽研磨と(今度こそは、の)表面コーティングを施さねばなるまい。

◎教訓:「ケミカル類は、使う前に中身を確認しよう。」
     あるいは
     「ケミカル類の長期保存は禁物です。」

どうしても取り置きするなら、湿度の低い冷暗所(冷蔵庫も可)に保管のうえ、早めに使い切るのが吉。だと身を以て認識した次第。

BPレガシィ、車検満了の日まで、あと約2週間(>宇宙戦艦ヤマトのナレーション風に)。



その2(フロントリップスポイラー外し) に続く。
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2019-07-16(Tue.) : 更新
[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その2(フロントリップ外し) をアップロードしました。
Posted at 2019/07/12 00:40:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ
2019年07月01日 イイね!

[BPレガシィ、エクシーガtS] 近況報告・後編(不具合・リコール・車検準備など編)

[BPレガシィ、エクシーガtS] 近況報告・後編(不具合・リコール・車検準備など編)近況報告の後編です。

ここ最近は公私忙しかったため、ブログの更新(と、皆様のページの巡回)頻度が下がっていました。

少しずつ落ち着いてきましたので、近況報告を前編(CBR編)と後編(エクシーガ&レガシィ編)の2つに分けて、備忘録代わりに記しています。

今回は、エクシーガとレガシィについての直近の出来事をごく簡単に載せます。


◎前編は こちら → [CBR250Four] 近況報告・前編(4月~6月のCBR編)

■エクシーガ編・その1
私見ですが、エクシーガの弱点の一つに「サードシートの乗員に対する空調の効きの弱さ」が挙げられると思っています。個人的には、インパネ内の空調ダクトを改修のうえ、Aピラーから天井の両側面にワンオフでダクトを引き回し、サードシートの左右頭上に(ホンダ・オデッセイのような)ベンチレーショングリルをDIYでスワップする案を持っています。

そのほか、後席ドアの上側1/3程度のエリアに「(窓を閉めていても)ピタリと当てはまるアクリル製のウィンドウ+蛇腹による導風ダクト(車速風を利用したパッシブベンチレーションsys)」をDIYで作成するなど、セカンド&サードシートの乗員向けの空調改善プラン自体は、いくつか考えています。

しかし、ここ最近はDIY向けに時間がなかなか取れないため、もしかすると「安物買いの銭失い」になるかもしれない(>失礼!)ことを覚悟の上で、お手軽設置可能なツインファンをネットで入手してみました。


<↓とりあえず格安品を購入してみた(何とかならなくても、何とかする前提で)>


この手のツインファンは、非常にたくさんネット販売されており、付属するアタッチメントの種類に応じて価格もピンキリ。その中から、私が重視したのは「風量コントロールが無段階に連続調節可能なタイプ」。つまり、「OFF-弱-強」の2段階式ではなく、風量可変ボリューム付きのタイプをセレクトしました。

<↓これら以外にも、付属アタッチメントの種類などで様々なバリエーションあり>


<↓私が買ったツインファンは、風量コントロールが可変のタイプ>


アタッチメントは、「いずれDIYでステーやブラケットを自作することになるだろう」と思いつつも、まずはBGレガシィの頃の廃品(アシストグリップ・バー)を利用してみることに。

<↓とりあえず「やっつけ」で設置してみた・・・の図>


だみだ、こりゃ。
(いかりや長介さん風に)


今はこのまま放置状態ですが、いずれ時間を作ってマウントステーを自作する予定です。・・・でもその頃になると、とっくに夏が終わってしまっているような気もします(汗)。

■エクシーガ編・その2
右側の電動格納式ドアミラーが作動しなくなりました。メーカー純正の「ドアミラー・オートシステム(アクセスキーのロック/アンロックでドアミラーが閉/開するオプション)」が作動しないことから発覚。

幸いにして延長保証(ネクステップ)に加入していたため、無償で修理いただけることになりました。


<↓右側のドアミラーのみ電動開閉せず→ドアミラーユニットごと交換に>


<↓納品請求書より。クレーム処置となるためスバル本体への報告用の写真撮影もアリ>


<↓保証が無ければ、部品代28404円+工賃6372円=合計34776円が必要になるところ>


そして先日、無事に修理を終えて車両が戻ってきました。
エクシーガは今年の8月に3回目の車検(>つまり、以後は保証切れ)となってしまうので、もしも不調が出るなら今のうちに出尽くしてもらいたいところ(本当は何もトラブルがないことが一番ですけどね)。


■レガシィ編・その1
ステアリングホイールカバーが経年劣化でボロボロに。

<↓いくらなんでも寿命だろ・・・(もったいない精神もここまで、です)>
 

私は、かつて初代レガシィ・セダンRSターボ(BC5A型)に乗っていた頃、いち早くDシェイプのATCスプリント(=真っ赤な革製ステアリングホイールで、膝下側が水平カットされたD字型ステアリングホイール)を愛用していました。平成2年頃の話です。

でも今は、ある程度の見栄えがあって「(操蛇時に)滑らなければ良い」ものであれば可・・・という見地から、格安品も検討対象に。結果、以下のお手軽カバーを購入した次第(※すでに類似品をエクシーガで使用し、何ら問題ないことを確認済みのため)。


<↓握り心地もなかなか。何と言っても「698円+税」というお手軽価格>
 

近々、交換する予定です。
(>まだ替えとらんかったんかい!)


■レガシィ編・その2
BPレガシィは今月、6回目(初年度登録から丸13年が経過)の車検を迎える予定です。今回もユーザー車検で通す予定。ただし、計測器を使わないと数値を把握できない項目(サイドスリップやCO、HC)については、「念のため」ディーラーで事前測定をお願いする予定。・・・まぁ、これらは黙っていても検査にパスするとは思いますが。

そのほか、下回りのスチーム洗浄もディーラーにお願いする予定。やろうと思えば、自宅で「地下ピット+ケルヒャー(のような高圧洗浄機)」があるのでDIYでもやれないことはないのですが、ディーラーさんとの付き合いもあるため、必要な部分のみ工賃をお支払いして「持ちつ持たれつ」の関係を維持していく方針です。

しかし今回は、(そうした依頼事項もさることながら)BPレガシィにリコールが出ているので、車検前にその対策作業をお願いすることが最大の目的。


<↓対象部位は燃料ポンプのハーネス。燃料残量によって所要作業時間が変わるとのこと>
 

# エアバッグといい、バルブスプリングといい、
# スバルのディーラーメカニックさん、大変です。

ユーザー車検で通す前提ですので、今回は曇ってきた樹脂製ヘッドライトの研磨なども実施しなければ・・・。

<↓恐らくは絶対光量が低下していると思われるので、これを機にメンテ予定>


ユーザー車検の 予約 についても、直前でバタバタしないように準備するのが吉。ネット予約する際に、(2年前に)使ったハズの入力パスワードを忘れていないかセルフチェックします。

<↓ユーザー車検のネット予約の入口。レガシィのエアバッグは対策済みなのでOK>


<↓ここからログインボタンをクリックして先に進む>


<↓仮に前回の有効パスワードを忘れてしまっても、メールアドレス入力で再通知が可能>


<↓PWD入力できれば、このようにどこで・いつ受検するのかを決める画面に進みます>


・・・と、まぁ、こんな感じで直近を過ごしております。以上、駆け足ですが、2話続けての近況報告でした。

今月~来月にかけては、いろいろとクルマ関係の作業をすることになるかと思いますので、更新頻度は少ない(?)ものの、機会をとらえて作業風景を紹介していきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

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2019-07-12(Fri.) : 更新
[BPレガシィ] 6回目(13年経過)のユーザー車検準備・その1(ヘッドライト磨き) をアップロードしました。
Posted at 2019/07/01 23:18:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ
2017年07月30日 イイね!

[BPレガシィ] 11年経過(登録後5回目)のユーザー車検について・後編

[BPレガシィ] 11年経過(登録後5回目)のユーザー車検について・後編BPレガシィ(2006年式 GT spec B、6速MT)について、5回目の車検(初年度登録から丸11年が経過)もユーザー車検で通してきました。

今回のブログは、自動車検査登録事務所(陸運支局)でのライン流しの様子を中心にお伝えします。


◎前編はこちら
事前のDIYメンテやディーラーへの依頼事項など

■メンテナンスノートの補充の巻
前回のブログ(→ 前編)にて、排ガス濃度(COやHC)やサイドスリップなど計測器を使わないと数値把握できない項目については、ディーラーに点検依頼したこと。その際、「やってほしいこと」 と 「やってほしくないこと」 を明文化した連絡票を事前作成して手渡したこと。・・・を記しました。

ディーラーさんに実施いただく点検項目は、当然ながらスバルのメンテナンスノート(点検整備記録簿)に記帳されるのですが、私のBPレガシィは2006年式のため、初年度登録から11年が経過した車両です。今まで使ってきたメンテナンスノート(新車購入時に添付)は、実は 10年分までしか記載ページが無い のです。

そこであらかじめ、「点検整備記録のページを使い切ってしまっている」 ことに対する処置として、


 (1)(家にもう一台ある)エクシーガのメンテナンスノートのコピーを
   自前で用意しておき、今回はそれに記入いただくことでもOKか?
 (2)それとも、新規にメンテナンスノート(冊子)を購入しないとダメか?
 (3)あるいは、従来のメンテナンスノートとは異なる書式(例:パソコンで
   プリントアウトされたもの)が発行されるので、ユーザーは準備不要か?

のいずれになるかを打診したところ、「基本的には上記(2)でお願いします」、との回答をいただいていました。「ユーザー車検なのにメンテナンスノートを買わなければならないのか・・・」 と、少々違和感もあったのですが、ディーラーに点検整備をお願いする以上、そのルールに従うことにしました。

ところが車両の入庫当日、ディーラーの担当者から 「メンテナンスノートはサービスでお付けします」 とのありがたい言葉をいただきました。ユーザー車検と言いつつも整備入庫させている私と、管理ユーザーの入庫ポイントを上げたいディーラーさんとの間で、「持ちつ持たれつ」 の関係が構築されている結果かもしれません。


<↓メンテナンスノートは記載欄が10年分で終わり。今回はご厚意で新しい冊子をいただきました>


<↓新しいノートは2016年3月発行のC0023C版。旧社名の富士重工はSUBARUステッカーで上書き>
 

2017年3月までの会社名は 「富士重工業株式会社」 でしたが、4月以降は 「株式会社SUBARU」 です。新社名で印刷される改訂版が出るまでの間は、メンテナンスノートの当該部に 「株式会社SUBARU」 のステッカーを貼ることで出荷対処しているのでしょうね。

■ディーラーでの指摘事項の巻
ディーラーでの点検整備は何事もなく済んだのですが、車両引き取りの際に1点だけ、「左ナンバー灯が点いたり消えたりするため交換が必要です」 との指摘をいただきました。

私が入庫させる前には点灯していたし、ディーラーでも 「電球をたたくと点灯した」 とのことですので、ユーザー車検の本番では予備の電球を持参し、必要に応じてその場で交換することにしました(前検査→後整備の概念)。


<↓エクシーガのナンバー灯をLED化したときのノーマル電球を予備として持参>


■本番当日、申請書類の巻
自宅から多摩自動車検査登録事務所までの所要時間は、例年、約30~40分間ほど。この日は普段着ではなく、DIYでクルマいじりをする際の作業着を身につけて現地入りしました。検査開始時刻のAM10:30からに対し、AM10:05に現地到着したのですが、受付窓口に行ってビックリ。週明けの月曜日だったためか、人が多く、とても混んでいます(汗)。早めに手続きしなければ・・・。

「敷地内の、どの建屋で普通自動車の継続審査用紙(3枚セット)を入手するか」 とか、「申請書のどの欄に、どのように記入するか」 については、私自身が過去ブログに備忘録として書いてあるため、それを見ればバッチリでした。毎回、自分のブログが役に立っています。


◎継続検査の申請書の書き方など
 → 2015年8月5日付けブログ(事前準備と書類編)
 → 2015年8月9日付けブログ(検査ラインの様子)

<↓当方のレガシィの場合、手数料で1800円、重量税で32800円の印紙を窓口で貼ってもらいます>
 

「申請書をもらう→必要事項を記入→印紙代を支払う」 までの建屋と、「その申請書を持って、ユーザー車検の受付をする」 建屋は、通路を挟んで別になっています。印刷済みのネット予約番号とともに、申請書を受付窓口に提出します。その際、予約番号は 「口頭での伝達」 や 「スマホ画面の提示」 よりも、印刷した紙を見せる方がスムーズに受付していただけるような気がしました(係員の年齢的に)。

念のため、受付窓口ではヘッドライトの光軸検査について確認を取りました。


当方 : 「ヘッドライトの光軸検査は(ハイビームではなく)ロービームで実施でしょうか?」
窓口 : 「えっ~と、クルマの年式はいつですか?」
当方 : 「2006年式です。今月で丸11年が経過します。」
窓口 : 「それでしたら、ロービームでの検査になります。」
当方 : 「ありがとうございます。」

窓口 : 「検査の流れは大丈夫ですね?!」
当方 : 「ハイ。」

代行業者と間違われたのか、受付窓口の係員は作業着姿の私を見るなり、「検査ラインは初めてじゃないでしょうから、大丈夫ですね」 的な口調で声掛けされました。まぁ、実際にユーザー車検は今回が初めてではないですが。

■本番当日、順番待ちの間の出来事の巻
ユーザー車検の受付手続きが終わって申請用紙を返却してもらったあとは、持参していたクリップボード(A4サイズの画板)に用紙を挟んで、クルマを検査ラインに並べます。・・・が、その前に、例の 「ナンバー灯」 が点灯しているかどうかを確認しておきます。

うを!
左側のナンバー灯が消えているではないか!
今朝、家を出るときに確認した際には点灯していたのに・・・。
(さては、走行時の振動で一時的な接触不良となったのか?)

そこで暫定対処として、ディーラーが言っていた通り 「指パッチン」 を電球に喰らわせたところ、無事に点灯復活! 事なきを得ました(でも、なるべく早めに交換する必要があることには違いない)。


<↓左ナンバー灯に 「指パッチン」 を喰らわせると点灯復活! まるで故障前の昭和のカラーTVのようだ>


無事に対処して、検査ライン(今回も3番レーン)にクルマを着けますが、やはり混んでいます。お昼までに終わるかな・・・。

<↓ここには写っていませんが、ホンダの逆輸入車・リッジラインや大型バイク、改造旧車も並んでいました>


検査の順番待ちの間、先行車の検査の様子を見ておきます。私はレガシィのエンジンを停止させて、窓を全開にしながら先行車の様子を伺っていたのですが、レーンに並んでいる他車たちは窓を閉め切っており、エンジンをかけながらエアコンを稼働させているのでしょう。全然エコじゃねーな。

トピックとして、先行車にホンダ・フリードがいたのですが、検査ラインに入る前の外観・内装チェックの際に 「リヤシートのヘッドレストが見あたらず、せっかく並んでいた列から検査員によってハネられて」 いました。

特に 「3列シート車でふだん2列目までしか使わないユーザー」 は、乗車定員分(シートの数だけ)のヘッドレストも備わっていることを確認しなければならないでしょう(少なくとも、多摩自動車検査登録事務所では)。これはエクシーガにも当てはまることで、人によっては点検項目外の盲点になるかもしれません。


■本番当日、検査ライン流しの巻
いよいよ自車の順番が回ってきました。検査員が、作業着姿の私を見て 「初めてじゃないですね?」 と尋ねてきたので、ここでも 「はい、そうです。」 と答えておきました。恐らく、私服でユーザー車検を受けに来る人には丁寧な説明から始めるように・・・というお達しが出ているのかもしれません。

まずは灯火類の確認から。フロントは 「右ウィンカー→左ウィンカー→ハザード→スモール→ロービーム→ハイビーム→パッシング→フォグランプ→ホーン」 と小気味よく操作していきます。検査員がリヤに回ったら、同様に操作(シフトレバーをバックに入れて後退灯も)します。リヤフォグ付き車はリヤフォグも操作します。

あっ、そうそう、灯火類ではありませんが、上記のタイミングでワイパー&ウォッシャー液の作動状態も確認されました。ずいぶん以前は、ホイールナットの緩みを確認するため、柄の長いハンマーを持った係員がナットの打撃音を聞いていたと記憶しているのですが、今はそのような触診はありませんでした。また、今回もサイドウィンドウ(運転席)の着色フィルムの貼り付け有無は確認されませんでした。

灯火類の確認後、検査員が車室内の検査を終えたタイミングに合わせて、ユーザー本人がボンネットフードを開けて同一性(書類の車台番号と実車の刻印の一致)を確認してもらいます。

ここまで(リヤのナンバー灯も含めて)問題なし。次は、社外マフラー(APEXi のN1エボリューション)の騒音測定ですが、検査員が隣の4番レーンに応援に行ってしまい、しばらくの間、待機することに。


<↓サイドスリップ測定工程の直前のエリア。マフラーに対し、所定の距離にマイクロホンを設置して騒音計測>


検査員が戻ってきたタイミングで 「N/L(ニュートラル)、4200rpm一定」 にします。その間、本当に4200rpmに達しているのか、検査員はレガシィの運転席の窓越しにタコメータの動き確認しています。近接音の計測器は数値[dB] をピークホールドで表示させる機能を持っているのでしょうね。

結果、問題無し。
そのままサイドスリップ計測に移ります。
車両を微速前進させます。


<↓検査ラインでは、基本的に(天井からぶら下がっている)掲示板の指示に従って車両を各工程に流します>
 

サイドスリップも問題なし。
次はブレーキ・スピードメータ・ヘッドライトの連続検査です。
車両をゆっくり前進させて、ローラー(CDM)の上に載せます。

掲示板の指示に従って、フットブレーキやサイド(パーキング)ブレーキを操作します。
制動力に問題なければ、次はそのままスピードメータの検査です。

ローラー(CDM)上で発進加速させて、車速が40km/hに達したタイミングでパッシングします。MT車は2速でも3速でも構いません。とにかく車速40km/hまで加速させることが求められるので、走りやすいギヤ段にするのが良いでしょう。

スピードメータ上の速度表示は、実際の車速よりも大きめに出るものですから、私の場合は40km/hの表示をほんの少しだけ超えたタイミングでパッシングしていますが、これまでこの方法でいずれも問題なく通っています。次はヘッドライトの検査です。


<↓ヘッドライト(ロービーム)の検査中。測定器が自車の前を横断するので、ライトはON状態をキープ>


するとどうでしょう。
なぜか左側は測定できず、右側は○の結果に。
その場で再測定になってしまいました(>慌てない)。


<↓光軸などの測定器は、検査結果が確定するまでは自車の前を何度か往復するので、じっと待つのが吉>


測定器が2~3回、車両の左右方向に往復しましたが、結果は左右とも問題なし。

これは想像の域を出ませんが、恐らく、樹脂製ヘッドライトが経年劣化により曇ってきたことと関係あるかもしれません。次回以降のユーザー車検では、樹脂製ヘッドライトのクリア部分の曇り取りを事前メニューに入れておいた方が良さそうです。

次は排ガス測定です。
また車両を微速前進させて、所定の位置に駐めます。
駐めますが、排ガス測定なのでエンジンは停止させずにアイドリングキープです。

受審者(ユーザーである私自身)がクルマから降りてリヤに回り込み、プローブ(排ガス測定用のセンサー)をマフラー出口に挿入してしばらく待ちます。掲示板に「○」が表示されたら、記録用紙を記録機(検査結果の印字機)に通します。

暑さのためか、危うく私はこれまでの検査結果を印字させずに次工程(下廻り検査)にクルマを進めかけてしまったのですが、そこでハッと気がついて車両停止。クルマから降りて、記録用紙に無事に結果を印字させたのでした。危ない危ない・・・(もしも無記録のままライン流しを続行してしまったら、最終工程で再び検査ラインに並び直す必要が生じるところでした)。

次は下廻りの検査です。
地下ピットの上に車両を停止させます。


<↓掲示板の指示に従ってブレーキペダルを踏み込み、下廻りの検査を受ける。その間、車両は揺すられる>
 

ここでも異常なし。OK結果。
ユーザー車検の車両検査工程は、これで終わりとなります。
検査用紙を記録機に通して、すべての工程でOK結果であることを印字させます。


<↓実質的な検査はこれで終了。あとは検査結果を詰め所で確認いただき、新しい車検証の交付手続きへ>
 

<↓すべての検査項目も、1回のライン流しでOK終了。終わってみれば、いつもあっけなく感じられます>
 

■新しい車検証の交付の巻
こうして新車登録から11年が経過した5回目の車検も、ユーザー車検で無事に通すことができました。ユーザー車検窓口に戻り、書類を提出して新しい車検証が仕上がるまで待ちます。混んでいましたが、何とか午前中いっぱいで発行されました。

<↓11年が経過したBPレガシィに対する、新しい車検証とステッカーが無事に発行されました>


ここでのトピックとして、新しい車検証を交付する窓口の係員が、「○○モータースさん。このクルマ、走行距離が古い車検証に記載されていた数字よりも減っているのはなぜですか?」 とツッコミを受けている姿が見受けられたことです。

「メーターを交換したのですか?」 「いいえ。」 「それではなぜ、走行距離が減っている?」 「きっと前回の数字が間違っていたのでは?」 ・・・などと会話が続いていましたが、私は自分の車検証を受け取ってすぐに外に出たので、その顛末までは分かりませんが、「そういうことって、本当にあるのですね」。


<↓フロントウィンドウに、新しい有効期限表示ステッカーを貼る際の注意書き>


<↓2年前のステッカーと較べて、今回のステッカーは大きさが少しだけ大きくなりました>
 

しかし、ユーザー車検を通してみて毎回思うのですが、
  「これはあくまで車検。必要最低限の検査(のみ)にとどまっている。
  「将来の安全を保証するものではないため、日頃からの整備が重要!

そう、車検は 「その瞬間の車両状態を見る」 だけの、単なる定期的な確認ゲートでしかないのです。普段から 「正常な状態」 を把握していないと 「異常な状態」 に至る兆候を検知できません。2年毎の車検をブレークダウンしたものが、ユーザー本人による日々の始業点検に帰着されるのだと思いました。

私がずっとDIYでメンテしてきたBPレガシィは、今後は少しづつ長女の使う頻度が増えていくことでしょう。次の私の役割は、長女が自分でも普段からクルマの調子を把握して、少しずつ自力で車両点検ができるようになるよう、教え伝えていくことになるでしょう。

レガシィは私(父親)の分身ですから、万が一、私の身に何か生じた場合であっても、その分身(レガシィ=文字通り、遺産)を子供自身が理解していってほしいと思っています。
Posted at 2017/07/30 19:48:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ
2017年07月27日 イイね!

[BPレガシィ] 11年経過(登録後5回目)のユーザー車検について・前編

[BPレガシィ] 11年経過(登録後5回目)のユーザー車検について・前編初年度登録から丸11年が経過するBPレガシィ(2006年式 GT spec B、6速MT)について、5回目の車検もユーザー車検で通してきました。

ブレーキパッドなどの消耗品はDIYで交換し、サイドスリップ計測やスチーム洗浄など機械を必要とする作業はディーラーに依頼。その後、自動車検査登録事務所(陸運支局)でのライン流しを自分で行い、無事に合格しました。


■普段からのメンテナンスの巻
BPレガシィもいよいよ5回目(経年11年)の車検を迎える時期となりました。あらかじめ、ワイパーゴムやブレーキパッドなどの消耗品はDIYで交換済みです。

◎ワイパーゴム(エアロブレード)の交換 → こちら(2017年06月30日付けブログ)
◎前後ブレーキパッド(エンドレス)の交換 → こちら(2017年07月10日付けブログ)

さかのぼると、補機ベルト(Vリブドベルト)やフォグランプ(筐体)、ドライブシャフトブーツなども過去に交換しています。今回は、トラブルや特に気になる部分も無く、平和に車検を受審できそうです。

■ユーザー車検はネットで予約の巻
これまでと同様、今回のユーザー車検も 「多摩自動車検査登録事務所」 で受審します。継続検査ですので、あらかじめネットで検査日時の予約をしておきます。余談ですが、「検査登録事務所」 という呼称よりも、私にとってはついつい 「陸運支局」 という呼称の方がピンと来るのですが、正確には意味合いがちょっと異なるようです。

◎陸運支局とは → こちら(Wikipedia にリンク)
◎ユーザー車検の予約 → こちら(インターネット予約システム)

■ディーラーも活用の巻
ユーザー車検ですので、基本的にはユーザーが整備点検記録簿(メンテナンスノート)に記載された項目に沿って、点検整備を進めれば良いのですが、排ガス濃度(COやHC)、サイドスリップなど計測器を使わないと数値把握できない項目については、私はディーラーに依頼しています。

特に今回は、私のBPレガシィが対象になっているリコール(エアバッグの交換、2次エアポンプのリレー交換)措置についても、ちょうど実施可能なタイミングが重なったこともあり、車検前の上記点検と合わせて依頼しました(余裕を見て、ディーラーへの入庫期間を1週間弱としました)。

さてリコール対策については、作業手順が決まっている内容でしょうから、少々時間がかかるというだけで定形作業になると思います。しかしユーザー車検に向けての依頼作業については、ディーラーさんに対して 「やってほしいこと」 「やらないでほしいこと」 をしっかりと伝えておかなければ、トラブルの元になる懸念があります。

そこで、あらかじめ 「連絡票」 を作成し、「やってほしいこと」 「やらないでほしいこと」 を明文化した上で作業依頼しました。サービスフロント(ディーラーの受付)に印刷した用紙をお渡しすれば、フロントから担当メカニックさん宛てに 「連絡票」 が伝達されるハズですので、ユーザーにとって意図しない余計な費用が発生するリスクも避けることができます


<↓ディーラーさんに対しての依頼事項(兼、やらないでほしいこと)を説明した連絡票(※クリックで拡大)>


今回、アドオンでお願いしたことは 「下廻りのスチーム洗浄」 と 「エンジンオイルの交換」 です。今までレガシィのオイル交換はDIYでやってきましたが、「スバルカード」 の特典でエンジンオイルが無料(※工賃は通常は有料)になるため、使わずにムダになるくらいなら思い切って使おう! との判断で、純正 5W-30 をお願いしました。

ただし、私のレガシィには純正OP扱いの ワンタッチON-OFFバルブ付きドレンプラグ を適用しているため、「オイル交換の際に、コックをひねるだけで工賃が発生するでしょうか?」 と打診してみたところ、「無料にいたします」 とのありがたい回答をいただきました。

なお 「やらないでほしいこと」 の例は、ワイパーゴムやLLC(クーラント)の交換や、発煙筒の交換などです。特に発煙灯については、有効期限が切れている場合は、ディーラーさんに点検に出した時点で交換を促されます。実際には、ユーザー車検の現場(自動車検査登録事務所の検査ライン)で問われることはないのですが。


<↓とは言え、実際には有効期限内の発煙灯を1本と、LED非常信号灯(クルマ2台分)を事前に準備済み>
 

さて、有効期限・・・と言えば。
     ↓
私のBPレガシィには、(かつて乗っていたBGレガシィほどではないにせよ)非純正部品もあるため、個人的には 「モディファイ車」 というよりも 「改造車」 という認識を持って接するように心がけており、そのリスク管理の一環として車載用の消火器を常備しています。この消火器にも有効期限があります。


<↓助手席側 RECARO の脇に FIREMASTER を常備していますが、有効期限上、こちらもそろそろ更新が必要>
 

■ユーザー車検当日の巻
ユーザー車検はネットで予約してあるため、登録アドレス宛てに左下に示すような連絡メールが届きます。登録しても受審できない場合は、判明した時点で速やかなキャンセルが求められます(カラ予約の禁止)。

前回までのユーザー車検では、ヘッドライトのロービームに 「当て板(or 目張り)」 を施して受審していましたが、今回の光軸検査はロービームで実施するため、当て板(目張り) は不要です。さらに、継続審査用の用紙(3枚セット)は以前は有料でしたが、今回は無料で配布されていました。これらの点が、2年前と異なります。


<↓(左):登録アドレス宛てに、本予約を知らせるメールが着信  (右):普通乗用車の継続審査用紙セット>
 


ユーザー車検 「後編」 に続く。
(※後編では、今年の 「ライン流し」 の様子を中心に お伝えする予定です。)
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2017-07-30(Sun.) : 更新
[BPレガシィ] 11年経過(登録後5回目)のユーザー車検について・後編 をアップロードしました。
Posted at 2017/07/27 02:14:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ
2015年08月11日 イイね!

[ユーザー車検] 4回目の車検・10年目に向けたBPレガシィ(合格した後の措置)

[ユーザー車検] 4回目の車検・10年目に向けたBPレガシィ(合格した後の措置)BP型レガシィの4回目の車検(初年度登録から10年目)は、計画通りユーザー車検で通しました。
事前準備から当日の検査の様子などについて、備忘録として記す最終話(検査合格後の様子)です。


<ユーザー車検 関連ブログ>
◎前回(2年前)の総まとめは こちら → 準備から本番までの流れ
◎今回(4回目)の前編は こちら → 事前準備と書類編
◎今回(4回目)の後編は こちら → 検査ラインの様子


■検査ラインの最終工程
東京都の多摩自動車検査登録事務所の場合、「排ガス検査工程の後(検査ラインの途中)」 と 「下廻り検査(最終工程)終了後」 の2回、「自動車検査票」 に結果を印字させます。

<↓下廻りの検査工程終了後、「自動車検査票」 を印字機に通している様子。挿入する向きに注意する>
 

<↓検査結果が印字されたあとの 「自動車検査票」。各行程を経たことを示す記号が付加されている>


<↓サイスリはA、排ガスはχ、ブレーキはB、スピードメーターはS、ヘッドライトはH、下廻りはPと印字>


■詰め所で確認いただく
下廻り検査が終われば、NG結果が無い限り、すべての工程が終了したことになりますので、印字したあとの書類一式を小屋(工程内の係員の詰め所)に持って行きます。係員にチェックいただき問題なければ、車両を検査ラインの外に移動させて、別棟の 「検査標章の交付窓口(6番)」 に書類を提出します。

<↓すべての検査終了(合格)後の 「自動車検査票」>


<↓各項を確認したことを示す押印も押されています>


<↓書類チェックが済めば実働は済んだことになるので、車両を移動させて、あとは事務手続きのみ>
 

■新しい標章の交付
別棟の 「検査標章の交付窓口(6番)」 は、ユーザー車検の受付窓口(5番)のとなりにあります(@多摩自動車検査登録事務所の場合)。この日は特に混んでいることもなく、待ち時間もほとんどなく、新しい標章が交付されました。

<↓新しい車検証の左下に、前回から今回にかけての継続検査の情報が引継ぎ記載されている>
 

ひとつ前のブログ(→ 検査ラインの様子 )でも述べましたが、ユーザー車検の受付窓口にて

> 係員 : 「事前に点検整備をしていますか?」
> 私  : 「はい、実施しています。」
>        (と言って、あらかじめバインダーに挟んで用意しておいた、
>         スバルディーラー押印済みの点検整備記録簿を見せる。)
> 係員 : 「(受け取って目を通す)・・・ハイどうぞ。(といって点検記録簿を返却)」

という会話があったことをお伝えしていましたが、よく見ると新しい車検証にも

 [検査時の点検整備実施状況] 点検整備記録簿記載あり

と明記されていました。このほかにも、「[受検形態] 使用者」 などとありますので、継続検査での情報はしっかりと記載される(ようになったんだな・・・)と思いました。

<↓車検満了の年月を示すシール。2重構造に重ね貼りした状態で、フロントウィンドウの上端に貼る>
 

<↓古いシールを剥がして新しいシールを貼る。ウィンドウの汚れを拭き取り、ズレないように位置を確認>


<↓最後に、ヘッドライトの目隠しを取り外すことを忘れない>
 

ここまでやって、ホッと一息ついて、ひと安心です。

年式の割りには走行距離はまだ少なめ(5万km以下)ですが、今後は樹脂ゴム系など、製造から10年以上という経年で劣化することによる機能損失部品が増えることが十分に予測されます。普段から、普段のクルマの状況をつかんでおき、適切なタイミングで適切に整備(つまりは予防安全措置)を実施できるよう、私自身がレガシィとともに良い付き合いを続けていきたいと思います。

■余談
こうして4回目・10年目に向けた車検(ユーザー車検)を無事に終えたあと、自分へのご褒美として 「お昼ご飯として、贅沢に焼き肉でも食べに行くか~?」 と思って多摩自動車検査登録事務所を出ました。「事前整備を含め、炎天下で作業してきたので 体力も付けなきゃね・・・。」 などと思いながら。

確かに炎天下でしたが、レガシィでは私だけの一人乗り。
エアコンをつけずに窓を半開、サンルーフ全開で帰路につきます。

(このへんで、すでに根が貧乏性という一端?が出ていますが・・・。)

結局、焼き肉満々のつもりで入った昼食店は、フツーのファミレスでした。

<↓平日ランチ、税込みワンコイン500円のメニューに目移りしてしまい・・・焼き肉はキャンセル>
 

あぁ小市民。

ユーザー車検といい、燃費の良い(≒あまり食べずに働ける)私自身といい、なんてコストパフォーマンスが良いのでしょう。日替わり定食500円でお腹いっぱいになった私は、自宅へと戻ります。

<↓ファミレスの駐車場入口のカーブミラー(凸面鏡)に写し出される愛車レガシィを、デジカメで写す私>
 

カーブミラーの中のレガシィに向かって、「今後も自分でメンテナンスできる部分はDIYで点検整備して、自分でできない範囲はディーラーなどに依頼して、場面場面に応じて適切に、永く付き合っていくからな!またよろしくな、レガシィ!」 と改めて挨拶を交わしたのでした。


以上、私なりの視点でのユーザー車検記録を、複数回に渡って紹介させていただきました。
一連のブログが、皆さんにとって何らかの参考になれば幸いです。
Posted at 2015/08/11 11:37:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ

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調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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